ドラマ『教場Ⅱ』のあらすじを原作ネタバレ!199期の生徒の事件や198期の生徒の「その後」も!

木村拓哉さん主演ドラマ『教場Ⅱ』が、2021年1月3日・4日の2夜連続で放送されます。

2020年のお正月ドラマ『教場』に続く、第二弾です。

当ページでは、以下の5つについて、ポイントを押さえて原作ネタバレしています。

  • 200期のメイン生徒のエピソード
  • 前作の卒業生・198期の生徒のその後
  • 前作ラストの199期の生徒の石上(上白石萌歌)を巡る事件
  • 風間の義眼の秘密
  • 原作最新作『風間教場』の驚愕のラスト

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ドラマ『教場Ⅱ』概要と簡単なあらすじ



タイトル新春スペシャルドラマ『教場Ⅱ』
放送日➀1月3日(日)後9:00~11:25
放送日➁1月4日(月)後9:00~11:28(二夜連続)
放送局フジテレビ
原作長岡弘樹「教場」シリーズ

新春スペシャルドラマ『教場Ⅱ』は、昨年正月に放送されたドラマ『教場』の第二弾。

木村拓哉さんが「義眼で冷酷無比な警察学校の教官」を演じて、話題になりました。

風間は、学内で起こる様々な事件を、意外な方法で解決していきます。


『教場Ⅱ』の見所は、以下の5つ。

  • 全てお見通しの風間の圧倒的な存在感
  • クセモノ揃いの200期の生徒たち
  • 休学した女生徒(上白石萌歌)を巡る199期の生徒たちの事件と「その後」
  • 198期の生徒たちの「その後」
  • 風間の義眼の秘密が遂に判明

200期の生徒たちが起こすトラブルを中心に、199期で休学して200期で復学した石上史穂(上白石萌歌)を巡る事件も描かれます。

前作で活躍した198期の生徒たちも登場します。

風間の義眼の秘密が遂に判明


『教場Ⅱ』では、風間の義眼の秘密が遂に明らかになるようです。

原作では刑事時代に逮捕した犯人に右目を千枚通しで刺されたことが理由ですが、ドラマでは違う理由かもしれません。


原作最新作である『風間教場』では、風間の左目は「緑内障」にかかっています。

つまり両目が見えなくなる危険をおかしてまで、教官として生徒に向かっているのです。

風間の過去と義眼の秘密についての詳細な記事(原作、ドラマの両面から)

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ドラマ『教場Ⅱ』の原作小説



ドラマ『教場2』の原作は、長岡弘樹さんの警察小説『教場』シリーズ(小学館)。

『教場』『教場2』『風間教場』の3冊が原作となっています。


ドラマ『教場Ⅱ』200期の生徒を原作ネタバレ

『教場Ⅱ』の5つのメインストーリーについて原作ネタバレします。

登場人物は全員、200期の生徒です。

漆原透介(矢本悠馬)


★原作

シリーズ最新作で初の長編作『風間教場』(長岡弘樹著・小学館)

★登場人物

・漆原透介;矢本悠馬

丸顔で目はタレ目気味

時間の間隔が掴めず、時間にルーズ


・紀野理人:?(ドラマでは宮坂定/工藤阿須加)

K署地域課の警察官

決して優秀ではなく、風間はいつか紀野がトラブルを起こすのではないかを心配していた

あらすじ

漆原透介は、仮入行の受付にぎりぎりの滑り込みでやって来た。

そして、ホームルームには遅刻。

なんとも、時間にルーズな男だ。


風間は、ホームルームの開始前に、漆原が教室にいるのを確認していた。

漆原は、開始時刻までまだ時間があると思ったのか、いったん外出して遅刻。


風間が「遅れた理由を教えてもらいたい」と聞くと、漆原は「トイレです」とか細い声で答えた。

しかし目撃者によると、漆原は校舎の廊下を走り回っていたという。


ネタバレ結末

漆原がホームルームに遅刻した理由は、掲示板を見るためだった。

(漆原が知りたかった事件は、全国的ニュースになるに違いない物だった。しかしスマホは没収されていた)


