「テセウスの船」原作の結末をネタバレ!田村心は死ぬのか?由紀と幸せになれるのか?

父親が事件を起こす直前にタイムスリップして真実を見つけていく『テセウスの船』。

失われた家族の笑顔を取り戻すために奔走する主人公・田村心(たむら・しん)を演じるのは、“日曜劇場”初主演の竹内涼真さんです!

繰り返されるタイムスリップで変化していく過去と未来にドキドキハラハラさせられつつも、心と佐野文吾(さの・ぶんご/鈴木亮平)の時空を超えた友情に感動すること間違いなし。

本当の正義とは何なのでしょうか?

ラストでは、恐るべきタイトルの意味に戦慄が走ります。

当記事では、2020年1月期の新日曜劇場『テセウスの船』の原作の基本情報、原作のあらすじのネタバレ、原作の結末についてまとめています。

「テセウスの船」原作の結末をネタバレ!田村心は死ぬのか?由紀と幸せになれるのか?

2020.01.02



もくじ

「テセウスの船」原作の基本情報



『テセウスの船』の原作は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で2017年30号から2019年30号まで連載されていた東元俊哉さんの人気同名漫画。

全10巻で、完結。

殺人犯を父に持つ青年がタイムスリップして事件の真相を追う異色ミステリー。

サスペンスでありながら、世間から突き放された家族の愛の物語でもあります。


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ドラマ情報


タイトルテセウスの船
放送開始日2020年1月19日(日)
放送日毎週日曜日
放送時間夜9時~9時54分
放送局TBS系列
主演竹内涼真

日曜ドラマ初主演の竹内涼真さんの演技が楽しみですね~!

『テセウスの船』主な登場人物

『テセウスの船』の主な登場人物をご紹介します。

ネタバレを読む前に、押さえておいてください。

2017年(ドラマでは2020年)の登場人物


  • 田村心(竹内涼真):殺人犯の息子として生まれ、父親を憎み続けてきた。
  • 田村由紀(上野樹里):心の妻で、佐野文吾が本当に殺人事件を起こしたのか疑問に思い、事件を調べている。
  • 佐野文吾(鈴木亮平):音臼小無差別毒殺事件の容疑者として28年(ドラマでは31年)拘留されているが、無実を訴え続けている。
  • 佐野和子(榮倉奈々):夫の佐野文吾が殺人犯として捕まってから、地獄のような日々を過ごしてきた。
  • 車いすの男(安藤政信):事件から31年後に心と雑踏の中ですれ違う。

1989年の登場人物


  • 田村心(竹内涼真):1989年からタイムトリップして佐野文吾の事件を明らかにすることを決意。
  • 佐野文吾(鈴木亮平):正義感溢れる村の警察官。
  • 佐野和子(榮倉奈々):文吾の妻で、お腹には心がいる。
  • 佐野鈴(白鳥玉季):心の姉で頬にあざがある。
  • 佐野慎吾(番家天嵩):心の兄で元気いっぱい。
  • 木村さつき(麻生祐未):音臼小の美人教師で木村鍍金工場の娘。みきおを気に掛ける。
  • 加藤みきお:鈴の同級生で、両親が死亡して祖母と暮らしている。

以下から『テセウスの船』1~10巻の原作ネタバレを簡潔にまとめていきます。

『テセウスの船』1巻を原作ネタバレ

『テセウスの船』1巻では、主人公・田村心(竹内涼真)が28年前にタイムスリップ。

父である佐野文吾(鈴木亮平)が殺人犯として起訴されている“音臼小無差別毒殺事件”の真相を探ることを決意します。

※物語の鍵となる事件『音臼小無差別毒殺事件』は原作では28年前の出来事ですが、ドラマでは31年前の出来事になります。

現代の設定も原作では2017年、ドラマでは2020年です。

生まれる前から殺人犯の息子


主人公・田村心(竹内涼真)の父・佐野文吾(鈴木亮平)は、28年前(ドラマでは31年前)に“音臼小無差別毒殺事件”の容疑者として逮捕されて現在は死刑判決を受けている。

その時心はまだ母・和子(榮倉奈々)のお腹にいたので、父である佐野に会ったことは一度もない。


母の和子と姉の鈴(貫地谷しほり)、兄の慎吾(キャスト未定)と共に、加害者家族として世間からの厳しい視線を浴び、暗闇の中を生きてきた。

人目を気にして笑うことも許されなかった人生。

心は佐野のことを一度も「お父さん」と呼んだことはなく、“佐野”と認識していた。


音臼小無差別毒殺事件


心の父・佐野文吾が容疑者となった『音臼小無差別毒殺事件』の概要は以下の通り。


・1989年6月24日、北海道の音臼小学校で開催されたお泊り会で、参加者が腹痛や吐き気を訴えて次々に倒れた。

・警察の調べで、夕食時に出されたオレンジジュースに青酸カリが混入されていたことが判明。

・39人が青酸中毒で病院に搬送され、そのうち児童16人と学校職員5人、合わせて21人が死亡。

・あまりに多くの犠牲者を出したこの事件は、「史上最悪の毒殺事件」と呼ばれることに。

・逮捕されたのは、村の警察官・佐野文吾(鈴木亮平)。

・逮捕の決め手は、佐野の自宅から青酸カリが見つかったこと。

・佐野は逮捕され、その後31年間拘束されて死刑判決を下されるが、無罪を主張し続ける。

妻・由紀のノートと1度目のタイムスリップ(現代→過去)


