『竜の道 二つの顔の復讐者』の霧島まゆみ(松本まりか)は、竜一(玉木宏)と竜二(高橋一生)にとって復讐相手・霧島(遠藤憲一)の娘。
竜二は、霧島急便をぶっ潰すためにまゆみに近づきますが、まゆみの本性は予期せぬもので……?
当記事では、『竜の道』の霧島まゆみについて原作ネタバレして、原作のまゆみとドラマのまゆみの違い、ドラマのまゆみの結末予想についてまとめています。
もくじ
「竜の道」まゆみ(松本まりか)とは?
本日のサンケイスポーツより、毎週土曜日掲載のインタビュー企画「ヒューマン」。今週はフジテレビ系連続ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」で社長令嬢を熱演する女優、松本まりかさんが登場です。#松本まりか#竜の道 @marika_2000 pic.twitter.com/ZJ6cjX0OHk
— サンケイスポーツ(サンスポ)公式アカウント (@sankeisports) April 25, 2020
霧島まゆみは、竜一(玉木宏)と竜二(高橋一生)の復讐相手・霧島源平(遠藤憲一)の娘。
社長令嬢として裕福な家庭で育ち、フードコーディネーターとして注目されることで承認欲求を満たしつつ、派手な私生活を送り、周囲に対して尊大な態度を取るワガママな女性。
父である源平を軽蔑していて、芙有子(斉藤由貴)にもそっけない。
食事でまずいものが出ると「さげて」と突き放す傲慢さ。
竜二は源平への復讐のためにまゆみに接近していくが、その結果まゆみの思わぬ本性があらわになっていく。
松本まりかのコメント
松本まりかさんは、まゆみを演じるにあたって以下のコメントをしています。
超強気な社長令嬢にして相当な悪女。ほぼ確実にそう映るでしょう。言葉も態度も超ド級ですから。私はこのまゆみという女性を完遂したい。こんなにも大きな宝と興奮をもたらしてくれたこの悪女の本性に、皆さまの心がザワッとしてくだされば本望です
松本まりかさんは『ホリデイ・ラブ』の悪女・里奈役でブレイク。
松本さんの悪女役は楽しみでしかないです。
私が演じるまゆみは、高橋一生さん演じる竜二と深く深く絡んでいく役です。竜二と出逢ったことで運命が動き出し、彼からたくさんの影響を受け、まゆみが一体どんな風になっていくのか。竜二に出逢うまで気付かなかったことを、彼は与えてしまう。その関係性は、とても緻密で繊細で、何よりも非常に強い“やりとり”となっていくと思います
松本まりかさんが得意とする“狂気をはらんだ演技”が存分に楽しめそうです。
まゆみを演じる女優は松本まりか
まゆみを演じる松本まりかさんのプロフィールと簡単な経歴をご紹介します。
名前 | 松本まりか |
---|---|
生年月日 | 1984年9月12日 |
年齢 | 35歳 |
出身地 | 東京都中野区 |
事務所 | A-team |
松本まりかさんは、2000年のドラマ『六番目の小夜子』で女優デビュー。
このとき松本さんは16歳でした。
同年から2001年まで雑誌『ピチレモン』(学研)のレギュラーモデルを務めます。
この表紙、松本まりかちゃんともう1人誰だかわかる人、教えてくださーい!!
