『まんぷく』第17週から、立花萬平が今までにないラーメン作りを開始しましたが、福子や鈴、香田家の面々には萬平がどんなものを作ろうとしているのか想像もつきません。
そこで忠彦(要潤)が「名前を付けてくれ」とお願いして、萬平は「即席ラーメン」と命名。
しかしこの「即席ラーメン」(商品名は「まんぷくラーメン」)が完成するまでは、まだまだ長い道のりがあるのです(^_^;)
当記事では、『まんぷく』で萬平が即席ラーメンの研究を初めて、見事完成するまでをネタバレしてまとめています。
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もくじ
『まんぷく』萬平が即席ラーメンを完成するまでをネタバレ
『まんぷく』で、萬平が即席ラーメンを完成するまでをネタバレしていきます。
萬平が目指すのは「一夜漬けラーメン」
第17週では、萬平(長谷川博己)がラーメン作りをスタート。
福子(安藤サクラ)が「家事の中で一番大変なのは、食事を作ること」と言ったので、家庭で簡単に食べられるラーメンを発明したと思ったのです。
萬平はラーメンを食べ歩き、「ご主人、このラーメンは家庭で作れますかね、パパッと」と聞いてラーメン屋の主人に怒られます。
萬平は福子に、誰もが家で作って食べられるラーメンを作りたいと話しますが、それがどんなものなのかは萬平自身もイメージ出来ていません。
思案し続ける萬平に、福子は夕飯の食卓の漬物になぞらえて話をします。
萬平の目指すラーメンとは、1ヶ月かけて作るたくあんではなく、大根の一夜漬けであると。
萬平は「そうだ、福子。一夜漬けラーメンだな!」と叫びました。
萬平は駆けつけた神部(瀬戸康史)に、自分のラーメンに必要な3つの条件を見えてきたと語ります。
第一に「おいしいこと」、第二に「安いこと」、第三に「簡単にできること」です。
しかしタカ(岸井ゆきの)が妊娠3ヵ月と分かった神部は、仕事が終わったら真っ直ぐ帰宅することになり、萬平を手伝うことは出来ないという。
その後萬平は、目指すラーメンに必要な新たな2つの条件を思いつきます。
第4に「常温で保存できること」、第5に「安全であること」。
そんな中、源(二宮輝生)と幸(三宅希空)が泥まみれで帰宅。
萬平のせいで学校でいじめられている2人は萬平に「ラーメン作りをやめて、また信用組合で働いてほしい」と訴えます。
福子はそんな2人に「お父さんは発明家やの。そのうち、あなたたちをばかにした友達も、きっとお父さんが作ったラーメンを、おいしい、おいしいって食べてくれるようになります」と言い聞かせるのでした。
以降は、萬平はさらにラーメンの研究に没頭。
福子がラーメンのスープは鶏ガラがいいんじゃないかと提案して、萬平はさっそタカく鶏ガラを1㎏購入してスープを作ってその中にスパゲティを入れてみました。
しかし源と幸に大不評。
即席ラーメンの名付け親は鈴
悩んだ末に、萬平は画期的な案を思いつきます、
「味の付いた乾麺を丼に入れて、そこにお湯を注げば、麺に水分がしみ込んでいくと同時に、麺の味がお湯に溶けだしてスープになっていく」
そう言われても、福子、鈴、香田家の面々には、萬平がどんなものを作ろうとしているのか見当もつきません。
鈴の提案で、萬平が作ろうとしているラーメンを「即席ラーメン」と呼ぶことに。
まずはスープ作り
萬平は即席ラーメンの研究所を作ると宣言して、裏庭の畑を潰して小屋を建てました。
そして池田駅前商店街で、寸胴鍋や業務用コンロなどの道具を買い揃え、鶏ガラや調味料も買い込み、4日間研究所に籠りきりで鶏ガラスープを作りました。
福子は、味見してもらうために、香田家の人たちを家に招きます。
