『先生を消す方程式。』最終回のネタバレと感想!フライングドラマに登場したのは3人の誰?

『先生を消す方程式。』の最終回(第8話)のネタバレと感想!

義経VS頼朝の戦いの結末とは?

最終回後を描くフライングドラマで、教室の扉に映った人影の正体とは?

3人死亡説は真実だったのか?

当ページでは、『先生を消す方程式。』最終回のネタバレと感想についてまとめています。

  • 『先生を消す方程式。』1話~最終話はABEMAプレミアムで配信中
  • フライングドラマ『頼田朝日の方程式。』も視聴することが出来ます



『先生を消す方程式。』最終回のネタバレ

『先生を消す方程式。』最終回をネタバレしていきます。

10年前の真実


義澤経男(田中圭)、藤原刀矢(高橋文哉)、長井弓(久保田紗友)、大木薙(森田想)、剣力(高橋侃)がいる教室に、

頼田朝日(山田裕貴)が「ゲストの登場で~す」と車いす前野静(松本まりか)を連れてきた。


朝日は、自分に逆らえば、すぐにでも静の人工呼吸器を外すと義澤をけん制。

そして、10年前に担任教師で初恋人だった静を、なぜ階段から突き落としたかを語る。


10年前

いじめの主犯・平岡から「静を殺せ」と命令された朝日は、静を殺すために後をつけた。

しかしやはり大好きな静を殺すことはできないと思いとどまった瞬間、静が振り向いて、その驚きで押してしまったのだった。


すぐに救急車を呼ばなかった理由は、自分が犯人だと思われたくなかったから。

朝日は、自分が静を殺した痕跡を消すため、自ら頭を打ちつけて大けがをした(これが現在の「うずく~」の傷)。


その後、朝日と平岡の立場は大逆転。

朝日は、現在のサイコパス・朝日となった。


朝日の方程式


ここで朝日が、方程式を書く。
勇気-正気=恐怖
朝日「人に恐怖を与えるときに必要なのが「暴力」と「権力」だが、それだけではダメなんだよね。

自分の中になる「勇気」から「正気」を抜く行動をすることが大事なんだよね


朝日「だってさ~、大好きな先生を階段から突き落とすなんて正気じゃないよね?」


朝日「人ができないことをする奴が、人に恐怖を与えられるって気が付いたんだよ」


朝日「静先生のおかげだよ~。ありがとう~」


朝日「義経く~ん、君を土に埋めた日に静先生にキスさせてもらいましたあ」


義経「お前を・・・殺したい

(しかし朝日が静の生命維持装置を握っている以上、手を出せない)


義澤の方程式


朝日は、非情にも、義経に土下座を要求。

4Cは「自分たちが代わりに土下座するから」と言うが、朝日は「君たちの土下座の価値は0円」と笑う。


遂に義経は、土下座。

朝日は「義経先生の土下座、0円」と笑って、義澤を蹴りまくる。


ここで義澤が、渾身の力で最後の授業。
人生=愛すること×地獄
義澤「人を好きになることと、愛することは、似ているようで違う。

人を愛した時、人生の色が増える。

人を愛することは、とてつもなく素敵なことだ


義澤「そう思っていた。

しかし人生にはまさかのことが起こって、その愛を受け取ってもらえなくなることもある。

自分が愛しているのに、その愛を向けられないのは、地獄だ


朝日「それなら僕は愛を知らずに行きたいなああ」

義澤「愛を知った人間は臆病になれる。だから人に優しくなれる

静がこうなってから、私は全力で生徒たちと向き合った。

その生徒を傷つけてでも、自分自身が立っている場所を気づかせてあげたいと。

そう思うようになった。

静が教えてくれたんだ。

目の前にも、愛すべき人がもっともっといるってことに。

今の私だからこそ、心から強くそう思う。

私は君たちに会えてしあわせだ。恨んでない。

愛してる。


刀矢が義澤を刺す?


朝日は義澤を刺せと、刀矢にナイフを渡す。

「お前が刺さなきゃ、静を殺す」


追い詰められた刀矢は、ナイフを持って突進!

しかし刀矢が刺したのは・・・朝日!