— あおい竜希 (@mousepeace1128) November 9, 2018
若くて、分かるような・・分からないような・・・#松本まりか #ピチレモン #2000年 #誰が写ってますか pic.twitter.com/hzwnd78RPq
現在の面影はありますが、まだまだ幼い印象ですね。
その後、およそ18年間売れない人生を過ごします。
顔も声も可愛い松本さんがなぜ売れなかったのか不思議ですが……。
2018年のドラマ『ホリデイラブ』の悪女・里奈役で大ブレイク。
💐松本まりかさんオールアップ💐
— 【公式】ホリデイラブ💔2018年1月期 (@holiday__love) March 16, 2018
純平のみならず登場人物全員をそして視聴者のみなさんを全力で掻き乱す力はお見事でした👏
あざと可愛いから執念深さ故のホラーまで、強烈なキャラクター・里奈を生きて下さった松本さん😌
ありがとうございました‼️#ホリデイラブ pic.twitter.com/0rjkmLuKZC
全ての視聴者が、松本まりかさんの可愛さに釘付けになり、その強烈な演技から目が離せなくなりました。
その結果、2019年に女優人生19年目で初めての賞となる「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019・ニューウェーブアワード女優部門」を受賞。
この後の松本さんは、様々なドラマに引っ張りだこ状態に。
2018年10月期のドラマ『ブラックスキャンダル』では、整形前の藤崎沙羅役を熱演。
純矢と紗羅、こんなにも幸せそうなステキな2人だったのに…。
— ytvドラマ【公式】 (@ytvdrama) October 16, 2018
ねつ造されたゴシップで切り裂かれてしまうなんて。。
芸能界のタブーに切り込む #ブラックスキャンダル 、第3話はアイドル界の闇を曝露!?#毎週木曜よる11時59分 #安藤政信#松本まりか pic.twitter.com/MnBuRRx7IQ
安藤政信さんとの濃厚過ぎるキスシーンも、話題になりましたよね~。
2019年10月期のドラマ『シャーロック』では、赤羽汀子役を熱演。
\📣出演情報‼️/
— 【公式】月9『シャーロック』(フジテレビ)10月スタート! (@SHERLOCKcx) September 25, 2019
「ハードルがとても高く、挑戦しがいのある役です」
初回のゲスト、悲劇のヒロイン役に #松本まりか さんが決定🥳#中尾明慶 さん演じる赤羽の妻・汀子役。愛すべき夫を失った汀子の悲しみと葛藤を、松本さんがどのように表現するのか迫真の演技にご期待頂きたいです✨#シャーロック pic.twitter.com/kH7egkW9hN
一見従順な妻を装っているけど、中身はとんでもない悪女でした。
『ホリデイ・ラブ』のブレイクから演じる役柄は圧倒的に悪女が多く、悪女役を演じさせたら右に出る者がいない女優さんになりましたね。
「竜の道」まゆみを原作ネタバレ
「竜の道」のまゆみについて、原作小説(「竜の道 飛翔編」「竜の道 昇竜編」)からネタバレします。霧島の唯一の弱点?
竜一(玉木宏)と竜二(高橋一生)は、ワンマン社長で知られる霧島(遠藤憲一)に一つだけ泣きどころがあることが判明。
それは長年子宝に恵まれなかった霧島が、愛人の芸者に産ませた娘・まゆみ(松本まりか)の存在。
竜一は、自分の分身である竜二をまゆみと結婚させることを思いつく。
竜二は女たちが群がるほどの端正な顔をしていて、いずれは二階堂急便の管轄官庁である運輸省の出世階段を上りつめていく。
二階堂にとって竜二は、娘の結婚相手としてこれ以上ない眩しい存在にうつるはず。
竜一はまゆみの現恋人を殺し、竜二にまゆみを誘惑するように命令。
竜二がまゆみを誘惑
まゆみは恋人を失って以来、大学のテニスサークルだけでは飽き足らず、目黒にある会員制テニスクラブにも所属。
すぐに竜二もそのクラブの会員となる。
近づいた竜二にまゆみは最初こそ警戒心を持つが、竜二が運輸省のキャリアだと知ると次第に心を開いた。
やがてまゆみは竜二にのぼせあがり、父親に会って欲しいとまで言ってきた。
しかし竜二は、のらりくらりとまゆみと付き合う。
竜一が「まゆみは人質みたいなもんだ。作戦が決まるまではつかず離れず付き合え」と言ったから。
まゆみは竜二に災いをもたらす女
まゆみはますます竜二に入れ込むが、竜二は復讐相手の娘を弄ぶことに快感を覚えても、まゆみのことは全く好きになれなかった。
まゆみは外見は美しかったが、世間知らずのネンネで退屈な女性だったから。
そして竜二には、人知れず好きな女性がいた。