音臼小無差別毒殺事件から28年後(ドラマでは31年後)、心(竹内涼真)は「殺人犯の息子」と後ろ指を指される辛い人生を送っていた。

その上、最愛の妻・由紀(上野樹里)は、未来(みく)を出産した直後に他界。


失意の心が見つけたのは、由紀が『佐野の事件』について調べていたノート。

由紀は「佐野は冤罪なのではないか?」とずっと信じ続けていた。


佐野の事件に向き合うことを決意した心は、事件が起きた山村を訪れる。

事件現場の小学校跡地に立った心は、不意に濃い霧に飲み込まれ、気が付くと28年前(ドラマでは31年前)にタイムスリップしていた。

ちょうど、佐野が音臼小無差別殺人事件を起こす直前だ。


音臼小無差別毒殺事件の前のいくつもの不可解な事件


過去を変えられるなら、佐野が引き起こす事件を止められるかもしれない。

心は、何があっても佐野の犯行を食い止める決意をする。


由紀のノートによると、“音臼小無差別毒殺事件”の前には、幾つもの不可解な事件が起こっていた。

  1. 1月7日 音臼小学校の児童・佐野鈴(11/白鳥玉季)が自宅屋根の除雪中に転落

    (たまたま通りかかった長谷川翼に助けられたが、凍傷で顔にあざが出来る)

  2. 1月7日 音臼村三島医院の次女・三島千夏(5)が※パラコート中毒で死亡

    (自宅倉庫にあった除草剤パラコートを誤って飲んだと見られ、激しい腹痛と嘔吐で病院に搬送された)

  3. 1月12日 木村さつき(30)の父親・木村敏行が車で運転中に事故にあう

    (雪崩に巻き込まれて重体に)

  4. 2月5日 元町議会議員の田中義男(90)が心臓発作で死亡

    (田中は心臓に持病があった。第一発見者は近所に住む少年)

  5. 2月12日 佐々木家の飼い犬が死んでいるのを妻の佐々木紀子が発見

    (犬の死因は不明)

  6. 3月12日 音臼村三島医院の長女・三島明音が行方不明になる

    (その10日後に捜査打ち切りとなり、明音がみつかることはなかった)

  7. 4月6日 佐々木紀子が青酸カリで自殺

  8. 6月24日 音臼小無差別毒殺事件が起こって39名が病院に搬送、21名が亡くなった


鈴の転落や、木村さつきの父親の雪崩事故は事件性がなさそうだが、三島医院の姉妹2人とも(千夏、明音)が短期間に事件に見舞われたのは不自然。

(後に犯人が青酸カリを長谷川翼に命令して手に入れさせて、その効き目を「動物→小さな子供→もっと体が大きい人間」と実験していた事実が判明)


姉・鈴のあざが消える


心は、自宅の庭で雪に埋もれていた姉の鈴(白鳥玉季)を助けた。

由紀のノートを見ると「1989年1月7日 音臼小学校の児童・佐野鈴ちゃん(11)が自宅屋根の除雪中に転落」の記事があった。


本当は鈴を助けるのは配達員・長谷川翼(竜星涼)だったので、心は過去を変えてしまったことになる。

そのせいで、鈴の頬の幼少期からの痣が消えてしまった。


佐野文吾は心に「娘を助けてくれてありがとう~」と礼を言った。

心は、初めて対面する父親に戸惑う。


心は、佐野の家に住むことになる。

佐野はどう見ても善良な警察官で、母親は現在とは違って明るく豪快な性格だった。


鈴も兄も楽しそうだ。

昔は、こんなに幸せな家族だったのだ!!!


千夏は救えなかった


心は、千夏ちゃんの死を回避するために倉庫にあったパラコートを盗むが、その姿を新聞配達員の長谷川翼(竜星涼)に目撃されて警察に疑われることに。

しかしそれでも、千夏ちゃんは死亡した。

やはり運命は変えられないのか?

『テセウスの船』2巻を原作ネタバレ

『テセウスの船』2巻では、心(竹内涼真)が自分が付けられるはずだった正義(せいぎ)という名前の由来を知ります。

そして佐野(鈴木亮平)と2人で、未来に起こる事件を防ぐ決意をします。

心が生まれた理由


心が生まれてから、母親の和子はずっとヒステリックだった。

本当なら心の名前は父親である佐野が考えた“正義”の予定だったが、逮捕されたので母親が“心”と名づけた。

心はずっと「自分は何のために生まれてきたのか?」と自問していた。


場面は変わって、心がタイムスリップした1989年。

心は、由紀のノートに書いてあった木村さつき(麻生祐未)の父親の雪崩事故を防いだ。


佐野は、生まれてくる子供(心)の名前は“正義”だと言い張った。

心は、そんな佐野に「正義とは何か?」と問いかける。

佐野の答えは……
生まれながらに悪人っていないでしょう?