仮入行日の朝、漆原は、交差点で交通整理をしている紀野に訴えた。

「警察学校の仮入校式に遅れそうなんです。通してもらえませんか」


自身が警察学校で苦労した紀野は、なんとか力になりたいと思い、ルールを無視して漆原を通した。

その結果、車にはねられて死亡。


風間は、漆原に告げた。

「きみはもう人の命を背負っている」


後日談

漆原は、時間に正確に行動できるようになった。

紀野の死から逃げずに、ここで戦うことを決意したのだ。


稲辺隆(眞栄田郷敦)と鳥羽暢照(濱田岳)


★原作

・長岡弘樹『教場』第三話「蟻穴(ぎけつ)」(小学館)


★登場人物

・稲辺隆:眞栄田郷敦

個室への蟻の侵入に悩み、同じ悩みを持つ鳥羽と意気投合

2人で蟻の侵入口の穴を接着剤で塞いだ


・鳥羽暢照:濱田岳

稲辺の親友

白バイ隊員を目指している

あらすじ

鳥羽暢照(とば・のぶてる)は、聴力に自信がある。

動いている物の音を聞くと、移動速度がわかるのだ。

白バイ警官志望の鳥羽は、体調管理を徹底していた。


そんなある日、隣室の石山が、午前零時ぴったりに原付と軽自動車の接触事故の音が聞こえたと言った。

その日の同時刻付近に無断外出した者がいて、フェンスに指紋があった稲辺が疑われた。


稲辺は、午前零時に自習室で鳥羽に会ったというアリバイを主張。

これは真実で、鳥羽も稲辺を見かけていた。


ところが、鳥羽は稲辺を見ていないと嘘をついた。

その結果、稲辺は副担任の須賀に道場で30本以上投げ飛ばされる罰を食らった。


風間は、鳥羽の耳の不調を指摘。

それは事実で、鳥羽はプールの底で水圧を受けて以来、耳が聞こえにくくなっていた。


しかし鳥羽は、故意にそのことを隠していた。

その理由は、耳のせいで白バイ警官への夢を諦めたくなかったから。

(白バイ警官になるには、パーフェクトな体が要求される)


事件があった日の日記にも、事故の音を明確に聞いたと嘘を日記に書いた。

事故の音を聞くには、午前零時に自室にいなければいけない。

だから鳥羽は、稲葉に会ってないと嘘をついたのだった。


風間は、鳥羽に、稲葉に謝らなければ退校させると言い渡す。



ネタバレ結末

鳥羽は、射撃場で稲葉に会い、謝ろうとする。

稲葉は、鳥羽にイヤープロテクターを被せ、縦開きタイプのメモ帳を渡して去った。


イヤープロテクターが触れた耳の周囲には、べたっとした感覚があった。

それは、瞬間接着剤だった。

プロテクターは、もうこめかみの皮膚にぴったり張り付いている。


鳥羽がメモをめくると、

「無理に取らない方がいいよ。顔の皮膚がなくなっちゃうから」

と書かれていた。


さらにメモをめくると、一人の兵士が、耳垂れを餌だと思い込んだ蟻に鼓膜を食い破られたことが物語調で書かれていた。

鳥羽の耳元でカサッという音がした。

それは、蟻だった。



後日談

鳥羽は、両耳に包帯をして授業を受けている。

鳥羽は、聴覚に支障をきたし、白バイ隊員への道が絶たれた。


鳥羽は、イヤープロテクターを付けたまま、転げまわっているところを発見された。

プロテクターの内部には大きな蟻がいて、鳥羽の鼓膜を食いちぎったという噂だ。

そして稲葉は退校。


忍野めぐみ(福原遥)、堂本真矢(高月彩良)、坂根千亜季(樋口日奈)


★原作

長岡弘樹『教場2』第二話「心眼」(小学館)


