さやか(波留)と柏木王子(吉沢亮)の恋の行方が気になるドラマ『サバイバル・ウェディング』。
しかし7話では、多香子(高橋メアリージュン)が「さやか、ボスと付き合っちゃえば?さやかにはボスが一番合ってる気がする」と言いだします。
ボスとは、独自のブランド理論をぶちかますお坊ちゃまカットの宇佐美編集長(伊勢谷友介)のこと。
原作ではさやかが宇佐美を好きだと思っているようなシーンや、宇佐美がさやかを好きだと思っているようなシーンがあるんです。
当記事では『サバイバル・ウェディング』宇佐美とさやかが両想いなのかどうか、原作小説からネタバレしてまとめています。
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もくじ
『サバイバル・ウェディング』6話までを簡単におさらい
さやか(波留)は、29歳の出版社勤務のOL。
7年間勤めた会社を辞めて、商社で働く二つ年上の和也(風間俊介)と30歳の誕生日に結婚するはずでした。
しかし会社を辞めた翌日に、和也と破局。
ボロボロのさやかを引き取ってくれたのが、「riz」の編集長・宇佐美(伊勢谷友介)。
宇佐美はルックスは悪くないが、女子ウケが悪そうなやたらと濃い男。
独自のブランド理論をぶちまけてきます。
その上、さやかに、「半年以内に結婚しろ。でなきゃクビだ」と無理難題を突き付けました。
さやかは「riz」の婚活ページを担当することに。
元カレ・和也とドロドロ体だけの関係になったりと失敗もしますが、さわやか王子様・柏木祐一(吉沢亮)との出会いも。
ダイエットに成功したさやかは、少しずつ柏木王子との距離を縮めていきます。
宇佐美は時にさやかを叱り、適切な(?)アドバイスもしてくれるのでした。
『サバイバル・ウェディング』宇佐美とさやかが両想いか原作ネタバレ
『サバイバル・ウェディング』原作小説から、さやかと宇佐美がお互いを好きだと思われる箇所をネタバレします。
「半年以内に結婚しないとクビ」は嘘
宇佐美はさやかに「半年以内に結婚しないとクビ」と言いますが、後にこれが真っ赤な嘘であることが判明。
宇佐美は自分から、さやかを引き取ったのが真相でした。
さやかが書いたグルメ記事を読んでいて、この子は才能があるから「riz」で引き取りたいと、さやかの前の上司に申し出てくれたのでした。
婚約破棄された女を面白がって、婚活記事をやらせているものだと思っていたさやかは、驚きます。
さやかの元上司は「俺はお前の才能に気が付いてやれなかった。宇佐美くんには敵わんな」と笑います。
さらに、さやかの婚活記事は幹部の間で評判になっているので、書籍化しないかと言ってきました。
さやかが宇佐美に告白?
さやかは、宇佐美が実は自分の能力を認めてくれていたことや、不倫で苦しんだ多香子を助けた話を聞いて、感動。
宇佐美が自分の人生にいてくれたことが、なんだか嬉しくなります。
普段は口が悪くて、絡みづらくて、面倒な人だけど、本当に困ったときは助けてくれるし、間違った時は強く叱ってくれる……。
宇佐美と話したくなり、さやかの方から寄っていきます。
明日は祐一のお父さんのパーティーで、宇佐美も出席予定。
さやかはその席で、祐一との結婚を認めてもらうつもりなのですが……。
さやかはふと「編集長って、どうして編集の仕事やろうと思ったのですか?」と聞いてみます。
「学生ころ、好きな子がいたんだけどな、そいつの男が雑誌の編集やってたんだ」と答える宇佐美。
さやかが笑うと、宇佐美も笑います。
やさしい大人の笑顔でした。
恋人の前ではどんな笑顔をするのだろうか、どんなふうに頬に触れ、どんなふうに身体を引き寄せるのか、そんなことを考えてしまうさやか。
「じゃあな。明日遅刻するなよ」と言う宇佐美の背中を眺めていると、なぜか小さいころに見た父親の背中が重なります。
胸の中で何かがこみあげてきます。
さやかは祐一との結婚に引っ掛かっていたものがなんだかわかった気がします。
「あの……」
さやかは気づいたら宇佐美を呼び止めていました。
さやかは宇佐美のお礼など、色んな言葉を口に出したくて、でも、どの言葉から発していいかわかりませんでした。
さやかは意を決して「あの、わたし……」と言いかけますが、宇佐美の携帯から“寒い夜だから”が流れました。
電話の相手はどうやら祐一の父親で、宇佐美は電話の向こうに腰を追って挨拶。
その姿を見て、自分なんて入る余地のない人なんだと、妙に納得してしまうさやか。
昂ぶった気持ちが収まり、息が漏れます。
宇佐美にはずっとこのままでいてほしい、と思うのでした。
やっと気持ちの整理がついたさやかは「編集長も早くいい人みつけてください」と言います。
さやか:「わたしがお嫁に行ったら、編集長の相手する人いなくなるじゃないですか」
宇佐美:「バカか」
宇佐美が出ていってしまうと、オフィスはやけに静かになりました。
宇佐美はさやかのためなら、クライアントにも楯突く?