誰だって最初は、純真無垢な赤ちゃんです

人はどこかで間違えて悪人になるんです

自分は大勢のテロリストをやっつけることはできなくても

一人の悪人を助けたい

どこかの悪人を助けたいんです

心は、この言葉を聞いて感動する。

自分は、正義のために生まれた子供だったのだ。


心と佐野がタッグを組む


佐野は、木村の雪崩事故を予測したりパラコートを盗む心を疑っていたが、心の免許証に2017年の表記があるのを見つけて驚く。

「もしかしたら心さんは未来からきて、事件を防ごうとしてくれてるんじゃないのか?」


佐野は「俺と心さんで事件を未然に防ぐのはどうだ?」と提案してきた。

もちろん、正義のために。


心の答えは、イエス。

佐野は、心のたった一つの“父親の条件”を満たしていたから。

それは、どんな時も家族と向き合える男。


音臼小学校の臨時教員になる


心は、音臼小学校の臨時教員として鈴のクラス(5年生)を担当することに。

心が教員免許を取った理由は、佐野の事件がきっかけ。

「子供たちを守りたい」という気持ちからだった。


佐野は、特製蟹ラーメンを作って就職祝いをしてくれた。

心と佐野の間には、男の友情のようなものが芽生え始めていた。


心は、由紀のノートを見てこの村で起こる次の事件を調べた。
2月5日 元町議会議員の田中義男が心筋梗塞で死亡

この事件が、音臼小無差別殺人事件が起こる直近の出来事だ。

音臼小学校無差別殺人事件に関係がある可能性は薄いが、念のために心と佐野は田中に注意を払う。


そんな中、小学校の小屋で飼っていたウサギの首がスコップで切断される事件が発生。

木村さつきによると、ウサギが殺されるのは初めてではないという。


心は、新聞配達員の長谷川翼(竜星涼)を怪しむが、彼を慕う明音に非難されることに。

その結果、鈴と明音も喧嘩をしてしまう。

『テセウスの船』3~5巻を原作ネタバレ

『テセウスの船』3~5巻では、田村心(竹内涼真)が過去を変えた結果、由紀(上野樹里)のノートに書かれてない出来事が起こります。

心が過去に介入した結果、事態がより悪くなったのです。


そして心は音臼小無差別毒殺事件が起こる前に、現代にタイムスリップ。

すると、現代も大きく変化していて……?

心が1989年に変えた過去を整理


ここで、1989年で心が変えた過去を以下に整理します。

【心の変えた過去】
  1. 長谷川翼(竜星涼)が助けるはずだった鈴を助ける→鈴の顔のあざが消える。
  2. 三島医院の倉庫からパラコートを盗む→それでも千夏は殺された。
  3. 木村さつき(麻生祐未)の父親を雪崩から助ける→さつきの父親は重傷を負わない。
  4. 音臼小学校の臨時職員となる。
  5. 新聞配達の長谷川翼(竜星涼)を学校のウサギ殺しの犯人と疑い、生徒たちから非難を浴びる。
  6. 心が盗みをしたり翼を疑ったせいで、心を慕う鈴が明音と大喧嘩。
  7. 2月5日に心臓発作で亡くなるはずの田中義男を突きっきりで見張った。
  8. 金丸(ユースケ・サンタマリア)に犯人だと疑われたことで、由紀(上野樹里)のノートを雪山に捨てた。

記録にない事件が起こる(➀~➂)


心が過去を変えた結果、➀~➂の記録にない事件が起こっていく。

記録にない事件➀:田中義男が死なない

心が2月5日に死亡するはずだった田中義男を見張った結果、義男は6日になっても生きていた。


記録にない事件➁:明音ちゃん殺人事件が起こる

田中義男が死ななかった代わりに(?)2月5日に鈴のクラスメイトの明音が失踪。

由紀のノートによると、明音ちゃんが行方不明になるのは来月の12日のはずなのに。


その後、音臼神社の近くの小屋付近の雪の上で死亡している長谷川翼と明音が発見された。
【明音ちゃん殺人事件の全容】

・明音ちゃんの死亡推定時刻は、6日深夜0時から1時。

・長谷川の死亡推定時刻は、7日深夜2時から3時

明音ちゃんは(小屋の中で)長谷川に乱暴された後、青酸カリで殺害された模様。

・長谷川は、状況から見て自殺の可能性が高い。

・(小屋内には)長谷川と明音ちゃんの足跡しかなかった。

・明音ちゃんの遺体を現場から雪の上へ持ち出したのは、長谷川。

・長谷川は、明音ちゃんに洋服を着せなおしていた。
長谷川が小屋の中で明音ちゃんを乱暴した後に殺害したという見方が強まる中、金丸刑事(ユースケ・サンタマリア)は以下の疑問を抱く。