★登場人物

・忍野宗友(おしの・むねとも):福原遥

可愛い顔と貧弱な肉体のせいで、教場仲間から虐められる

幼稚園の頃、太った中年の男にいたずらされた経験を持つ

ドラマでは忍野めぐみ(福原遥)と女性に改変


・堂本真佐丈(どうもと・まさたけ):高月彩良

187㎝、87㎏

大柄な筋肉隆々の男で筋トレを欠かさない

ドラマでは堂本真矢(高月彩良)と女性に改変


・坂根千亜季(さかね・ちあき):樋口日奈

スタイルの良い美女

あらすじ

教場内で、連続備品紛失事件が発生。

盗まれたのは、ミット、マウス、マレット。


どれもオンボロで、魅力的な品ではなかった。

犯人は、なぜこれらを盗んだのか?


忍野宗友は、3つの品が英語のM繋がりであることに気付く。

英語でイニシャルがMの物を犯人は狙っているのではないのか。


一分間の脈拍を図る授業

風間は、坂根千亜希を皆に手本を見せる実演者に指名。

坂根千亜希に、さらに3名を指名するように言った。


千亜希は、以下の3人を指名。

  • 忍野宗友
  • 仁志川
  • 桐沢篤

後に、授業が始まる前に、千亜希が風間からその3人を選べと命令されていたことが判明。


忍野宗友は、3人の共通点に気が付いた。

仁志川はミット紛失の、桐沢はマウス紛失の、そして忍野宗共はマレット紛失の届出者だ。

つまり3人は、連続備品紛失事件の関係者。


もし犯人が教室にいたら、脈拍は正常ではいられなかっただろう。

忍野は、クラス全員の脈拍のカルテを見て、誰が犯人がわかってしまう。


その後、風間が忍野を呼び出す。

「連続備品紛失事件の犯人は、私の教場の生徒だ」


風間は「犯人が次に狙っている物はこれだ」と忍野にがま口に入った10円玉を見せた。

忍野は、やはりM繋がりでMONEYかと思う。


風間は、これをわざと犯人に盗ませて、鑑識の授業を利用して犯人の指紋を採取すると言った。

犯人は10円玉を盗んだ後、別の10円玉を入れておくに違いない。

つまり、10年玉についた最も新しい指紋が犯人の物だ。


しかし鑑識の授業で採取されたのは、授業で10円玉に触れた千亜希の指紋だけだった。

犯人は、10円玉を盗まなかったのか?

そしてなぜか、堂本真佐丈が気分が悪くなって吐いた。



ネタバレ結末

風間が忍野に話をする。

風間は、忍野が犯人をかばっていることに気付いていた。


連続備品紛失事件の犯人は、堂本。

動機は、千亜希への恋心。

盗まれた3つの備品は、M繋がりなどではなく、全部直前に千亜希が触れた物だったのだ。


忍野は、堂本にいじめから助けてもらったことを恩義に感じていた。

だから、がま口の10円玉を抜き取って別の10円玉を入れて、堂本が盗んだ後に元の10円玉を戻しておいたのだった。

(もちろん手袋をして、余計な指紋がつかないように気を配った)


風間は「それが本当の友情と言えるのか、見極めてみろ」と忍野に言い放つ。

「犯人は今晩のうちに退校を言い渡す。この先、きみは独りだ。覚悟はいいか」


後日談

堂本は退校になった。


杣利希斗(目黒蓮)と伊佐木陶子(岡崎紗絵)


★原作

シリーズ最新作で初の長編作『風間教場』(長岡弘樹著・小学館)


★登場人物

・伊佐木陶子:岡崎紗絵

父と叔父が警察官というサラブレッド

男兄弟のいない一人娘で、家族の期待を背負って入行

頭は切れるが、どこか内気

本が好きで、小説をよく読む


・杣利希斗:目黒蓮

伊佐木同様、母親が警察官(妹も警察官志望)

無表情で、掴みどころがない

ごく平凡な問題をミスしたかと思えば、鋭い観察眼を発揮することも

他人に対する責任感は強い

部屋はいつも綺麗に片付いている

あらすじ

伊佐木陶子(岡崎紗絵)の成績が、最近どんどん落ちてきた。

拳銃操法では一人だけ発砲出来なかったし、学科の小テストでも酷い点ばかり。


風間は、伊佐木を呼び出す。

伊佐木は体がだるそうにしている。

もしかして体調が悪いのか?


