『明日の約束』9話では、霧島の恐怖のノートパソコンの中身が明らかになりました。
自分がサイコパスであることを隠そうともしない霧島は、モンスターそのもの。
そして主人公・日向(井上真央)と本庄(宮藤阿須加)の関係にも変化が訪れて……。
この記事では『明日の約束』9話のあらすじのネタバレとツイッターの評判、感想をまとめました。
『明日の約束』9話・あらすじのネタバレ
霧島の裏の顔とは……?
おやおや。私としたことが神戸くんまでダークナイトになるとは…。#明日の約束 #相棒 pic.twitter.com/m624mobE2Q
— シン・あざらし@第5形態 (@fujikiyo0407) 2017年12月12日
「吉岡(遠藤健慎)が孤立する原因を作ったのは、僕ですよ。
でも、僕は種を蒔いただけです。」
日向(井上真央)にノートパソコンの中身を見られたにもかかわらず、全く動揺の色を見せない霧島(及川光博)。
どうやら悪いことをしたとは思っていない様子(>_<)
霧島のノートパソコンの中身とは……?
霧島は新しい生徒を受け持つと必ず“生徒名簿”を作って、ノートパソコンに保存していたのです。
どういった性格でどう対応すべきか、どこが気に入らないかも含めて、全て記述。
吉岡圭吾の欄には、以下のことが書かれていました。
- 中学から問題傾向アリ
- 母親が過干渉
- 吉岡真紀子は圭吾が中学生時、モンスターペアレントとして有名だった。
- 父親が市の教育委員会職員
- 罰が必要
- 6月2日、吉岡圭吾を孤立させるため、渡辺純也が嫌うように種を蒔いた
ひえ~(>_<)
「罰が必要」とか「吉岡圭吾を孤立させるため、渡辺純也が嫌うように種を蒔いた」とか怖すぎです!
渡辺の人間性が問題?
仲間由紀恵といい、ミッチーといい、悪いことしたという感じじゃないんだよなあ #明日の約束 pic.twitter.com/1HWEGNxFll
— Impressions (@TVMainly) 2017年12月12日
霧島は渡辺(堀家一希)を利用して圭吾を孤立させたわけですが、自分はあくまでもきっかけを作ったに過ぎず、クラスを巻き込んで圭吾を無視したのはむしろ渡辺の人間性の問題だと主張。
そして渡辺が撮った動画(長谷部が他生徒に掴みかかった時の)を流出させた件についても、自分がそうしなかったとしても渡辺ならばいずれ流出させていたに違いないと決めつけてきます。
自分の非は認めず、渡辺のことを「浅はか」で「短絡的」と罵るあたりが完全にサイコパス(>_<)
遂には、「これは教育です。」とか「僕は学校の教師の存在意義とは何か、を考えているんです。」など自己正当化もはなはだしい発言をしてきます。
霧島の教育とは、以下です。
そのようにされる生徒には、それなりの原因がある。
う~ん(;^_^A
こんな考え方の先生が学校にいたら、怖すぎですね。
サイコパスが、日向を責める?
「罪の意識はないんですか?」と責める日向に対して、霧島は「日向先生だって、吉岡に告白されたことを黙っていたじゃないですか?」と切り返してきます。
「私は……、自分が悪くないとは思っていません。」
自分の非から逃げない日向に対して、霧島は「あなたや白井香澄(佐久間由衣)は僕が吉岡を死に追いやった犯人と思ったのかもしれませんが、僕はただの小悪党だ。」と言って、「犯人はあの頭のおかしい母親ですよ。」と締めくくってしまいました。
日向の力になっていた理由は、“スクールカウンセラーとは仲良くしていたほうが何かと都合が良かったから”とのことでした。
毒親を罵る毒親
日向ママがニュースの毒親のくだりみてるのシュール #明日の約束 pic.twitter.com/OvITCwMGY8
— Impressions (@TVMainly) 2017年12月12日
テレビで真紀子のニュースを見て、「こんな母親最低よね~。」と嘲笑う尚子(手塚理美)。
そんな尚子を冷めた目で見降ろす日向(尚子はテレビに夢中でその視線に気が付きません)。
香澄と朱里は?
朱里(立野沙紀)は、香澄に霧島を襲うのをやめさせようと説得。
確かに香澄が孤立するきっかけを作ったのは霧島ですが、実際にいじめを行って香澄を苦しめたのは自分だから、と朱里は本気で反省しているのです。
英美里はホテル住まい?