「長谷川が殺したなら、なぜわざわざ明音ちゃんの服を着せなおして小屋の外に運ぶという証拠隠滅のような行為をしたのか?」


明音ちゃん殺人事件の真相はこちら
  • 加藤みきおは2月5日に田中義男のおじいちゃんと遊んであげるつもりだった。
  • ところが心と文吾が義男を見張ったので、みきおは義男に接触できずにストレスが溜まった。
  • その結果、みきおは次のターゲットである明音を小屋に閉じ込めた。
  • 明音をターゲットにした理由は、明音が(みきおが思いを寄せる)鈴をいじめたから。
  • みきおは、自分に性的な趣味を押し付けた翼に、青酸カリを盗むことと明音を襲うことを命令。
  • 翼は、同棲相手の佐々木紀子に木村鍍金工場から青酸カリ(シアン化カリウム)を盗ませた。
  • 翼は、みきおに言われた通りに明音を襲った。
  • みきおは、明音に青酸カリを薄めたジュースを飲ませたが、明音はなかなか死ななかった。
  • みきおは、最後は明音の首をしめて殺した。
  • 翼はみきおから「3日後に明音を解放する」と聞いていたが、明音が殺されたことに気付いて小屋へ。
  • 翼は明音に服を着せなおして小屋の外へ運び、雪の上で青酸カリを飲んで自殺。


記録にない事件➂:犯人が由紀のノートを拾う

金丸刑事(ユースケ・サンタマリア)に明音殺しの犯人と疑われた心は、自分の身分証明書と由紀のノートを雪山に捨てた。

最悪なことに、このノートをこれから音臼小無差別毒殺事件を起こそうとしている犯人が拾ってしまう。


音臼小無差別毒殺事件の犯人とは?
鈴の友人の加藤みきお


2度目のタイムスリップ(過去→現代)


遂に心は、佐野に全てを激白。
心:「自分が知ってる未来と別のことが起きているんです。明音ちゃんの失踪事件は1か月早く起きました。長谷川さんのこともこうなるはずじゃなかったんです」

佐野:「これから何が起こるんだ?」

心:「6月24日に音臼小学校で青酸カリを使った無差別殺人事件が起きて、犯人は僕の父親……佐野さんあなたです

混乱した佐野は「嘘だ!嘘じゃねえなら証拠を見せろ!証拠ないならこの村を出てけ!」と怒鳴った。


外に出た心は、再び深い霧に包まれて2017年の6月10日にタイムスリップ。

無念にも、音臼小無差別毒殺事件を止められないまま現代に戻ってしまう。


現代も変化(➀~➈)


現代に戻った心は、新聞で過去がどう変化したか調べる。

すると以下の➀~➈の出来事が変化していた。

現代の変化➀:鈴が疑われる

心が助けたことで顔のあざはなくなった鈴(白鳥玉季/貫地谷しほり)だが、明音ちゃん殺人事件の犯人として疑われていた。

その理由は、以下の3点で怪しいから。

・明音が失踪する直前に、明音と口喧嘩していた。

・明音が失踪した日、夜遅くに帰って来た。

・明音が殺された現場である小屋に、鈴のキーホルダーが落ちていた。


鈴は明音殺しの犯人なのか?
  • 鈴は明音殺しの犯人ではない。
  • 夜遅くに帰って来たのは、吹雪をしのぐためにバス停にいたから。
  • 小屋にあった鈴のキーホルダーは、犯人のみきおから鈴への愛のメッセージ。



現代の変化➁:金丸が死亡

金丸刑事(ユースケ・サンタマリア)が雪山で謎の転落死を遂げていた。


金丸の死亡理由
  • 金丸は、翼が明音をわざわざ小屋の外に連れ出して証拠隠滅を図ったことに疑念を抱いた。
  • 金丸は、明音の首についた細い締め跡から犯人は素人だと気が付いた。
  • 雪山で金丸はみきおと対峙して「犯人はズブの素人だ。どのぐらいの量の青酸カリで人が死ぬのか分かっていない」と言った。
  • みきおは由紀のノートを金丸に見せた後、金丸を崖から突き落とした。



現代の変化➂:佐々木紀子が自殺しない

由紀のノートによると4月6日に自殺するはずだった佐々木紀子(芦名星)が、自殺せずに音臼村を去っていた。

木村鍍金工場で働いた佐々木紀子は、同棲相手の翼に頼まれて工場からシアン化カリウム(青酸カリ)を盗んだことを警察に自白していた。


佐々木紀子の真相はこちら
  • 佐々木紀子は、雪山で金丸が犯人に殺されるのを目撃。
  • さらに“夢のノート”に自分の自殺記事があるのを見て、怖くなって村を出た。



現代の変化➃:音臼小無差別毒殺事件が変わる

音臼小無差別毒殺事件の内容が以下のように変化していた。

  • 音臼小無差別毒殺事件の日付けが1日変わって6月25日に。
  • 青酸カリが混入された飲み物が、オレンジジュースではなく牛乳に。
  • 被害者が少し変化していて、教師の木村さつき(麻生祐未)が生き残った。


