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『半沢直樹2』最終回のネタバレ視聴率と感想！大和田が半沢にプロポーズ？続編があるのか考察！

2020年9月20日（日）放送の『半沢直樹2』の最終回のネタバレ視聴率と感想！

9話で中野渡頭取に裏切られた半沢ですが、箕部、大和田、中野渡に1000倍返しを実行できるのでしょうか。

最終回は、半沢オールスターズの見事な連係プレーで奇跡の大逆転劇が繰り広げられます。

そして……大和田が半沢にプロポーズ?

当ページでは、『半沢直樹2』最終回の視聴率とネタバレ、感想についてご紹介。

  • 『半沢直樹2』（2020）最終回は「TVer（ティーバー）」と「TBS FREE」（1週間限定での無料配信）で見ることが出来ます。

  • 動画配信サービス「Paravi（パラビ）」では前作と共に視聴可能です。



『半沢直樹2』最終回の視聴率



『半沢直樹2』最終回視聴率は、驚異の32.7％。

『半沢直樹2』最終回のネタバレ

『半沢直樹2』最終回のネタバレです。

中野渡頭取の真意は?


せっかく手に入れた箕部（柄本明）の不正の証拠を中野渡頭取（北大路欣也）が箕部に渡してしまった。

信じていた頭取に裏切られた半沢（堺雅人）はショックを受ける。


中野渡頭取は、タスクフォースで改めて債権放棄の意思を明らかにする予定となっている。

さらに半沢には、間もなく出向の辞令が出る段取りになっている。


帝国航空の担当から外されて失意の半沢を元気づけたのは、瀬名（尾上松也）と森山（賀来賢人）だった。

「俺たちが目標とする男は、どんな奴が相手でも沈まないでいただきたい!」


その後、中野渡が箕部に渡した資料には何の証拠能力もなかったことが判明。

中野渡がそれを知っていたとしたら……?


半沢は国税庁の黒崎（片岡愛之助）の元へ。

伊勢志摩ステートから箕部へ渡った金の総額は100億8千万円、どこかに隠し口座を持っているに違いない。

黒崎が箕部に隠れて動けるのは1度切り、チャンスは1回だけだ。

どの銀行か100％特定しなければならない。


笠松に接触


ここから先は、箕部に近い人間の協力が必要だ。

半沢は、箕部の秘書・笠松（児嶋一哉）に接触。


笠松は、半沢が見ていた伊勢志摩ステートの決算書を30分も見ていた。

箕部の不正に気付いたに違いない。


しかし笠松は、白井大臣（江口のりこ）を崇拝して口を割らなかった。

箕部が倒れたら白井も後ろ盾を失うからだ。


そんな中、白井は箕部の黒い噂を聞きつけて半沢の家へ。

白井ファンの花（上戸彩）は「白井大臣にピッタリなお花です。桔梗。花言葉は誠実」と言って桔梗を白井の胸に刺した。

半沢は「箕部の汚職の証拠を掴むために協力してください」と頼むが、白井の答えは「証拠がないなら絵空事でしょう」だった。


素晴らしい妻・花


遂に明日、半沢に中野渡から出向の内示が下る。

勘のいい花は「何かあった?」。

半沢が「出向だけじゃすまないかもしれない」と言うと、花は「仕事なんかなくなっても生きていればなんとかなる」と愛深い言葉を返すのだった。

花が半沢に渡した花はりんどう、花言葉は正義。


頭取の真意が判明!怒涛の伏線回収


翌日、半沢が頭取室へ。

半沢は、頭取がわざと資料を箕部に渡して懐に入り込み、大和田を使って隠し口座を探っていることに気付いていた。


中野渡は、そんな半沢にこれまでの思いを語る。

中野渡が、半沢が大和田の不正を暴いた時に大和田を銀行に残した理由は、2つ。
  1. 行内融和のため。旧Sのトップである大和田を頭取の元に置いておくことで、派閥争いの鎮静化を図ろうとした。
  2. 大和田に旧Tの問題融資の実態を探らせるため。
中野渡は、大和田を超一流のバンカーと認めていた。

大和田は妻のことで道を踏み外したが、ここで終わらせては損失だと考えたのだ。

そして大和田も「頭取のためなら」と心を入れ替えて引き受けたのだった。


中野渡が半沢を東京セントラルに出向させた理由は、2つ。
  1. 中野渡が制止したにも関わらず、半沢は役員の前で大和田を土下座させた。あのまま半沢を残しても大和田の派閥の人間たちが黙っていなかっただろう。
  2. 証券の世界を見せるため。
中野渡は半沢に言った。