翌日のパーティーで、さやかと祐一は、祐一の父親に結婚を認めてもらえませんでした。
「言いたいことを言いに行く」と意気込む宇佐美に、「もう、わたしのためにそんなことをするのはやめてください」とさやか。
本当にそんなことをしたら、スポンサーどころか後で問題になります。
しかし宇佐美は「これは自分のやるべきことだ」と主張。
理由は、さやかが宇佐美の部下だから。
宇佐美は祐一の父親に食ってかかり、祐一に「絶対あきらめるな」と言います。
さやかには、宇佐美が弱い自分の代わりに戦っているように見えました。
恋人でもない、父親でもない、出会って半年しか経ってないただの上司が……。
「大切なのはどんな選択をするかじゃない。自分が選択した人生を強く生きるかどうか。ただそれだけだ」
宇佐美に背中を押されたさやかは、まっすぐ祐一に気持ちを伝えることができました。
さやかの結婚式で、宇佐美が泣く
さやかの結婚式の日がやってきました。
「黒木、つらくなったら戻ってきていいからな」
宇佐美が背中を向け、天を仰ぎます。
多香子が「何泣いてるんですか」と言うと、「泣いてねえよ」と言う宇佐美。
多香子:「本当はさやかのこと好きなんじゃないですか」
宇佐美:「好きじゃねえ、なんで俺がこいつのことなんか……」
多香子:「素直じゃないんだから、ボスは」
さやかはバージンロードを、宇佐美にエスコートされて歩きます。
宇佐美が「お前、また太ったな」と言って、さやかが宇佐美の背中を殴って小説は終わりです。
『サバイバル・ウェディング』宇佐美とさやかが両想いかネタバレ考察
宇佐美とさやかが両想いかどうかについて、筆者の独断でネタバレ考察します。
お互い好意を持っているのは間違いないですが、宇佐美の方がよりさやかに惚れてる感じかと思います(笑)。
さやかも宇佐美を男として意識しかけますが、さやかにとって宇佐美は父親のような存在でもあります。
さやかの両親は早くに離婚していて、さやかは父親の記憶があまりありません。
そんなさやかにとって、宇佐美は理想の父親だったのではないでしょうか?
さやかの中に宇佐美への恋心が全くなかったわけではありませんが、最終的にさやかは「宇佐美にはずっとこのままでいてほしい」と思います。
その理由は、宇佐美にずっと見守っていてほしいから。
宇佐美の方はきっとさやかのことをかなり好きになっていたのだと思いますが、同時に可愛すぎる部下でもあり、結婚式の涙は寂しさと嬉しさが半々だったのではないでしょうか?
宇佐美とさやかはお互いに尊敬できる戦友であり、親子でもあり、でもちょっとドキドキする関係でもある……筆者はそんな相手がいないので羨ましいです。
恋愛や結婚じゃなくても、素敵な男女関係はたくさんあると思うのです。
まとめ
『サバイバル・ウェディング』宇佐美とさやかが両想いなのかどうか、原作小説からネタバレしてまとめました。ドラマでは、原作よりも宇佐美とさやかの胸キュンシーンを増やしてほしいです。
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