フジ 明日の約束@竹内愛紗c pic.twitter.com/MHFD4lq1cU
— 城丸香織 (@tokyostory) 2017年12月12日
圭吾の妹・英美里(竹内愛紗)は、現在はホテル住まいです。
母親には嫌われたし、父親は愛人がいるし……とすっかり家族のことをあきらめている英美里を見て心配な増田(山口まゆ)と日向(井上真央)。
英美里は「お兄ちゃんはお母さんのことを理解していた。優しいから……。」と母に優しく出来なかった自分を責めているようでした。
実際、圭吾は真紀子の悪口を英美里には言わず、かばうような言い方をしていたそうです。
圭吾は、真紀子の気持ちを理解し過ぎていたのかもしれません。
だからこそ、苦しかったのかも……。
吉岡夫婦の行く末は?
真紀子と夫・正孝(近江谷太朗)は今後の話し合い(?)をしていました。
2年前に既に離婚届が正孝から真紀子に渡されていたのですが、真紀子が“圭吾のために待って欲しい”と言って保留になっていたのです。
正孝は、早くサインして欲しいと迫ります。
この父親も息子が死んで間もないのに、鬼そのものです(>_<)
「私は、ちゃんとした家庭を作りたかったんです……、子供たちのために、自分のために。
私は、どこで間違えたのですか?
私のどこがいけなかったのですか?」
真紀子の必死な問いかけに対しても「そういうところが息が詰まるんだよ。」と冷たい態度の正孝。
増田は、母に会う決意をする
母親の虐待が理由で現在は叔父叔母と暮らす増田ですが、そろそろ母親に会うつもりだと日向に言います。
長谷部に告白された件がずっと保留だけれど、母親に会うことで進展出来るかもしれないというのがその理由。
日向は、増田は勇気があると思います。
それに比べて、自分は……。
日向の日記の秘密
日向は12歳の時、それまで書いていた尚子との交換日記の返事を書くのをやめました。
当然尚子は怒りましたが、日向は頑なに無視し続けました。
理由は、これ以上出来ない約束を増やし続けたくなかったから。
最後のページには「日向はママを一生、愛し続ける。」と書いてありました。
まさか、日向はこの約束を守るつもりなのでしょうか?
日向と本庄は……?
あんなってお前……その1回が問題だよ #明日の約束 pic.twitter.com/NIvSoItNI9
— Impressions (@TVMainly) 2017年12月12日
日向と本庄は、本庄がDVの件で謝罪に来て以来一度も会っていません。
日向はといえば、結婚を断る理由ができてどこかほっとしていたのでした。
ある日、未練のある本庄から電話がかかってきます。
「私たちもう……、会わない方がいいと思う。」と日向に言われて、「あんなたった一回の暴力でそんな……!」と納得出来ない本庄。
そんな本庄に対して、本庄のせいではなく自分のせいだと言う日向。
日向は3年も付き合っていたにもかかわらず、本庄との未来をイメージ出来ませんでした。
ずっと、母親から目をそらし続けてきたことが理由です。
さらに日向は、本庄が一番望んでいることは「両親に自分のことを認めて欲しい。」という思いなのではないかと指摘。
「とにかく今の私には、カズの気持ちに応える約束が出来ないから。」と言う日向に何も言えない本庄。
このまま、別れてしまうのでしょうか(>_<)
テレビでは新ニュースが話題に?
落ち着いてよいのか悪いのか…… #明日の約束 pic.twitter.com/HKyX8YSXkx
— Impressions (@TVMainly) 2017年12月12日
去年、不倫で叩かれていたタレントの今迫由香が殺人事件を起こしました。
テレビもニュースもこの話で持ちきりで、もはや圭吾の自殺の話は過去ネタになりつつあります。
このまま忘れ去られるのでしょうか?
生徒の自己満足?
霧島、お前…… #明日の約束 pic.twitter.com/DxZYDFH45L
— Impressions (@TVMainly) 2017年12月12日
「圭吾の家にお線香をあげに行って、ちゃんと謝ったり、お別れを言いたい。」
そんな生徒たちの願いに対して担任教師・霧島は「ただの自己満足だ。」と一刀両断。
納得できない生徒たちは、カウンセラー室の日向に相談に行きます。
「大事なのは、吉岡君の気持ちを知ることだと思う。どうして吉岡君が自殺したか私にはわからないから。」と田所那美(井頭愛海)。
他のみんなも「圭吾にとって母・真紀子の盗聴は嫌だったとは思うけれど、それが(自殺の)原因だったかと言われたらよくわからない。」と言います。
霧島が、圭吾にペナルティを与えた理由とは?
