『半沢直樹2』伊佐山泰二(市川猿之助)原作ネタバレ!前編の土下座候補ナンバー1?

続編『半沢直樹2』は、2020年4月期で最も注目のドラマ。

前編(1話~5話)で、半沢直樹(堺雅人)の前に立ちはだかるのは伊佐山泰二(市川猿之助)。

元大和田(香川照之)の右腕で、半沢が大和田を失脚させたことを恨んでいます!

当記事では、続編ドラマ『半沢直樹2』の伊佐山泰二について原作小説やその他の情報源から詳しくネタバレしています。

※『半沢直樹2』は現在コロナで放送日未定ですが、早く始まることを願っています。



『半沢直樹2』伊佐山泰二(市川猿之助)とは?



伊佐山泰二は、東京中央銀行・証券営業部部長。

半沢直樹(堺雅人)が前作最終回で土下座・降格させた大和田(香川照之)の元右腕で愛弟子。

伊佐山自身も大和田失脚で被害を被り、半沢を恨んでいます。

現在は、証券部出身の三笠副頭取(古田新太)に目をかけてもらっています。


原作の伊佐山泰二

濃紺のスーツに190㎝の巨体、一度見たら忘れられない馬面に、ニヤついた笑い。

半沢とは銀行の企画部時代に激しくやり合った間柄で、将来経営の中枢入りは確実と言われているエリート。


伊佐山泰二を演じる俳優は市川猿之助



名前市川猿之助(いちかわ・えんのすけ)
本名喜熨斗孝彦(きのし・たかひこ)
生年月日1975年11月26日
年齢44歳
血液型O型
出身地東京
事務所ケイファクトリー
代表作『ブラックペアン』

市川猿之助(いちかわ・えんのすけ)さんは、歌舞伎俳優。

父は四代目市川段四郎(いちかわ・だんしろう)、伯父に二代目市川猿翁(いちかわ・えんおう)をもつ、サラブレッド。


2012年6月、二代目市川亀治郎改め、四代目市川猿之助を襲名。

九代目市川中車(いちかわ・ちゅうしゃ)こと香川照之さんとは、従兄弟関係。


猿之助さんは、古典歌舞伎はもちろん、様々な舞台装置を駆使した新作歌舞伎にも次々と挑戦する“歌舞伎界の革命児”と呼ばれています。

代々歌舞伎役者となる血筋に生まれましたが、「歌舞伎役になるのに嫌な理由はなかった」とのこと。


2007年にNHK大河ドラマ『風林火山』で武田信玄として映像作品に初出演。


2008年の『蛇にピアス』で映画初主演してからは、ドラマや映画、バラエティ番組と活躍の場が広がりました。


そんな猿之助さんですが、2017年の「スーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』」の上演中に、骨折して重傷を負ってしまいます。


復帰後初のドラマ出演となった2018年の『ブラックペアン』では、東城大学と敵対する帝華大の西崎啓介役で怪演を見せました。


重厚な役柄を歌舞伎役者さんが演じると、ド迫力で面白いですよね。


大鵬薬品の『ソルマック』など、CMにも多数出演しています。




最終学歴が慶應義塾大学卒の猿之助さんは、一時は本気で学者になることを考えたほどのインテリでもあります。

趣味も独特で、骨董品収集や仏像収集。


猿之助さんは、2020年4月3日放送の「ダウンタウンなう【志村けんさん追悼スペシャル私生活…お笑い…伝説が歩んだ人生】」に出演されていました。


市川さんは、志村さんの大ファンで、志村さんの歌舞伎コントが本格的で凄いと大絶賛。

やはり天才・志村の影の努力は凄いんですね~。

市川さんが元の亀之助に戻って、志村さんが猿之助を襲名する話まで出ていました。


猿之助さんは44歳の現在まだ未婚ですが、跡取りのために結婚する気はないとのこと。

代々血筋で継承してきた「澤瀉屋(おもだかや)」(歌舞伎役者の屋号)ですが、別に血筋が途絶えてもいいと言っていました。


いざとなったら、ヤフオクに出して継ぎたい人が入札して落札する形式を取ってもいいとか。

意外にも自由な考え方で、すがすがしいほどです。


『半沢直樹2』には他にも片岡愛之助さん、香川照之さん、尾上松也さんと3人の歌舞伎俳優が出演します。

前作は歌舞伎俳優の方々の「顔芸」と「濃い演技」が高視聴率に繋がったと言われていますので、猿之助さんの演技にも期待したいですね。


市川猿之助のコメント

漠然と映像の世界で、従兄弟と並んで芝居ができたら面白いなと思っていました。伊佐山というお役をいただき、台本を頂いた際は「まさかこんなに!!!」という感じでした。

前作は、主演の堺雅人さんを筆頭に愛之助さんの“オネェキャラ”や香川さんの土下座など、役者達の芝居がとても印象に残る作品だと思っていました。ここに歌舞伎役者がフィットするのは、きっと現代の時代劇なのだと思います。堺雅人さん演じる主人公が悪を成敗する過程は痛快で、劇的で、老若男女を興奮させる 力がある作品という印象でした。

