『テセウスの船』徳本(今野浩喜)が黒幕?2020年の世界で正志を殺した?

『テセウスの船』の加藤みきお(柴崎楓雅)の共犯者(黒幕)が誰なのか予想が白熱しております!

8話ラストシーンでは、その共犯者がみきおをスタンガンでビリビリ!

9話からは、共犯者の独壇場が繰り広げられそうです!

筆者の共犯者最有力候補は、徳本(今野浩喜)。

もうこの人しかいないって思ってます。

当記事では『テセウスの船』徳本黒幕説についてネタバレ考察してまとめています。

『テセウスの船』1977年の音臼村祭の事件をネタバレ考察!徳本の母親は事故?殺された?

2020年3月9日



『テセウスの船』徳本卓也(今野浩喜)とは?



徳本卓也(今野浩喜)とは、農業を営む口数の少ない男。

原作にはないオリジナルキャラクター。


原作は、緻密に計算されたストーリーが魅力の同名漫画(1~10巻)。

なので、原作でいい人なキャラクターが犯人になるとは考えにくい(原作の良さが台無し)。

そうなると、オリジナルキャラクターの徳本が黒幕である可能性は非常に高いです。

『テセウスの船』徳本が共犯者(黒幕)である理由をネタバレ考察

徳本が共犯者である理由をネタバレ考察します。

パラコートを大量に持っている


2話で翼(竜星涼)が雪の上で死んでいるシーンの後、村人の怪しい姿が映されました。

徳本は、トラックに大量のパラコートを積んでいました。

パラコートは三島医院の千夏ちゃんの死因となった劇薬ですが、実は原作では音臼村のほとんどの家がパラコートを持っています。

なので徳本だけが持っているわけではないので、あまり怪しいとは言えません。


道路に置かれていた籠には野菜が入っていた


8話で和子(榮倉奈々)、鈴(白鳥玉季)、慎吾(番家天嵩)は一時避難のために車で村を出ますが、道路に置かれた籠(中には野菜)のせいで通せんぼされてしまいます。

和子が車から降りるとスタンガンで気絶させられて拉致され、車の中で寝ていた鈴と慎吾も連れ去られました。


この時間心はみきおを見張っていたので、みきおは関与していません。

共犯者一人(複数?)がやったことです。


和子たちが監禁されていたのが音臼小の体育館だったことから、心は音臼小のお楽しみ会の参加者の中に共犯者がいると睨みます。

徳本の職業は農業で野菜は手に入るし、軽トラなので3人を運びやすいです。



正志を覚えていなかった


1話で徳本と井沢(六平直政)は、正志(せいや)を覚えておらず不審者だと思って派出所に連れてきました。

後に井沢はフザけていただけとわかりますが、徳本は本気で覚えていませんでした。


正志は、元町会議員の田中義男(仲本工事)の息子です。

覚えていないとか有り得るのでしょうか?


ノートの西の農夫?



2話の田中義男のノートに、共犯者?と思われる名前が書かれているページがありました。

・東の侍(?)

西の農夫(徳本卓也)

・南の老人(石坂校長)

・北の少年(加藤みきお)

このノートの内容が本当に共犯者を書いているとしたら、共犯者は徳本を含めて3人もいることになります。


過去に母親を亡くしている?


8話で徳本と正志は桜の木の下で以下の会話をしていました。
徳本:「よかったな~今年もキレイに咲いて」

正志:「おふくろとよく来たんですよ~ここ。きっとあっちで喜んでます」

徳本:「俺の母ちゃんも好きだった。あんなことがなけりゃな」

この会話からわかるのは以下の2つです。
・正志の母親も徳本の母親も桜が好きだったけれど、正志の母親は今は亡くなっている。

・徳本の母親は、あんなことがあってから桜を見るのが嫌いになった?

徳本の母親は、「あんなこと」以来気持ちが沈みこんだか亡くなったかどちらかだと思われます。

桜を見るのが嫌になってしまうのですから、残酷な事件が起こったのではないでしょうか。


筆者はこの事件は、1977年の音臼村祭での事件だと思います。

徳本は、この事件をちゃんと捜査しなかった文吾を憎んでいるのではないでしょうか?


2020年の正志殺しは徳本の犯行?


7話では、2020年の世界で正志が何者かに殺されました。

大人みきお(安藤政信)が殺したように言っていましたが、正志のアパート前のカメラに映っていたのはフードを被った身長が低くも高くもない男。


大人みきお役の安藤政信さんは、175センチとやや高い身長です。

徳本役の今野浩喜さんは171センチと、現代男性としては低くも高くもない平均身長です。

それに徳本ならば、正志に警戒されずに部屋に入ることも簡単だったのではないでしょうか?


ちなみに黒幕候補として有力な校長役の笹野高史さんは、167センチでやや低い。

井沢役の六平直政は、175センチとやや高い。

『テセウスの船』本当に徳本が共犯者(黒幕)なのか?

筆者が校長を黒幕候補から外した理由は、年齢。

校長は、以下の3点で確かに怪しい。
・校長の机の上の木彫りの人形を2020年の大人みきおも持っていた。

・1977年の音臼村祭の実行委員だった。

・文吾が必死でお楽しみ会を中止するように言ったのに、結局お楽しみ会を決行した。

しかしドラマは1989年ー2020年を行ったり来たりして、最後は1989年を変えた結果の2020年が映されます。

正直校長は年齢的に、2020年はかなりのご高齢か死亡している可能性も。


原作のラストは黒幕のみきおがどこかへ向かっているシーンで終わるので、ドラマも2020年の黒幕の行く末が映されるはず。

そうなると校長はちょっと厳しいかなと思うんです。


正志も過去に色々あって村の人と仲良くなったのも最近のようなので、非常に怪しい。

しかし正志は2020年の世界で無残な殺され方をしています、正直黒幕なら殺されないと思うんですよ。


井沢は悪人面ですが、文吾の家に悪質な電話をかけたりといかにも過ぎるので違うと思っています。

そうなると、2020年の正志殺しの犯人の身長と一致することからも徳本しかいないと予想します。

もしくは、井沢、徳本、正志、校長の4人が共犯という説です。

『テセウスの船』1977年の音臼村祭の事件をネタバレ考察!徳本の母親は事故?殺された?

2020年3月9日