『スカーレット』第3週からは、【大阪遍】がスタート。
ヒロイン・喜美子(戸田恵梨香)が、常治(北村一輝)の命令で大阪の荒木荘に出稼ぎに行くのです。
そこで出会ったのが、絵に描いたような爽やか青年で医学生・酒田圭介(溝端淳平)。
喜美子の初恋の相手となる人です。
今回は『スカーレット』第3週から出演する酒田圭介について
についてまとめています。
もくじ
『スカーレット』酒田圭介役の俳優・溝端淳平とは?
本名 | 溝端淳平 |
---|---|
生年月日 | 1989年6月14日 |
年令 | 30歳 |
身長 | 175㎝ |
血液型 | A型 |
出身地 | 和歌山県 |
事務所 | エヴァーグリーン・エンタテイメント |
趣味、特技 | ソフトテニスと和太鼓、サッカー |
溝端淳平さんは、意外にも朝の連続テレビ小説初出演。
筆者の中では、ドラマ『BOSS』の花形一平役がいまだに印象的なファニーフェイスの俳優さんですが、実は演技力もずば抜けています。
戸田恵梨香さんとの共演は、この『BOSS』以来となります。
2006年の「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリ及びボルテージ賞を受賞して芸能界入り。
歴代受賞者の中では最多となる40社の芸能事務所から所属の勧誘を受けたというから、スゴイ!
2008年の『ハチワンダイバー』でドラマ初主演を果たします。
同年の映画初出演作品となる『DIVE!!』では、林遣都さん、池松壮亮さんとともに主演を務めます。
2010年公開の映画『赤い糸』で、第33回日本アカデミー賞優秀新人賞を受賞。
トントン拍子で活躍していきますが、2014年に声帯ポリープの切除手術を受けて一時静養。
2015年に蜷川幸雄さん演出による舞台『ヴェローナの二紳士』に主演。
溝端さんにとって蜷川さんとの出会いは大きな意味を持ち、お芝居の難しさや大変さを学んだとのこと。
2016年にはBS時代劇『立花登青春手控え』で時代劇初主演を務め、イケメン俳優から大人の実力派に見事な成長を遂げます。
2019年の大人の土ドラ『仮面同窓会』では、幼少期のトラウマに苦しむ主人公を怪演。
8年ぶりの民放ドラマ主演となりましたが、8年前とは違って「難解なものに挑戦したい」というハイレベルな意識でのぞんだとのこと。
爽やかな笑顔が魅力の溝端淳平さんは、CMにも多数出演しています。
以下は、2016年8月~の「ワコール」の「BAR」編。
女上司にドキドキしながら告白する溝端さんに胸キュンです。
「プロミス」のCMの長男・太郎役は、その個性的な髪型とキャラクターで大人気。
父も母も、妹までおもしろ一家なんですよね~(笑)。
その他の溝端さんのCM出演作品をまとめます(一部抜粋)。
・ソニー・ミュージックエンタテインメント「Eve 〜Song for Sweet Memories〜」(2008年3月 – )
・ライトオン(2008年)
・江崎グリコ「ポッキー」(2009年)
・明星食品「一平ちゃん」(2009年)
・ブルボン「プチシリーズ」(2009年)
・大王製紙・エリスウルトラガード(2011年10月)
・ロート製薬「アクネス」(2012年3月)
・GREE「モンスタープラネット」(2012年6月)
・MEN’S TBC
・トヨタ自動車 ハリアー(2014年6月)
・武田薬品工業「ベンザブロック」(2014年9月)
・コーセー(2017年8月 – )
・サダマツ「フェスタリアビジュソフィア」(2017年11月)
『スカーレット』溝端淳平演じる酒田圭介とは?
酒田圭介は、喜美子が働く「荒木荘」に住む医学生。
「荒木荘」の中ではいちばん年下だが、冷静でしっかり者。
育ちがよく、真面目な性格。
勉強一筋で、恋愛には疎くて純朴。
下働きとして頑張る喜美子に、とても優しい。
喜美子には兄のような存在だったが、ひょんなことから思いがけず恋のお相手に?