風間(木村拓哉)は、伊佐木にテストをする。

ここにいる全員が敵だとして、湯呑みをどう使って逃げるか?


伊佐木は、天井の梁(はり)めがけて湯飲みを投げた。

それは、正解だった。

つまり伊佐木は、失うには惜しい人材。


伊佐木がおかしくなったのに連動するかのように、杣利希斗(目黒連)の成績も急降下。

重大な悩み事を抱えたせいで、表情が消えた。

そんな風に感じられる。


しかし杣は、記憶力テストと鑑識実習(指紋採取の授業)ではズバ抜けた成績を残している。

こちらも、伊佐木同様に失うには惜しい人材だ。


杣利希斗が、寮の物置部屋からポリタンクや盥を盗んだ犯人であることが判明。

目的は、爆弾を作って故意に爆発させて、その責任を取る形で教場を辞めるためだった。

伊佐木は相変わらず体調不良で、危険な授業を避けるようになった。


校長は、風間に「伊佐木と杣に引導を渡せ」と言ってきた。


風間は、最後のチャンスとして、指紋採取の「特別課題」を出す。

それは、ガラス窓についた不審者の五指の指紋を検出して持ち主を特定しろというもの。


この課題で最も優秀な成績を残したのは、伊佐木。

杣は5番目だったが、5本指の指紋を正面から一度に取れないことを指摘していた。

つまり、杣も伊佐木も合格。


風間は、杣を教場に残して、体調が悪そうな伊佐木を休学にした。


ところが、杣が一身上の都合を理由に『退校届』を提出。

風間は、杣に「警察学校を辞めた方がいい理由」と「警察学校を辞めない方がいい理由」の紙を書かせた。

杣は以下のように書く。
〇警察学校を辞めた方がいい理由

授業についていくのが難しい

体力的にも劣っている

そもそも自分はいろんな能力が足りていない

モチベーションの低下

卒業後、現場に出てからの不安が強い

〇警察学校を辞めない方がいい理由

警察官という仕事にまだ興味がある

数回だけ風間教官に褒められたことがある
これを書かせても、杣の結論は「辞めます」だった。


ネタバレ結末

実は、伊佐木と杣は恋愛関係にあった。

2人とも警察一家に生まれたため、自分から教場を辞めると言えないことに苦しんでいた。


2人は、妊娠するならしてもいい、そうなれば辞める口実ができて好都合と思って、関係を持った。

しかし本当のところ、打算なしで惹かれ合いもした。

その結果、伊佐木は妊娠。


杣の退校理由はシンプルで、伊佐木への責任感だった。

自分のせいで伊佐木は成績が下がって休学せざるを得なくなった。


元はと言えば妊娠させたのは自分なのに、このまま教場に残っていいのか。

そう悩んだ末の結論が、退校届だった。


風間は「責任を感じる先を間違ってないか」と言った。


漆原は、自分のせいで死んだ先輩がいて、その人の命を背負いながら頑張っている。

そしてそれは、杣も同じなのだ。

ただし背負っているのは死んだ人間ではなく、これから生まれてくる命。



後日談

杣は、辞表を撤回して伊佐木と結婚。


比嘉太偉智(杉野遥亮)


★原作

シリーズ最新作で初の長編作『風間教場』(長岡弘樹著・小学館)

★登場人物

・比嘉太偉智:杉野遥亮

大学時代に柔道界で活躍した猛者で、ライフセーバーの資格を持つ

四角く張った顔、太い鼻梁、くっきりとした眉毛

性格は、直情怪行型でこうと思ったら突き進むタイプ

姉2人という環境からか、女子に甘える性癖あり


・平優羽子:?

