アンナチュラル 最終回 予想!赤い金魚殺人事件の黒幕は誰?複数犯説も!

『アンナチュラル』9話で、“赤い金魚殺人事件”の犯人が判明。

犯人は8話の火事の唯一の生き残り・高瀬ふみと(尾上寛之)でした。


高瀬は9話で自分から警察に出頭して来るのですが、自首が目的ではなく「殺されそうなので保護してもらいたい。」とかなりふざけているとしか言いようがない発言を……!

そしてあやしさ満点のフリージャーナリスト・宍戸(北村有起哉)がこの尾上に深く関わっているようで……。

当記事では『アンナチュラル』最終回で「赤い金魚殺人事件の黒幕は誰か?」「中堂は一線を越えるのかどうか」などを考察、予想してまとめました。



『アンナチュラル』赤い金魚殺人事件とは?



“赤い金魚殺人事件”とは、中堂の恋人・糀谷夕希子(橋本真実)が殺害された際に、口内に赤い金魚のあざがあったことに由来します。


中堂は“赤い金魚”のご遺体が出たら教えてくれるように、葬儀屋・木林(竜星涼)に金を握らせてきました。

そして9話では“赤い金魚”の正体が「おさかなカラーボール」(動物用のおもちゃのボール)と判明。

犯人はこれを“さるぐつわ”がわりに使っていたのでしょう。


さらに8話の火事の唯一の生き残り・高瀬(尾上寛之)の部屋に、ABC……のアルファベットになぞらえた26通りの殺人方法が書かれた紙が貼ってあったことも判明。

“赤い金魚殺人事件”とは、(若い女性)26人の連続殺人事件だったのです。


9話ラストシーン、高瀬は26人目の殺人(asunder:バラバラ殺人)を終えて、証拠となるものを全て燃やしてから警察に出頭。

高瀬と申しますが、殺されそうなので保護してもらいたいんですけど。

引用元: 『アンナチュラル』9話・高瀬のセリフより


高瀬の目的は、「自首」ではなく「保護」でした。

高瀬は本当に殺人を行っていないのでしょうか?


“赤い金魚殺人事件”についてもっと詳しく知りたい方はこちら
アンナチュラル 赤い金魚とは?ミコトと中堂の過去は繋がってる?

アンナチュラル ABC…の意味とは?赤い金魚連続殺人事件の真相とは……?

『アンナチュラル』高瀬が犯人なのか?



最終回、高瀬は遺体損壊は認めるものの、肝心の殺害については否定します。

高瀬を殺人で立証できる証拠はみつからず、ミコト(石原さとみ)たちはくやしい思いをしながらも、高瀬を殺人罪で裁くための検証を続けていきます。


ここで問題になるのが“高瀬は本当に殺人犯なのかどうか?”ということです。

もし黒幕がいるとしたら、殺人は黒幕が行って、遺体損壊は高瀬が行うという分担作業だったということになります。


以下に、3名の黒幕候補を挙げてみました。

フリージャーナリスト・宍戸理一


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宍戸理一(北村有起哉)が黒幕である可能性は、かなり高いです。


宍戸は高瀬の記事を書くために、以前から高瀬に接近していた模様。

9話では26人の連続殺人(遺体損壊?)をやり遂げた高瀬の写真をパシャリと撮りました。

宍戸と高瀬はかなり仲がいいとしか思えません。


ただ、宍戸は六郎(窪田正孝)に「8年前に中堂系(井浦新)の恋人が殺された事件の真相が知りたいだけなんだよ。」とピュアそうな発言もしていました。

糀谷夕希子の両親が今でも中堂を犯人と思っていて、命日には手紙を送りつけてくるとか……。


ところが8話ラストシーンでは、宍戸はABCの歌を歌いながらまだ報じられていないはずの“スーツケースの女性遺体”の写真をパシャパシャ。

警察が未発表のネタをかぎつけられたのは、やっぱり宍戸と高瀬の結びつきが強いからでしょう。


宍戸がABCの歌を歌う姿はかなり不気味で、ツイッターでも大反響がありました。



後に宍戸は六郎に「Bはもうやった!」と言って、スーツケースの女性の殺人方法がF(ホルマリン)であることを匂わせます。



やはり宍戸は26人連続殺人事件に一枚かんでいる可能性が高いですね、詳し過ぎです。


逆にもしこれがただ単に高瀬の特集記事を書きたいだけだったら、宍戸はまさに金の亡者。

また別の意味で恐ろしいです……。



予告で、中堂に殴られているのは宍戸っぽいのでやっぱり宍戸が関連しているのは間違いないのではないでしょうか?