伊佐山という役は半沢のライバルです。半沢には負けるつもりはありません。タイトルが、『伊佐山泰二』 のつもりで、精一杯、演じてみたいと思います。
このドラマを見るときっと活力が漲ると思います。毎週日曜9時にはテレビをつけて、TBS日曜劇場に是非チャンネルを合わせてください。

引用元: 「半沢直樹」公式HP


伊佐山泰二のドラマオリジナル設定とは?

市川猿之助さん演じる伊佐山泰二には、ドラマオリジナル設定があります。


まず前作で半沢に「100倍返し」された大和田焼(香川照之)ですが、『半沢直樹2』の原作小説「ロスジェネの逆襲」に大和田は登場しません。

しかし『半沢直樹2』では、ドラマオリジナルの“大和田のその後”が描かれます。


伊佐山泰二は原作に登場するキャラクターですが、原作とドラマで以下の違いがあります。
原作

三笠副頭取(古田新太)に目をかけてもらっている。

ドラマ

三笠副頭取に目をかけてもらっているのは原作と同じだが、さらに大和田の元愛弟子で右腕という設定が加わっている。

半沢が大和田を失脚させたせいで被害を被ったので、半沢に個人的な恨みも抱いている。

これらを踏まえて、次で原作ネタバレしていきます。

『半沢直樹2』伊佐山泰二(市川猿之介)原作ネタバレ

『半沢直樹2』伊佐山泰二(市川猿之介)について原作小説(池井戸潤「ロスジェネの逆襲」)からネタバレします。

伊佐山が半沢の仕事を横取り


半沢直樹(堺雅人)は、出向先の東京セントラル証券では、営業企画部長として金融取引を担っていました。

しかし銀行時代と比べると、案件はどれも規模の小さいものばかり。


そこへ、ITのトップ企業「電脳雑伎集団」の社長・平山一正(土田英生)から、費用・1500億円の超大型企業買収の話が舞い込みます。

「電脳雑伎集団」が買収したいのは、検索サイトが大当たりの同じくITのトップ企業「スパイラル」。


東京セントラルが電脳のアドバイザーの地位につければ、高額の手数料を徴収して大きく飛躍することが出来ます。

しかしスパイラルの社長・瀬名洋介(尾上松也)が買収に応じるとは思えず、おそらく敵対的買収になる予想。


半沢は失敗の可能性も高いとためらいますが、半沢の部下・諸田祥一次長(池田成志)はかつてないビッグ案件に意気込みます。

諸田は早速アドバイザーチームを作り、プロパーの森山雅弘(賀来賢人)を外して腹心の部下・三木重行(角田晃広)をリーダーにしました。


そんな中、半沢は東京中央銀行・証券営業部部長の伊佐山泰二(市川猿之介)に呼び出されます。

伊佐山は、半沢に条件の悪い案件ばかり押し付けてきました。


親友の渡真利忍(及川光博)から「伊佐山は大和田の右腕だ」と聞かされ、ため息をつく半沢。

その頃、半沢不在の東京中央銀行では、大和田が対立していた中野渡頭取(北大路欣也)に取り入るという謎の動きを見せ、三笠副頭取(古田新太)は勢力を拡げてずうずうしくも頭取の地位を狙っていました。