それは、竜二にとって妹のような存在の吉江美佐(松本穂香)。
美佐は不思議な予知能力を持ち、竜二に「最近知り合った女性、そのひととだけは距離を置け、竜二に災いをもたらす女性だ」と忠告してきた。
最近知り合った女性=まゆみで間違いない。
まゆみがしつこくなる
竜二から「当分結婚するつもりはない」と言われたまゆみは、知人がやっていた代官山のブティックを買い取ってオーナーに収まった。
しかしまゆみに経営の才能などあるはずもなく、赤字続き(資金は全て源平が出す)。
付き合い始めてすぐに、まゆみは自分がキリシマ急便の霧島源平の娘であることを打ち明けた。
竜二は、自分が運輸省のキャリアであることを理由に、霧島に2人の交際について喋ってはならないと釘を刺す。
最初こそまゆみは竜二に従うが、26歳になって父親の霧島から結婚についてうるさく言われるようになると、焦りを見せ始める。
源平に竜二の職業までは明かさなかったが、「好きな人がいる」と言ってしまったのだ。
さらに休日の朝早くから泣きながら「父と会って」と竜二に電話をかけてきたり、竜二の職場に用もないのに電話をかけることも。
現在のまゆみは竜二との結婚しか頭にないようだが、それも無理はない。
竜二はまゆみと最近はほとんど会うことをせず、蛇の生殺し状態にしていたから。
竜二は、まゆみを弄ぶことに罪悪感を感じるようになっていた。
その理由は、美佐への愛がより深くなったからだ。
竜二は、いつかまゆみが爆発するのではないか?と恐れるようになる。
竜二がまゆみにプロポーズ
遂に竜一は竜二に「そろそろまゆみと結婚しろ」と命令。
キリシマ急便を手中に収めるには、まゆみと結婚するのが最善策と考えてのことだ。
竜二は、全く気乗りはしなかったが、復讐のためにまゆみにプロポーズ。
まゆみはそんな竜二の内心にも気づかず、泣いて大喜び。
竜二の本心
竜二は、まゆみと結婚しても、そのことを美佐には伏せておくつもりだった。
竜二に嫌われたくないまゆみは、竜二に女の影があっても黙っているはず。
つまり竜二は、美佐とは今まで通りの兄妹としての仲のいい関係を続行しようと考えていた。
そして復讐が終わったらまゆみなんかポイッと捨てて、美佐と一緒になろうと思っていた。
霧島源平が竜二を気に入る
霧島が、まゆみの結婚相手に望む条件はただ一つ・キリシマ急便を継ぐこと。
竜二は「俺には金も地位もある、キリシマ急便には行ってやるんだって親父さんに言っとけ」とまゆみに言い放つ。
まゆみは、何を言われても、竜二と結婚するためなら何でもやるといった感じ。
そして竜二と霧島が会う日がやってきた。
霧島は、竜二が東大出の運輸省の自動車局の課長補佐と知って、最初から超低姿勢。
竜二は、霧島急便の内情を詳しく言い当てて、自分が立て直すと宣言。
自信家の男が好きな霧島は、竜二を気に入って「竜二くんなら、安心して会社を任せられる。是非ともまゆみを結婚してやってくれ」と頼んだ。
原作小説はここで終わっていますが(未完)、この後竜二がまゆみと結婚するのは間違いないと思われます。
「竜の道」まゆみの原作とドラマの違い
まゆみは、原作とドラマでキャラクターが全然違います。・霧島の愛人の娘で一人っ子。
・竜二に入れ込んでしつこくなり、狂気じみた行為もするが、悪女ではない。
・父親である霧島に反抗的ではない。
ドラマのまゆみ
・霧島の正妻の娘で弟がいる。
・そもそもワガママな性格の悪女。
・父親の霧島だけでなく、母親の芙有子にも反抗的な態度。
原作では竜二に弄ばれてもひたすら竜二に従って結婚を待ち望んでいたまゆみが、ドラマではどんな態度に出るのでしょうか?
まゆみが霧島を軽蔑する気持ちは、竜一と竜二の復讐にプラスに働く気がしますが……。
ドラマ「竜の道」のまゆみの結末を予想
今日のインスタライブも神回すぎて2時間釘付けでした#竜の道#松本まりか#インスタライブ pic.twitter.com/niDUuHZkai
— タコス★TV垢 (@pan403_2000) March 31, 2020
原作で注目すべき点は、美佐(松本穂香)が「最近知り合った女性、そのひととだけは距離を置け、竜二に災いをもたらす女性だ」と予言していること。
ドラマでも、この美佐の言葉通りの展開が訪れると思います。
つまり、まゆみが竜二に災いをもたらすことは間違いありません。
父親である霧島を軽蔑するまゆみが双子の復讐を邪魔するとは思えないので、やはり美佐との三角関係で泥沼に陥るのではないでしょうか?
まとめ
「竜の道」のまゆみについて原作ネタバレして、原作のまゆみとドラマのまゆみの違い、ドラマのまゆみの結末予想についてまとめました。松本まりかさんのまゆみ役はとても楽しみです。