音臼小無差別毒殺事件の内容が変化した理由はこちら
  • 犯人であるみきおが“夢のノート(由紀のノート)”を拾ってこれから自分が起こそうと考えていた“音臼小無差別毒殺事件”の記事を読んだ。
  • みきおは、厳重な警備をする佐野文吾の裏をかくために計画を変更。
  • 青酸カリを入れる飲み物をオレンジジュースから牛乳に変えた理由は、木村さつきが牛乳を飲まないことを知っていたから。
  • みきおは、さつきを慕っていた。


現代の変化➄:木村さつきがみきおを養子にする

木村さつき(麻生祐未)は、祖母が病気になって施設に入れられるところだった加藤みきおを養子にした。

その後、さつきはみきおを献身的に世話をする。


現代の変化➅:和子(榮倉奈々)が心を出産後に一家心中

佐野文吾が逮捕された後、和子(榮倉奈々)が心を出産後に一家心中を図っていた。

和子と長男の慎吾が死亡、鈴と心は生き残って施設(しらぎくの社)で育つことになる。


現代の変化➆:由紀とは結婚しない

心と由紀(上野樹里)は結婚していなかった。

2017年の由紀は、音臼小無差別毒殺事件を追う記者になっていた。

バツイチで今年3歳になる男の子の子供が一人いる。


現代の変化➇:心の部屋に大量の不気味な絵が届く

心の部屋に、明音ちゃん殺人事件の時に義男の部屋でみつかった絵にそっくりの不気味な絵が大量に届く。

これは、犯人から心へのメッセージ?


不気味な絵の真相はこちら
加藤みきおが心に「僕に会いに来い」という意味で送ったメッセージ。


現代の変化➈:鈴が顔を整形して妊娠

姉の鈴(貫地谷しほり)は、整形して名前を村田藍に変えて性格も変化。

2017年の鈴は、田中みきお(安藤政信)という車いすの男と同棲して妊娠中。


初めて「父さん」と呼ぶ


心は、留置所の佐野に面会に行った。

佐野は、1989年の田村心のことを覚えていてくれた。

もう、佐野とは呼べない。
心:「父さんって呼んでいいですか?」

佐野:「ああ」

佐野は、心がタイムスリップしてからの出来事について語った。

音臼小無差別毒殺事件が起こるはずだった6月24日。

佐野は鈴と慎吾をお泊り会には参加させず、警備を厳重に行った。


その日事件は起きなかったが、翌朝子供たちが青酸カリでバタバタ倒れて佐野が逮捕された。

どうして家に青酸カリがあったのかわからないが、木村鍍金工場から盗まれたものであることは確かだった。

『テセウスの船』6巻を原作ネタバレ

『テセウスの船』6巻では、心が鈴の内縁の夫・木村みきお(安藤政信)に会います。

なんとみきおは、音臼小で鈴の同級生だった加藤みきおでした。

みきおは、音臼小無差別毒殺事件で奇跡的に命を取り留めたけれど下半身不随になり、佐野を憎んでいました。

そして佐野の事件について真相を握る佐々木紀子(芦名星)が、証言することを決意してくれますが……?

鈴の内縁の夫・木村みきおの正体


鈴の内縁の夫は、木村みきお(安藤政信)という車いすの男だった。

みきおを見た心は、ある人物と似ていると感じた。


心の勘は当たり、木村みきおは音臼小学校で鈴の同級生だった加藤みきおだった。

事件後、みきおは木村さつき(麻生祐未)の養子になって加藤から木村になったのだ。


みきおは「(音臼小無差別殺人事件)の夜に犯人(佐野)と会話した。青酸カリの後遺症で下半身不随になった」と佐野を恨んでいた。

義母の木村さつきも何日も生死をさまよって、現在でも後遺症の発作が出るという。


鈴は、以前介護の仕事をしていた時にみきおと再会。

鈴の方はすぐに同級生のみきおだと気づいて、最初は関わらないようにしたが、みきおが現在も後遺症で苦しむ姿を見て、自分は加害者家族として償わなければならないと思って付き合うようになったという。


心は「好きなの?彼のこと」と問いかけるが、鈴は返事をしない。

心は「こんなこと一生隠し通せるわけがない。俺は父さんの無実の新証拠を見つけるよ」と言った。


佐々木紀子の新証言


佐野の弁護士が、佐々木紀子(芦名星)が佐野の無実を証明する証言をしてくれると心に言いにきた。

佐々木紀子が急に証言をする気になった理由は、自分が病気で余命短くなって真実を明らかにしたくなったからだった。


喜んだ心はさっそく佐々木紀子と会う約束をするが、その前に木村さつき(麻生祐未)が鈴を連れて佐々木紀子の部屋を訪問した。

鈴の正体が佐野の娘ということを知ったさつきは、鈴に紀子を青酸カリで殺すように命令する。

『テセウスの船』7巻を原作ネタバレ

『テセウスの船』7巻では、木村さつき(麻生祐未)が佐々木紀子(芦名星)を殺害。

木村さつきは、養子にしたみきおのためなら、何でもやる決意だったのです。

しかしみきおの方は……?

