deleディーリー6話 あらすじのネタバレと感想!純真な少女を死に追いやった悪魔とは?

『deleディーリー』6話では、純真な少女・純子(山田愛奈)が凍死体で発見されます。

愛娘の自殺の原因が知りたい両親の依頼で、純子のパソコンを開く圭司(山田孝之)と祐太郎(菅田将暉)。

そこには想像を絶する“果てしなく深い闇”が待ち構えていました……!

当記事では『deleディーリー』6話のあらすじのネタバレと、Twitter(ツイッター)の評判や感想についてまとめています。


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『deleディーリー』6話のあらすじのネタバレ


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純真な少女の突然の死



長野の別荘地で、雪に覆われ眠るように死んでいる家出少女・石森純子(山田愛奈)が発見されました。

遺書はみつかりませんでしたが、警察は自殺と判断。

しかし、純子の両親・石森俊一(横田栄司)と石森美穂(霧島れいか)の気持ちは収まりません。


娘の自殺の原因が知りたい両親は……



石森夫婦は、愛娘の自殺原因を知りたいと思って、弁護士・舞(麻生久美子)の元へ。

話を聞いた圭司は難色を示しますが、「ある日突然家族を亡くして、あとに取り残された人間の気持ち、アンタにはよくわかるんじゃないの?特に自殺の場合、遺族は自分たちを責めて辛い思いをすることになる」と舞。


