陸王の視聴率を半沢直樹スタッフ作品と比較して予想!

2017年秋ドラマ「陸王」の開始が近づいてきましたが、陸王のスタッフは過去に高視聴率を叩き出したモンスタードラマ「半沢直樹」のスタッフで送られます。

池井戸潤の作品は毎回「半沢直樹」のスタッフにドラマ化されており、日曜劇場で毎回のように高視聴率を維持してきました。

過去の視聴率から、ドラマ「陸王」がどれほどの視聴率を叩き出すのか、予想してみました。

予想が当たらなかったら…笑ってあげてください!



半沢直樹スタッフとは何者?


冒頭でお話ししたとおり、ドラマ「陸王」は半沢直樹スタッフで送られるわけですが、そもそも誰のことを半沢直樹スタッフと呼んでいるのかというと…

演出家の福澤克雄、脚本家の八津弘幸、ドラマプロデューサーの伊與田英徳をはじめとするチームのことです。


福澤克雄(ふくざわかつお)は、通称「ジャイさん」で長身の元ラガーマン、「3年B組金八先生」「さとうきび畑の唄」「華麗なる一族」などの演出に携わってきました。

八津弘幸(やつひろゆき)は、漫画の原作やドラマの脚本を手掛けており、漫画は「ハンマーセッション!」、ドラマでは「刑事7人」の一部脚本を担当しています。

伊與田英徳(いよだひでのり)は、数々のドラマヒット作を世に送り出した名プロデューサーで、「ブラックジャックによろしく」「ヤンキー母校に帰る」などに携わっています。

半沢直樹スタッフ制作ドラマの視聴率

半沢直樹スタッフのドラマはどれも高視聴率を獲得しており、ドラマ「陸王」でも多くの人が視聴することが予測されます。

まず、半沢直樹スタッフのドラマがどれなのか、振り返ってみると…

福澤八津伊與田池井戸潤
半沢直樹演出脚本PD原作
ルーズヴェルト・ゲーム演出脚本PD原作
下町ロケット演出脚本PD原作
小さな巨人監修脚本協力PD×
陸王演出脚本PD原作

小さな巨人だけが原作に池井戸潤が携わっておらず、福澤克雄は監修、八津弘幸は脚本協力という形で送られています。

ちなみに「半沢直樹」は2013年、「ルーズヴェルト・ゲーム」は2014年、「下町ロケット」は2015年、「小さな巨人」は2017年の作品。

そして、各ドラマの視聴率を確認してみると…

半沢ルー下町巨人
1話19.414.116.113.7
2話21.811.817.813.0
3話22.913.718.611.7
4話27.613.817.113.5
5話29.016.020.213.9
6話29.014.817.813.5
7話30.014.517.912.1
8話32.914.120.413.6
9話35.917.618.213.7
10話42.222.316.4
平均28.714.518.513.6

ということで、ドラマ離れが浅い時代とはいえ「半沢直樹」がぶっ飛んで人気があったことがわかります。

「ルーズヴェルト・ゲーム」は「半沢直樹」の二番煎じとも言われ、比べて視聴率は半分ほどに落ちる結果となりつつも、同時期に放送されていた「花咲舞が黙ってない」の視聴率16.0%に続く人気ドラマとなりました。

「下町ロケット」は初回放送が最低の16.1%という視聴率から右肩上がりで伸びていきます。

「小さな巨人」は原作者や体制が異なり少し毛色の違った作品になるかと思いましたが、監修・福澤克雄で香川照之の目立つ役のおかげか、やっぱり「半沢直樹」っぽくなったようなイメージで、視聴率は「下町ロケット」ほど伸びない結果に終わってしまいました。(それでも、人気ドラマと言える数値)

結局のところ、平均的には「人気ドラマ」でありながらも、上がったり下がったりという結果です。


さてさて、以上を踏まえた上でドラマ「陸王」の視聴率がどこまで伸びるのか予想してみましょう。

ドラマ「陸王」の視聴率予想

結論からお話ししますと、ドラマ「陸王」の視聴率は「ルーズヴェルト・ゲーム以上、下町ロケット以下」に収まるのではないかと筆者は予想しています。

視聴率アップのポイント

  • 半沢直樹スタッフが担当する
  • 池井戸潤原作である
  • 香川照之がいない
  • 若い層向けの人気キャストが集結

「半沢直樹」でも印象深かった香川照之ですが、「ルーズヴェルト・ゲーム」「小さな巨人」にも出演していますが、同じように尖った演技で両ドラマを沸かせていました。

しかし、香川照之の存在が悪い意味で「あ、二番煎じか」と思わせていた原因のように思えます。(もちろん、日本を代表する素晴らしい役者ではありますが)

代わって、悪役のピエール瀧が「陸王」では良い演技を見せてくれるでしょう。
ドラマ「陸王」小原賢治役はピエール瀧!俳優の経歴と悪役営業部長の演技


また、若い層に人気の朝ドラブレイク俳優・竹内涼真、山﨑賢人がファンを引き込むことになるでしょう。

特に竹内涼真の出演ドラマは多くが高視聴率を引き込んでいる事実もあります。(もちろん、竹内涼真だけが要因ではないのですが)
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ちなみに、竹内涼真は「下町ロケット」にも出演しており、そこで共演した佐野岳と「陸王」ではライバル関係にある点も見どころです。
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加えて補足するなら、「陸王」にはヤスケンさんに代わりおぱんぽ音尾琢真が出演するため、北海道民及びTEAM NACSファンの方は見逃し厳禁です。
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視聴率ダウンのポイント

  • 悪しくも半沢直樹スタッフが担当する
  • やはり二番煎じになる?
  • ドラマ離れの加速・動画配信の存在

視聴率が伸びないとなると、そのポイントは「半沢系はもういいよ…」というところになるでしょう。

また、ドラマ離れ(というより、動画でみんな視聴してしまう)ということを考えてると、前年以上に視聴率は取れない時代になっている点も懸念されます。


以上の点をトータルで考えると、視聴率は「ルーズヴェルト・ゲーム以上、下町ロケット以下」に収まるかなーというのが筆者の予想です。

まとめ

ドラマ「陸王」の視聴率について、半沢直樹スタッフ作品を比較した上で予想をまとめました。

これだけ視聴率を調べておいて言うのもなんですが、「面白いドラマは視聴率では決まらない」ということは抑えた上で陸王も最大限に楽しみましょう。

当サイトでは、陸王の情報についてもまとめていきますので、ゆっくり楽しんでいっていただければ幸いです。

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2017年9月15日