「半沢、君はいずれ頭取になる男だ。私は君に当行の未来を、大和田君に過去をそれぞれ託した。もう少しだったのだけどな。」

中野渡の真意を聞いた半沢は、思わず感極まる。


中野渡の半沢への出向処分も箕部から半沢を守るためだった。

「すべては私の力が届かなかったせいだ、すまなかった」

半沢は「私の進退などどうでもいいです。まだ手はあります」と中野渡に言った。


半沢の1000倍返し


中野渡頭取会見当日。

（白井、乃原、箕部が前に座り、多数のマスコミが押し寄せている）


タスクフォースに現れたのは、中野渡ではなく半沢だった。

（半沢は、中野渡から再度帝国航空の担当に任命され、好きなようにやってこいと言われていた）


箕部は「担当から外されたんだろ、出ていけ」と言うが、白井が半沢を認める。

実は白井は昨日、半沢、中野渡、大和田と会っていた。

中野渡から銀行が箕部への不正融資を認める覚悟であること、半沢も辞表を出したことを知った白井は、自分も箕部の不正を明らかにすることを決意したのだった。


半沢が「債権放棄はお断りします」と宣言して、白井も「東京中央銀行の再建案に従えば、帝国航空は再建放棄などしなくても自力再建できる」と断言。

箕部は白井を睨んで「何があったか知らんが君の考えはよ～くわかった。これで失礼する」と出て行こうとするが、半沢が「お待ちください」と止めた。


半沢は、伊勢志摩ステートが箕部が旧Tから借りた20億円の転貸資金で空港予定地を買って、巨額の富を得たことを話す。

旧Tは金の使用目的を知りつつ融資したのだから、東京中央銀行がその責任を取る覚悟であることも話す。

箕部は「親戚の会社を助けるためだ、私が金儲けしたように言うな!証拠を出せ!」と怒鳴るが、半沢は既に箕部の隠し口座を突きとめていた。


今から30分前。

笠松と白井がパソコンから箕部の隠し口座がUAEであることを割り出し、黒崎に報告。

黒崎がUAE銀行の隠し口座記録のデータを大和田に送った。


時間は現在に戻る。

そのデータを手にした大和田が、悠然と会場へ。

箕部が「やめろ大和田～～」と絶叫するが、大和田は「はあああ?」と箕部の真似をする。


大和田は半沢に「はい、1000倍。思いっきりやり返しなさい」と言ってデータを渡した。

そのデータによると、伊勢志摩ステートからは定期的に数億の金が引き出されていて、そのうち1千万は旧Tへ、残金は箕部に振り込まれていることが明らかだった。


箕部は「記憶にないな」と去ろうとするが、白井が立ちはだかる。
半沢：「幹事長、記憶にないですむのは国会答弁だけです。そんなバカげた言い訳一般社会では通用しない。今多くの国民があなたを見ているんです。国民に向かってきちんと説明してください」

白井：「説明できないなら謝罪すべきです」

半沢：「謝ってください、この国で懸命に生きる全ての人に。心の底から詫びてください」

白井：「幹事長、詫びなさい」
箕部は土下座をした後、会場を逃げるように出て行った。

半沢と白井は握手。

その頃、中野渡は牧野にこの一部始終を見せて酒を酌み交わしていた。

「ようやく終わりました」


エピローグ


その後。

東京中央銀行は旧T時代の不正融資全てを明るみに出して、中野渡が謝罪。

箕部は、政治資金規正法違反のほか、収賄と脱税の容疑で逮捕された。

乃原は、紀本と白井大臣の告発により、強要罪で弁護士会を退会となった。

そして帝国航空の再建は、メインバンクの東京開発銀行を中心に行われることになった。


白井は離党届を出して大臣を辞任、無所属議員として一から出直すことを決めた。

そして笠原も白井を追って来た。

さらに白井のファン・花からお花が届く。


半沢は中野渡のところへ。

なんと中野渡は頭取を辞職した後だった。
中野渡：「面白い銀行員人生だった～。愉快に働かせてもらった。君は私が見てきたなかでピカ一のバンカーだった。最後に君のような男と働けたことを感謝している」

半沢：「あなたの元で働けたことは私の誇りです、私も責任を取って辞職します」

中野渡：「何のことかな～。言っただろう、全ての責任は私がとると」

半沢：「頭取……」

中野渡：「半沢ァ!さらばだ!」
半沢は深く敬礼。


大和田が半沢にプロポーズ?


