『漂着者』6話のネタバレと感想!ヘミング・ウェイは未来を変えられる?全てはローゼン岸本の暗躍のお蔭か?

『漂着者』6話では、ローゼン岸本(野間口徹)の手引きで、ヘミング・ウェイ(斎藤工)が現総理と対談!

その公開番組中に、総理がヘミング・ウェイが描いた絵の通りの死に方をしてしまいます。

そして、遂にヘミング・ウェイと新谷詠美(白石麻衣)が結ばれます。

当ページでは『漂着者』6話のネタバレと感想についてまとめています。



『漂着者』6話のネタバレ



幼稚園バスジャック事件関係者は全員死亡!残るはローゼン岸本?


幼稚園バスの運転手を殺害し、園児13人を誘拐・監禁していたのは、ヘミング・ウェイ(斎藤工)の自称婚約者・古市琴音(シシド・カフカ)と外国国籍と思われる男女だったことが判明。

また、琴音を監視していた公安が、日本国の外交上の問題から撤収させられていたことも判明。

琴音は死亡、外国国籍の男女全員が死亡して手がかりがなくなる中、琴音の自宅にNPO法人『しあわせの鐘の家』の代表・ローゼン岸本(野間口徹)が出入りしていたこともわかる。


刑事・柴田俊哉(生瀬勝久)は、ヘミングウェイが失踪した娘のことを言い当てたことに激しく動揺していた。

部下の野間健太(戸塚純貴):「女児連続殺人事件で、子供たちが救出されるようになったのはヘミング・ウェイが来てからですよね」

柴田:「たまたまだ!」


ローゼンの嘘くさい主張と現役総理大臣の関係とは?


柴田と野間は、ローゼンを警察に引っ張るために『しあわせの鐘の家』に行く。

しかしローゼンは、琴音とは従妹関係で、幼稚園バスジャック事件と自分は無関係だと嘘くさく主張した。


そこへ、第100代総理大臣・宮部一馬が登場。

(柴田と野間はしかたなく退散)

驚くべきことに、総理は胸の前で手をクロスするポーズを取っていた!


ヘミング・ウェイの能力は本物?それともサクラの仕業?


一方、新聞記者・新谷詠美(白石麻衣)は、ヘミングウェイが祈る姿が収められた動画を新潟大学の心理学教授に検証してもらうが、動画内にサブリミナル的なメッセージはないという。

ヘミングウェイのように影響力のある人物が人々に向かって何かを発信すると、それは世界を動かすほどの集団催眠になることもあるという

集団催眠の始まりは奇跡。一度奇跡を見せれば、人々は何でも信じる。しかしサクラがいればまことしやかな奇跡を捏造することも可能。


橋本が「新谷の父親の事件」について新谷に話す


新谷の上司・橋太(橋本じゅん)が新谷と話す。

話題は、新谷の父親が自殺する原因となった「自公民・平塚泰三幹事長の公共工事を巡る収賄疑惑」。

平塚には公共工事の価格算出の参考になる情報を提供して金銭を受け取った疑いがかけられたが、逮捕されたのは新谷の父だった。


橋本は、田舎の県会議員の一人でしかなかった新谷の父親が、自分の墓場まで持って行かなければならなかった真実を持っていることを知っていた。

(以下、当時の橋本と新谷の父親の会話)

橋本「1000万円もらったんですか」

新谷の父親「大切なことはそれが事実なのかそうじゃないのかじゃない。

一番大切なのは、何を歴史に残すかだ



時間は現在に戻り、橋本が新谷に話す。

「それが眠らせておくべき真実だったってことなんだろう

お前の親父さんは拘留2日後にああいう形で自らの命を絶ったんだ

幹事長・平塚泰三を総理として歴史に残すべきだと思ったんだろうな



ヘミング・ウェイと同じタトゥーの死体がいくつも流れ着いている?


新谷は、新潟市西浦区浦野漁港へ。

長年そこで暮らしている老女は、これまでに足首にヘミングウェイと同じタトゥーの入った男性の水死体がいくつか流れ着いたことが何度かあると語った。


場面は変わって雲行寺。

住職・深見龍之介(リリー・フランキー)が微笑んでいた。

そして薫という女の子が一人行方不明に!