圭司:「原因がわかってもっと辛い思いをするかもしれない」

舞:「それでもわからないよりいいかもしれない」


舞は石森夫婦を、圭司と祐太郎(菅田将暉)に引き合わせました。

石森夫婦の依頼とは、娘のパソコンのパスワード解除をすること。

パソコンには生前の純子が書いた日記があるので、それを読めば自殺原因がわかるのではないか、というわけです。


祐太郎:「お父さんは自殺の原因は何だと思っていますか?」

俊一:「(中学校での)いじめだと思っています。娘は自殺する三か月ほど前から学校を休み勝ちになっていました」


もしいじめの証拠がみつかれば、しかるべき措置を取りたいと言う俊一に、「要するに、訴訟の証拠探しってことだな」と圭司。

学校はいじめについて否認していて、再調査もナシ。


美穂は、家族の思い出が詰まった場所で死を選んだ純子は、自分たちに何かメッセージを残しているに違いないと考えていました。

そして純子のメッセージを受け取り、親として最後の務めを果たしたいと思っていたのです。


思わず言葉を失う動画を発見


圭司は依頼を引き受けました。

さしあたり、純子のスマホから消去されていたデータを復元した圭司は、同級生たちとの仲睦まじい写真や動画を発見。


祐太郎は、そこに写っていた小川優菜(中田青渚)らと接触。

実際に会ってみると、優菜たちはいかにも人をいじめそうな集団でした。


祐太郎は、優菜のスマホを盗むことに成功。

そこには“思わず言葉を失う動画”がありました。

それは優菜たちが、ひとりの女子をいじめて、屋上から飛び降りるように促している動画。


少女の自殺を止める



「なんかヤバイ気がする」と祐太郎。

いじめられた女子は、3日前から学校を休んでいます。


2人でその女子の家に行きましたが、インターホンを鳴らしても誰も出てきません。

屋上に行くと、その子が今にも飛び降りようとしているところでした。


圭司の説得が功を奏し、彼女は自殺を踏みとどまりました。

「ごめんなさい」と泣く彼女を抱きしめる祐太郎。


圭司と祐太郎は、優菜を呼び出して、純子のことを聞きます。

「純子をいじめてなんかない!」と言う優菜。


純子は優菜の今彼と付き合っていて、自殺する三か月前に別れていました。

それからすぐ優菜が彼と付き合い始めたら、純子はグループを抜けたのです。


その後、純子は優菜と話もしなくなり、どんどん暗い感じに。

学校も休みがちになって……。


祐太郎が「彼氏を奪われたショックで自殺したってこと?」と聞くと「違う」と優菜。

優菜は、略奪愛したわけではなかったから。

純子は彼氏と半年付き合っても手も握らせなかったから、彼氏の方ががっかりしたのです。


優菜は「純は男の子にフラれたくらいで死ぬような子じゃない」と強く言いました。

圭司:「他になにか気になったことはないのか」


優菜:「純が自殺する二週間前ぐらいに仲直りがしたくて勇気出して話しかけてみたら、こういわれた。あんたたちがあたしのこと、かげでどう言ってるか全部知ってるんだから

優菜:「そう言った時の純の目、本当に冷たくて、怖くなって、どうしてそんなこと言ったのか、聞き返せなかった」


優菜は自分たちは本当はいじめをするような人間ではなく、純子が死んだことで何かが抜け落ちて、イライラが溜まってしまったと言いました。

「純は見かけだけじゃなく心も綺麗な子だった。たまにムカつくくらいマジメだったけど。私たちあの子のそばにいるとなぜか安心できた」


優菜に「純がなぜ自殺したのか私も知りたい」と言われて、圭司は承諾。


圭司が純子のパソコンを根こそぎさらう!


「純子ちゃんが死んだことで、この世界のバランスがおかしくなってるんだ。誰かがバランスを取り戻さないと」と祐太郎。

「何が世界のバランスだ」と言いつつも、純子のパソコンに立ち向かう圭司。


とうとう、圭司は純子のパソコンへ入り込むことに成功。

ところが、データが何も残っていないという、まさかの状況に直面。

身辺を綺麗に整理しようと思ったからなのか、それとも、見られるとヤバいデータが入っていたからなのか?