萬平は「僕は自分が作ったラーメンを日本中の人に食べてもらいたいんです。だから、ここにいる全員が美味しいと言ってくれなければ作り直します」と宣言。
克子(松下奈緒)と忠彦(要潤)は「美味しい」と言いましたが、タカ(岸井ゆきの)はつわりが酷くて飲めず、鈴は美味しくないと言いました。
「美味しくないとは言いませんけど、何べんも飲みたくなる味ではありません」と福子。
萬平はさらに一週間、改良して、今度は鶏の胸肉でスープを作りました。
克子と忠彦は「前より美味しくなった」と褒めますが、鈴は「最初の方が美味しかった」と言い放ちます。
「おいしいとは思いますけど、この程度の味ではすぐに飽きられてしまうと思います」と福子。
この日の夕方、たちばな塩業の元社員で神部の会社の同僚の岡幸助(中尾明慶)と森本元(毎熊克哉)がやってきました。
スープを飲ませると、岡も森本も美味しいと言う。
2人は、萬平が福子と鈴の意見を受け入れ、妥協せずにより美味しいスープを目指していることに感心。
その後、萬平は鶏ガラと胸肉の両方を使って、スープを作成。
そして香田家の人々、福子、鈴、真一(大谷亮平)、真一の再婚相手の好美(東風万智子)に飲んでもらいます。
一同は「美味しい」と絶賛して、つわりのタカまでおいしそうに飲み、福子も鈴もおいしいと断言。
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次は麺作り
スープを完成させた萬平は、次に麺作りに取りかかります。
まず商店街の製麺所で基本を教わり、製麺機を買って材料を仕入れてきました。
萬平は製麺機を研究所に運び入れ、福子に麺作りのポイントを話して聞かせます。
「何より大事なのは麺にスープを練り込むことだ。お湯をかけるだけで食べられるように」
しかし福子は、練り込んだスープがお湯に溶けだすと味が薄くなるのではと指摘。
萬平は味を濃くするため、徹夜でスープを煮詰めてエキスを作成。
小麦粉に練り水を注ぎ、風味を出すためのごま油、玉子、カルシウムが豊富な卵の殻を砕いた粉、スープエキスを加えて生地を練っていきます。
それを萬平が製麺機に差し込み、福子はハンドルを回します。
しかし出来上がった麺は団子状で、お湯をかけて食べると粉っぽく、味も酷いものでした。
萬平が片栗粉を加えたり、小麦粉の種類を変えたりと試行錯誤を繰り返して、1か月後にやっときれいな麺を作ることに成功。
麺を作るには、塩や鹹水に適量があり、その限界値を超えないぎりぎりの分量でスープを練り込んでみたらきれいに出来たのです。
萬平は出来上がった麺をゆでますが、その時点でスープの味がお湯に溶けだして味が抜けてしまいました。
お湯でなくスープでゆでても、結果は同じ。
徹夜続きの萬平は途方に暮れて、追い詰められます。
その晩、福子が研究所の様子を見に行くと、萬平が酒をあおっていました。
福子:「新しいものを生み出す苦しみは、あなたが一番わかってるはずでしょう。私は信じてます。萬平さんは日本一のラーメン屋になるって」
萬平:「やっぱり生地に余計なものを入れちゃいけないんだ。スープを練り込むのが間違ってた。根本から考え直す」
問題は、どう味付けるか
萬平は新たに「新ラーメンの五か条」を書きだしました。
- 美味しいこと。
- 安く買えること。
- 便利であること。
- 常温で保存できること。
- 安全であること。
これらを全て満たすラーメンを、もう一度考えなおすのです。
普通のラーメンを作ってスープエキスで味付けします。
お湯をかけると、それが溶け出してラーメンスープになります。
問題は、どう味付けするか。
萬平はゆでた麺をスープエキスに浸して味をしみ込ませる実験をします。
