『漂着者』3話のネタバレと感想!古郡を殺したのは白石麻衣orロシア人?

『漂着者』2話ラストで、霊安室で見つかった精神科医・国原(船越英一郎)。

彼の目と耳、口がふさがれていたのは、この秘密は誰も立ち入ってはいけないから?

3話で危険が迫ったのは、後宮教授の弟子の古郡。

古郡が時間を気にしていた理由とは?

そして新谷(白石麻衣)の驚きの過去も判明します。

当ページでは『漂着者』3話のネタバレと感想についてまとめています。

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『漂着者』3話ネタバレ



見ざる、言わざる、聞かざる


精神科医・国原(船越英一郎)の遺体が、病院の霊安室で目と耳と口を縫われた状態で発見された。

誰かへの「見たり聞いたりしたことを誰にも言うな」のメッセージに違いないと思う柴田(生瀬勝久)。

これ以上深入りするとこうなるぞ、と。


新谷(白石麻衣)は、以下の2点でヘミング・ウェイ(斎藤工)を怪しむ。

・ヘミング・ウェイが妙子ちゃんのいる場所の絵を描こうとして黒く塗りつぶしたこと

・妙子ちゃんのお通夜の日に「2174」のナンバープレートの車が現れたこと

しかしヘミング・ウェイの答えは「よくわかりません」。


ヘミング・ウェイ:「詠美、電話」

(その直後、新谷のスマホにキャップが電話をかけてきた)


国原はヘミング・ウェイと会うつもりだった


ヘミング・ウェイは、昨夜国原から電話をもらい、今朝会う予定だった。

国原は「あなたに話さなければならないことがある。電話では話せない会って話す」と言っていた。

その後、ヘミング・ウェイの瞼には、霊安室に横たわる国原が見えていた。


ヘミング・ウェイ:「どこまでが現在で、どこまでが未来なのか

新谷:「やはりあなたには未来が見えるのですね」

ヘミング・ウェイ:「死が連鎖しています。まだ死にますよ、何人も」


ヘミング・ウェイがひいた楽曲は『逃れられぬ運命』(ヴァルトシュタイン)


今日は、ヘミング・ウェイは遥ちゃん(鈴木結和)が通う浦野西幼稚園へ。

ヘミング・ウェイの予言の絵のおかげで助かった遥ちゃんが、お礼にピアノをひく。


遥ちゃんにピアノを教わっていたヘミング・ウェイは、突然ある曲をひき出す。

それは、小学生の新谷が母親の首つり現場を発見した時に流れていたレコードの曲『逃れられぬ運命』(ヴァルトシュタイン)だった。


新谷は、亡くなった後宮と国原がとっていた「胸の前で手をクロスするポーズ」の意味を調べた。

そのポーズはローゼン岸本の「しあわせの鐘の家」の住民も挨拶の時にとっていて、「無抵抗」「生まれ変わりを願う」「運命のままに身をゆだねよう」の意味がありました。


そうなると、後宮も国原も覚悟を決めたから最後にこのポーズをとったのか?

