新ドラマ『モトカレマニア』が、2019年10月17日(木)からスタート。
モトカレマニアのヒロイン・ユリカ(新木優子)が、5年ぶりにモトカレ・マコチ(高良健吾)と再会するところから物語がスタート。
ところが、現在のマコチは高級マンションで女性と2人暮らししているとのことで……?
当記事では、ユリカの恋のライバル・丸の内さくら(山口紗弥加)について原作ネタバレしています。
もくじ
『モトカレマニア』とは?
ドラマ『モトカレマニア』とは、2019年10月17日からスタートする“モトカレを引きずって生きる女子のラブコメディー”。
主演は新木優子さんで、元カレ役が高良健吾さん、新木さんとモトカレを取り合う恋のライバル役を山口紗弥加さんが演じます。
原作は瀧波ユカリさんの同名コミックで、既刊3刊で漫画雑誌「Kiss」で連載中。
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『モトカレマニア』丸の内さくらとは?
【Kiss2月号😊絶賛発売中】#瀧波ユカリ さん『#モトカレマニア』は、ついにマコチの同居相手・柔軟剤の女が登場!?
— Kiss編集部 (@Kiss_kodansha) December 28, 2018
ユリカがマコチに告白した夜、マコチの家ではどんなことが…?
丸の内さくら(職業・小説家)は、帰ってきたマコチの雰囲気から敏感に何かを察知…!!?? pic.twitter.com/7w76QE9OEN
『モトカレマニア』丸の内さくら(山口紗弥加)とは、マコチ(高良健吾)と同居している38歳の恋愛小説家。
初恋を煮詰めた小説が大ヒットして税金対策でマンションを買わなくてはならなくなった際に、不動産屋の営業のマコチと知り合って意気投合!
天然なマコチは、さくらに誘われるまま6SLDKのマンションの一室を借りることに。
豪華な生活に酔いしれるマコチと、マコチに癒されるさくら。
果たしてこの2人の関係とは?
『モトカレマニア』丸の内さくらを演じる女優は山口紗弥加
『モトカレマニア』で丸の内さくらを演じる女優は、山口紗弥加さんです。
- 名前 山口紗弥加(やまぐち・さやか)
- 生年月日 1980年2月14日
- 年齢 39歳
- 身長 158㎝
- 出身地 福岡県
- 趣味 料理、フィッシング、編み物
- 事務所 FLaMme
山口紗弥加さんは、大人の魅力たっぷりのアラフォー女優。
1994年、14歳のときに『若者のすべて』(フジテレビ系)で女優デビュー。
アイドル女優としてバラエティ番組でも活躍しますが、22~3歳の時に体調を崩したことで芸能界を辞めることを決意。
しかしこれが最後と思って挑んだ舞台『オイル』で充実感を得て「辞めたくない」の思いが強まり、次の舞台『エレクトラ』で蜷川幸雄から精神的に鍛えられて完全に吹っ切れます。
その後は、数々の作品で“名バイプレイヤー”として活躍。
2014年頃からドラマのオファーが増え、2015年には計6本に出演。
2018年の女優歴24年目にして、ドラマ『ブラックスキャンダル』の主演に大抜擢。
同作での確かな演技力が高い評価を得て、2019年2月からの大人の土ドラ『絶対正義』で早くも2度目の主演を務め、遅咲きながら現在快進撃を続ける女優さんです。
『モトカレマニア』丸の内さくらを原作ネタバレ
【Kiss3月号💖絶賛発売中】#瀧波ユカリ さん『#モトカレマニア』では、ついに女と女の闘いの火ぶたが切って落とされるーー⚡⚡
— Kiss編集部 (@Kiss_kodansha) February 1, 2019
マコチの同居人・丸の内さくらに声をかけられたユリカ。高級そうなお店でシャンパン🍾を飲みつつ……戦闘💥開始⁉ pic.twitter.com/WzIw2kcjGb
『モトカレマニア』丸の内さくらを原作ネタバレします。
ドラマのあらすじのネタバレになるので閲覧注意です。
高級柔軟剤のオンナ
主人公・難波ユリカ(新木優子)27歳は、元カレ・マコチこと斎藤真(高良健吾)を引きずり、元カレマニアと化していた。
そんなある日、転職した不動産屋でモトカレ・マコチと5年ぶりの再会。
天然なマコチに戸惑いまくるユリカに、マコチは「今、分譲の高級マンションで2人暮らししちゃってるんだよね!!」と衝撃のカミングアウト。
そして高級柔軟剤を使ったイイ匂いのハンカチを差し出す。
ユリカは「これは柔軟剤(オンナ)の」匂い!」と気が付く。
これはマコチと同居(?)している女はタダモノではない……!
・小金持ちアラサー女:こんなところ(柔軟剤)にまで金を使える。
・リネンこだわり女:好きなものに金を惜しまない女子。
・古典派マーキング女:男の持ち物に自分の情報をくっつける(マーキング)。昭和時代に大量にいた。
単なるルームシェア?