この謎多き現実が、圭司に火をつけます。

「根こそぎさらってやるよ。全部復元して、謎を解いてやる」と言って、取り憑かれたように純子のパソコンと格闘。


遂に、圭司は純子の日記を開きます。

純子の最後のページ(自殺する三か月前)には、やはり優菜に彼氏を奪われてショックな気持ちが綴られていました。


悪魔・バク


この翌日、純子は日記を書くのをやめて、SNSに匿名アカウントで優菜と元カレの悪口を書き始めます。

純子ははじめて芽生えた悪意を取り扱うことが出来ず、そのままでデジタルの海に流し込もうとしたのです。


そしてそんな純子に取りつく人間が現れました。

Tapir(バク)という人物が「きみの気持ちよくわかるよ」と返信したのです。


これをきっかけに、純子はバクとダイレクトメッセージでやり取りをスタート。

よき理解者として徐々に純子の信頼を得たバクは、ある日彼女に身近な人間のメアドを教えるように迫りました。

「この世界の本当の汚さを見せてあげる」という殺し文句を使うことによって。


純子は誘惑に負けて、両親や親友たちのアドレスを教えてしまいます。

バクは彼等のパソコンに侵入し、奪ってきたものを純子に差し出しました。


親友たちの間で交わされた純子に対する悪口、父親と浮気相手の甘いやり取り、母親と自分の担任教師が浮気をしている写真など。


純子はとうとう、クラスメイト全員のメアドを教えてしまいます。

バクは純子を取り巻く世界がどんなに汚いかを嫌というほど見せつけます。


圭司:「本当なら、一生目にすることのないものを利用して」

祐太郎:「汚いんじゃない、ただ弱いだけだよ。弱いから時々悪に囚われたり間違ったりしてしまう」

圭司:「お前みたいな奴が彼女のそばにいたら、結末は違ってただろう」


純子はバクのもくろみにハマる


しかし現実は違った。

純子はバクのもくろみにまんまとハマったのです。


バクは美しく綺麗に生きていくことがどんなに難しいかを説き始め、14歳の少女の心に未来への罪悪感を植え付けていきます。

周りから純真に生きることを期待されてきた純子は、美しいまま時間を止めることを決意。


純子:「もう嫌。生きてたくない。綺麗なまま死にたい」

バク:「綺麗なまま死ぬ方法を教えてあげる」


純子は一番無垢な時を過ごしたあの場所で、凍死することを選んだ……選ばされたのです。


その後、圭司はバクのパソコンに侵入。

バクの暗転したパソコンには“dele”endと出ました。


悪魔を完全に打ちのめす



圭司はバクの行く手を、車椅子で遮りました。

圭司:「はじめまして、人に悪夢を送るバクさん」

バク:「お前か、俺のシステムに入り込んで、全部消去したのは」

圭司:「ちなみに未来のある若い子ばかりをターゲットにしてるのは、ふがいない父親を見限って会ってくれなくなった娘さんへの復讐のつもり?」


バクは圭司につかみかかりましたが、逆に圭司に押さえられて首をしめられました。

「自殺教唆の罪で立証するのは難しいし、捕まっても半年か1年で出てこられたら困るから、別の罪用意しといてやったよ」と圭司。


圭司:「お前のパソコンを押収しに、すぐに警察が来るはず」

バク:「何を仕込んだ」

圭司:「不正アクセス禁止法違反、詐欺、脅迫、名誉棄損……よりどりみどりだ」


バク:「それでも5、6年もすれば出て来れるだろ。出てきたらまたやってやる」

圭司:「馬鹿か、お前。俺がお前みたいな奴、見逃すわけないだろ。お前が死ぬまで見張り続けてやる。二度とキーボードに触れないアナログの人生を送らせてやる」

圭司:「お前が汚そうとしてた子供たちのところに、俺の相棒が向かってるよ。犠牲者を一人だけに食い止めようと、昔ながらのやり方で必死にがんばってるはずだ」


祐太郎はバクの犠牲者の少年の家を訪ねて、散歩に連れ出すことに成功していました。


事務所に帰った圭司と祐太郎は、純子の全てのデータを消去。

純子の遺志を尊重することに決めたのです。

“dele”end。

『deleディーリー』6話・Twitter(ツイッター)の評判と感想

『deleディーリー』6話・Twitter(ツイッター)の評判と感想を見てみましょう。

圭司と祐太郎がそれぞれのやり方で解決していくのが良い






毎回「神ドラマ」としか言いようがないほど丁寧に作り込まれているドラマ『deleディーリー』。

圭司と祐太郎が、互いのやり方を尊重しながら、バディになっていく様子も素晴らしい。


6話では、自殺しようとする少女の説得に成功した圭司を「さすが」と尊敬する祐太郎。

圭司はバクの前で祐太郎のことをさらっと「相棒」呼び。


全然違うタイプながら、奥底で深く信頼しあっているのが伝わってきます。


夏休み明けの学生に響く内容



「夏休み明けの学生に響く内容」という声もありました。

学校に行きたくない生徒でも、圭司と祐太郎が味方になってくれれば大丈夫ですよね。

こんな大人が増えてほしい……。


あ~からあげ食べたい



6話では、圭司が大の唐揚げ好きであることも判明(笑)。

筆者もムショーに唐揚げ食べたくなりました。


重い結末で、暗い気分





6話のテーマは、「いじめ」「洗脳」「自殺」。

どれも重苦しいテーマなので、気分が暗くなった視聴者多数でした。


自分がもし純子のように身近な人間の陰口を全部見せられたらと思うと……一瞬にして恐怖に包まれます。

人はみんな弱いからこそ、すべてを知る必要はないのだと思います。


祐太郎の「汚いんじゃない、ただ弱いだけだよ。弱いから時々悪に囚われたり間違ったりしてしまう」にはぐっときました。

祐太郎と友達になりたいです。

まとめ

『deleディーリー』6話のあらすじのネタバレと、ツイッターの評判や感想についてまとめました。

重いテーマでしたが、圭司と祐太郎の素晴らしさに感動した回でもありました。


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