『漂着者』ヘミング・ウェイの正体とネタバレ考察!ゲノム編集で作られた超能力者?
ヘミング・ウェイ(斎藤工)が全裸で海岸に打ち上げられて、記憶喪失!
少女誘拐事件を予知したり、美人記者を下の名前で呼んだりと、全てが衝撃的!
周りのほとんど全員が怪しい人間の中、ヘミング・ウェイの正体とは?
当ページでは、ドラマ『漂着者』ヘミング・ウェイ(斎藤工)の正体についてネタバレ考察していきます。
※当記事は、毎話放送後に追記していきます。
もくじ
『漂着者』とは?
『漂着者』に原作はありません。
完全オリジナルストーリーです。
稀代のヒットメーカー・秋元康さんが、企画・原作・脚本を担当。
神田優さん、ブラジリィー・アン・山田さんが脚本を担当します。
秋元康さんと言えば、『あなたの番です』で予測不能なストーリー展開が話題になったお方。
今回も1話から衝撃的で、登場人物全員が怪しく見えるほどです。
主人公は、独特の雰囲気を持つイケメン俳優・斎藤工さん。
記憶を失いつつも、予知能力?を発揮する謎の男を怪演します。
『漂着者』1話~最終回のヘミング・ウェイをネタバレ
『漂着者』1話~最終回のヘミング・ウェイを各話ネタバレしていきます。1話のヘミング・ウェイ
女子高生3人組ペリ、リモ、ラペは、海岸で倒れている全裸の男(斎藤工)を発見。
なんと、男は記憶喪失状態。
男が「勝者には何もやるな」と発したことから、SNS上でヘミング・ウェイと呼ばれるようになります。
そんな中、遥香ちゃん誘拐事件が発生。
病室のヘミング・ウェイは、その事件現場そっくりの風景をスケッチブックに書きました。
それとも、本当に予知能力があるのか?
刑事の柴田俊哉(生瀬)と野間健太(戸塚)、新聞記者の新谷詠美(白石)らが、ヘミング・ウェイの事件への関連性を疑う中、
ヘミング・ウェイは、初対面のはずの柴田と詠美についても予言する絵を描いてピタリ当てました。
その後、エレベーターでヘミング・ウェイに会った後宮徳治郎は、ヘミング・ウェイの足首のタトゥーを見て恐怖に怯えた表情を見せ、胸の前で腕を交差させる謎のポーズを取った。
翌日、後藤はそのポーズのまま固定された状態で首を吊って死亡。
慈善事業をしているローゼン岸本(野間口徹)が、ヘミングウェイを引き取りにきます。
岸本はにや~と笑って、後藤と全く同じポーズを取りました。
その後、ヘミング・ウェイは後ろ向きに窓から飛び降りました!
2話のヘミング・ウェイ
斎藤工主演『漂着者』第2話 ヘミングウェイの周りに死の連鎖 詠美“白石麻衣”をバックハグ(写真 全3枚)https://t.co/q5Byux7WDR
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) July 29, 2021
#斎藤工 #白石麻衣 #テレ朝 #ドラマ #漂着者 @shiraishi_staff @hyochakusha2021
5階から転落したヘミング・ウェイ(斎藤工)だが、骨折と全身打撲だけで一命をとりとめました。
ヘミング・ウェイが不死身であることをすでに知っていたローゼン岸本(野間口徹)が、ヘミング・ウェイをしあわせの鐘の家に連れて行きました。
そんな中、新たな少女行方不明事件が発生。
ヘミング・ウェイは、赤い魚の絵を描くが、途中で画用紙全体を黒く塗りつぶしました。
少女は池で殺された状態で見つかりました。
ヘミング・ウェイが亡くなった後宮の病室で描いた謎の文字や式が気になった国原(船越英一郎)は、独自に調査を行います。
すると、後宮が第六感を持つ人間の遺伝子を調べていたことが判明。
第六感を持つ人間の遺伝子が羽根を広げたような形と聞いた国原は、ヘミング・ウェイの足首のタトゥーを思い出します。
その直後、国原は殺されました。
『漂着者』ヘミング・ウェイの謎をネタバレ考察
『漂着者』ヘミング・ウェイの正体をネタバレ考察していきます。
冒頭の言葉の意味とは?
『漂着者』1話冒頭では、以下の謎めいたテロップが流れました。
すべての目が彼を見つめる
彼を突き刺した者たちを含めて
「雲に乗り来られる」のは、ヘミング・ウェイ?
「すべての目が彼を見つめる」状況は、ネットにさらされているヘミング・ウェイの状況そのものです。
「彼を突き刺した者たち」とは、ヘミング・ウェイを海に突き落とした者たち?
「勝者には何もやるな」の意味とは?
