アンナチュラル 所長・神倉保夫役は松重豊!演技力と役柄を紹介

ドラマ「アンナチュラル」でUDIラボの所長・神倉保夫(かみくらやすお)を演じるのは松重豊です。

松重豊といえば、シリーズヒットしている実写版「孤独のグルメ」の井之頭五郎が真っ先に思い浮かぶのは筆者だけではないはず…

ただ、今まで多くの作品に出演してきており、遅咲きの名バイプレイヤーと言うべき役者でもあります。


当ページでは、ドラマ「アンナチュラル」に出演する松重豊の経歴や演技力、演じる神倉保夫の役柄についてまとめます。



アンナチュラル 松重豊の経歴


松重豊は1963年1月19日生まれで、現在54歳の俳優です。(アンナチュラル2回目の放送日が誕生日で55歳になります。おめでとうございます!)


1982年から松重豊は大学時代に演劇部を専攻しており、映画や舞台劇を制作する側を目指していましたが、数々の演技を見るうちに俳優を目指すようになります。

当時松重豊は、大学生だった三谷幸喜が結成した劇団「東京サンシャインボーイズ」に参加し、1986年から蜷川幸雄の劇団「蜷川スタジオ」に入団…舞台にて演技の経験を積んでいきます。

1989年に「蜷川スタジオ」を退団し、フリーで数々の映像作品の脇役として出演。

ただ、生活は苦しく1年間休養を挟みつつも復活し、地道に役を重ねていきます。


筆者の印象ですが、1990年代は特に強面を活かしたヤクザ系の役が多かったように思えますね。

1995年の実写版「闘牌伝アカギ」で矢木圭二を演じていた…といえばイメージがつく方もいらっしゃるかもしれません。(実写と言っても古い方です!)

現在に至っても同じですが、刑事役が多いのも特徴です。

188cmもある身長とがたいの良さ、そしてスーツが似合うあたり適役だったのでしょう。


徐々に脇役として存在感を出していく松重豊ですが、2007年には連続テレビ小説「ちりとてちん」にてヒロイン・喜代美(貫地谷しほり)の父親・正典を演じます。

また、2012年には谷口ジロー原作漫画を実写化したドラマ「孤独のグルメ」で主演になると、これが大当たり。


豪快でおいしそうな食いっぷりから松重豊の名を世に広めることとなりました。


他、代表作としては映画「地獄の警備員」「アウトレイジシリーズ」「ミュージアム」などでしょうか。

また、ドラマ「デスノート」ではアンナチュラルにも出演する窪田正孝と共演していますね。


現在も数多くの脇役として呼ばれ、「名バイプレイヤー」と呼ばれるようになりましたが、以前よりも存在感の強いキャラクターとコミカルな役が多くなってきている印象です。

好きな作品を思い浮かべると何かと松重豊が出演してたりするのは私だけでしょうか…(「ディア・ドクター」「重版出来!」とか…)

松重豊の演技力

松重豊の演技、筆者の大好物ですね。

立ってるだけでも存在感があり、何かしらボソっと話すとキャラクターの考えを全ては言葉に出さずとも「あぁ、わかる」と思わせる感じが良いです。

もちろん、役柄によっても変わるのですが、刑事や警察官の役が個人的には好きですね。

安定感が素晴らしい。


世間の声を聞いてみると…


もちろん評価が高く、誰もが演技派と答えていますね。

また、「孤独のグルメ」の影響が大きく、食べるシーンになると敏感になる視聴者も多い様子。


「孤独のグルメ」は役がハマりすぎていましたから、松重豊にとってもキャラ幅をアピールする大きな一手となった作品であることに間違いないでしょう。

今回のドラマ「アンナチュラル」では、怖い役ではなくコミカルなキャラクターとなりそうです。

アンナチュラル 所長・神倉保夫の役柄


ドラマ「アンナチュラル」で松重豊が演じるのはUDIラボの所長・神倉保夫です。


神倉保夫は元厚生労働省医政局職員でUDIラボに転属、所長を務めることになりましたが少数世帯のため雑用を引き受けています。

UDIラボの財政を管理していますが、補助金によるものが大きいためラボはいつなくなるかという状況…

しかし、ラボで働く人たちはそんなことはお構いなしで気持ちをわかってくれません。


所長ながら色々なことに板挟み状態になっている神倉保夫…視聴者で応援していきましょう…!


ちなみに、松重豊はアンナチュラルの脚本家・野木亜紀子とは「重版出来!」にて仕事を共にしています。

まとめ

ドラマ「アンナチュラル」に出演する俳優・松重豊の経歴と演技力、演じる神倉保夫の役柄についてご紹介しました。

コアなファンが多い松重豊の参戦に期待が膨らむ視聴者は筆者だけではないことでしょう。

シュールな松重豊を見られればと思います。