『ミステリと言う勿れ』ライカ(門田麦)と整の恋の結末をネタバレ!お互いに僥倖(ぎょうこう)と思っている?

謎の美女・ライカ(門田麦)は、大隣総合病院に入院しています。

自省録に従った数字の暗号で整(菅田将暉)に話しかける、大変変わった人物。

しかし整は強くライカに惹かれていきます。

当ページでは『ミステリと言う勿れ』のライカと整の恋の結末について原作ネタバレします。

※月刊フラワーズ最新号(2022年4月号)の最新話「episode16-2」も記載しています。

『ミステリと言う勿れ』原作ネタバレ!ドラマの最終回予想は整とカウンセラー鳴子巽の心理対決?

2022年1月9日



『ミステリと言う勿れ』ライカ(門脇麦)とは?



ライカ(門脇麦)とは、大隣総合病院に入院しているストレートヘアの美女。

自省録を丸暗記していて、整(菅田将暉)に数字の暗号で指示を出してきます。

整を呼び出す時間は、昼の3時と夜中の3時。

『ミステリと言う勿れ』ライカ(門脇麦)を原作ネタバレ

『ミステリと言う勿れ』ライカ(門脇麦)を原作からネタバレします。

突然現れた謎の美女


原作漫画4巻で、土手から落ちた整は大隣総合病院に入院。

そこに、突如現れた謎の美女・ライカ。

整はこの変わった美女に振り回されていきます。


まず手始めに、病院のボードに「温室 三時 正体」のメッセージが。

ライカは、温室に来た整を数字のメッセージで誘導し、温室を管理をする梅津真波の秘密を暴かせました。

実は真波は、ある事情で大金が入った高級バッグを隠し持っていたのでした。


ライカは「カメラ」?


ライカは「私はただのカメラだ」と言います。

整は「え?カメラ?だからライカ?」と困惑。

ライカは「私はこの桜が咲くころにはこの世にいないけどな」と言いました。


整とデート


整は、病院以外の世界を知らないライカを初詣に誘います。

ライカは神社で千夜子の幸せをいます。

千夜子とはライカの妹だろうか?


整とライカは、屋台のたこ焼き一皿を2人で食べました。

もしかしてカップルに見えているのかも?とドギマギする整。


ライカは突然「焼肉食べないか?」と提案。

こんな深夜にあいている店はないと思ったが、一軒あいていました。


整とライカは初めて食べる焼肉に舌鼓を打ちます。

整は、ライカの手首にある無数の自傷跡を見てびっくり。

しかしライカは「私がやったわけじゃない」と笑顔。


しかしここの店員(志田未来)はどこかおかしい。

例えばゴーヤ豆腐なのに、ゴーヤが入ってない。

しかも「フヤフヤじゃないですけど」という変な注釈付き。


店を出た整はすぐに警察に電話。

実は店の奥には強盗がいました。

「ゴーヤーとうふ」から「フ」と「ヤ」を抜くと「ゴートー(強盗)」。


ライカの正体


そんなある日、整はライカそっくりの車椅子の美女・千夜子(ちやこ)と遭遇。

整は、ライカには千夜子という双子の妹がいるのかと思ったら、違いました。


千夜子は解離性同一性障害(以前は多重人格と呼ばれていた病気)で、ライカは千夜子のもう一つの人格。

千夜子は父親から性的虐待を受けていて、母親は見て見ぬふり。

その内ライカを含む様々な人格が現れて、サンドバックとなって千夜子を守った。

ライカが「私はカメラ」と言ったのは、父が唯一大事にしているカメラになれば何をされても痛くも痒くもないから。

私は千夜子の痛みを引き受けるためだけに生まれてきた。

引用元:『ミステリと言う勿れ』8巻

ライカは千夜子のために、“炎の天使”=井原香音人(早乙女太一)に頼んで千夜子の両親を焼き殺してもらいました。

両親が死んで入院してからは、ライカは両親の暴力に怯えることがなくなり落ち着いたとのこと。


担当医師は、千夜子の中にいるライカの存在を知っています。

ライカは春までには統合していなくなると担当医師と約束していて、自分がいなくなった後の千夜子の幸せを願っているという。


ここまで話を聞いても、整はにわかには信じられません。

ライカさんがそう思っているだけなのかな?


整は「あなたはレプリカなんかじゃない。あなたと千夜子さんは力を合わせて生き抜いたんです」と叫びます。


そして整はライカに言いました。

これからも色んなところに行きましょうよ。春までの間

『ミステリと言う勿れ』ライカは整に助けを求めている?


整の恩師・天達(あまたつ/鈴木浩介)は、ライカは整に助けを求めているのかもしれないと言いました。

暗号を使って話す方法は昔からあるが、第三者にバレないように話したい場合に使う方法です。

千夜子の第2の人格であるライカは、自分の痕跡を残したくないから暗号を使っているのではないでしょうか?

『ミステリと言う勿れ』整とライカの恋の結末は?



整とライカの恋の行方も気になります。

ライカは明らかに整の性格が好きだし、整もライカに奢ってあげたいと思うほど惹かれています。

しかし整にはガロちゃんという存在も。

ライカがガロの事件にどう絡んで来るのか楽しみです。


しかし担当医によると、ライカが整と話して楽しいから消えない……ということはないらしい。

消えるべき時に消えてしまうということで、凄く寂しいですね。


月刊フラワーズ2022年2月号で、整がライカを特別な人と意識する


月刊フラワーズ2022年2月号(コミック10巻の続き)で、整がライカを特別に思うシーンがあります。

「元気ないとバレるの嫌なんで、優しい人は苦手です。でもライカさんにならバレてもいい」とライカに会いに行くのです。

つまり整はライカの前ならありのままでいられるのです。

春になってライカが消えたら、整はどんなにつらい思いをするでしょう?