《溝端淳平のコメント》
圭介は勉強しかしてこなったので恋愛には疎い。
冷静なはずの圭介が恋に落ち、人が変わってしまうところは見どころです。
恋でここまで変わってしまう人物を演じるのは初めてかもしれません。
お嬢様タイプのあき子と、雑草のような喜美ちゃんに挟まれた圭介を演じていて、「男ってばかだなぁ」と思いましたね。
引用元:NHKドラマガイド
現在30歳の溝端さんが医学生・圭介を演じる上で気を付けているのは「清涼感」。
ヒロインの初恋の相手ですから、当然ですよね。
『スカーレット』喜美子と圭介の恋の結末をネタバレ
喜美子と圭介の恋の結末をネタバレしていきます。第3週:喜美子と圭介の出会い
第3週では、15歳になった喜美子(戸田恵梨香)が大阪の荒木荘で女中として働くことに。
初めての自分だけの部屋に大喜びの喜美子の前に、見たこともないほどハンサムな青年(溝端淳平)が現れた。
喜美子は、顔を赤らめた。
喜美子:「あわわ、こっちゃにお住まいですか?」
青年:「ああ、ちょうど1年になるかな」
喜美子は、同じ部屋に住む人かと勘違いして「川原喜美子いいます。あ、この辺使わせてもらいます」と、トンチンカンな挨拶。
青年は「可愛いこと言うてるなァ。僕と同じ部屋で暮らすと思うたん?僕はここに住んでるけど、部屋は2階や。酒田圭介いいます」と笑いながら自己紹介。
第4週:圭介の恋
喜美子が荒木荘に来て2年半が経過。
圭介は小児科に進むか、外科に進むかを悩みながら、残りの学生生活を送っていた。
喜美子が作るおはぎが大好物で、何個も食べるほどになる。
そんなある日、喜美子は、荒木荘の前を最近よく通りかかる強面の男のことで悩んでいた。
ゴンという名前の犬を連れているのだが、糞の始末をしない。
話を聞いた圭介は「任しとけ。俺からピシャッと言うたる!」と意気込んだ。
ところが、圭介が荒木荘の前で待ち構えていると、若い女性がゴンを連れて通りかかって、圭介に会釈した。
長い髪にすらりとした体、愛くるしい瞳の綺麗な顔立ち、どことなく品もある。
圭介は笑顔で会釈を返して、ポウッとなった。
この日を境に、すっかり元気がなくなる圭介。
圭介:「多分、恋やと思うわ」
喜美子:「ウチ、協力しましょうか?」
そう申し出た喜美子の胸が、なぜかチクチク痛んだ。
第5週:圭介の恋が成就
荒木荘を上げて、圭介の恋を応援することになった。
喜美子の調査で、女性の名前は泉田あき子(佐津川愛実)とわかる。
また、あき子の父・庄一郎は、経営していた会社を息子に譲り、悠々自適の生活をしているという。
喜美子は、仲介役を申し出て、喫茶「さえずり」で強面の庄一郎と対面。
圭介をあき子に会わせてほしいと直談判したが、聞き入れてもらえない。
そんな喜美子に、雄一郎が「効果てきめんの5文字」を耳打ち。
喜美子は、店を出た庄一郎を追いかけて、教えられたままを伝える。
「い・が・く・せ・い!」
なんと、その日の夕方、あき子が荒木荘に圭介を訪ねて来た。
圭介は驚くが、食堂へやってきたあき子は丁寧に「はじめまして」と挨拶。
それから、2人は話が弾んでいい雰囲気に。
喜美子は、圭介の大好物のおはぎをあき子にも勧めるが、あき子は「あんこが嫌いなんです。見るのも嫌」と断る。
すると、圭介までが「せっかく作ってくれるから仕方なく食べるだけで、そんな好きってわけじゃ……」と言い出した。
圭介の調子のよさに喜美子はびっくりし、少しだけ抗議の視線を送る。
荒木荘に珈琲がないと知ったあき子は、圭介をハンバーグの美味しい洋食屋へ誘う。
圭介:「ハンバーグ?そんなハイカラなもん」
あき子:「行きましょうよ、お連れしたいわ。そのあと、ダンスホールにも行きましょ!」
あっけないほど話が進んで、2人は出かけた。
喜美子は、しんと静まり返った荒木荘で寂しくなる。
ちや子と雄太郎が帰って来た。
喜美子は、今日あった出来事の一部始終を話す。
雄太郎:「やっぱりなあ。ご文字の威力や。い・が・く・せ・い。
女はやっぱりそういうのに弱いねん」
ちや子:「そっか。こ・う・む・い・ん!」
雄太郎とちや子は「圭ちゃんにも多少の色恋も必要や」と笑ったが、喜美子は、流し台の前に立ったまま、心ここにあらずで考え込んだ。
第5週:喜美子の初恋
夜遅く、上機嫌で圭介が帰宅。
「何もかもキミちゃんのおかげや~。おお、可愛い妹よォ~。お休みィ~」
圭介は喜美子をぎゅっと抱きしめて二回へ上がって行ったが、喜美子はまた胸がチクりとした。
そこへ、さだ、ちや子、雄太郎がやってきた。
3人とも、喜美子のことを心配してやってきたのだ。
喜美子:「皆さん、ウチのこと」
ちや子:「そりゃ、心配するわ。キミちゃん、自分の気持ち気付いてる?
