ドラマ「陸王」でアトランティス社の営業部長・小原賢治役を演じるのはピエール瀧です。
ピエール瀧といえば、俳優だけでなくテクノバンド「電気グルーヴ」でも長く活躍し続けていますよね。(ドラマファンとしては「とと姉ちゃん」の宗吉さんのイメージが強いかも?)
ドラマ「陸王」に出演するピエール瀧の経歴や演技、そして演じるアトランティスの営業部長・小原賢治の役柄についてご紹介します。
ドラマ「陸王」小原賢治役はピエール瀧
ピエール瀧は1967年4月8日生まれで50歳のテクノミュージシャン兼俳優で、本名は瀧正則。
俳優としての活動が広がっていったのは、電気グルーヴが売れて2000年代後のことになります。
電気グルーヴとしての活動
ピエール瀧は「畳三郎」という芸名で電気グルーヴの前身バンドである「人生(1986〜1989年)」に所属。1989年「人生」解散後に芸名を「ピエール畳」に変えて石野卓球らと電気グルーヴとして活躍。
芸名でいろいろ遊んでいるうちに、現在の「ピエール瀧」に落ち着いています。
“電気グルーヴの名曲って何があるの?”
と聞かれると、やはり一番最初に出てくるのは「Shangri-La」でしょう。
夢で KISS KISS KISS KISS KISS KISS
何処へも何処までも引用元: Shangri-La 歌詞
どこかで耳にしたことのあるフレーズではないでしょうか?
ドラマ「逃げ恥」の主題歌を担当したアーティスト「チャラン・ポ・ランタン」もカバーしていたりします。
電気グルーヴの一般的な知名度は「Shangri-La」が最も大きいのですが、コミカルな曲が多くサブカル的な要素も強いのが特徴。
個人的にはライブでおなじみの「富士山」なんかがおすすめ。(1993年のアルバム「VITAMIN」に収録)
「フッジッサーン フッジッサーン!高いぞ高いぞフッジッサーン!」と叫んでいるだけなのにライブでは大盛り上がりなのであります。
2ch民大好き「/^o^\フッジッサーン」というAA(アスキーアート)の元ネタでもあるのが電気グルーヴの「富士山」なんですね。
また、ピエール瀧はガチャピンとムックでお馴染みだった番組「ポンキッキーズ」にレギュラー出演しています。
ポンキッキーズといえば斉藤和義や山下達郎、矢野顕子などスーパーアーティストが楽曲を提供していますが、電気グルーヴも「ポポ」という曲を提供しています。
「ポポ」はSL機関車が走る様を歌詞にして歌った曲ですが、聞いているだけで情景が浮かびワクワク感が伝わってくる曲なので、筆者としても一押しです。
オムニバスアルバム「PONKICKIES MELODY」にも収録されているので、ポンキッキーズ世代で懐かしくなったら聴いてみてください。(世代なら後悔しないと思います)
そんな電気グルーヴですが、2017年の現在でもフェスや有名アーティストとの共演(Perfumeなど)をして活躍し続けています。
俳優としての活躍
2000年以降、映画を中心に俳優としても活躍していきます。2013年の映画「凶悪」では山田孝之と共演し、元暴力団組長の死刑囚を演じて演技が大きく評価されます。
同年、映画「そして父になる」「くじけないで」などでも活躍して、第56回ブルーリボン賞助演男優賞を受賞。
ドラマでは日テレの「おじいさん先生」で初主演。
NHKでの出演も多く、大河ドラマでは「龍馬伝(2010年)」「軍師官兵衛(2014年)」に出演、連続テレビ小説では「とと姉ちゃん(2016年)」にて森田屋の大将・宗吉を演じたことで知名度を広げました。
NHK土曜ドラマ「64・ロクヨン(2015年)」にも主演をつとめており、近年ではテレビでピエール瀧を見ることが増えてきた印象です。
今回はTBSのドラマ「陸王」への出演となります。
ピエール瀧の演技力
ピエール瀧は、2000年以降の俳優活動にて、「いい人」から「悪い人」まで幅広い演技をこなしてきています。世間的な評価は…
【映画】 『凶悪』
— CHIKA#映画垢 (@Mach_keinen_Mis) 2017年9月18日
実際に起こった凶悪事件を基にした作品。上告してはいるが、死刑判決がほぼ確実な元暴力団員の告白から徐々に明るみになる凶悪犯罪。戦慄しかない。
登場人物一人一人の描写が丁寧だし、よく練られた人選だと思った。特筆すべきはピエール瀧とリリー・フランキーの狂気の演技。 pic.twitter.com/YHSkPfBRj9
ピエール瀧は演技はもちろんうまいと思うけど、声とか雰囲気とか、そういう持って生まれたものが良いというか何というか、ああいう感じの人がそもそもあんまりいないと思う
— あんじゅ (@tkmyaj) 2017年9月5日
ピエール瀧のヤクザ演技怖いわ
— 吉田 (@goldyoshidaxp) 2017年8月22日
演技については、かなり高い評価を受けていますね。
特に、映画「凶悪」ではリリー・フランキーとともに演技が大きく評価されています。
個人的にも「凶悪」は中でもピエール瀧が目立って活躍していたと感じています。
ドラマ「陸王」でも富士山級に高い演技力を見せてくれることを期待したいですね。(フッジッサーン
ドラマ「陸王」アトランティス営業部長・小原賢治の役柄は?
本日、 発表になったばかりの小原役ピエール瀧さん、そして奥にいるのは村野役の市川右團次さんです。
— TBS「陸王」9/23ブランチ三者対談 (@rikuou_tbs) 2017年9月17日
演技派で素晴らしいキャスト皆様です😄#陸王 #ピエール瀧 #市川右團次 #竹内涼真 #池井戸潤 pic.twitter.com/QRWWh5c9yN
ドラマ「陸王」でピエール瀧はアトランティス営業部長・小原賢治を演じます。
原作での小原は、「陸王で最大の敵」と言っても過言ではないでしょう。
小原は部下のシューフィッター・佐山(小藪千豊)に指示を出して、アトランティス社のランニングシューズ「RⅡ」を茂木(竹内涼真)に履いてもらうように手をまわします。
茂木はこはぜ屋のランニングシューズ「陸王」と「RⅡ」のどちらかを選択することになるのですが、小原の汚い手口で佐山とともにこはぜ屋を潰しにかかってきます。
宮沢(役所広司)と村野(市川右團次)にとって、最悪の敵となります。
演じるのが今まで悪役も演じてこれたピエール瀧となれば安心、視聴者はきっと小原を嫌いになるでしょう(笑)
小藪演じる佐山がどう動かされるのかも楽しみですね。
まとめ
ドラマ「陸王」に出演するピエール瀧の経歴や演技、そしてアトランティス社の小原賢治の役柄についてご紹介しました。陸王はキャスティングが絶妙だとつくづく感じられます。
当サイトでは他のキャストについてもしっかりまとめていますので、合わせてご覧になってみてはいかがでしょうか。