ライカ、消えないで欲しい。


整がライカとバレンタインを過ごす


整はおしゃれなお店でフルーツサンドを買って、ライカの元へ。

ウキウキしている整とは裏腹に、ライカは桜の木を見つめていました。(やはり春にはライカが消える?)


整は、フルーツサンドが入った紙袋の底から「け」と書かれた赤い玉を見つけます。

ライカは「赤い玉に文字って意味ありげだな」と言いました。


整はビルの7階にあるお店でフルーツサンドを買って、エレベーターが10分停止したが無事に再始動。

その時にフルーツサンドの紙袋の下にある保冷剤を確認しましたが、その時にはまだ赤い玉はありませんでした。


ライカは「赤い玉がいつ入ったかを知るために、整くんがフルーツサンドを買ってからここまで歩いた道のりを辿ってみよう」と提案。

まずおしゃれビルへ行き、商店街へ。


ライカが「私はカメラだから見るだけでいい」と言うと、整は「ライカさんはカメラじゃありません」としっかり否定。

カフェを見つけたライカは「あそこで飲み物を買って、ベンチに座ってフルーツサンドを食べよう」と提案。


整は「今日は特別な日だからお金は全部ぼくが出させてくれませんか」と言いました。

ライカはびっくりしながらも整の提案を受け入れる。


整は人生初の2人分の買い物(ホットラテ2個)を買って、ライカとフルーツサンドを頬張る。

2人「美味い」

ライカ「サンドウィッチはごはんだと思ってた」

整「これはもうスイーツなんです」


さらに整はアツアツのお肉や酸のコロッケとみたらし団子も買って、2人でモグモグ。

ライカは「うおおお、うまい」と感激の声を上げました。


整は恩師の天達の恋人・喜和が亡くなった後、心配でよく天達の家に通ったことを話します。

天達は「僕は恐いのかもしれない。喜和自身のことより喜和との思い出の方が大事になってしまうそうでね」と言っていたが、現時点の整には意味がわからない。


整「ライカさんにとって僕は友達ですか?」

ライカ「ただ友達と言うより、整くんは私にとって13-5-27・28


いっぱい買い物をしたので、福引が一回できることに。

ライカがガラガラを回すと、なんと3,000円のクーポンが当たる!

ライカが「これは整くんとの共同財布だな」と言って、ドギマギする整。


さっきからライカと整を、色んな場所からこっそり見ている女の子がいます。

ライカには心当たりがあるらしく、整を近くの児童館へ連れて行く。赤い玉が描かれた絵もあった。

ライカは「そして整くん。あれだ」とやまなし生花店のあるものを指さしました。


ライカにとって整は「僥倖(ぎょうこう)」


「け」と書かれた赤い玉の持ち主は、やまなし生花店の「やまなし けいた」の物。「やまなしけいた」は建物の屋上で赤い玉で遊んでいました。

そしてやまなしけいたと遊びたかったのに遊んでもらえない「あいだかのん」が、屋上から落ちて来た赤い玉を整の紙袋に入れたのでした。

整とライカが屋上に行くと、男の人が倒れていました。

おじいさんは倒れた時に、助けを呼びたくて落ちていた赤い玉を拾って投げたとのこと。

結果的にやまなしけいたの赤い玉のお蔭で、あいだかのんがその玉を整の紙袋の入れたお蔭で、男の人は助かったのです。


ライカは整にバレンタインチョコを渡しました。

ライカ:「初めてなのか?整くんはモテないのか」

整:「モテません」

ライカ:「そうか、不思議だな。みんな見る目がないんだな」

整:「ワンスモア。またな泣きそうになったじゃないですか」

ライカ:「子供の頃、千夜子と幸せになりたいと話していた。幸せは全体でなるものだと思っていたが、細かいところ、一つひとつにもあるんだな」

整:「はい。今日ライカさんと歩く商店街はメチャクチャ楽しかったです」

ライカ:「また出かけよう、共同財布もできたしな。最近千夜子が前に出たがる。いい傾向だ」


整がライカが言った「整くんは友達と言うより13-5-27・28」を自省録で調べると、「僥倖(ぎょうこう)」と出てきた。

意味は、偶然の幸せ。

整は「ライカさん。僕にとってもそうです」と思うのでした。

『ミステリと言う勿れ』ライカを演じるのは門脇麦

謎の美女・ライカを演じるのは、門脇麦さんです。

門脇麦さんは『愛の渦』で衝撃的なデビューを飾り、『闇金ウシジマくん Part2』や『火花』で若手実力派の地位を不動の物にしました。

『あなたの番です 劇場版』にも出演して、作品に新たな魅力を吹き込みました。

門脇麦のコメント

事件や問題を解決していくミステリー要素がベースの物語ではありますが、その中に整流の哲学が織り交ぜられていて、かつその哲学が普遍的で。謎解き物語として面白いのはもちろんですが、整(菅田将暉)の言葉がこの時代に、そしてみなさんの心に刺さるのではないかと思います。

素敵な作品に携わることができて光栄でしたし、みなさんウェルカムな空気で迎え入れてくださり、私は途中からの参加でしたが、リラックスして臨めました。 ぜひ“整ワールド”に、みなさまどっぷり浸かってください。

引用元: 『ミステリと言う勿れ』門脇麦が出演!「整(菅田将暉)の言葉がこの時代に、みなさんの心に刺さるのでは」