佐々木紀子が全てを告白


佐々木紀子(芦名星)は、さつきと鈴に「私は音臼小の事件が起きることを前から知っていました」と告白。

事件が起こる前、佐々木紀子は長谷川翼から工場でシアン化カリウム(青酸カリ)を盗むように命令されて盗んだのだ。


ところが、翼と明音ちゃんの遺体のそばに落ちていた青酸カリの瓶は紀子の見覚えのない物だった。

おそらく翼は、青酸カリを小分けにしたのだ。


その後佐々木紀子は、事件の真犯人と思われる人物が金丸刑事と話しているのを雪山で目撃した。

激しく吹雪いていたため、犯人の顔は見えなかった。


金丸は「犯人はズブの素人だ。すぐに捕まる」と話し、犯人はフフフフと笑いながらノートを見せた。

そのノートは心が以前捨てた由紀のノートで、千夏や明音の事件や、これから起こる“音臼小無差別殺人事件”や、4月6日に佐々木紀子が自殺する記事が貼られていた。


金丸は「このノートをどこで手に入れたんだ?」と犯人に詰め寄るが、崖に誘導されて落下して死亡。

この後、怖くなった佐々木紀子は音臼村を出た。


ここまで話して佐々木紀子は「犯人の声に心当たりがある」と言って、翼と犯人が2人で写っている写真を取りに席を立った。

さつきは、鈴に紀子のコーヒーカップに青酸カリを入れるように促すが、鈴は出来なかった。


鈴は、事件の日にさつきが家にトイレを借りにきたことを思い出して打ち震えた。

「うちに青酸カリを置いたのはお義母さんだったのですか?お義母さんが音臼小事件の犯人なのですか?」


さつきは「音臼小事件の真犯人を教えてあげるわ」と犯人の名前を鈴に耳打ちした。

佐々木紀子が持ってきた写真には、翼とみきお(犯人)が写っていた。

ショックを受けた鈴は部屋を飛び出す。


佐々木紀子が殺される


さつきとみきおは、明日の音臼小事件の慰霊祭で再び大量殺人事件を起こすつもりでいた。

さつきは、みきおにとって邪魔者である佐々木紀子を包丁で刺し殺し、自身も死なない程度に傷つけて救急車を呼んだ。

「む……娘(鈴)に刺されました」


みきおが、病院へ運ばれたさつきに面会に来た。

さつきは「どう?うまくやったでしょう」と微笑むが、みきおは「そういうの、ためらい傷っていうんだよ。警察にはすぐバレる」とオレンジジュース(青酸カリ)を渡した。


鈴から明日の慰霊祭でみきおが再び大量殺人事件を起こそうとしていることを聞いた心は、みきおに会いに行くことを決意。

『テセウスの船』8巻を原作ネタバレ

『テセウスの船』8巻では、遂に心(竹内涼真)が『音臼小無差別毒殺事件』の黒幕であるみきお(安藤政信)と対決。

心はみきおにナイフで刺されて、みきおと一緒に1989年に再びタイムスリップしてしまいます。

2017年のみきおと1989年のみきおがタッグを組むという“最悪の展開”を迎えます。

3度目のタイムスリップ(現代→過去)


心が慰霊祭の会場に行くと、さつきの目玉を持ったみきおが現れた。

みきおが心に送り続けていた不気味な絵は、「会いに来い」というメッセージだった。
心:「お前と木村さつきが犯人なのか?」

みきお:「そんなことどうでもいいじゃないですか。タイムスリップの方法を教えてください」

心が「自主しろ。ここに警察も呼んだ」と言うと、みきおは心の腹部をナイフで刺した。


その瞬間濃い霧に包まれて、心とみきおは一緒に1989年にタイムスリップ。

心が病院で目覚めると、笑顔の佐野がいた。


今日は、1989年6月20日。

音臼小殺人事件が起こる4日前。

心:「あの後2017年に戻って父さん……あなたと会いました。拘置所で。事件は起こる。そしてあなたは犯人にされる」

佐野:「俺は犯人じゃない。犯人は誰だ?」

心:「加藤みきおと木村さつきです

佐野は、教師のさつきと小学生のみきおが犯人という事実に衝撃を受ける。

心と佐野は、急いでみきおが祖母と住む家へ。

ところが、みきおはいなかった。

祖母が病気になったため、施設に引き取られることになったのだ。


木村さつきは犯人ではない?