そんな中、なんと電脳雑伎集団が東京セントラルとのアドバイザー契約を破棄してきます。

理由は三木がスキームを作るのが遅かったからということですが、どうもおかしい。

半沢は、社長の岡(益岡徹)から全責任を取るように迫られ、再出向の噂まで立ちます。


その後半沢は、伊佐山が電脳雑伎集団とアドバイザリー契約を結んだことを知らされます。

背後には、ポスト中野渡を狙う三笠副頭取の強力な後ろ盾がありました。


親会社(東京中央銀行)が子会社(東京セントラル)の仕事を横取りするなどあってはならないこと、半沢は「倍返し」を誓うのでした。


その後、諸田が伊佐山に電脳との契約情報をリークしたことが発覚。

半沢は仲間を裏切った諸田を問い詰めますが、諸田は伊佐山のおかげで銀行に返り咲き、謝罪も反省もありませんでした。


伊佐山の右腕は超有能なバンカー・野崎


東京中央銀行の証券部次長・野崎三雄(小久保寿人)は、国内外の企業買収でチーフを任されている男で、伊佐山の右腕と言われています。

伊佐山はこの野崎と組んで、電脳がスパイラルを買収するスキームを練ります。

スキームの内容

・スパイラルの株式の30パーセントを、スパイラルに知られず水面下で取得。

・その方法とは、「市場外取引」で最近スパイラルを辞職した元役員・加納(井上芳雄)と清田(加藤啓)から株を買うというもの。


伊佐山と野崎は、この「市場外取引」を成功させて株を上げます。

一方、半沢の株は下がる一方です。


伊佐山の罠スキーム


伊佐山と野崎は、フォックスと大洋証券を利用してスパイラルを騙すことで、最終的に電脳がスパイラルを傘下におさめることが出来る罠スキームを練ります。
・大洋証券:スパイラルのアドバイザーで営業部長は広重多加夫(山崎銀之丞)。

・フォックス:PC・周辺機器販売の大手会社で社長は郷田行成(戸次重幸)。

罠スキームの具体的な内容は、まずフォックスの郷田を大洋証券が「ホワイトナイト」としてスパイラルに紹介。

「ホワイトナイト」とは、スパイラルが発行した新株を買うことで電脳から守る白馬の騎士。


しかし実はフォックスは、赤字経営でボロボロで電脳に身売りすることが決まっています。

つまりフォックスは、スパイラルの味方どころか、電脳からの刺客で敵なのです。


東京中央銀行は、フォックスにスパイラルの新株を買う資金を融資して

電脳は、スパイラルの株を買い占めたフォックスを買収することで、スパイラルを傘下に入れようと企んでいるのです。


スパイラルの社長の瀬名洋介(尾上松也)はもう少しでこの罠に引っ掛かりそうになりますが、半沢と部下の森山(賀来賢人)はこの罠スキームを見破りました。

実は森山は瀬名の親友で、相談を受けていたのです。


そんな中、フォックスの自主再建できないレベルの赤字が新聞にスッパ抜かれてしまいます。

半沢は、インチキなスキームを瀬名に提案した大洋証券の広重と二村に、オンボロ会社のフォックスがホワイトナイトになることでスパイラルが不利益を被ることを知っていて騙したなら犯罪だから訴えるぞと脅して、伊佐山のスキームの全てを白状させました。