「勝者には何もやるな」
— Masumi (@Masumi00750572) June 1, 2021
アーネスト・ヘミングウェイ
「勝者に何ものをも与えぬこと―その者にくつろぎもよろこびも、また栄光の思いをも与えず、さらに、断然たる勝利を収めた場合も、勝者の内面にいかなる報償をも存在せしめないことである」
勝者には何もやるな。なぜなら勝者は既に有り余るものを貰っているのだから。 #imas_ml_7th_day1
— kaneko (@kaneko_hk) May 22, 2021
ヘミング・ウェイの名前の由来は、全裸で発見されて初めて発した言葉が、ヘミング・ウェイの有名な短編集のタイトル「勝者には何もやるな」だったから。
この言葉の意味ついては以下のように複数の解釈があります。
- 勝利することによる浅はかさが招く危険性。勝つためだけの人生は虚しい。
- 勝利するまでの過程が素晴らしいから何も与えなくていい。
①と②は、ほぼ正反対の意味です。
①は「勝利」だけを求めるのは虚しいから意味を与える必要がなないと言っていて、
②は「勝利」するまでの過程が素晴らしいのだから何も与えなくていいと言っています。
筆者は、あきらめ・絶望を感じさせる①なのではないかと思います。
事実、短編集『勝者には何もやるな』には、あきらめの境地に達した男の深い絶望が書かれています。
ヘミング・ウェイは何者?どこから来たの?
ヘミング・ウェイは、薬物反応なしで大量の海水を飲んだ状態で発見されました。
全身の筋肉を長時間酷使した形跡があり、溺れる前にかなりの距離を泳いだと思われます。
女子高生3人組がヘミング・ウェイの存在をネットにさらしますが、不思議なことにヘミング・ウェイの知り合いは現れません。
ヘミング・ウェイは整形されている?
もしくは、未来or過去からやってきた?
ヘミング・ウェイは予知能力者?それとも詐欺師?
ヘミング・ウェイは、行方不明の遥香ちゃんがいる現場を絵に描き、柴田が朝シャツに付けた珈琲の染みの絵を描き、詠美の指に包帯が巻かれていてひまわりを持っている絵を描きました。
全て、予見して描いた絵ばかりです。
ヘミング・ウェイは、本当に予知能力者なのか?
ヘミング・ウェイは、とんでもない詐欺師なのか?
ヘミング・ウェイは、殺人者なのか?
ヘミング・ウェイは洗脳されている?
ヘミング・ウェイの記憶は霧がかかっているのに、手が勝手に動いて予言の絵を描きます。
まるで、そうプログラミングされているかのように。
ヘミング・ウェイは、何者かに完璧にプログラミングされているのではないでしょうか?
時がくれば全て思い出すように設定されている?
そうでなければ、ヘミング・ウェイに情報を流す内通者がいるのでしょうか?
えらく優秀な内通者ということになりますが。
詠美(白石麻衣)との関係とは?
新谷詠美は、半年間に起きた5人の女児の連続殺人事件を追う記者で、県議会議員の父親が収賄疑惑で逮捕された経験があります。
その結果、トコトン真実を追求しないといられない性格に。
その真実が、どんなに人を傷つけるものであっても暴くべきと思っています。
ヘミング・ウェイは詠美に対して不思議な態度を取ります。
まず、詠美が病室に入ってくる直前に、詠美の手の指に包帯が巻かれていてひまわりの花束を持っているのを絵に描きました。
詠美が「少し話を聞かせて欲しいのですが」と言うと、ヘミング・ウェイは「はじめからそのつもりでした」と不気味な返事をしています。
さらに、詠美のバッグの中にガラスの破片が入っていることを言い当てました。
極めつけは、「新谷さん、下の名前で呼んでもいいですか?そのうち、そう呼ぶ気がするから。
詠美、君に見つけて欲しい。私が手のひらに隠したタネと記憶を」と言ったこと。
新手の口説き文句?ではないですよね(^_^;)
松園遥香ちゃん行方不明事件と連続女児殺人事件との関係とは?
ヘミング・ウェイが全裸で発見された頃、松園遥香ちゃん行方不明事件が発生。
ヘミング・ウェイは、遥香ちゃんが無事発見されることになった名須川の河川敷の絵を描きました。
新潟県内ではここ半年で、6歳から10歳までの女児5人の連続殺人事件が発生しています。
遥香ちゃんの場合は、たまたま開いていたマンホールに落ちて地下を歩いて名須川に辿りついたとのことですが、真実かどうか疑わしいところ。
ヘミング・ウェイは、遥香ちゃんが発見された名須川に行ったことはなく、どこか遠い場所から眺めていたような気がすると言っています。
遥香ちゃんの救出現場やショッピングモールの指紋とヘミング・ウェイのものが一致しなかったので、この発言は信用できるかも。(ヘミング・ウェイは事件現場に足を運ばなかったことが判明)
ヘミング・ウェイは、遥香ちゃん事件の共犯者なのか?