少し経過して薫は見つかるが、おまんじゅうを食べていた。(おまんじゅうの包みにはヘミング・ウェイのタトゥーが印刷されていた)


ヘミング・ウェイがローゼンから「テレビで宮部総理大臣と公開討論をしてほしい」と頼まれる



ローゼンから「テレビで宮部総理大臣と公開討論をしてほしい」と言われたヘミングウェイは「自分は政治に利用されるのですか」とローゼンに反論する。

しかしローゼンは「まさか。ヘミングウェイ様が宮部総理を利用するのです」と諭してくる。


ローゼン岸本「私どもの一族は、何代にもわたってヘミング・ウェイ様をお待ちしていました」

ヘミング・ウェイ「何のために?これは自殺した後宮教授の遺伝子工学の論文です」

ローゼン岸本「後宮教授は知り過ぎてしまったのでしょう、これから起こるであろう出来事を」

ヘミング・ウェイ「で、殺された」

ローゼン岸本「私は自殺だと思います」

ヘミング・ウェイ「人間が本来持っていた大六感、つまり予知能力の遺伝子を継承する人間たちがいる

私はこの遺伝子を持っているんですね


(ローゼンがだまってうなずく)

ヘミング・ウェイ「私に何をさせようとしている」

ローゼン岸本「まずは、宮部総理と公開討論をしていただきましょう。

ヘミング・ウェイ「ローゼン、あなたは何者だ


橋太(橋本じゅん)が、居酒屋に柴田を呼び出す。

社会部にも警察にも圧力がかかっている、下々にはわからない大きな力が動いているのだ。


その夜、ヘミング・ウェイが新谷に自宅にやってきた。

2人で赤ワインを飲む。


新谷は「僕はどこからやってきたんだろう」とつぶやいたヘミング・ウェイを抱きしめた。

そして2人は結ばれて朝を迎えた。



対談の日、ヘミング・ウェイが総理の死を予言する


官邸で、宮部総理とヘミング・ウェイの対談の日

総理「君は予知能力があるのか?」

ヘミング・ウェイ「わかりません。今の日本が先が見えないから予知能力のある人間を求めているだけです」

総理「今の日本は先が見えないかね」

ヘミング・ウェイ「それは総理が良くご存じのはずです」

総理「ははは、では予知してもらおう、日本の未来。総理大臣である私の一番の問題は外交かね」

ヘミング・ウェイ「いえ、宮部総理にとって一番の問題は、これからの日本の何の役にも立てないということです」

総理「ははは、次の選挙で落選するのか」

ヘミング・ウェイ「総理、あなたはもう死ぬんです」

総理「このペテン師がああ!撤回しろ!」


ふと新谷が自分の手帖のメモを見ると、ヘミング・ウェイが描いた絵が!

そしてそのイラスト通り、シャンデリアが総理の頭を直撃して死亡!



実はヘミング・ウェイは未来を変えていた



その夜、新谷はヘミング。ウェイに電話

新谷「あなたには見えていたんでしょう?総理を助けることもできたはず」

ヘミング・ウェイ「何度も言うけど、僕の手が買って備動いて絵を描いているだけなんだ。

自分でも何を描いているのかわからなかった。あの場所に行くまでは」

新谷「未来を変える力があるのなら、みんなを幸せにしてほしい」

ヘミング・ウェイ「未来を変えてしまってもいいのかなあ。もう変えてしまいました。

詠美のメモ帳のポケット部分を見てみて



新谷のメモ帳のポケットから出てきたのは、社会部キャップ・橋太(橋本じゅん)が総理を刺す絵。

「君の知り合いが殺人犯になるのを避けたかったんだ」とヘミング・ウェイ。

『漂着者』6話の考察と感想

『漂着者』6話の考察と感想についてまとめます。



遂に、未来を変えたヘミング・ウェイ。

ヘミング・ウェイには、予知能力だけでなく未来を変える能力も備わっていました。


そして、橋が総理を殺そうとした理由は以下です。

橋は、かつて彼女の父親が収賄事件に巻き込まれた際、「墓場まで持って行く」と言っていた秘密を、どうしても知りたいと思って取材を続けた結果、おぞましい真実、そして憎むべき黒幕を知ってしまったと語り始めるのだが…!?


橋は、新谷の父親が自殺した件で現総理を憎んでいたようですね。なので、一連の女児連続殺人事件の犯人は別にいるのでしょう。


ローゼン岸本が、ヘミング・ウェイの能力を世間に知らしめるために、暗躍しているのでしょうか?(そして利用しようとしている?)

雲行寺の住職(リリー・フランキー)など、ヘミング・ウェイの周りで暗躍する人間は他にもいそうです。