防弾チョッキを着ていて無事な朝日は、刀矢をボコボコに殴った。


その様子を見ていた義澤は、静の生命維持装置を引っこ抜いた。

「さよならだ、静。静はこうすることを望むはず」

「静、お疲れ様でした」


朝日「なにしてんだよ~」


静という足かせがなくなった義澤は、朝日を殴る。

朝日は「やだ~」と情けない声をあげて逃げて屋上へ。

4Cたちも後を追った。


義経VS頼朝、最終決戦


屋上

朝日を追い詰めた義澤は静かに語る。

安心しろ、俺はお前を殺さない。

人生でいちばん辛いのは孤独だ。

俺はお前に全力で孤独を与える。

お前は孤独が嫌なはずだ。いじめられて無視されて、死ぬほど嫌だった孤独。

だけどお前が警察に行って罪を償わないならば、俺たちは正義をもって全力でお前をいじめる。

罪を犯して反省する気のない者に、俺はそうしてもいいと思っている。

お前が何をしたのか世に広めてネットに拡散して、孤独に生きるしかないように追い込む。

これは、生徒から先生へ、生徒からお前への教育だ。

生徒から教育される先生もいる!

お前がそうだ。

孤独に苦しめ!

それは地獄だ。


朝日は、泣きながら義澤にすがりつく。

朝日「やだ~やだ~。一人にしないで。ごめんなさい、ごめんなさい」

義澤「どうしたらいいかわかるよな、頼田朝日」

朝日「警察に行き、自分の犯した罪をい償います」

朝日「あれ~心臓、動いてない」


朝日はナイフを振り上げて、「このゾンビが!」と義澤を殺そうとする。

義澤が殴り飛ばす。


朝日がナイフを上げて「お前を消す」と言った次の瞬間、雷が朝日に落ちた。

感電した朝日が死亡?



義澤が去る


3年D組の教室

義澤が4cに向かって話す。

「朝日に呼び出されて殺されそうになった。そう言えばいい。みんなが幸せになれる嘘だってある」

「俺の体は死んでいるらしいから、これからは森の中にでもひっそりといるよ」


ここで義澤が本当に最後の授業。

「力。ちからで開かない扉はたくさんある。知恵と愛で開けるんだ」

「薙。何もなくなったときに残ったものを信じろ。そこにある愛を死ぬほど大切にしろ。そこからたくさんの花がひらく」

「弓。たくさん恋しろ。無様でいい。たくさん恋して傷つけば、きっと愛にたどりつく。そのときの弓は最高に綺麗だ」

「刀矢。自分の後悔は一生消えることはない。たくさんの愛を知って、本当のリーダーになれ」


4Cが「ありがとうございました!」と頭を下げる。

義澤は「お前ら全員、嫌いじゃないです」とニカッ。



義澤は静の車いすを押しながら去る。

すると、伊吹命(秋谷幾甫)が「先生!」。

義澤:「命。弱さを知る者がいちばん強い。

お前のおかげで2度生きれた。ありがとう



静が蘇る


義澤は、裏地に静を埋めてバラの花を刺す。

そして「静、ゆっくり休んでください」と言って、プロポーズで渡そうと思っていた指輪の箱を開けた。


すると雷が落ちて、静が出てきた~!

静の脳裏に朝日に突き落とされた記憶が蘇って「なんで、なんで~」と泣き叫ぶ。


義澤は静を抱きしめて、静が「経男さん」。

義澤「これからは2人で死んだまま生きよう


静の脳裏に「私たち、死んでもまた来世でも一緒かもね」と言った記憶が蘇る。

そして事件の日の朝、行ってきますのチュウがお預けになったことも。


義澤「愛している」

静「愛している」

義澤「結婚してください」

静「はい」


義澤が静に指輪をはめて、2人は遂に行ってきますのチュウの続きをした。

「行ってきますのチュウ、待たせたね」


その頃、死んだはずの朝日が目を覚ましていた。

『先生を消す方程式。』最終回の感想!フライングドラマに登場した人影の正体は?

『先生を消す方程式。』最終回の感想です。




最終回の予告で「死者3人」と出ていましたが、まさか「ゾンビ3人」だったとは(;・∀・)

ラストは「頼朝VS義経の第2章」の幕開けと考えていいのかもしれません。


それにしても、本当の正義を貫くには生死をかけないといけないんですね~。

考えてみれば、イエス・キリストも似たような感じですものね。


義澤と静は、ゾンビとなって結婚して幸せになれた・・・のかな?

2人が幸せでいてくれたら、それが何よりです。


『頼田朝日の方程式。』第6話「命=」で、教室のドアの向こうにいた人影が気になりますよね。

これは、朝日とも言えますし、義澤とも言えます。

最終回後も、2人ともゾンビとして生きているわけですからね。


途中ホラーになったりと、ちょっとついていけない部分もあったドラマですが、

こんな熱血先生は前代未聞です!

死んでからも授業をするなんて、本当に凄かったです。

今、素直に言いたい。

義澤先生、ありがとう!

静さんと末永くお幸せに!


そして「とんでも」な展開だったからこそ、

俳優さんたちの熱演が見られました。


田中圭さん、山田裕貴さん、松本まりかさん、4C役の皆さん、凄い演技をありがとうございました。