葬儀屋・木林南雲



今まで中堂の“赤い金魚”探しを手伝ってきた木林南雲ですが、9話で気になる発言をしました。

まだ赤い金魚の死体が出るとでも?

引用元: 『アンナチュラル』木林のセリフより


この木林の発言はツイッターでも反響を呼び、「もう赤い金魚のご遺体が出ないことを知っているのではないか。」の声がありました。



昼間に殺して人目を気にず運びだせるのは葬儀屋だけでは?という声も。



しかし年齢的に考えて、木林はシロだという声も。


おさかなカラーボールが20年前に販売されたものだということと、糀谷夕希子が8年前に殺されたということから、現在28歳の木林の犯行と考えるのは不自然だとする説です。


江口兼人



筆者は、ミコトの母親(薬師丸ひろ子)が担当している「増子第一ビル火災訴訟」(8話の火事)の訴訟団のひとり・江口兼人(隣の空き家の持ち主)がとてもアヤシイと思っています。

ミコトが「あれ?こんな人いたっけ?」と言ったように、火事の犠牲者の中には含まれていません。

空き屋の持ち主が、遺体の入ったスーツケースが一ヶ月以上も置きっぱなしなのに気が付かないのは不自然ですよね。




江口兼人がバーのマスターで、犯人なのでは?と言うひともいます。



江口賢人(黒幕)、高瀬(協力者)、宍戸(記録者)の図式を予想する声も。


江口兼人=宍戸だという説もありました。

みなさん、本当によく考えていますね~(^_^;)

宍戸がいつも名前を変えて記事を書いているのが伏線だということですが、なるほど、納得させられます。


複数犯の可能性も考えられる?



黒幕説も考えられますが、複数犯による殺人事件の可能性も考えられます。

まず、このABC……の表は筆跡が違うものがあります(特にS)。


そして4色に色分けされています。

単独犯ならば色分けする必要性はないような気がします。

これは殺した人間毎の、色分けではないでしょうか?



高瀬が多重人格だから筆跡や色が違うという意見もありました。

これもなんだか納得させられますね~。

『アンナチュラル』最終回・中堂は一線を越えてしまう?



『アンナチュラル』最終回でもっとも注目されているのが、“中堂が一線を越えるのかどうか?”です。

さらに、六郎(窪田正孝)がUDIの情報を週刊誌にうっていたことがメンバーに知られて、UDI崩壊の危機も訪れます。

全てがダメになってしまいそうな嫌な予感の最終回。


そんな中、ミコトは検事・烏田(吹越満)から容疑者を追い詰めるための取引を持ち掛けられます。

それは、高瀬が犯人である証拠をねつ造すること。

中堂は取引に賛同するようですが、筆者はミコトは賛同しないと思います。


それでも、目の前に犯人がいるのに、証拠をみつけられないのは歯がゆいなんてもんじゃありません。

嘘の鑑定所を作成するかどうかは、法医解剖医であるミコトにとって究極の選択になりますね。


筆者は中堂を止めてくれるのは、恋人・糀谷夕希子さんだと思います。

夕希子さんは絵本作家で、「茶色い小鳥」の作者。


その中には、小鳥が死んで黄色い花になったページがありました。

これこそが糀谷夕希子さんの世界観で、復讐など願う人ではないのです。


中堂が最後には糀谷夕希子さんの願いに気が付くのではないかと予想……というより期待します。

まとめ

『アンナチュラル』最終回で「“赤い金魚殺人事件”の黒幕は誰か?」、「中堂は一線を越えるかどうか?」について考察、まとめました。

予告で宍戸が中堂に殴られているのは高瀬の記事を書いたからか、それとも真犯人だったからなのか……?


いまだに素顔を明かさない江口賢人黒幕節も有力です。

ハラハラして金曜日まで待てない『アンナチュラル』最終回は、2018年3月16日(22:00から放送、10分拡大)です。