モンテ・クリスト伯 最終回の終わり方が微妙でわからない?原作とも違う?

2018年6月14日(木)最終回2時間スペシャルで、大興奮の中終わった『モンテ・クリスト伯』。

まるで映画のような迫力と役者陣の熱演で、大絶賛でした。

ところが、「終わり方が思っていたのと違う」「終わり方が微妙」「最後がよくわからなかった」などのイライラモヤモヤの声もあったのです。

当記事では『モンテ・クリスト伯』最終回の終わり方に対するTwitter(ツイッター)の声や、終わり方を考察してまとめました。



『モンテ・クリスト伯』最終回の終わり方とは?



『モンテ・クリスト伯』最終回では、真海(ディーン・フジオカ)による最後の晩餐会が開かれました。

招かれた客は、南条幸男(大倉忠義)と神楽清(新井浩文)、すみれ(山本美月)。

入間公平(高橋克典)が気が違ってしまって出席できず……。


真海は、自分とすみれの結婚が決まって祝福されているフィルムを流しました。

そこには笑顔の幸男や神楽、もちろん幸せいっぱいの暖とすみれも写っています。


ただただ涙を流すすみれに、真海はプロポーズの返事を聞きます。

真海はすみれに、全てを捨て去って自分と結婚すれば復讐はやめると約束していたのです。


すみれは「はい、私は真海さんと結婚します」と返事。

真海は一瞬嬉しそうな顔になりますが、すみれの苦しそうな顔を見て表情を曇らせます。

そして小さな声で「万歳……」

昔は大声で叫んだ言葉なのに、今はかすれるような声しか出ません。


真海はすみれに「やっぱり最後に愛は勝つんだ」と言って、そばを離れました。

真海は神楽と幸男に「これで私の計画は全て終わりです、どうぞお引き取りください」と言い渡しました。

幸男はすみれを連れて、神楽と3人で出ていきます。


今までの復讐劇を思い出して「ああ、楽しかった」と屋敷に火を放つ真海。

ガソリンをまき散らしてあった床には瞬く間に火が広がりました。


すみれが悲鳴を上げて幸男が助けにきましたが、助けられませんでした。

そして、なぜか真海の遺体はみつからないまま……。


誰もが真海は死んだと思って、すみれは墓にお参り。

明日花も絵を捧げました。


ラストシーン。

海辺にたたずみ真海の姿が。

もうスーツを着こんでいなくて、Tシャツ。

そして少し離れたところに愛莉(桜井ユキ)もいて……!

ここで終わりなんです。

確かにここから一体どうなったの~?って感じの終わり方ですね。

『モンテ・クリスト伯』最終回・終わり方に対するTwitter(ツイッター)の反応は?

『モンテ・クリスト伯』最終回・終わり方に対するTwitter(ツイッター)の反応を見てみましょう。

中途半端な終わり方にモヤモヤ










『モンテ・クリスト伯』最終回の終わり方について「最後がよくわからなかった」「モヤモヤする」「今まで面白かったのに最終回の終わり方が(は?)って感じやった。」「終わり方がクソ」「なにあの半端な終わり方!」などモヤモヤイライラするひとが多かったようです。

中には「爽やかな終わり方でよかった」など終わり方に満足しているひともいましたが、大半の方は「すっきりしない終わり方」に不満を抱えている様子(^_^;)

ラストがわかりにくかったので、「これ続編ある終わり方?」など続編を期待する声も。


原作の終わり方と違う




原作のラストと違うことについて、不満の声もありました。


ちなみに原作のラストは以下です。

復讐を終えたモンテ・クリスト伯(ドラマでは真海)は、エデ(ドラマでは愛莉)を解放しようとします。

しかしエデは「伯爵(モンテ・クリスト伯)を命をかけて愛している、離れたら生きてはいけない」と言います。

モンテ・クリスト伯は心がふくらんでいくように感じ、そして両手を広げると、エデは飛び込んできたのでした。

そして2人は船に乗って、2人でどこかに旅立つのです。

マクシミリヤン(ドラマでは信一郎)とバランティーヌ(ドラマでは未蘭)に「待て。そして希望を持て」のメッセージを残して。

なるほど~確かに原作のラストははっきりしてるし、希望が持てますね。

『モンテ・クリスト伯』最終回・終わり方の意味は?



それでは『モンテ・クリスト伯』最終回の意味を考察してみましょう。

まずはラストシーンで、屋敷に火を放った真海が生きていたのは何故でしょうか?

海辺を歩く美しい肉体美は、遠目でもおディーン様をわかってしまいましたよね。


以下のツイートの意見通り、おそらく真海は床に細工して地下通路を抜けて脱出したのでしょう。



となると……助けようとして大やけどを負った幸男は災難でしたね(^_^;)


一方、幸男が本当に真海を助けたんじゃないかと言う声も。



幸男や神楽が最後に真海を助けようとしたとしたら……少し救われるラストですよね?

ということは、幸男と神楽が警察に真海のことを聞かれた時も、口裏あわせてたことになりますね。

すみれが墓参りしていたときに穏やかな顔をしていたのも、真海が生きていると知っていたからではないでしょうか?

しかし愛梨と土屋も真海救出に向かっていたので、この2人が助けた可能性も。


そして最後の海辺のシーンですが、真海と愛莉がただ歩いているだけで会話はかわしていません。

しかし愛莉は真海が最後の晩餐を開く前に、以下の会話を真海としていました。

真海:「愛莉、これ(シンガポール行きのチケット)をいますぐ土屋に届けてくれ」

愛梨:「今すぐですか」

真海:「また私の命令に従わないつもりか」

愛梨:「また会えますよね?」

真海:「お前がのぞんでくれればな」

愛梨:「はい」

そのあと一人になった愛梨は「いつだって望んでる」と言いました。

筆者はこの会話から、真海は全てが終わったら愛梨と会うつもりのように思えました。

真海は愛梨を愛しているけれど、過去に決別するまでは始められないと思っていたんじゃないかと思うのです。


真海はすみれにプロポーズしましたが、断られることを予測していたと思います。

でも真海はどうしても絶望を味わう必要があったのです、新しく生き直すために……!


復讐のあとの絶望を味わった真海の、たったひとつの希望が愛梨の存在。

海辺の2人はこのあと会話をして、原作通り2人きりで人生を始めるのではないでしょうか?(いや、そうであってもらいたい)

まとめ

『モンテ・クリスト伯』最終回の終わり方に対するTwitter(ツイッター)の反応と、終わり方を考察してまとめました。

真海&愛梨、信一郎&未蘭カップルには幸せになってほしいです。