「テセウスの船」1話のネタバレ考察と感想!榮倉奈々の老けメイクが違和感?

『テセウスの船』1話が放送されました。

榮倉奈々さんの老けメイクのインパクトに度肝を抜かれましたが(笑)、緻密なストーリー展開に深く引き込まれました。

「千夏ちゃんを殺した犯人は誰なのか?」「佐野はなぜ心をかばって除草剤の瓶を隠したのか」など、早くも考察が盛り上がっております!

当記事では『テセウスの船』1話の

  • あらすじのネタバレ
  • 判明した事実
  • 怪しい点と考察
  • Twitterの評判と感想
  • 由紀のノートと心が変えた過去
についてまとめています。

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『テセウスの船』1話の公式あらすじ


生まれる前に父・佐野文吾(鈴木亮平)が殺人犯として逮捕された主人公・田村心(竹内涼真)は、母・佐野和子(榮倉奈々)と姉兄と共に、加害者家族として世間からの厳しい視線を浴び、暗闇の中を生きてきた。

 人目を気にして笑うことも許されなかった人生。しかし、心の過去を受け入れ、いつも励まし支えてくれる最愛の妻・田村由紀(上野樹里)から、自分の父親を信じてみてと言われ、心は父に向き合う決意をする。

 そんな時、父が逮捕された事件の現場となった村を訪れた心は、突然、事件直前の平成元年にタイムスリップしてしまう。
 そして、心はそこで生まれて初めて父・文吾と31年前の母・和子に出会うのだった。
 過去で出会った家族は優しさと笑顔が溢れる愛すべき者たちだった。

 父・文吾はなぜ殺人犯になったのか? 本当に事件の犯人なのか?
 心は過去の世界で、父・文吾の起こす事件の謎を解明し、事件を阻止して過去を変えようと立ち向かう。

引用元: 「テセウスの船」公式HPより


1話の登場人物はこちら

現代(2020年)の登場人物

田村心(30):竹内涼真

死刑囚・佐野文吾(鈴木亮平)の息子。意図せず31年前の平成元年(1989年)にタイムスリップ。

田村由紀(33):上野樹里

心の妻。音臼小事件と不可解な事件についてノートにまとめている。心の子を妊娠するが……。

田村鈴:貫地谷しほり

心の姉。家族との関係を断って暮らす。

車椅子の男:安藤政信

謎が多い。鈴との関係は?


平成元年(1989年)の登場人物

佐野文吾:鈴木亮平

音臼駐在所・警察官。

佐野和子:榮倉奈々

文吾の妻で心の母。陽気な性格で妊娠中(心を宿している)。

木村さつき:麻生祐未

音臼小学校の教師。実家はメッキ工場。

佐野鈴:白鳥玉季

心の姉。31年前なので9歳。

佐野慎吾:番家天嵩

心の兄。

『テセウスの船』1話のネタバレ

『テセウスの船』1話をネタバレします。

死刑囚の息子


主人公・田村心(竹内涼真)は、生まれながらに音臼小無差別毒殺事件の死刑囚・佐野文吾(鈴木亮平)の息子。

音臼小無差別毒殺事件の概要は以下の通り。

・1989年6月24日、北海道の音臼小学校で開催されたお泊り会で、参加者が腹痛や吐き気を訴えて次々に倒れた。

・警察の調べで、夕食時に出されたオレンジジュースに青酸カリが混入されていたことが判明。

・39人が青酸中毒で病院に搬送され、そのうち児童16人と学校職員5人、合わせて21人が死亡。

・あまりに多くの犠牲者を出したこの事件は、「史上最悪の毒殺事件」と呼ばれることに。

・逮捕されたのは、村の警察官・佐野文吾(鈴木亮平)。

・逮捕の決め手は、佐野の自宅から青酸カリが見つかったこと。

・佐野は逮捕され、その後31年間拘束されて死刑判決を下されるが、無罪を主張し続ける。

引用元: 「テセウスの船」原作の結末をネタバレ!田村心は死ぬのか?由紀と幸せになれるのか?


死刑囚の息子として悲惨な人生を送って来た心は、最愛の妻・由紀(上野樹里)ともうすぐ生まれる子供と3人で幸せな家庭を築こうと思っていた。


由紀は、実は音臼小無差別毒殺事件その前に起こった幾つかの不可解な事件を調べていることを心に打ち明けた。

由紀は、佐野が冤罪ではないかと思っていたのだ。

なにしろ、佐野が有罪となった根拠は自宅から青酸カリが見つかったことだけだったから。


その後、由紀は娘の未来(みく)を出産した後、妊娠中毒症で死亡。

由紀は、最期に「心、お父さんに会いに行こう。真実から逃げないで」と言い残した。


平成元年にタイムスリップ


父親と会うことを決意した心は、その前に音臼小無差別毒殺事件が起こった場所へ。

現在は廃村になっていた場所で、心は不意に濃い霧に包まれた。


目を覚ました心は、雪の中に倒れている少女を助けた。

少女の名前は佐野鈴(白鳥玉季)9歳で、31年前の心の姉!