助教授

ボリューム豊かな漆黒の頭髪の美女

あらすじ

風間は、生徒たちに「※注意報告書を出せ」と命令。

※注意報告書:放っておけば事件や事故につながりそうな情報を、日業業務の中から見つけ出し、書類として作成した文書。


比嘉は、以下のような文書を作成して提出。

「私の友人が女性に恋をしています。平教授に相談に乗ってもらいたい」


これでは『注意報告』ではなく『恋愛相談』だ。

ふざけているとしか思えない。


その後、比嘉はまたしても『恋愛相談書』を提出してきた。

「平教授に恋愛相談に乗ってもらえなかったので、友人が落ち込んでいます。

私は友人にこうアドバイスしようと思います。悩んでも仕方がない、行動に移せ。

よろしいでしょうか」


ある日、思いつめた表情の優子が、比嘉のことで相談があると風間に言った。


ネタバレ結末

比嘉は、注意報告書という隠れ蓑を使い、優子に交際を迫る手紙を書いていたのだった。

その後、機会を見つけて優子に接触していた比嘉は、遂にこう口にした。

「僕が辞めたら、風間教官もクビになるんですよね。風間教官をクビにしたくなかったら僕と付き合ってください」


風間は比嘉を道場に呼び出して、十字絞めをかけた。

風間:「教官を脅迫するとは、いい度胸だな」

比嘉:「す、み、ま、せ、ん、で、し、た」

ドラマ『教場Ⅱ』199期の生徒たちの事件を原作ネタバレ



ドラマ『教場Ⅱ』では、(200期の生徒たちの前に卒業した)199期の生徒たちの「とある事件」と「その後」が描かれます。

それは、石上史穂(いしがみ・しほ/上白石萌歌)をめぐる事件。

199期生徒とは、石上史穂、出雲求久(重岡大毅)、浦美慶介(三浦貴大)、佐久野みゆ(佐久間由衣)、小嘉竜一(嘉島陸)。


浦見と出雲はクラストップを意味する総代の位置を争っていましたが、とある授業で悲劇が起こって石上が休学。

石上は、200期生徒として復学。強い気持ちで警察官を目指します。

一体、石上に何があったのでしょうか?


実は原作小説『教場Ⅱ』の「奉職」に、美浦亮馬という人物が出てきます。

これが浦美慶介(三浦貴大)だとすると、浦美が内心恨んでいる元医者の同期・桐沢篤が出雲(重岡大毅)ということになります。

「奉職」の簡単なあらすじ
美浦亮馬は、元医師の優等生・桐沢篤(ドラマでは出雲?)と仲が良く、総代の座を争っていた。

しかし美浦は、物心ついた時から暴力を振るわれるのはもちろん、振るうのも苦手という弱点があった。

風間は美浦に「退校届」を渡す。


そんな中、桐沢が総代になった。

美浦は「おめでとう」と言うが、桐沢は「君は警察官に文句があるんだろう。それも君自身に」と言った。


卒業直前。

風間が「私の相手になる者はいないか」と言って、美浦は震えながらも手を挙げた。

風間は「私のどこを攻撃してもいいからかかってこい」と言うが、美浦は風間を倒せない。

しかし風間が「警察官である美浦の父親」を侮辱する言葉を吐くと、美浦は風間の持っていたゴム製ナイフを手刀で叩き落とした。


美浦は、6年前も警察学校に入学したが、同僚と本気で殴り合うよう命じられて、尻尾をまいて逃げ出した過去があった。

風間は、美浦を成長させるため、わざと美浦の父親を侮辱したのだった。

伊藤健太郎の代役が重岡大毅


実は、出雲求久役は伊藤健太郎さんでした。

しかし事件を起こしたため、重岡大毅さんが代役を務めることになりました。


最近は、出演者にトラブルがあっても、作品はそのまま放送されるケースもあります。

しかし、今回はそうはいきませんでした。


その理由は、伊藤さんの役柄が、ライバル生徒・美浦(三浦貴大)を車で轢き殺そうとするものだったからです。

(それを身を挺して守るのが、木村拓哉さん演じる風間)