中野渡は最初からすべての責任を取って辞めるつもりだったのだ。

そして白井は、何の後ろ盾もない状態から一からやり直すことになった。

半沢としては、自分だけのうのうと銀行に残れない。


そんな半沢を呼び出したのは……大和田。

大和田：「そう、辞めるんだ。じゃあ私からも最後に一つ」


大和田は、半沢の父親の会社に融資をしなかったことは、悪いとは思うがそれは正義だったと言い放つ。

怒った半沢は「やはりあなたと私はまるで違う。ゼロか100かではなく自分にできる最大限のことをする、それが私の正義です」と言い返す。
大和田：「何青臭いこと言ってるんだ、その正義を貫いたせいで頭取は辞めることになったんだろうが～」

半沢：「ですから私もその責任を取って……」

大和田：「ふざけるな～、自分ひとり逃げようたってそうはいかないぞ」

半沢：「逃げる?」

大和田：「お前だけに教えてやるよ、俺は銀行を辞める。こんな銀行なんか誰が残るか死んでも嫌だね。この銀行は沈没だよ」

半沢：「そんなことはありません、立て直せるはずです」

大和田：「そこまで言うんならお前が責任とれよ～～!言っておくがお前の正義を貫くには頭取になるしかねえぞ～!」

「やってみろよ、半沢!中野渡さんと俺がお前の代わりに辞めるんだ」
大和田は目に涙をにじませながら「勝負だ、半沢」。

「もしお前が頭取になれなかったらここで土下座、お前が頭取になったら私がここで土下座だ」

「この世で最も嫌いなお前を全人生を懸けて叩き潰す」


半沢は「わかりました、受けて立ちましょう。しかし今度こそ容赦はしない。完膚なきまでにあなたをたたきつぶ～す」。

大和田は「上等だ、やれるもんならやってみな」と言いながら、半沢の辞表をビリビリに破いて「あばよ」と去った。

半沢はしばらく厳しい顔をしていたが……笑った。

『半沢直樹2』最終回のTwitterの評判と感想

『半沢直樹2』最終回のTwitterの評判と感想です。





中野渡頭取の人事采配の凄さに感極まった人多数。

去り方もカッコよかった。

そして大和田もカッコよかったですね。

特にタスクフォースでの「はああ」は最高でした(笑)。

花の「生きてさえいれば」はこのご時世なので刺さりましたね。

『半沢直樹』最終回の感想

『半沢直樹』最終回の感想です。

箕部が半沢を『石部金吉君』と呼んだのは笑いました。

なんとなく頑固一徹な半沢をうまく体現している気もします(笑)。


そして本当に頭取、ごめんなさいです。

9話で半沢を裏切ったかに見えましたが、実は半沢のために自分が全責任を取る覚悟だったのですね。


9話ラストシーンで半沢は、箕部、中野渡、大和田の3人に1000倍返しを誓いました。

箕部はもちろんですが、奇しくも中野渡と大和田も辞職することになって、3人まとめて1000倍返しが決まったような結果です。


大和田(笑)。

人生を懸けて半沢と勝負って……どんだけ半沢が好きなんですか。

きっと半沢のことを憎んでいるのも真実で、誰よりも買っているのも真実なんだろうな。


前半では伊佐山と組んで悪だくみしていたのに、後半では中野渡の忠実な部下に変身。

大和田がここまで中野渡のために頑張るとは……ちょっと感動しました。


そして黒崎(笑)。

「さすが私が狙ったオ・ト・コ」ってもう半沢のこと好きなの認めてるんじゃ?

それでも股間攻撃はかわされてしまいましたね。


白井大臣が凄くカッコよかった。

箕部や乃原にアウェイにされて可哀そうだったけど、まさか花の桔梗で奮起するとは。

さすがは花ちゃん、ファインプレイです。

白井が「くたばれええ」と箕部の植木鉢を叩き割ったのが凄かった。

あの箕部に盾突くにはそれぐらいしないとダメだったんでしょうね。

『半沢直樹2』に続編はあるのか?



『半沢直樹2』に続編はあるのでしょうか?

政治家を敵に回した半沢直樹のもっと大きな敵となると、次回は国際問題でしょうか?

それとも、銀行滅亡の危機?

中野渡と大和田が辞職したので……もし続編はあっても迫力不足でしょうか。


ここで朗報。

半沢直樹シリーズ第5作目となる『半沢直樹　アルルカンと道化師』が2020年9月17日に発売されました。

6年ぶりの新作ということで、嬉しさが半端ありません。


この『アルルカンと道化師』では、大阪西支店・融資課長の半沢直樹が描かれています。

そう、あの浅野支店長の部下だった頃の過去の半沢の物語です。


半沢直樹が、浅野支店長経由で大阪営業本部から企業買収案件の支援要請を受けます。

なんでも、大阪西支店の取引先である仙波工藝社を買いたいという買い手がいるのだそうです。

半沢は大阪営業本部の担当者とともに仙波工藝社を訪問しますが、仙波友之社長は買収に否定的で、話はそのまま立ち消えになるかと思われたのですが……という話。


ミステリーとしての要素がたっぷり盛り込まれていて、半沢は銀行員でありながら探偵のように解決していきます。

SPドラマなどで映像化されると嬉しいなと思っています。

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