ヘミング・ウェイは、一連の女児連続殺人事件に関与しているのか?
入院患者・後宮徳治郎殺人事件への関与は?
エレベーターでヘミング・ウェイと出くわした入院患者・後宮徳治郎は、ヘミング・ウェイの足首のタトゥーを見て、何かを外国語で叫び、恐怖に怯えていました。
そして、胸の前で手をクロスさせる謎のポーズ。
翌日、後宮はそのポーズのまま首を吊って死亡しているのが発見されました。
警察は「自殺」で処理しましたが、「他殺」のような気が……。
明日退院という日に自殺なんかするとは思えません。
また、ヘミング・ウェイは後宮の事件を絵で予言していません。
※当記事は、毎話放送後に追記していきます。
『漂着者』2話でヘミング・ウェイの正体がわかった?
『漂着者』2話では以下の事実が判明しました。・その理由は、日本を代表する遺伝子工学の権威・後宮が研究していた特殊な遺伝子を持つ人間だから。
・特殊な遺伝子とは、第六感を持つ人類の遺伝子。
・特殊な遺伝子は、翼を広げた形をしている。(ヘミング・ウェイの足首にあるタトゥー)
→ヘミング・ウェイが第六感を持つ人類の遺伝子を持つことは間違いない。
・後宮が行っていたのは、遺伝子工学で最大の難関とされてきたゲノムの解析方法で、長年の研究課題だった。
・その研究課題の答えをヘミング・ウェイが知っていた。(ヘミング・ウェイも研究していたのか?)
・1カ月前にある国の工作船とみられる漁船が座礁し、その中で生き残った一人が国内に潜伏。
・ローゼン岸本主催の「しあわせの鐘の家」が、その潜伏者の受け入れ先かもしれない。
→ヘミング・ウェイは某国から来た潜伏者なのか?
・上記のヘミング・ウェイの秘密を知りすぎた国原(船越英一郎)は殺された。
ローゼン岸本は何を知っている?
ヘミング・ウェイのことを知っているのに、断片的にしか話さないローゼン岸本(野間口徹)。
なんでも、それがヘミング・ウェイのためだと言いますが?
2話のローゼン岸本のセリフをまとめてみました。
・ヘミング・ウェイが失った記憶は(君たちが)持っています。
・こちら側であなた(ヘミング・ウェイ)に会った人間はおりません。
・世界はこちら側とあちら側しかないということです。
・あなたのためですよ。今のあなたは完全ではない。記憶のほとんどを喪失していますから。私たちがその記憶の1ピース、1ピースを繋ぎ合わせて、あなたを完全なものに復元しなければならないのです。
・そのために私たちは1400年以上お待ちしていたわけですから。
・大切なのは、理屈ですから。
・自分はなぜ生まれたのか、何のために生まれたのか、何ができるのか、全て理屈の中に応えがあります。
・(ヘミング・ウェイを引き取った理由は)君たち3人が海岸で彼を発見したところから、奇跡が起きたと感じたからです。
私達はずうっと待っていたのですよ、未来への希望を。
・もう時間がなくなってきました。
こちら側とあちら側とは、秘密を知る者と知らない者という意味でしょうね。
その秘密とは、遺伝子工学で最大の難関とされてきたゲノム編集による第六感を持つ人間の作成?
ヘミング・ウェイは、遺伝子を換えられた人間ということでしょうか?
そのうちヘミング・ウェイは、覚醒して全てを知ることになるようです。
そしてヘミング・ウェイの記憶を繋ぎ合わせるのが、岸本や周りの人間の役割?
ヘミング・ウェイとしあわせの鐘の家は、以下の理由から必ず繋がりがあります。
②しあわせの家は、1カ月前にある国の工作船とみられる漁船に乗っていた工作員の受け入れ先かもしれない。(ヘミング・ウェイが海岸にいたのも同時期)
最も不可解なのは、岸本がヘミング・ウェイを1400年も待っていたと言ったこと。
岸本って何歳なの?
『漂着者』ヘミング・ウェイの正体をネタバレ考察(最新)
ヘミング・ウェイは何者なのでしょうか?「ゲノム編集」と言えば、ドラマ『ネメシス』の美神アンナ(広瀬すず)。
父親の研究(ゲノム編集で天才的な子供を作る研究)によって生まれたアンナは、類まれな頭脳と美貌、身体能力の持ち主でした。
ヘミング・ウェイも、ゲノム編集で天才的な能力を植え付けられているのでしょうか。
『ネメシス』のアンナよりも特殊な能力(第六感)である可能性が高いです。
しかし予知能力って……!