心は自分が1989年(平成元年)にタイムスリップしたことを知る。

心が急いで由紀のノートを確認すると
1989年1月7日 佐野鈴が神社の階段から転落
と書かれていた。

今日は1989年1月7日なのだ!

鈴を助けるのは本当は新聞配達員の長谷川(竜星涼)だったのだが、心がその前に助けたせいで鈴の頬のあざは消えた(歴史が変わった)。


心は、鈴の様子を見に来た佐野文吾(鈴木亮平)と会う。

心が佐野に会うのはこれが初めてというわけだが、心は憎しみしか感じず「触るな!」と冷たい態度を取ってしまう。


千夏の事件は防げない


心は、由紀のノートをチェック。
1月7日 三島医院の次女・千夏が自宅倉庫にあった除草剤を誤って飲んで死亡

1月7日とは今日だ!


心は千夏に自宅倉庫に案内してもらい、除草剤を盗んで雪の上に中身をぶちまけてボトルも捨てた。

千夏は「泥棒ー!」と心を追いかけた。


その直後、心は千夏の手を引っ張る佐野の姿を目撃!


その後、佐野が自宅倉庫前に倒れている千夏を発見するが、既に意識はなくそのまま死亡。

心は「俺は見たんだよ!あんたが千夏ちゃんを連れて歩いているのを!」と佐野に詰め寄る。


佐野の方は、心が千夏を殺したと疑っていた。

千夏が佐野に、三島医院から除草剤を盗んだ泥棒=心の背格好を伝えたからだ。

さらに、新聞配達員の長谷川翼(竜星涼)も心がパラコートを盗む現場を目撃していた。


千夏の死因は、パラコート(除草剤)中毒だった。

心は「除草剤は確実に捨てたのに千夏ちゃんが死んだのはなぜ?誰かが意図的に飲ませたってことなんじゃないのか?」と考える。


犯人が、ワープロに犯行について書く。
パラコートは予想外に時間がかかった。

やはり『本番』は、あの薬でいこう。

計画通り、次はもっと大きい人間で試してみる


その後、心は和子(榮倉奈々)から自宅に招かれて食事をごちそうになる。

昔は和子がいつも笑顔で兄も姉も楽しい家族だったことを知って、ムネアツになる心。


心は、佐野の引き出しからパラコートの空き瓶を発見!

もはや佐野が千夏殺しの犯人としか思えない。


心は、佐野を殺してでも音臼小事件や不可解な事件を阻止することを誓う。

佐野は、心が入浴中に心の荷物を物色して、2020年の免許証や見たこともない札を発見して驚く。


その頃、犯人がまたワープロを叩く。
あの薬は、手配した。

『本番』に向け、まずは準備だ。念入りに、慎重に。

誰にも邪魔はさせない。


雪崩事故を防ぐことに成功


1月9日。

心は由紀のノートを見て、木村さつき(麻生祐未)の父親の雪崩事故を防いだ。
1月9日 木村さつきの父親(木村メッキ工場の工場長)が雪崩にまきに巻き込まれて死亡。

さつきは「あなた、予知能力でもあるの?」と驚く。

勢いに乗った心は「これからも不可解な事件を全部止めてやる!」と意気込む。


犯人が、またワープロを打つ。
超能力?笑える

誰だろうと邪魔はさせない

計画は完璧だ

心が警察に疑われる


佐野が「心を調べてほしい」と金丸(ユースケ・サンタマリア)に報告したことで、心は警察に疑われる身となる。

心は、急いで自分が捨てたパラコートの空き瓶を探しに行くが、みつからない。


明音が行方不明に


すると、鈴がやってきて明音(あんな)が行方不明になったと告げた。

由紀のノートによると、明音が行方不明になるのは6日後のはず……。
1989年1月16日 三島医院の長女・明音が失踪・今も行方不明


みんなで手分けして明音を探すが、見つからない。

銃声を聞いた心は、血の跡を辿る。


すると、崖の下の小台に佐野と明音がいた!