10分間エキスに浸した麺を湯切りして、お湯を注いで食べてみたところ、麺はふやけてしまい、味も濃すぎました。
次に萬平は、エキスに麺をひたす時間を短縮。
すると、お湯をかけた時のスープの味が程よくなり、おいしくなりました。
これまで萬平は麺に味をしみこませなければならないと思い込んでいましたが、味は麺の表面にだけ付ければ良かったのです。
次はどうやって常温で保存できるようにするか
「次はどうやって常温で保存できるようにするかだ」と萬平。
福子の発案で麺を塩漬けにしてみたところ、塩がスープエキスまで吸い取ってしまいました。
お湯をかけて食べてみましたが、しょっぱいばかりでとても美味しいとは言えません。
常温で保存できるようにするには、麺を乾燥させ、水分を抜かなければなりません。
そこで萬平は、麺の天日干しにトライ。
しかしお湯をかけて食べてみると、硬い麺とふやけた麺とが混ざってしまいました。
天日干しでは、外側の麺だけが先に乾いてしまうのです。
次に萬平は麺の陰干しにトライ。
1時間、2時間、3時間……と乾かす時間に差をつけてみましたが、どれも水分が抜けきりません。
かといって、干す時間を延ばすと、麺が傷んでしまいます。
失敗続きの萬平に、源は「勉強が足らんのとちゃう」と手厳しい。
萬平は源の言う通りだと思い、やみくもに試すのではなく、もっとラーメンのことや麺のことを勉強しなくてはならないと思うのでした。
翌日、萬平は図書館で麺について調べ、その内容を福子にも話して聞かせます。
生麺の水分保有量は30パーセント程度ですが、ゆでると50パーセント以上に。
そのため乾燥に時間がかかって、乾き具合にムラが出ます。
しかしゆでるのではなく、蒸した場合には、麺の水分保有量は30パーセントからほとんど上がりません。
これなら乾燥時間も短くてすみ、ムラも少なくなるはず。
今度こそはと期待しましたが、夜になって萬平と福子が乾いた麺にお湯をかけて食べてみると、やはり麺は硬い。
芯がまだ生だったためで、やはり陰干しでは麺が乾ききらないのです。
これには、萬平を励まし続けてきた福子も落胆。
悩み続ける萬平に、忠彦は新作の絵をプレゼント。
絵のモデル・秀子(壇蜜)の影響で大きく変わった絵を見て、驚く萬平。
そこへ真一もやってきて「かのトーマス・エジソンはこう言った。私は失敗したことがない。ただ、一万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ。萬平くんならできるさ」と励まします。
その後、萬平はスープエキスに麺を浸すのではなく、麺にエキスをかけることを考案。
これなら浸すな場合より水分量が減り、乾燥の時間が少なくてすみます。
萬平がムラなくエキスをかけようとするのを見て、福子はじょうろを使うことを思いつきます。
そこまではよかったのですが、乾燥後、お湯をかけても麺は元の味に戻りません。
「お湯をかけて元に戻るものは高野豆腐だ!」と思いついた萬平は、図書館に行って高野豆腐について調べます。
高野豆腐とは、豆腐を水切りして、冷凍と水分の蒸発を繰り返して完全に水分を抜いて作るのだという。
萬平は池田駅前商店街の製氷店に麺を持っていき、高野豆腐を真似て冷凍と乾燥を5回繰り返しました。
そして出来上がった麺にお湯をかけてみんな(パーラー白薔薇のアキラ、しのぶ、神部、岡、森本、吉乃)に食べてもらいます。
一応ラーメンにはなっているけれど、おいしくないというのが、みんなの正直な感想。
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これだ!天婦羅だ!福子!