ほんまにわからんの?」
喜美子:「あき子さん、おはぎ嫌いゆうた。お茶じゃなくて珈琲ないのんってゆうた。
……草間流で投げ飛ばしたるう思いました。
さっきも圭介さんが浮かれた様子で帰ってきはったんで、何、浮かれてんねん!このポンコツって!」
さだ:「やっぱり……恋やな」
喜美子:「今までにない気持ちで、哀しくもなります。寂しい気持ちにもなって、気持ちが忙しい。
恋ちゅうのはなんやろ。おもろいなァ」
3人はそれぞれ自分の恋バナを話したが、その後黙りこくった。
喜美子は、人を恋するという感情を始めて知ったのだ。
喜美子は「でも、圭介さんの喜んだ顔見たら、うちも嬉しかった!」と晴れやかな笑顔を見せた。
あき子は、ゴンの散歩と称して、頻繁に荒木荘の前を通るようになった。
喜美子に会うと、「こんにちは。今週も圭介さんと会うんよ」とわざわざ知らせてくれる。
喜美子が「はい、聞いてます」と返事すると、あき子は「圭介くん、なんで一々あなたにゆうんやろ」と顔を曇らせる。
喜美子が「ごはんもこともありますよって。お昼いらんって言われました」と返事すると、あき子は「あァ!女中やものねえ」とパッと明るい顔に。
喜美子は、あき子のイヤミも意に介さない。
実は、あき子のおかげで圭介との距離が近くなっていた。
無邪気にデートの相談をしてくる圭介のことを、可愛いとさえ思っていた。
第5週:初恋が終わる
その後、圭介は荒木荘を出て、学校の寮に移ると言い出した。
原因は、あき子だった。
少し前、圭介が喜美子のデートの服を選んでもらっていると知ったあき子は「女中なんかに選んでもろてる。親しすぎる、頼りすぎやわ」と声を上げた。
圭介が「女中、女中言わんといてくれ!キミちゃんは妹のようなもんや」と言い返すと、あき子は「ごめんなさい」と涙を溜めた。
あき子は、喜美子にヤキモチを焼いていたのだ。
圭介:「あき子がここを出て欲しいゆうから、出ることにした」
あき子……。喜美子はせつなさを隠して、無理やり笑顔を作った。
喜美子:「なんや、うち、圭介さんが荒木荘を嫌になったんかと思うてびっくりした」
圭介:「嫌になるわけないやん。それに、キミちゃんのことは妹みたいに大事に思うてる」
喜美子:「ありかとうございます!うちも圭介さん、大好きや!」
喜美子は、圭介と初めて出会った日のことを思い出す。
同室の住人と勘違いした喜美子に、圭介は「僕と、ここで暮らすと思うたん?可愛いなァ」と言ったのだ。
このときから、ほのかに圭介が心に住みついていたのかもしれなかった。
その一週間後、圭介は皆に見送られて引っ越して行った。
喜美子は、心を込めて作ったおはぎを、竹の皮に包んで圭介に渡した。
こうして、喜美子の初恋は終わった。
まとめ
『スカーレット』圭介(溝端淳平)と喜美子(戸田恵梨香)の恋の結末についてネタバレしました。圭介の鈍感さにイライラしてしまいそうです。