第6話で、見事市長に当選して「ママさん市長」としてやる気満々の智子(篠原涼子)。
しかし、無所属であるはずの智子の動きは、実は犬崎(古田新太)が掌握しているようで……。
この記事では、第二章に突入して急展開を見せている『民衆の敵』の最終回ネタバレ予想をまとめました。
もくじ
『民衆の敵』6話まで簡単におさらい
いよいよどんな展開になるのかなー
— さな (@hisanano) 2017年12月4日
もう今後の藤堂さんの事で頭がいっぱいで、本線の智子さんに目が向かなくてゴメン🙄
(みんな割とそうでしょ?)https://t.co/IMke9n7DSL#高橋一生 #民衆の敵 #藤堂誠 pic.twitter.com/6B35hy3qmP
普通の主婦だった佐藤智子(篠原涼子)は、「4歳の息子にステーキを食べさせたい。」という思いから市議会選挙に出馬。
ママ友で記者の平田和美(石田ゆり子)は、政治に無知な智子に様々なアドバイスをくれる頼もしい存在。
智子は見事当選して、あおば市議会議員になりますが、犬崎派の重鎮・犬崎和久(古田新太)に目を付けられてしまいます。
そんな中、河原田市長(余貴美子)が犬崎派が推進するニューポート計画を白紙に戻しました。
利権の撲滅を目指す河原田市長と犬崎は対立関係にあったのです。
その後、河原田市長は汚職疑惑で辞職。
智子は市長に立候補、見事当選を果たします。
「やりたいことをやる為に、権力が欲しい。」と言い切る智子を冷たい目で見る和美。
和美には、智子が市長になれば、犬崎に利用され操られる図が見えていたのです。
2人の友情には亀裂が入ってしまいました。
そして無所属で市長に当選したはずの智子ですが、副市長に前田康(大澄賢也)、秘書は富田恭一(渡辺いっけい)を据えられて、周りをぐるっと犬崎派で取り囲まれる状態に陥ってしまいます。
こんな状態で、智子は自分のやりたい市政ができるのでしょうか?
『民衆の敵』7話は、どうなる?
7話(2017年12月4日放送)では、無所属であるはずの智子の周囲を犬崎派が固めて、あおば市議会は犬崎派が牛耳る形になります。それでも、福祉政策を進める智子の人気は上昇して、ドキュメンタリー番組にも取り上げられることに。
犬崎は智子の人気を利用して、元市長の河原田晶子市長(余貴美子)が中止したニューポート開発を再び進めようと開発委員会を設置。
しかしその委員会に、智子は出席することが出来ませんでした。
一方、和美は、資料として渡された黒塗りだらけのニューポート開発委員会議事録に不信感を抱き、移動中の犬崎を捕まえて質問攻撃。
だが、この和美の行動は犬崎に目を付けられる要因となってしまいます。
智子は、誠に相談された非行少年、少女たちを立ち直らせ、子供たちの悩みや相談を受け入れられる仕組みに取り組もうとしていましたが、その間に犬崎派の議員達は、ニューポート計画に反対する住民たちの強制排除を行います。
そしてそれが市長の行政代執行として、智子がマスコミから叩かれてしまいます!
「市長にできないことをやったまでだ。」と言う犬崎。
瞬く間に民衆の信頼を失った智子は、窮地に立たされてしまいますが……。
『最終回』ネタバレ予想
ここからは、最新のTVガイドの情報を元にして『民衆の敵』最終回ネタバレ予想をします。智子は、マスコミに取り囲まれて「市民を騙していたんですね。」と心無い言葉で質問責めに合います。
2話で次週予告編の後に流れていたのは、このシーンだったのですね(>_<)
「私は皆さんの見方です!」と智子が涙を流して叫んでいましたよね~。
このままでは、智子はまさに“お飾り市長”で、犬崎の言いなりで終わってしまいます。
誠に助けを求める智子
市政の暗雲を予感した智子は、思わず誠(高橋一生)に助けを求めます。
智子にとって最も信頼できる人物とは、誠だったのです。
さらに、第8話では智子がこのまま犬崎派でいていいのか迷う人物が現れます。
智子は悩んだ末に、市民のためにある決断をします。
それは、クーデターを起こし、自分の意思で政治をやり直すこと。
クーデターとは、一般に武力による奇襲攻撃によって政権を奪取することで、支配階級内部の権力争奪を意味します。
つまり、智子は犬崎派から実質的な権力を奪う作戦に出るのです。
智子は和美とも和解して協力を仰ぎ、犬崎達の監視の目をうまく逃れて、「緊急記者会見」を開きます。
そして「市長である自分がその権限を正しく使うために、副市長、秘書をはじめ全てのスタッフを解任します!」と宣言。
クーデターは、大成功に終わります。
そして智子は、「私には、あなたが必要なんです。」と誠に副市長になってくれないかと頼みます。
犬崎派の反撃
テレビで智子のクーデターを見ていた犬崎派の面々は「なんてことをしてくれたんだ!」と悔しがりますが、これで引き下がるわけがありません。
8話では、市役所職員の仕事放棄が始まります。
具体的には、窓口業務以外の職員が仕事をボイコット。
さらに、智子が精神的に不安定であるという評判をマスコミに流します。
目的は、智子の人気を失墜させるためです。
誠は何を考えてる?
さて、誠ですが、何を考えているのでしょうか?