こうして、伊佐山の鉄壁のスキームは崩壊しました。


三笠副頭取(古田新太)は「証券子会社が、親会社である東京中央銀行の案件を邪魔したあげく、訴訟を口にするなど言語道断だ」と激怒。

伊佐山はスキームの失敗が大洋証券のせいであることを述べますが、完璧主義者である三笠の怒りは収まりません。



一方、瀬名(尾上松也)は、半沢と森山に買収防衛策のアドバイザーになってくれと依頼。

こうして、電脳と東京中央銀行VSスパイラルと東京セントラルの全面戦争が始まりました。


半沢の攻撃第一弾は、スパイラルによるフォックスの逆買収。

伊佐山には、なぜ半沢がオンボロ会社のフォックスを逆買収するのか訳が分かりません。


半沢が三笠に宣戦布告


三笠と伊佐山が、セントラルの岡社長と半沢を呼び出しました。

三笠は、子会社である東京セントラルが親会社である銀行と利益相反行為をしていることを問いただしますが、半沢の返事は「スジを通さなかったのはそっちだ」。

三笠の怒りは頂点に達して「それなら我々も容赦はしない」と言い放ち、半沢も「もちろん望むところです」と宣戦布告。


電脳の平山が「フォックスは、スパイラル買収の役に立たなくなったから買収しない」と言ってきました。


この事態は、伊佐山にとってマズイことに。

なぜなら伊佐山がゴリ押しで電脳のアドバイザーになったのは、電脳を支援することでフォックスへの貸し付けも回収できると思ったから。


電脳がフォックスを買収しないのであれば、当初の目的が崩れてしまいます。

伊佐山はなんとか平山にフォックスを買収してくれるように頭を下げますが、平山は「それならアドバイザーの座を降りてもらっていいのですよ」と逆に脅迫してきました。


その後、さらに伊佐山にとって悪いことが起こります。

電脳に見捨てられたフォックスの郷田が、スパイラルの逆買収に応じてしまったのです。


半沢の逆襲


フォックス買収が発表された後、世間の期待感からスパイラルの株価は一気に跳ね上がりました。

しかし伊佐山たちは、いずれセントラルの株価が下がることを確信していました。

赤字会社のフォックスなど、スパイラルの足を引っ張るに違いないと思っていたから。


ところが半沢が週刊誌に、フォックスの子会社のコペルニクスが急成長していてIT戦略の核になることをリーク。

スパイラルの株価は、予想を超えて跳ね上がりました。



なんと有能なバンカーであるはずの野崎は、コペルニクスの存在さえ知りませんでした。

伊佐山と三笠が野崎の甘さを指摘して、野崎のプライドはズタズタに。


ムカついた伊佐山は、人事部に働きかけ、半沢を出向させるように要請します。

さらに半沢のスパイである三木に、以下のガセネタを流して半沢を追い詰めます。

伊佐山のガセネタ

中野渡頭取がご立腹で、証券子会社でありながら銀行に反旗を翻した半沢にこの案件から降りて欲しいのが本音。

もしこのまま邪魔をし続けるなら、その結果を待たずに半沢を外せと人事部の兵頭次長に指示。


伊佐山たちは、半沢がさぞかし動揺しているとほくそえみますが、半沢は全く動じていませんでした。

「人事が怖くてサラリーマンがつとまるか」


伊佐山と三笠の悪あがき


その後もスパイラルの株価は高騰を続け、電脳の平山は「早く買収を成功させたい」と伊佐山を追い詰めます。


現在までに東京中央銀行が、スパイラル買収資金として準備した金が総額で1500億円。

現在の株価でスパイラルの株を過半数まで買い占めるとなると、多額の追加支援が必要になります。


しかしこうなったら後にはひけません。

まさに理論よりも結果です。


伊佐山と三笠は、取締役会の前に、追加支援が賛成されるように根回しの限りを尽くします。

苦労のかいがあって、過半数の賛成票をかき集めました。


反対を言いそうなのは、元半沢の上司の内藤(吉田鋼太郎)ですが、所詮ひとりでは何もできません。

買い付け価格を一気に引き上げれば、期限内に目標株数を買い占めることは十分可能、勝算あり。


そして半沢は、人事部で再出向に決まりかけていました。

取締役会の最後に、半沢の出向も話し合われます。

伊佐山と三笠は笑いが止まりません。


半沢の倍返し


取締役会当日。

半沢は取締役会に乗り込んでいき、このままでは東京中央銀行の損失につながると言い放ち、証券部が上げている稟議書には重大な瑕疵があると指摘。


それは、電脳雑伎手段が実際は赤字会社で、子会社を隠れ蓑に粉飾決算をしているという事実。

買収の目的は、業績が好調なスパイラルと一緒になることで、本業の赤字も有価証券報告書の虚偽記載もうやむやにすることだったのです!

電脳の粉飾とは?

・電脳は、近年の過当競争に敗れ、赤字決済を余儀なくされるほど追い詰められていた。

・そこで、業績不振で再建中のゼネラル産業から子会社のゼネラル建設を300億円で買収。

・しかしゼネラル建設の評価額は120億円であり、評価額と売買価格には180億円もの差があった。

・その後ゼネラルは180億円の仕事を電脳に発注して、「売上」という形で電脳に資金還流した。


半沢は、森山が見つけたゼネラル建設の資料を証拠として提出。

これと同じものが、東京中央銀行にもあるはずなのです。


この不正に気付けなかったのは、伊佐山率いる証券営業部の完全な失態。

当然、電脳雑伎集団への追加融資は見送りになりました。


会議が終わった後、三笠は伊佐山を怒鳴りつけた。

「企業分析などという最も基本的なもので負けたんですよ半沢に。これ以上の恥がありますか。なんで気付かなったんです」


これでは、証券部門の肩を持った三笠の立場がありません。

三笠副頭取の行内評価は地に堕ちて、頭取への夢は消えました。


伊佐山と三笠の最後


電脳雑伎集団が、スパイラル買収の断念を発表。

新聞各紙は、アドバイザリー業務で東京中央銀行が子会社である東京セントラルに敗北したことを書き立てました。

伊佐山が半沢に敗れた決定的な瞬間です。


伊佐山と三笠は、半沢への腹いせから、半沢を電脳へ送り込もうと画策。

しかし中野渡は、三笠と伊佐山に責任を取らせる形で電脳への出向を命じました。


三笠は、副頭取から電脳クラスの会社へ下ることになることを憤慨。

しかし中野渡は「全責任を取るからスキームも含めて一任してほしいと言ったのは君だろう」と冷ややかに言い放ちました。

まとめ

『半沢直樹2』の伊佐山泰二(市川猿之助)について原作小説からネタバレしてまとめました。

半沢の二転三転する逆転劇は、まさにスカッとすること間違いなしです。