遂にユリカは、マコチに「好き」と告白。
マコチはユリカのことは可愛いと思うけど、今結論を出したくないと答える。
同居の女性・丸の内さくら(山口紗弥加)との関係は、単なるルームシェアだった。
不動産屋のマコチが、客としてやってきたさくらに6SLDKの広い部屋を紹介した際に「私一人では怖いんで、一緒に住んでくれたら買います」と言われて、本当に同居することになったのだ。
この話を聞いたユリカは、さくらがマコチに惚れていることを確信。
女は惚れてないと「怖いから一緒に住んで」とは言わないから。
丸の内さくらの過去
マンションに帰ったマコチは、さくらとビールを飲む。
鋭いさくらは、(ユリカに告白されたばかりの)マコチがいつもと違う雰囲気なことに気が付く。
2人は「告白されたことがあるか?」の話をする。
さくらが告白されたのは、24年前の中学2年生の時。
さくらには当時気になる男の子がいたが、気持ちを押し隠していた。
少年はむしろ積極的で「俺、田畑(丸の内の本名)と付き合いたい」と告白。
さくらは「別にいーよ」と返事。
2人は公認の仲になるが、少年はなかなか本音を言わないさくらに不安を感じ始める。
そんなことが続いたある日、少年が「友達に戻ることにしない?」と言い出した。
さくらは内心「えーっ。そんなのヤダ。好き好き好き」と思いつつ、「別にいーよ」と答えてしまった。
その後さくらは中学卒業まで引きずり、高校生活でも引きずり、大学在学中に“初恋の引きずり小説”でデビュー。
「本当の気持ちを顔に出せてたら口に出せてたら。でもそうやってがんばらくてもそばにいてくれる人がいたらいいのに」の思いが詰まった小説『がんばらなくてもそばにいて』は、350万部突破して映画化も決定して億の金を生んだ。
実は超ド級の元カレマニア
さくらは税金対策でマンションを買うために、不動産屋へ。
そこでマコチに出会ったさくらは、マコチが中学生時代の元カレに似ていてドキドキ……。
さくらは、マンション大好き男のマコチに「一緒に住んでくれるならマンションを買います」と言い、おバカなマコチは乗せられるまま同居することに。
さくらは今となっては最も安らげる場所であるマコチを誰にも渡したくない……と思っていた(怖い!)。
丸の内さくらVS難波ユリカ
そんなある日、さくらは会社帰りのユリカを待ち伏せして高級和食店に連れて行く。
ユリカは、さくらの匂いで“高級柔軟剤の女”だと気が付きました。
食事は全てさくらの奢り(ユリカは高くて払えない)で、2人はシャンパーニュで乾杯。
さくらは「ユリカさんと真くんってどういうご関係?」とズバッと質問。
闘いの火ぶたが切って落とされた!
ユリカ:「私はマコチの元カノです!!」
さくらの心の声:「モ……モトカノォォー?!そんなのが職場にいたとは」
ユリカ:「ご存じなかったんですね」
さくら:「うん、この一年いろんな話してきたけど、あなたの話は少しも出なかった♡」
ユリカ「(ひーっムカつく)私はあなたのこと、ただの同居人って聞いてますよ」
(ここでユリカとさくらは、バチバチと視線をぶつけ合う)
ユリカ:「さくらさんはすごいマンションに住んでるんですよね?
マコチそういうの好きですよね~(笑)」
さくら:「そうなのよ、一緒に住むなら買うって言ったらほんとに住みついちゃって。
冗談だったのに、けっこう助けられてる。よく食事作ってくれるの」
ユリカ:「それ辛くないですか?だって片思いですよね?」
さくら:「片思い、それでいい。私は愛は求めてない。結婚も求めてない」
ユリカの心の声:「それでいい!?」
さくら:「だって恋愛ってがんばらないといけないでしょ?私ヘタクソな恋愛を今からがんばりたくないし。
だから今が最高なの。邪魔しないで」
ユリカの心の声:「片思いでいい、そんな考え方あるんだ」
この後、さくらは化粧室に立つ。
メンタル強いアラフォー女を演じた後は、目ヂカラの使いすぎてコンタクトがポーン!
ユリカとさくらが意気投合?
コンタクトを外したさくらは席に戻る。
ユリカ:「マコチのどこを好きになったんですか?」
さくら:「学生時代から小説のモデルに使ってきたモトカレに似てるの」
ユリカ:「わかります!私も同じ(モトカレマニア)です!」
(ここで2人は意気投合)
ユリカの心の声:「敵なのはわかってるけど、今は少しだけ気を許していたいなあ」
さくら:「残念ながら、このエスプレッソを飲み干したら食事は終わり。私たちは敵同士よ」
さくらはユリカにLINEのIDを聞き、自分は教えずに帰ってしまった。
恐るべきアラフォー女!!
ほぼ霊?