その夜、帰宅した萬平は、福子夕飯のおかずに天婦羅を揚げているのを見て、「これだ!天婦羅だ!福子!」と叫びました。
萬平は、研究所で麺を油で揚げる準備を始めます。
天婦羅を揚げると食材の水分が蒸発して泡が出ます。
麺も揚げれば、うまく乾くのではないか。
天婦羅鍋で麺を揚げ、お湯をかけて2分待つと麺は元の状態に戻りました。
揚げたことで香ばしさもプラスされて、味もグッド。
萬平はこの原理を知ろうと、かつて「ダネイホン」の研究でお世話になった近江谷佐吉に連絡。
3日後、研究所にきた近江谷は、揚げた麺の断面を顕微鏡で見て、多孔質化しているのだと説明。
油の熱で、麺の中の水分が蒸発して、中にスポンジのような空洞が出来たのです。
お湯を注ぐと空洞に水分が入り込むのは、高野豆腐が水を吸って元に戻るのと同じ原理。
福子は「とうとう完成ですね、萬平さん!」と歓喜しますが、「何を言っているんだ、ここからだよ、福子」と萬平。
商品化に向けて、萬平は最適な揚げ方や油の温度を求めて試行錯誤を始めました。
問題は、油の中で麺を広げずに均一に熱を行きわたらせることでしたが、至難の業でした。
そしてとうとう、生活費が底をつきそうになります。
福子のパーラー白薔薇の給料だけでは、足りなかったのです。
福子は真一に「お金を貸してください」と頭を下げます。
真一は「僕が出せる額ならいくらでも貸すよ」と言ってくれましたが、条件があるという。
完璧主義者の萬平は、未完成のラーメンを福子と神部以外には食べさせていませんでしたが、それを自分も食べたいと真一は言うのです。
萬平は真一の条件を飲み、麺の準備を開始。
金型に入れる前に萬平は麺をもんでちぢれ麺にして、麺と麺の間に隙間を作って熱が通りやすいようにしました。
これがうまくいき、試食した福子と真一は、あまりのおいしさに驚きます。
しかし萬平はまだ満足せず、最良の味を目指して全行程の見直しをはかります。
この日から萬平は、福子に試食してもらいながら、麺の太さや蒸し時間、スープエキスの濃さなどを細かく分析していきました。
即席ラーメンが完成
昭和33年6月、ついに、萬平も満足する即席ラーメンが完成。
完成品を試食してもらおうと、萬平は香田家へ、福子はパーラー白薔薇へと出かけます。
香田家では鈴、克子、忠彦、神部、タカ、吉乃が、白薔薇ではアキラ、しのぶ、世良、敏子、岡、森本が、一斉にラーメンを食べ始めます。
萬平は、香田家とパーラー白薔薇にいる全員がおいしいと言わなければ、また作り直そうと思っていました。
香田家の人々はみな美味しいと言いますが、鈴だけは黙っています。
やがて鈴は箸を置いて萬平の方を向いて「恐れ入りました。これはホンマに美味しい」と言いました。
そこへ福子から電話が。
「みんなおいしいって!今、二杯目を食べてます」
萬平は庭に飛びだして「うおおおお!ついに完成させたぞ!」と叫びました。
即席ラーメンの商品名は「まんぷくラーメン」に決定
この晩、家族で即席ラーメンの商品名を相談した結果、福子の発案で「まんぷくラーメン」に決定。
そこに真一が訪ねてきて、信用組合を辞めて、萬平の仕事を手伝いたいと言ってきました。
まんぷくラーメンを革命的な発明だから、いますぐ会社を作るべきだと真一は主張。
福子と萬平は、真一には家庭があって信用組合でも責任ある立場にあるのだからと説き伏せ、とりあえずは信用組合に勤めながら手伝ってもらうことにします。
するとそこに世良(桐谷健太)も登場。
「まんぷくラーメンは僕が売ってやる。君が作って僕が売る。最高のコンビやないかい」
世良は今まで萬平のラーメン作りに反対していましたが、今までの付き合いもあって協力してもらうことに。
まとめ
『まんぷく』で立花萬平が、即席ラーメン(まんぷくラーメン)を完成するまでをネタバレしてまとめました。これからまんぷくラーメンの売り出しに取り掛かるわけですが、まだまだ障害が立ちはだかります。
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