「メゾン・ド・ポリス」最終回の感想まとめ!おじキュンが止まらない!事件の真相も!

チーム「ひより」のメンバーが別々の場所で襲撃されて、最大のピンチを迎えたドラマ『メゾン・ド・ポリス』の最終回。

高平(小日向文世)は娘を狙われ、迫田(角野卓造)と夏目(西島秀俊)はハメられ、藤堂(野口五郎)は自室ラボを爆破されて重傷……!

もう万事休すかと思われましたが、最後の最後におじさま達が本領発揮!

スパイだった瀬川草介(竜星涼)もウルトラCを起こして、おじキュンが止まりません!

当記事では、大好評で幕を閉じた『メゾン・ド・ポリス』最終回の評判と感想をまとめています。



『メゾン・ド・ポリス』最終回の評判と感想


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『メゾン・ド・ポリス』最終回の評判と感想をまとめます。

おじさま達のカッコいい名シーンや、ひより(高畑充希)の父親の事件の真相もバッチリまとめています。


ひよりの父親の事件の真相


最初に、ひよりの父親の事件の全容をまとめます。

・警視庁から天下りした常務取締役・野間仁(佐野史郎)と青幸興行社長・大黒毅(中野英雄)が癒着していて、その不正会計を経理部の市野沢譲(税所伊久麿)や池原慎吾(関幸治)に処理させていた。

・市野沢はひよりの父には不正会計のことを相談したことがあった。

・その企みから逃げようとした市野沢は転落死に見せかけて殺害された。

・後任となった池原は刑事時代の夏目による苛烈な取調べを苦に自殺したとされてきたが、彼もまた自殺に見せかけて殺された。

・慎吾は不正会計だけでなく、市野沢の死にも関与してしまったのだ。

・ひよりの父の遺品の中に、裏帳簿のデータがあった。

・ひよりの父は、不正を警察に通報しようとして、野間に殺害された。

野間は、人間を駒としか考えていない恐ろしい男。

さすがは『限界団地』で“最狂の老人”を演じた佐野史郎さんだ、ラスボスにぴったり。


そしてこんな警察内部の闇に切り込んでしまったものだから、メゾンのメンバーは皆ひどい目にあいます(>_<)

・ひよりは間宮管理官から取り調べ室に連れて行かれ、自宅待機を命じられる。

・和子が死んで遺書が見つかり、そこにはひよりや夏目の追及を苦に自殺したということが書かれていたというのだ(これは後に嘘とわかる。和子を殺したのは野間)。

・和子は亡き夫・市野沢から「自分は20年以上、会社でずっと不正な経理に加担してきた。」と告白を受けていたことをひよりに話してくれたが、それを録音したレコーダーは何者か(後に間宮とわかる)によって盗まれた。

・高平は何者かから電話がかかってきて、娘に手を出されそうになる。

・藤堂は、自室のラボの薬品に他の薬を混入させられ、薬品同士が化学反応を起こして爆発、重症を負う。

・夏目(西島秀俊)と迫田(角野卓造)はハメられて迫田が逮捕され、夏目は警察に追われる身に。

高齢者になんてひどいことを!

しかしこんなことで事件をあきらめるおじさま達ではございません!


西島秀俊演じる夏目が、MOZUの倉木?とにかくカッコいい










迫田を逮捕されて怒り狂った夏目は、野間(佐野史郎)の実働部隊を率いる大黒(中野英雄)に接触。

その接触の仕方が、組員を殴る蹴るの大暴行で大黒の居場所を聞き出すという……(^_^;)


そして殺人の証拠が付いている大黒の靴を、重症で入院中の藤堂にプレゼント(笑)。

いや~、ある意味最高の“見舞いの品”です(^_^;)


夏目の暴走はこんなもんじゃ終わりません。

市野沢が最後に訪れたバーのマスターから情報を聞くために、バーへ乗り込みます。


バーのマスターが“アイスピック”を取り出して夏目を攻撃、夏目がそれを奪って応戦するもんだから、まさに『MOZU』の世界(笑)!

夏目さん、情報を得るためとはいえ、アイスピックを人の指の間に振り下ろすのは怖いッス(>_<)


しかしながらツイッターでは、西島秀俊のアクションの真骨頂に大興奮!

「もっとやれ~!」の声が相次ぎました。

壊れた西島秀俊の演技は、いつ見ても惚れ惚れするッス!


そして夏目は「音声データ」と「市野沢が殺される直前の映像データ」を入手しますが、暴力で得た情報なので証拠にはなりません(^_^;)


野口五郎演じる藤堂もカッチョイイ~!



夏目が盗んできた大黒の靴を、重症の身にもかかわらず鑑定する藤堂も男前です。

「これは最高の差し入れだ。この靴底に何がついているか僕なら見逃さないことを信じてる男だよ」と夏目と心で繋がってるのもカッコイイ!


松葉杖で退院してきて「嬉し恥かし昼帰り~」とふざけるのも、まだまだ余裕アリで痺れます(≧∇≦)

お若い方はご存知でしょうか?