ユリカが友人のひろ美に“さくらとの闘いの一部始終”を話すと「恐るるに足らず。そんなんほぼ霊みたいなもんじゃん」とひろ美。
なぜなら恋も結婚も求めていないさくらは、ユリカとマコチが接近しても出来ることは何もないから。
「なーんだ、いないものと思えばいいのかー」と一気に気が楽になるユリカ。
金に物言わす
その頃、マコチはマンションで150インチの大画面のテレビを見ていた。
そこへ仕事が終わったさくらがやってきて、マコチは「この生活は最高だけど、最近運動不足で」と愚痴る。
さくらがリモコンで奥の部屋の戸を開けると、そこはホームジムになっていた。
マコチ:「いつの間に隣の部屋がホームジムに?」
さくら:「今日の昼に入れたの。私が使ってない時は使っても別にいーよ」
マコチ:「さくらさん、俺今すぐやりたい」
さくら:「お好きにどーぞ」
さくらには“恋の魔法”はないけど、“ときめきの魔法”はあるのだ。
金さえあれば「ここにいると楽しい」と思わせることは簡単だから。
優柔不断なマコチはユリカかさくらか選べない?
その後、マコチはユリカとキス。
マコチの方も、ユリカを好きという気持ちを認める。
ユリカが「これでもう(さくらとの)同居は解消だよね?」と言うと、マコチは「まだ付き合うとは言ってないから!」と酷いことを言ってしまう。
大ショックのユリカだが、マコチはさくらとの生活も楽しいのでどっちかを選ぶことができなかったのだ。
さくらは「真くんがもし同居解消を望むなら別にいーよ」と強がるが、内心は焦っていた。
とりあえず防衛は成功したものの、粘られたらユリカの方が有利だから。
ソフレ(添い寝フレンド)
実は、さくらとマコチはある意味“特別な関係”だった。
同居を始めて少し経った頃、さくらが目覚めると隣にマコチが寝ていた。
〆切前でうなされていたさくらを心配したマコチが、隣に寝てくれたのだった。
そんなことが何度かあって、2人は一緒に寝るのが当たり前に。
さくらは「真くんと私は一緒に寝るけど〇EXしない特別な関係」と思っていた。
絶対に手を出さないの(=さくら)とうっかり手を出す(=ユリカ)とどっちが特別なのだろうか?
その夜、さくらがユリカを友達追加した。
そしてさくらとマコチがいっしょに寝ている写真と「私たちソフレ(添い寝フレンド)です」のメッセージがユリカのスマホに送られてきた。
ユリカは、マコチが添い寝するほどさくらに気を許している事実に大ショックを受ける。
マコチがさくらのマンションを出る
そんなある日、チロリアン不動産の社長にマコチがさくらと同居していることがバレてしまう。
社長から「不愉快」と言われて凹んだマコチは、その夜仮眠を取ってるさくらの肩に触れて腰に手を回す……!
さくらは「なんてロマンチック!」と思いつつも、マコチを問いただす。
さくら:「なんで触ったの?」
マコチ:「ちょっと落ち着かなくて、安心したくて。ごめんなさい」
さくら:「流れに巻き込まれる人間の気持ちを考えたことある?
この間モトカノさんにキスした件も真くんにとっては流れなんだろうけど、要するに相手がどう思うかは考えてないってことだよね?
痴漢みたい」
マコチは「出て行きます」と言って外へ。
外は大雨だったが、今更傘を取りにマンションに戻れない。
さくらはユリカに
うちまで来れますか。
真くん出て行くから。
必要ならどうぞ。
ユリカは急いで駆け付け、マコチに傘を差しだした。
「一緒に行こ?」
さくらは、2人がいっしょに歩き出すのをマンションのベランダから眺めていた。
「捨てる神あれば拾う神あり」でイージーモードの許され男子と
あの子はやっていけますかね?
その後ユリカとマコチは元サヤるが、マコチは急展開に馴染めずにいた。
さくらはなぜマコチを拒絶したのか?
さくらは、マコチをずっと手放したくないほど必要としていました。元カレに似ているからだけでなく、マコチが添い寝してくれることで怖い夢を見なくなっていました。
そして元カノのユリカに宣戦布告してまで、今の特殊な関係を維持しようともがいていました。
それでも、さくらはマコチが触って来た時、正座して彼を問い詰めました。
それは、「セフレ」や「恋人」になりたくなかったから。
このあたりがさくらの独特な考え方なのですが、さくらは恋愛を頑張りたくないのがポリシー。
原作の彼女の著書に「がんばらなくてもそばにいて」があるように、とにかくがんばりたくない。
マコチにも側にいてほしいだけで、彼氏になってほしかったわけじゃない。
それでも、元カノのユリカに勝つ“特別な関係”になりたかった。
さくらがマコチを手放したのは、“特別な関係”になれなかったことを認めたから。
ユリカにメッセージして「元サヤ」になるよう仕向けたのは、2人が今後どうなるのか小説家として興味があったから。
そんなわけで、さくらは完全にマコチをあきらめた模様(2019年10月現在)。
結局さくらは、マコチを“モトカレの幻影”と冷静に解釈していて、がんばるほど好きじゃなかったのです。
まとめ
新ドラマ『モトカレマニア』の丸の内さくらについて原作漫画からネタバレしました。今後も随時追記していきます!