霧島が、圭吾をクラスで孤立させたことは事実です。
しかしこれにはちゃんと原因がありました。
圭吾の母・真紀子(仲間由紀恵)が、“霧島が前の高校で女生徒から性的暴行の疑いをかけられた事件”について知っているとほのめかす発言をしたのです。
霧島の忌まわしい過去について知りたい人はコチラ
→明日の約束 チェインストーリー #6.5 ある男性教師の受難
霧島にとって黒歴史としか言いようのない事件を真紀子に掘り起こされたことで霧島の怒りは爆発、その怒りの矛先がまっすぐ圭吾に向かったのでした。
今回も、ゲス記者・小嶋が登場
真紀子の盗聴記録を返却してもらうために、小嶋に会いにいく日向。
英美里から「日向先生に(盗聴記録を)聞いて欲しい。」と頼まれたからです。
「もう、古いネタだからこんなもの持っていても仕方ない。」とはっきりした態度の小嶋(青柳翔)に呆れる日向。
しかし小嶋は自分にも思うことはある、と続けます。
「どこかのテレビのコメンテーターが、言うわけですよ。
吉岡圭吾の自殺は母親の歪んだ愛の束縛から逃げるたけの命がけの告発だったってね……、聞いててつくづく馬鹿だなって思いましたね。
結果的に自殺を肯定していることに気が付いてないからですよ。」
確かにこの発言を現在いじめられている子が聞いたら、自分の時(=自分が自殺する時)もこうしよう、そしたら誰かが仇を取ってくれると思うのかもしれません(>_<)
小嶋って、ゲスイけどある意味正論なんですよね~。
香澄がいなくなった?
朱里から香澄がいなくなったという知らせを受けた日向は、慌てて香澄を探します。
すると、香澄の方から日向に会いにきました。
香澄は、霧島を襲うのはやめたのです。
香澄が一番許せなかったのは、“最後に圭吾の背中を押した誰か”でした。
そして霧島が自分のいじめの原因を作ったことにも薄々気が付いていて、圭吾の時も同じだと勘付いて霧島をターゲットに入れたのでした。
しかし真紀子の盗聴のニュースが流れた時、もしそれが原因ならば盗聴のきっかけを作ったのは自分だと思います。
真紀子の盗聴が開始されたのはちょうど1年前、圭吾が家出して香澄の代わりに朱里を歩道橋から突き落としたにも約1年前なのです。
圭吾は実はうさぎを逃がしていた?
香澄によると、圭吾は盗んだうさぎを逃がしていました。
「“餌を与えて、快適な環境を与えて、愛情を注げば幸せ”だと考えるのは、飼ってる側の理屈だ、エゴだと思う。
檻とか水槽に逃げ場はないんだから。」と圭吾は言っていたのです。
さらにこうやってうさぎを逃がすのも「僕のエゴでしているんだ。」と。
香澄は、自分のせいで圭吾が朱里を突き落とすことになったから、結果自殺したんじゃないかと落ち込みます。
日向の告白
そんな香澄に、日向はとうとう圭吾に自殺する前日に「付き合ってください。」と告白されたことを話します。
あれはもしかしたら圭吾なりのSOSだったのかもしれないのに、自分は断ってしまった……。
「もし失恋で死んだんなら、ダサ過ぎだよ、圭吾。」と香澄。
日向は、「そろそろけじめをつけなきゃ。」と言います。
「誰のせいで、吉岡君が死んだのか?っていう考え方が間違っていた気がする。」
警察に出頭するので、ついてきてほしいと言う香澄に「いいよ。」と言う日向。
香澄は日向に、“霧島のノートパソコンのデータ”を渡しました。
日向の決意
日向は、香澄から受け取った“霧島のノートパソコンのデータ”を校長に見せました。
校長は、霧島を呼び出しました。
ところが霧島は「ご覧の通りです、どのような処分でも。」と反省はゼロ。
霧島は“依願退職”という形で学校を辞めることになりました。
霧島は、仕返しとして日向が圭吾に告白されたことを校長に言ってやろうとしますが、既に日向は校長に報告済みでした。
そして「この責任は取ります。」と日向は霧島に宣言。
“退職届け”を提出します。
その頃、真紀子は自宅でロープをくくっていました。
『明日の約束』9話・ツイッターの評判
霧島の正体が怖過ぎる
罰が必要って…こわ…
最悪教師やーーー!!!