1989年にリリースされたドリカムの『うれしはずかし朝帰り』をモジッているんです。


迫田もかっこいい!内通者を見抜く





9話のラストシーンで、夏目を逃がして自分ひとり捕まった姿が「カッコいい」と評判になった迫田。

最終回では牢屋に入りながらも、新木課長と原田を使って内通者を調べさせるとは、まさに凄腕の“人たらし”です。

そして迫田の味方を装ってやってきた間宮が内通者だと見抜いたのも、さすが~って感じでした。


草介がカッコ良過ぎる









警察内の裏切り者を調査するため、メゾンに潜入していたスパイ・草介(竜星涼)。

それなのにひよりは「草介さんを信じています」と盗聴器を取り外さず、あえて草介に全ての情報を流します。


そしてひよりは、草介の心をつかむことに大成功!

草介は、野間がひよりの父親を殺したという自供をしたタイミングで、SITを突入させてくれたんです(≧∇≦)


いつもの「ちわ~っす!極上SIT小隊一個お持ちしました~」の掛け声がしんびれました~(笑)

やっぱり草介はメゾンの仲間だったんですよ!

もう草介、サイコー過ぎです!


竜星涼さんは『アンナチュラル』の葬儀屋・木林役も大人気で、素性のわからない謎多き役柄を演じるのが異常に上手い。

ツイッターでは「メゾンドポリスの竜星涼最高だったから全人類見て欲しい」「飄々とした中に狂気が混じったお芝居が最高」など、竜星涼さんの演技を大絶賛する声が溢れました。


高平さんが意外にもカッコイイ!銃をぶっ放す!






メゾンのメンバーの健康管理を命がけで行うも、現場には一度も出たことがない高平。

ところが意外にも射撃の腕は確かで、メゾンのメンバーを助けるために野間の肩に一発ぶっ放しましたΣ(・ω・ノ)ノ!

「正当防衛!一度ぶっ放してみたかったんスよ!」と迫力満点(笑)。


いや~、筆者はひよりをかばった夏目が撃たれるんじゃないかとヒヤッとしたので、まさに「スカッとジャパン」レベルにスカッとしましたよ~。

高平を演じる小日向文世さん、『高嶺の花』の家元とは全然違う演技でマジ凄いっす。


伊達もカッコイイ、こんな生き方してみたい






なんとひよりの父親が亡くなった直後に、ひよりと母親を気遣った刑事とは、伊達(近藤正臣)でした。

伊達は上層部の圧力でひよりの父親の事件の捜査を辞めたことを、ずっと悔やんでいたのです。


それにしても、いつか事件の真相を突き止めてひよりに謝罪することが最後の願いだったなんて、どんだけカッコいいんですか?!

ひよりに「長い間あなたを苦しめて申し訳ありませんでした」と頭を下げた姿には、涙がこぼれましたよ( ;∀;)


警察官としての経歴に汚点が付いてもいいと言って迫田を釈放させたのも、かっこいい。

野間がSITに連行されるときに「チェックメイトですね」と言ったのも、しびれる~(≧∇≦)

まさにイケオジのカリスマです。


気になる事件の結末


野間が逮捕された後の、事件の結末を以下にまとめました。

・野間の逮捕により、高遠建設と青戸組の癒着が明らかになった。

・高遠建設には、大規模な捜査のメスが入った。

・間宮は3年前の事件のときから警察の情報を青戸組に流していた。

・野間の後任を約束され、賄賂ももらっていた。

・警察上層部と野間の関係については、高遠建設への天下りは廃止されたが、警察上層部と野間が癒着してことは表に出なかった。

おそらくこれで終わりだろうね~。

警察上層部の闇は、暴かれないまま。組織を守ることが優先される。


ベテランに囲まれても存在感を放つ高畑充希が素晴らしい






ひよりの最後の仕事は、なんと夏目の逮捕。

夏目は今回の事件の真相に近づくたけとはいえ、器物損壊に傷害と派手にやりましたからね~(^_^;)


夏目の「お前で良かったよ、ここに来てくれたのが」のセリフに( ;∀;)。

そして「泣くな、最強の刑事になるんだろ、がんばれよ」と最後までひよりを励ます姿がまた泣ける。


ひよりを演じた高畑充希さん、本当にお疲れ様。

くるくる表情が変わる未熟な刑事から、捜査一課の刑事への成長を本当に上手に演じられました。

普通の女の子の役柄ながらベテラン勢に負けない存在感を放ったのは、高畑さんだからこそ出来たことだと思います。


総じて最高!面白い!続編希望











ラストシーンは、夏目の釈放と、ひよりとメゾンのメンバーの再会。

これは……続編期待してもいいですよね~!


序盤はいまひとつインパクトに欠けるかと思われましたが、最終回に向けてメゾンのおじさま達が全員、胸キュンレベルのかっこよさを見せてくださいました。

まさに時代は「イケオジ」に焦点が当たっていることを痛感した次第です。

夏目とひよりの淡い恋の行方も気になるし、これは続編しかないでしょう。