心と佐野は、木村さつき(麻生祐未)に話を聞く。

みきおの両親は既に他界していて、さつきは今後みきおに何かあったら引き取るつもりだという。


「施設に行かせるよりはいいんじゃないかと思う」と話すさつきは、とても殺人犯には見えない。

2017年(ドラマでは2019年)のさつきとは、別人と言っていい。


みきおが2人


心が施設に行くと、みきおは加藤信也と名乗る叔父とどこかへ出かけたという。

しかし加藤信也の連絡先はデタラメだった。

その頃、みきおは2017年のみきお(=加藤信也)と2人で歩いていた。


佐野は、音臼小無差別毒殺事件を阻止するための計画を練り始めた。

心:「事件が起きる前に村を出る考えはないんですか?佐野さんが逮捕さえされなければ、家族の未来は変えられます」

佐野:「家族のことを考えたら事件に関わらないことが一番だが、俺は人の悲しいこと見ぬふりをして幸せに生きたくはないんだ」

心:「正義……ですか」

佐野:「ああ。今度こそ、なんとしても止めるべな、俺たちで」

佐野は心のことを心から信頼していたが、まだ心が自分の息子だとは信じられなかった。


その後、wみきおが田中さんの家を訪問して睡眠薬入りのコーヒーを飲ませて、屋敷に火を放った。

時を同じくして、みきおの叔父を名乗る人物(加藤信也)が佐野家を訪れて「田村心さんはいますか?お腹の赤ちゃんは何か月ですか?」と和子に聞いていた。

『テセウスの船』9巻を原作ネタバレ

『テセウスの船』9巻では、佐野(鈴木亮平)と心(竹内涼真)が音臼小無差別毒殺事件を防ぐために力を合わせることを誓い合います。

その頃、1989年のみきおと2017年のみきお(加藤信也)は小屋で話をしていました。

2人は、純粋なままの鈴を手に入れるために、新しい犯行計画を立てます。

録音テープ


心と佐野は、みきおが祖母と暮らしていた部屋に入った。

部屋は汚く、みきおと鈴以外の顔を画びょうで刺した写真と、録音テープがあった。

みきおは、鈴以外の人間を恨んでいた?


佐野は、音臼小殺人事件が起こる日に家族に富良野の従姉妹のところに行かせることにした。

その前に、佐野家は心も一緒にジンギスカン鍋を食べて家族団らんの時間を過ごす。


タイムカプセル


佐野たちは、タイムカプセルを埋めた。

心が埋めたのは由紀との結婚指輪と、心が佐野文吾の息子で岸田由紀(上野樹里)との間に未来(みく)という娘が生まれる家系図。


音臼小殺人事件を止めたら、現代は別の世界になる。

そしたら由紀とも未来(みく)とももう会えない。

でも自分たち3人の親子は幸せに生きていた……その証は残したい。


翌朝、佐野和子、鈴、慎吾は車で富良野向かったが、途中で行方不明になる。


一方佐野は校長に土下座して“お泊り会”の中止をお願いするが、校長は聞き入れない。

和子らの安否も気になるが、今は音臼小事件を阻止することに全力をそそぐしかない。

佐野は心に無線と手錠を渡して、厳重な警備を約束し合う。


佐野:「もしこの事件を止めたら心さんはどうなる?別人になる?事件を止めた瞬間に心さんがいなくなるなんてことはないよな?」

心:「どうでしょう?そもそも現代に戻れるかわかりませんよ

佐野:「きっとうまくいく。絶対に」

佐野は駅でみきおを待ち伏せして、心は音臼小学校へ。


みきおが人生で一番楽しかった事とは?


その頃、wみきおは小屋にいた。

1989のみきおは、母親の夢を見てうなされていた。


朝の5時半になって、2人は『今までで一番楽しかったこと』について話す。

2人とも「千夏ちゃんを殺した時」で意見は一致した。


1989年のみきおは、2017年のみきおに、今日までの自分の犯行について話す。

自作のパラコートジュースで千夏を殺した。

そして自分に暴力をふるった翼に、明音を襲うように命令した。


明音は、鈴に意地悪をしていたから許せなかった。

その後明音にパラコートジュースを飲ませたがなかなか死ななかったので、絞殺した。


金丸が犯人(=みきお)を“ズブの素人”と言った理由は、犯人が青酸カリについて詳しくなかったから。

そして明音の首についた薄い痣から、明音の首を絞めたのが子供だと気づいた。

その後、金丸のことも殺した。

そこへ、木村さつきがやってきた。

大人のみきおは「母さんは余計にがんばり過ぎた」と言って、さつきを絞殺。

『テセウスの船』10巻を原作ネタバレ

『テセウスの船』10巻では、みきおの『犯行動機』と『新しい犯行計画』が明らかになります。

みきおにとってもはや音臼小無差別毒殺事件は意味がなくなり、『新しい犯行計画』で鈴の理想の男になろうとします。

心は捨て身の作戦でみきおを捕まえますが、心は元の世界に戻れるのか?死んでしまうのか?

みきおが佐野と心を振り回す


さつきがいなくなったことを知った心と佐野は、さつきを探す。

みきおはこちらの裏をかいて音臼小無差別毒殺事件を起こすはず……絶対に阻止しなければならない!