いわゆる一つのサイコパス
お前が一番問題あるよwwww
霧島のゲス過ぎるノートパソコンの中身に、ツイッターでは恐怖と批判の声多数でした。
霧島は以前勤めていた高校で女生徒から性的暴行の濡れ衣を被せられて、完全に病んでしまったのかもしれません。
視聴者の方々が言う通り、生徒よりも霧島の方が問題アリですね。
尚子が真紀子を非難する資格はない?
最低の母親が「最低の母親だわ」ってwww
久々に腹の底から笑った
手塚理美ママも十分 怖いデス😥
盗聴も大概だけど、万年筆折ったりラブレター破り捨てて「いやらしい子」とか言う方がキツいと思います。
毒親としてすっかり世間のさらし者になってしまった真紀子をテレビで見て、尚子が「最低の母親よね。」と罵りますが、ツイッターでは「お前にそんな資格はない。」「お前の方が最低だ。」など抗議の声が相次ぎました。
吉岡家の元凶は、圭吾パパ?
夫婦シーンも、苦しいなあ。。
お父さん、あんたも悪いよ(´・ω・`)
吉岡家の元凶は身勝手な父親。
9話では、いつも以上にそのゲスさをあらわにした圭吾パパ。
そのあまりの身勝手ぶりに「吉岡家の元凶は真紀子ではなく圭吾パパなのでは?」という意見も出ました。
日向が日記の返事を書いていたことが怖すぎる!
返事も強要されてたのかよ…しんどすぎるわ…
日記の返事書いてたんだ…
どう返していたのだろう…
っていうかむしろ今まであんなクソみたいな日記に返事書いてたのか…
約束いくつあったんだ…
9話で、日向が12歳まで交換日記の返事を書いていた事実が判明。
「日向が、母親からの無茶ぶりの約束を本気で守ろうとしているのではないか?」とツイッターでは震える声多数でした。
たとえ毒親でも大好きな存在であった母親との約束は、無視しようとしても出来ないものだったのでしょう。
完全な呪縛ですが、気持ちはわかります。
本庄の暴力は繰り返される?
と言う時点でダメだと思う…
「あんなたった1回」
じゃないと思うよ
カズが辛いのもわかるけど、一度手をあげたら何度もやる可能性が高いから怖いよな。
今回、日向と本庄が悲しくも別れてしまいました(>_<)
本庄の「あんなたった1回の暴力で」発言が良くないと、ツイッターでは本庄に対する非難が相次ぎました。
日向もですが、本庄も自分の問題を解決しないと前に進めないようです。
感想
『明日の約束』9話では、霧島がとうとうその本性を現しました。元々「怪しい」と疑われてはいましたが、その恐怖のノートパソコンの中身にツイッターではショックの声が相次ぎました。
しかも全く反省の色はなく、自己正当化が凄くてほとんどサイコパス(>_<)
霧島自身も暗い過去を持っていて被害者の一面もあるのですが、だからって負の連鎖を作っていい理由にはなりません。
香澄が復讐を思いとどまってくれたことは、ひとつの救いですね。
日向先生が、今後しっかり力になってあげてほしいと思います。
そしてとうとう日向が、辞職も覚悟して吉岡圭吾から告白されたことを校長に話しました。
おそらく日向は次週(最終回)は母親・尚子と対峙するのだと思います。
『明日の約束』最終回予告編
「この学校では、とても悲しい事件が起こりました。
私がこの出来事の中で、一番許せないと思っている人物がいます。」
犯人探しをやめたカウンセラー・日向が、一番許せない人物とは誰でしょうか?
また、その許せない理由とは?
日向はまだ真紀子ときちんと対峙してませんし、尚子とは全く向き合えていません。
最終回はかなり内容を盛ってくる予感がします(;^_^A
最後まで真実を追求するドラマ『明日の約束』の最終回が、私たちに大切なことを教えてくれることを期待しています。