アンナチュラル ピンクのカバの謎を考察!中堂は殺人犯を殺すのか?

7話以降、中堂(井浦新)とミコト(石原さとみ)は協力して“赤い金魚”について調べています。

偏屈な中堂ですが、ミコトのことは信用するに至ったようです。

『アンナチュラル』8話では中堂の口から、恋人・糀谷夕希子 こうじや ゆきこ(橋本真実)殺人事件の全容について語られました。

そしてラストシーン、宍戸(北村有起哉)から「週刊ジャーナル」の六郎(窪田正孝)宛てに謎の封筒が届いて、その中に「ピンクのカバ」が……!

当記事では『アンナチュラル』で意味深な存在の「ピンクのカバ」や「中堂の恋人・糀谷夕希子殺人事件の全容と真犯人は誰か?」「中堂は殺人犯を殺すのか」「最終回のテーマ」などについてまとめました。

当記事の続編記事についてはこちら
アンナチュラル ABC…の意味とは?赤い金魚連続殺人事件の真相とは……?



中堂の恋人・糀谷夕希子殺人事件の全容とは?



『アンナチュラル』8話では、中堂の口から「糀谷夕希子殺人事件の全容」について語られました。


糀谷夕希子殺人事件は8年前に起こり、被害者の夕希子(橋本真実)は事件当時33歳。

遺体はスクラップ置き場に捨てられていて、靴は履いておらず荷物もありませんでした。


致死量以上のニコチンを注射された形跡があり、「事故死ではない。」と中堂は確信しています。

そして唯一の手掛かりが口の中の“赤い金魚”。


捜査線上に上がった犯人候補とは?


事件当時、捜査線上に名前があがったのは夕希子と一緒に住んでいた中堂以外に、以下の人物がいました。

  • 夕希子が働いていた定食屋の周辺人物
  • 文詠館の関係者

文詠館とは、以前ミコトが中堂の部屋に行った時にみつけた「茶色い小鳥」(糀谷夕希子作)の出版社名です。

「ピンクのカバ」とは?


「ピンクのカバ」とは、糀谷夕希子が二冊目に出版しようとしていた絵本の名前です。

ミコトが「(糀谷夕希子さんに)会いたいですか?」と聞くと、「会いたい。会ってきく。お前を殺したクソ野郎は誰なんだ?」と答える中堂。

中堂は最愛の恋人の体を切り開き、それでも犯人に辿り着けなかったことがくやしくてたまらないのです。

8話ラストシーン・謎の封筒の中に「ピンクのカバ」が?


『アンナチュラル』8話ラストシーンで、六郎(窪田正孝)宛てに宍戸理一(北村有起哉)から謎の封筒が届いていました。

封筒の中には、ピンクのカバのイラストと、糀谷夕希子の写真などが入っていました。

何故、宍戸は六郎にこんなものを持ってきたのでしょうか?


宍戸は糀谷夕希子の事件を追ってる?



7話で宍戸は六郎をバーに呼び出し「俺はただ知りたいだけなんだ。8年前の事件の真相を。」と言っていました。

UDIラボに潜入している六郎なら、中堂について何か調べられるかもと思ったのでしょう。

糀谷夕希子の両親はいまだに中堂が犯人だと思っていて、命日には手紙を送り付けているのだそうです。


六郎は「中堂さんは変な人ですけど、恋人を殺すようなひとじゃないと思います。」と中堂を弁護。

そんな六郎に宍戸はは「人間には必ず裏の顏がある、お前がいい例じゃないか、裏切り者~。」と言いました。

宍戸は遺族の無念を晴らすために、8年前の事件の真相を追っているのでしょうか?

封筒は、週刊ジャーナル=文詠館のものだった!

六郎への封筒は、週刊ジャーナル=文詠館のものでした。

えええ~(>_<)週刊ジャーナルって文詠館のことだったのですね!

ってことは、週刊ジャーナルの末次康介(池田鉄洋)も糀谷夕希子殺害事件の捜査線上に名前が挙がっていたのではないでしょうか?


もしかして、末次康介が糀谷夕希子殺しの真犯人なのでしょうか?

確かに末次はUDIラボに六郎を潜入させた張本人、どう考えても腹黒いです。

そして8話で六郎が「もう(潜入捜査を)やめさせてください。」と言いに来た時には笑顔で了承しましたが、「UDIラボの不自然なお金の動き」についての記事を出そうとたくらんでいる模様。


末次康介が犯人なのか?ツイッターの反応は?





宍戸はキャラクター的に物凄くあやしいのですが、「あやしすぎてミスリードなのでは?」という意見が多かったです。

筆者も宍戸さんは、遺族の無念を晴らすために事件を追っているだけのような気がします(しかし事件の真相にかかわる“何か”を知っているキーパーソンのような気がします)。


そうなるとやっぱり“末次康介犯人説”が有力です。

サイコパスは一見明るくて社交的な一面があるので、「末次はサイコパスなのでは?」の声も。

末次は9話で、六郎に封筒を渡しますが……?

9話からは、中堂の報復が始まる?




9話では、8話で火事があった雑居ビルの隣にある空き家から、スーツケースの中で亡くなっている若い女性の遺体がみつかり、口の中には“赤い金魚”のあざがみつかります。

これで“赤い金魚”が口の中に残されていたご遺体は、夕希子を含め過去に3体ということに。

しかし殺人の手口はバラバラなのです、


ミコト達は遺体の検死から、“赤い金魚”のあるご遺体は連続殺人事件の可能性があるとの見解に至りますが、警察は正式な証拠がないからと訴えを却下します。

死因救命を進める中、ミコトは胃の内容物が強烈な腐敗臭を放っていることに違和感を覚えます。


そんな中、中堂は犯人に対する報復行為に出ます。
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そもそも中堂は「殺すやつは殺される覚悟をすべきだ。」という危険思考の持ち主。

ミコトはそんな純粋な中堂の狂気を止めたくて、“赤い金魚”のご遺体を調べるのを手伝っていたのです。


9話予告編で「この絵(ピンクのカバのイラスト)を誰にもらったア!」と六郎に詰め寄る中堂の姿が……!

まさかと思うけれど、中堂は宍戸を殺しに行っちゃうのでは……?(宍戸は多分、犯人じゃない)


『アンナチュラル』最終回に描かれるテーマとは?


中堂が犯人を殺すかもしれない最終回ですが、雑誌『TVLIFE』に以下の記述がありました。

終盤は“大事な人が殺された時、その憤りをどこに向ければいいか”という答えのない問いを描きます。

引用元:雑誌『TVLIFE』脚本家・野木亜紀子より


中堂が真相に辿り着いた時に選ぶ道とは?

苦しむ中堂に対して、ミコトらUDIラボのメンバーが出来ることはあるのでしょうか?

最終回には、六郎が実はスパイだったこともバレてしまいます。

当記事の続編記事についてはこちら
アンナチュラル ABC…の意味とは?赤い金魚連続殺人事件の真相とは……?

まとめ

『アンナチュラル』で意味深な存在の「ピンクのカバ」や「中堂の恋人・糀谷夕希子殺人事件の全容と真犯人は誰か?」「中堂は殺人犯を殺すのか」「最終回のテーマ」などについてまとめました。

最終回は、涙なしでは見られない内容になりそうですね。