あるいは、彼らからの「覚悟しろ」というメッセージかもしれません。



准教授・古郡が新谷に電話


上越工科大学では、後宮教授の研究内容を知る准教授・古郡がびくびくしていた。

古郡が亡くなった後宮教授の部屋に入ると、大柄なロシア人と通訳の女性が待ちかまえていた。

ロシア人:「モスクワの大学で後宮と研究していたデータを受け取りにきました」


ロシア人の胸ポケットの拳銃を見た古郡は逃げる。

そしてPASOPと書かれたトラックの荷台に乗り込んだ。


古郡が新谷に電話。

後宮から、自分の身に何かあったらこの番号にかけろと言われていたから。


無人トラックの荷台では、ピアノが自動演奏されていた。曲名は「きらきら星」。

公園で友達と遊んでいた遥ちゃんは、その音色に誘われるように自ら荷台へ。

すると、荷台の扉が閉まった。


新谷は、古宇郡と会う。

古郡は、国原が目と耳と口を縫われていたのは自分に対するメッセージだと怯えた。


古郡は、旧ソビエトの秘密期間の残党が、後宮が研究していた「特殊な遺伝子の塩基配列の図式」を取りに来たと話す。

それは後宮教授が解いたわけではなく、後宮教授の病室の壁に書かれていた。


新谷:「誰が壁に?」

古郡:「わかりませんが、国原先生はその人に朝いちばんで確かめにいくと言っていました」


新谷:「どうしてその図式で大騒ぎするのですか」

古郡:「ある能力を持った人たちの特別な塩基配列だからです」

冷戦時、旧ソビエトでは軍事利用するために特殊な能力、つまり超能力の研究が莫大な予算を投じて行われました。

テレパシー、予知、透視、念力、テレポーテーション。

そんな特殊な能力を身に着けた兵士がいれば、戦局は大きくかわるでしょう。

世界的に合法的にも非合法的にもそういう能力の人間を集めたが、ほとんどはいかさまで、詐欺師や手品師だったようです。

人間は本来外的な自分をとりまく様々な危険から身を守るために、五感以外に第六感を持っていました。

しかし時代と共に、第六感は失われていきました。

そして遂に、アジアの一部の地域に第六感の能力を持つ少数の民族を見つけ、秘密裡に第六感の遺伝子配列の研究が行われました。

後宮教授も、人格が変わるぐらい没頭しましたが、あと一歩のところで壁に突き当たっていました。


後宮は「時間です(なぜか時間を気にして去る)」と言って、新谷にUSBデータと壁写真渡す。

「あなたは新聞記者だ。

時代の目撃者になってください」


ヘミング・ウェイが再び遥ちゃんの居場所を予言する絵を描く


女子高生3人組(ラぺ、ぺり、リモ)が、遥ちゃんの母親を・松園真弓をしあわせの鐘の家に連れてきた。

ヘミング・ウェイは、すぐに遥ちゃんがいなくなったことを察知した。

ヘミング・ウェイ:「すべてのことには理由があります」

ヘミング・ウェイは、きらきら星を歌いながら絵を描き始めた。


柴田は、その絵をヒントに剣が峰(けんがみね)の醸造所に行く。

そしてヘミング・ウェイが描いた絵と同じようなたるの一つの中に遥ちゃんがいた!


ローゼン岸本は何を知っているのか


しあわせの鐘の家に、人が押し寄せた。

皆、超省力者・ヘミング・ウェイをと崇めて自分の願いをかなえて欲しい人ばかり。


ヘミング・ウェイ:「依然、僕のことを誰も知らないのは何故でしょうか」

ローゼン岸本:「もう少しお待ちください。全てお話しできる時がくると思うので」

ヘミング・ウェイ:「どうして待たないといけないのですか」

ローゼン岸本:「準備が必要だからですよ」


新谷は、亡くなった後宮教授の研究室へ。

しかし後宮教授の論文も痕跡も全て消し去られていた。

しかも、古郡は在籍していないことになっている?



女子大生が新谷に後宮ゼミのノートを渡す

そこには「これ以上首を突っ込むな。世の中には開いてはいけないノートがある」と書かれていた!


その頃、古郡はタクシーの扉を開けて外に落ちた。

古郡の背中にはナイフが刺さって死んでいた。


謎の美女登場


車で出かけようとするヘミング・ウェイの前に、美女・古市琴音(シシド・カフカ)が立ちはだかる。

「お久しぶりです、あなたの婚約者です」

『漂着者』3話で判明した事実

『漂着者』3話で判明した事実についてまとめます。

新谷の驚きの過去とは?


記者の新谷(白石麻衣)は、県議会議員の父親が収賄疑惑で逮捕された過去があります。

3話では、母親が首つり自殺したという事実も判明しました。

小学生の新谷が母親の死体を発見した時に流れていた曲が、『逃れられぬ運命』(ヴァルトシュタイン)。

新谷の母親は、今回の研究に何か関わっていたのでしょうか?


後宮教授の研究とは?


ソビエトが、アジアの一部の地域に第六感の能力を持つ少数の民族を見つけ、秘密裡に第六感の遺伝子配列の研究が行っていたことが判明。

後宮教授も寝食を忘れてこの研究に没頭していたとのことですが、実際に「特殊な遺伝子の塩基配列の図式」を解いたのはヘミング・ウェイでした。

ヘミング・ウェイがこの第六感の遺伝子の能力を持っていることは確定として、研究の内容に触れた者は皆殺しということ?

その目的は、ヘミング・ウェイで成功したら軍事目的で利用するため?

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