そこへ放送室から1989年のみきおがアナウンス。

「6月24日。今日は待ちに待ったお泊り会です。みんなで一緒に眠って(クスクス)いい夢を見ましょう」


心と佐野は放送室に行ってみきおを問いただすが、みきおは「ひどいよ」と涙を流した。

警備員は、みきおをかばって心と佐野を非難した。


佐野はみんなに「18時まで飲み物も食べ物も口にするな!」と警告した。

その頃みきおは、水に入れるとおいしいジュースになる粉末をこっそり友人たちに分け与えていた。


粉末を見つけた心は、みんなに「飲むな!」と叫んだ。

しかしみきおはみんなの目の前でその粉末を飲み、粉末が安全であることを証明して笑った。

心は、みきおを部屋に閉じ込めて鍵をかけた。


時を同じくして、佐々木紀子が泥だらけの慎吾をおぶって学校に来た。

和子と鈴が誘拐されたが、慎吾だけは逃がされたという。

慎吾のポケットには、タケコプター(風速計)がある小屋の絵が入っていた。


犯人の『犯行動機』と『新しい犯行計画』


心は、学校の警護を佐野に任せて一人で小屋に行った。

佐野には帰る家族がいるが自分にはもう戻る場所はない、現代に戻れるかどうかもわからない。

それなら、守るべきは佐野(父さん)。


小屋では1989年のみきおが犯行の全てを告白した録音テープが回っていて、心は後ろから2017年のみきおに殴られて気絶。

小屋の中で目覚めた心は手錠で拘束されていて、そばにはさつきの遺体があった。


2017年のみきおが現れて『犯行動機』と『新しい犯行計画』について話す。

・音臼小無差別毒殺事件を起こした目的は、純粋なままの鈴を手に入れるためだった。

・鈴は「将来結婚するならお父さんみたいな正義感のある人がいいな」と言って、みきおの心に佐野への殺意が芽生えたのだ。

・鈴をいじめる明音を殺して小屋に鈴のキーホルダーを残したのは、そんな自分の気持ちを鈴に知ってもらいたかったから。

・しかし音臼小無差別毒殺事件を起こしてその罪を佐野に擦り付けた結果、鈴は顔を整形して名前も変えて性格も変わってしまった。

・みきおは絶望して、音臼小事件の慰霊祭で再び青酸カリ毒殺事件を起こしてみんなを巻き添えに死のうとした。

・しかしその直前に心がみきおに会いにきて、2人で過去へタイムスリップ。

・2017年のみきおは、1989年のみきおに会う。

・1989年のみきおは鈴を手に入れたい気持ちでいっぱいだったが、2017年のみきおは「鈴の過去を不幸にすると、純粋な鈴が変わってしまう。なるべく何もしない方がいい」とアドバイス。

なのでもう音臼小無差別毒殺事件は起こさない。

『新しい犯行計画』とは、2017年のみきおが和子と鈴を誘拐して、秘密を知る佐野と心を殺害した後に全ての罪を告白する遺書を残して加藤信也として自殺。1989年のみきおが誘拐された鈴を救出して正義の味方になる。


全てが終わる


2017年のみきおが(心とさつきがいる)小屋に火を放ち、1989年のみきおが鈴を救出しておぶって学校へ戻ってきた。

佐野は「これもお前の計画なんだべ?」と問い詰めるが、1989年のみきおは知らぬ存ぜぬを決め込んだ。


そこへ2017年のみきおがナイフを持って現れた。

2017年のみきおの目的は佐野を殺すことで、これさえ終われば自分も自殺して、1989年のみきおを正義の味方にする計画が完成する。


しかし放火された小屋から脱出した心が現れて、佐野をかばって刺された!

心は、みきおが全ての犯行を吹き込んだ録音テープを持っていた。

これは、みきおが一連の事件の殺人犯である動かぬ証拠だ!


佐野がみきおを撃ち、全ては終わった。

しかし心は、虫の息。

佐野は「もうどこにも行くな。ここにいろ。お前は俺の子だ!」と心の手を握ったが、心は死亡。


28年後(ドラマでは31年後)


28年後(ドラマでは31年後)の2017年(ドラマでは2020年)。

加藤みきお(少年A)が殺人犯として逮捕され、佐野一家は平凡に幸せに暮らしていた。

タイムカプセルを掘り起こした佐野は、心が入れた結婚指輪と結婚相手の岸田由紀の名前が書かれた紙を見つける。


もはや佐野の記憶の中にしか“1989年の心の真実の姿”は生きておらず、和子も鈴も慎吾も田村心は1989年に出会った正義の味方で佐野文吾をかばって死亡したという認識しかなかった。


1989年の田村心は、今日家に帰ってくる次男の佐野心と同一人物なのに。

しかし当の佐野心も、当然ながら1989年に未来の自分が活躍したという記憶はない。


佐野は、せめて心に岸田由紀と結婚させてやりたいと考える。

そんな中、佐野心は職場の同僚教師・岸田由紀を家に連れ帰って来た。

佐野一家は、2人を心から祝福した。

テセウスの船

時と共に朽ちた部品を新しい部品に交換していくうちに当初の部品は全てなくなった。

ここで矛盾(パラドックス)が生じる。

この船は最初の船と同じと言えるのか?

まとめ

ドラマ『テセウスの船』の原作をネタバレしてまとめました。

心が自らの命を犠牲にして得た「奇跡のハッピーエンド」です。

心に過去の記憶はありませんが、再び由紀と結婚。

この後に未来(みく)ちゃんが生まれるのだと思われます。

「テセウスの船」原作の結末をネタバレ!田村心は死ぬのか?由紀と幸せになれるのか?

2020.01.02