あまりにも現実と重なって、怖いですね。

ドラマ『教場Ⅱ』198期の生徒たちの「その後」を原作ネタバレ



引用元:「教場」公式HP

ドラマ『教場Ⅱ』では、前作の生徒=198期の生徒たちの「その後」も描かれます。

198期の生徒たちとは、宮坂定(工藤阿須加)、菱沼羽津希(川口春奈)、岸川沙織(葵わかな)、枝元佑奈(富田望生)、都築耀太(味方良介)、石山公平(村井良大)、楠本しのぶ(大島優子)、そして日下部淳(三浦翔平)です。


198期として無事に卒業できた者と途中退校となった者がいますが、今作ではどのような活躍を見せてくれるのでしょうか。


前作『教場』のラストでわかった198期の生徒の進路は以下の通り。
  • 宮坂、菱沼、都築、石山、楠本、日下部は卒業。
  • 枝元は実家の都合で退学して、旅館の女将になった。
  • 岸川は楠本を機械に挟んだことで退学して、カフェに勤務。
  • 問題を起こした南原、平田、樫村は、言うまでもなく退学。


原作の最新作『風間教場』では、宮坂が生徒たちの「世話係」として風間教官の手伝いをします。

宮坂は、K署の地域課に所属して優秀な警察官の評価を得ています。

しかしその他の198期生については原作小説には書かれていません。


2020年12月29日、30日に前作『教場』SP編集版が放送されます。

  • 29日(火):フジテレビ系 後9:00~10:58
  • 30日(水):フジテレビ系 後9:00~10:58

最新作『風間教場』の結末ネタバレ!平優子(田澤愛子)が風間の後を継ぐ?

原作小説の最新作『風間教場』の結末をネタバレします。
校長が、風間公親(木村拓哉)に今回の教場での落伍者0を命じます。

もし1人でも落伍者が出たら、その時は風間も辞職するという条件を叩きつけます。


校長は、冷酷無比な鬼教官の風間に「疲れ」が見え始めたことを指摘。

しかし風間は、パワフルにさまざまな生徒の問題に向き合い、

風間の元教え子で助教授の平優子(ドラマでは田澤愛子/松本まりか)教育係の宮坂(工藤阿須加)が、風間を支えました。

そして落伍者0を実現。


校長は「してやったりと得意になっているかもしれないが、私も何も知らないわけではない」

と風間に向かって寸止めの攻撃をしました。

「これしきの攻撃は以前の君なら軽くよけていたはずだぞ」


風間の右目は義眼。

そして左目は「緑内障」にかかって、凄い勢いで視野が欠けていっている状態でした。


症状に気付いたのは半年前、生徒たちが入行して間もなくのこと。

風間は「この体調で十分な指導ができるのか」と葛藤したが、続けると決めました。


校長は言いました。

「ほとんど目が見えなくても、ここまでやれる。そんな君の無言の教えが、学生たちを勇気づけた。

だから落伍者が出なかった」


風間は「そんなことはありえない」と考えます。

目の不調については慎重に隠してきたのだから、しかし・・・。

自分はいずれ完全に失明するだろう。


生徒たちは無事に卒業して、また新入生を迎えます。

この時の教官は、平優子。


風間は助教授として、平を支えています。
このように、シリーズ最新作の風間は失明寸前。

風間が教官を退き、平優子が教官を務める衝撃のラストを迎えています。

ドラマも今回の第二弾が最後で、田澤愛子(松本まりか)が風間の後を継ぐラストなのでしょうか?

もっと詳しい田澤愛子の原作ネタバレ記事はこちら。

風間の刑事時代の後輩刑事・遠野章宏(北村匠海)をネタバレ



『教場Ⅱ』後編【第二夜】に、風間の刑事時代の後輩刑事・遠野章宏(北村匠海)が登場。

遠野はドラマのオリジナルキャラクターなので、原作ネタバレはありません。

風間が鬼教官になった理由は、遠野にあるようです。

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