筆者には、誠は何か“深い考え”があるように見えます。
8話では、誠は犬崎に対して、智子から副市長就任の打診があったことを明かします。
さらに、誠は自分が副市長になれば今の市政の混乱を解決できると犬崎に突きつけます。
しかし未亜(前田敦子)が誠に副市長になるのかと聞くと、そのつもりはないと答える誠。
さらに、「市長の味方なのか?」との未亜の質問には、誠は民衆の味方だと答えます。
なんとものらりくらりとしているように見える誠ですが、何を考えているのでしょうか?
智子が犬崎に「市長になってくれ。」と打診された時も、智子が誠に相談したら「あなたが市長になればいいじゃないですか。」とあっさりした答えでした。
おそらく、誠は犬崎の思うようにやらせて油断させることによって、必殺の逆転劇を考えているのではないでしょうか?
誠は副市長を引き受けるのか?
誠が、副市長を引き受けるかどうかで今後の智子の運命は大きく変化します。
是非とも誠には副市長を引き受けてもらいたいところですが、誠は藤堂一族の次男坊です。
デリヘル莉子(今田美桜)ちゃんと会っていた暗~い部屋に引っ越してきたのも、藤堂家の道に進むことを決断したからで、6話では莉子ちゃんとも別れました。
そしておそらく藤堂一族と犬崎は太いパイプで繋がっていて、目的はニューポート計画の実現です。
この流れで行くと、誠が副市長になって、犬崎派と対立する智子を支えるなど気違い沙汰のような感じもします。
それでも筆者は、誠は副市長に就任すると予想します。
智子に出会った当初は、誠は「自分は何者なのかわからない。」という地獄にいました。
しかし智子の民衆に対する熱い思いを知り、莉子ちゃんに勇気をもらって、“自分しか出来ないこと”に気が付いたのではないでしょうか?
誠は、藤堂一族の一員ですからニューポート計画の裏にも気が付いているのでしょう。
誠は、何か捨て身の作戦を考えているように思えます。
和美が窮地に陥る?
記事にならなくて残念。
— 有蓮 (@aren1003) 2017年11月23日
人のセクシャリティーまでさらけ出して
人の尊厳を傷つけてはいけない。
そんな記者としてのプライドが垣間見えたような気がする。#民衆の敵#石田ゆり子#長谷川晴朝 pic.twitter.com/nOr2g0zMgI
ニューポート計画について犬崎にしつこい質問攻撃をした和美は、犬崎に目の敵にされてしまうことに。
今後のストーリー展開の中で、和美の口から娘・あかねの父親のことが語られます。
あかねちゃんのパパは誰なのでしょうか?
8話では、和美のことを調べ上げた犬崎が、智美の夫・公平(田中圭)と和美の不倫疑惑をマスコミに流します。
育メン・公平もピンチに?
仕事に忙しい智子や和美のために、育メンとして絶賛活躍中の公平(田中圭)。
ツイッターでは「かっこいい!」「理想の旦那様」と大人気ですが、母親からは苦言を呈されます。
公平は「これが、新しい家庭のカタチだ。」と主張するのですが、果たして世間にみとめられるのかどうか?
第8話では、窮地に堕ちった公平が、家族を守るために“ある行動”に出ます。
具体的には智子と誠でどんな市政を行う?
クーデターを無事に起こせて、誠が副市長を引き受けたとして、2人は今後どんな市政を行っていくのか?
これこそが、ドラマの最終結末となります。
8話では、未亜から「“幸せになりましょう”の政策が漠然としていてよく分からない。」と言われてしまう智子。
筆者も、智子の考えがいまいちはっきり理解出来ません。
ここをはっきりさせることによって、今後の政策が明確になっていくと思われますので、智子にはがんばって考えてもらいたいです。
そしてたとえ犬崎を市政から追っ払うことに成功したとしても、藤堂一族の影響力から逃れるのはほとんど不可能と言ってもいいでしょう。
他のドラマの最終回を見ても、政治家の圧力を跳ね返せた主人公などおりません。
しかしこのドラマは、“現在の政界に一矢を報いるのが目的”と前宣伝でありました。
筆者としても『民衆の敵』の最終回がどうなるのかはっきりと見えているわけではありませんが、「智子の大胆な発想と行動力」に加えて「藤堂誠のある決意」がKEYになると思っております。
「政治を変える」のと同時に、篠原演じる主人公がいかに「自分を変えていく」のか? その成長のストーリーにも注目したい。
さらに、上記のニュース記事にあるように、主人公の成長が見られる最終回であるべきです。
智子は1話では、自分の理想とは違うから、間違っていることは間違っているからと、コールセンターの仕事をクビになりました。
同じようなノリで市政に取り組むのでは到底うまくいきっこないし、大体甘すぎて話になりません。
是非とも智子には最終回には「不動の理念」に加えて「賢い立ち回り」を身に着けてもらいたいです。
まとめ
まんまと犬崎にハメられた新市長・智子が、どう名誉挽回していくのかが今後の最大の見どころになります。藤堂誠がキーパーソンなのは言うまでもありませんが、智子と同期の議員・遼(千葉雄大)や未亜(前田敦子)も今後智子に影響されて、どんどん行動力を身に着けていきます。
個人的には、この2人の恋の行方なんかも気になるのですが(笑)
最新のTVガイドの情報を基に、最終回のネタバレ予想をしましたが、まだまだわからないこともたくさんあります。
最後まで、智子の底力を信じながら『民衆の敵』を視聴したいと思っています。