心は佐野を疑うが、明音は「(佐野が)助けてくれたの!」と叫んだ。


明音は、亡くなった妹の千夏との約束を守ってリスに餌をやりに来ようとしたのだ。

血の跡は季節外れのクマが出て、撃たれたのだった。


佐野は「子供守るのが大人の使命だろうが!」と明音を助けてくれるように心に頼んだ。

心は鈴を引き上げておんぶして運んで村人に託して、また佐野のもとへ引き返した。


そして足を怪我してあきらめかけている佐野を、必死で引き揚げて助けた。

心は「俺はあなたに生きててほしいんだー!」と叫び、佐野は「ありがとう、田村さん。心さん」と笑顔を見せた。

心は、ようやく佐野は、自分の父親は殺人犯なんかじゃないことを確信するのだった。


佐野は殺人犯ではない


その後、心と佐野は山の露天風呂へ。

心が「実は未来から来ました」と告白すると、佐野は信じてくれた。


そうでなければ、パラコートとか雪崩とか説明が付かないから。

佐野は「パラコートの瓶は俺が回収したから」とニコッ。


そして佐野が歌った鼻歌(昭和の名曲「上を向いて歩こう」)は、心が聞き覚えのある曲だった。

自分と父親は繋がっていたのだ。

そして佐野は、どんな時でも家族と向き合える男=心の理想の父親だった!


その頃、犯人はまたワープロを打っていた。
次のモルモットを決めた。

いよいよ『本番』に向けてカウントダウンだ。ワクワクする。

『テセウスの船』1話・由紀のノートの内容と心が変えた過去

『テセウスの船』1話・由紀のノートの内容と心が変えた過去についてまとめます。

黒太字が由紀のノートの内容で、下に心が変えた過去と結果を書いています。

1989年1月7日 佐野鈴が神社の階段から転落。

心が変えた過去:長谷川翼が鈴を助けることになっていたが、心が鈴を助けたので鈴の頬の痣はなくなった。


同日、三島医院の次女・千夏が除草剤を誤って飲んで死亡。

心が変えた過去:三島医院の倉庫からパラコートを盗んだが、千夏は死亡。


1月9日 木村さつきの父親(木村メッキ工場の工場長)が雪崩にまきに巻き込まれて死亡。

心が変えた過去:雪崩を警告して、木村さつきの父親を助けた。


ここまでが1話の由紀のノートと心が変えた過去ですが、由紀のノートにはまだ以下の続きがあります。

★1989年1月15日 元町議会議員・田中義男が1人暮らしで自宅の火事により死亡。

一階の寝室で就寝中で、火元は居間(なぜ?)。


★1989年1月16日 三島医院の長女・明音が失踪・今も行方不明。

学校のクラブ活動を終えた後夕方5時頃帰校、目撃証言なし


★1989年3月 音臼小無差別毒殺事件が起こる。

この3つの事件については、心は2話以降に対峙することになります。

『テセウスの船』1話で判明した事実

『テセウスの船』1話で判明した事実についてまとめます。

  • 心は深い霧に包まれて2020年(現代)から1989年(過去)にタイムスリップした。
  • 過去の佐野文吾は、正義感溢れる男だった。
  • 過去の佐野家は、笑いに満ちた明るい家庭だった。
  • 心が聞き覚えていた謎の歌(上を向いて歩こう)は、佐野が心が和子のお腹にいるときに聞かせた曲だった。
  • 佐野は除草剤のボトルを拾ったが、金丸には渡さなかった。

『テセウスの船』1話・Twitterの評判と感想

『テセウスの船』1話のTwitterの評判と感想を見てみましょう。

なぜ宮城県音臼村?





物語の舞台となる音臼村の所在地は、原作では北海道。

ドラマではなぜか宮城県に変更ですが、理由が今のところ不明です(^_^;)

ロケの都合だと思うのですが。


榮倉奈々の老けメイクが不自然











「榮倉奈々さんの老けメイクが違和感、変」の声多数でした(^_^;)

目元や頬の皺がこれ見よがしだし、洋服は地味だけど姿勢もいいので、確かに違和感ありました。


そして榮倉奈々さんと竹内涼真さんの実年齢の差がたった5歳!

どうしても母親役に無理があるような……。


「もはやここまでくると笑わせにきている」「コントみたいでエレキテル連合に似てる」の声までありました(^_^;)


今後の対策に期待です!


父と息子の絆に感動






第1話から、息子である心が崖から小台に落ちた父親を引き上げるという感動的なシーンがありました。

もう間違いなく助かる展開なのですが、それでも良かったですよね~( ;∀;)

『テセウスの船』1話の考察ポイント

『テセウスの船』1話の考察ポイントは以下の2点。

  • 千夏を殺した犯人は?
  • 佐野が心をかばってパラコートの瓶を持ち去った理由は?

この2点の考察と原作ネタバレは、以下の記事にバッチリまとめています。

「テセウスの船 考察」千夏を殺した犯人が誰か原作ネタバレ!佐野が除草剤を隠した理由は?

2020年1月20日

まとめ

『テセウスの船』1話のネタバレと感想をまとめました。

子役の演技と雪景色が素晴らしく、原作の世界観もよく出ていたと思いました。

「テセウスの船」2話・明音(あかね)殺しの犯人を原作ネタバレ!鈴か長谷川翼かどっち?

2020年1月21日

「テセウスの船 考察」千夏を殺した犯人が誰か原作ネタバレ!佐野が除草剤を隠した理由は?

2020年1月20日