『ミステリと言う勿れ』原作ネタバレ!ドラマの最終回予想は整とカウンセラー鳴子巽の心理対決?

(月刊フラワーズ最新号(2022年4月号)の最新話「episode16-2」を追記しました)

2022年1月スタートの新ドラマ『ミステリと言う勿れ』。

主人公・久能整(菅田将暉)はクシャクシャの天然パーマがトレードマークの一見冴えない大学生。

しかし整の繊細なセンサーに引っかかれば、どんな難解な事件も解決されてしまいます。

実は整は親に愛されなかった子供で、自殺したとされる母親の死の真相が知りたいと思っています。

当ページでは、新感覚ミステリードラマ『ミステリと言う勿れ』の原作ネタバレと感想についてまとめています。

※天達先生の恋人・喜和(水川あさみ)が殺された事件はこちら。

※月刊フラワーズ最新号(2022年4月号)の最新話「episode16-2」犬も歩けば:整とライカのバレンタインの恋も記載しています。

『ミステリと言う勿れ』4話「記憶喪失の爆弾魔」のネタバレ!牡羊座の指輪に秘密がある?

2022年1月25日



もくじ

『ミステリという勿れ』原作漫画とは?

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『ミステリと言う勿れ』原作は、田村由美の同名漫画(小学館)で既刊10巻。

2022年1月現在も「月刊flowers」で連載中です。

累計発行部数1300万部を突破した、令和の新感覚ミステリー。

主人公は、天然パーマの大学生・久能整。

ある日、久能整はある殺人事件の重要参考人として拘留されてしまいます。

しかし久能は動揺一つ見せずに事件を紐解いていき、真犯人をあぶり出すことに成功。

その上、周囲の警察官の悩みごとまで解決します。

整がよくしゃべる漫画だけど、読み進めていくうちにもっとしゃべって欲しくなる

『このマンガがすごい! 2019』オンナ編2位に輝いたのよね。若い人たちに読んで欲しいわ

整の言葉は現代社会の悩みの特効薬よね

気がついたら、ガッツリ整に癒されている感じよね

『ミステリと言う勿れ』主人公・久能整とは?



『ミステリと言う勿れ』主人公・久能整(くのう・ととのう)は、フワフワの天然パーマとマイペースな性格が特徴的な大学生。

好物はカレーライスで、友達は一人もいません。

「ととのう」という名前は本名ですが、誰もが驚きます。(こんな珍しい名前聞いたことがない)


繊細なセンサーを働かせて事件のにおいを感じ取り、その結果巻き込まれていきます。

とにかく過敏で、常人がわからない・気が付かないことがわかってしまうタイプ。


まさに何もかもお見通しなのですが、意外にも親のすねかじりで働いたことさえない。

人の癖を真似するところがあり、幼少期に亡くなった母の気を引きたかったことに由来するようです。


潔癖なところがあり、汚れものを人の洗濯物と一緒に洗うのが耐えられません。

「一人が好き」といいながら、独り言のようなおしゃべりが多い人物。

幼少期に母親が自殺


整は父親に恨みを持っています。

その証拠に、1話で整を犯人扱いした藪刑事の身勝手さに自分の父親を重ねました。


整の母親は整を愛することができませんでしたが、整は母親を恨んでいません。

母親が、義母と父から追い詰められていたことを知っていたからです。


整の母は「ごめんね、お母さん。感情が平坦になってしまって。あなたをかわいがってあげたいんだけど何も感じない。ごめんね」と整に謝っていた。

父は、整いわく“話が通じない人”。


ある日幼い整が花を持って帰ると、母が死んでいました。

父は整に「すぐ帰ってこいって言っただろ。母親と同じで役立たず」と怒鳴りました。

整は母は自殺ではなく殺されたと思っています。


その後、整は「育ての親」に育てられました。

原作漫画には「育ての親」は一度も登場していません。

おそらく母親亡きあとは父親の暴力が集中的に整に向かったと想像できるため、整を守るために親戚の誰かが引き取ったのではないでしょうか?


一見ふでぶてしそうに見える整ですが、凹みやすい一面も。

原作漫画ではよく「もう大人なんだからダンゴムシになっちゃダメだ」と自分に言い聞かせているのです。

幼少期の整は現実逃避して家に帰らなかったりしていたので、もうそんな自分に戻りたくないという決意表明でしょうか。


将来の夢は小学校の教師


整の将来の夢は小学校教師。

子供の異変に必ず気が付ける先生になりたいと思っています。


ちなみに整は接客のバイトをしたことがなく、友達もいません。

部活もサークルも所属していません。

つまり社交性ゼロなのですが、向いているから教師になりたいわけではないようです。


整は幼少期に家に帰りたくなくて、ずっと図書館の庭にいました。

すると、心理カウンセラーの喜和が「当たり前にそこにあるものがなぜそうなのか、誰が決めたのか考えてみるといいよ。

いっぱい考えて誰かに話そう」と言ってくれたのです。

整が今の大学を選んだのは喜和の影響で、先生になりたいと思ったのも喜和の影響です。

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2022年1月9日

『ミステリと言う勿れ』主な登場人物

『ミステリと言う勿れ』主な登場人物とドラマのキャストをご紹介します。

薮鑑造(やぶ・かんぞう):遠藤憲一


1話の「寒河江健(さがえ・けん)殺人事件」で、整が犯人だと決めつけるベテラン刑事。

実は、妻と子を事故で亡くしている。

池本優人(いけもと・ゆうと):尾上松也


巡査。既婚者で子煩悩。

整に「母親が変わるのは当たり前。目を離したら死んでしまうかもしれない生き物を育てるのですから。問題なのは夫であるあなたが変わらないことです」と指摘される。

風呂光聖子(ふろみつ・せいこ):伊藤沙莉


巡査。

男だらけの巡査チームでの自分の存在意義に悩んでいたが、整から「おじさんを見張る位置」と言われてやる気を出す。

青砥 成昭(あおと・なりあき):筒井道隆


巡査部長。

「鍵山事件」では冤罪事件を起こした。

犬堂愛珠(いぬどう・あんじゅ):白石麻衣


犬堂家のお嬢様。絶世の美女だが、生まれつき体が弱かった。

病院に通いながら、一人暮らしをしていた。

連続生き埋め殺人事件の、最初の被害者となる。

『ミステリと言う勿れ』犬堂愛珠(いぬどう・あんじゅ/白石麻衣)を原作ネタバレ!殺人バスに乗った理由とは?

2022年1月9日

犬堂我路(いぬどう・がろ):永山瑛太


犬堂愛珠の弟。(ドラマでは兄の設定に変更)

姉のことを深く愛していて、姉が殺されるに至った理由を執拗に調べる。自称執念深い男。

そして愛珠を殺した煙草森を殺害するが、その後も愛珠が「死にたい」と思い詰めた理由を探ってカウンセラー鳴子巽(なるこ・たつみ)まで辿り着く。そして鳴子のマンションの屋根裏部屋でおむつをして生活してまで姉の死の真相を探る。

姉をひたすら思うピュアで真っ直ぐな弟でありながら、煙草森の腕を生きたまま切断して宅急便で整に送りつけるというとてつもない残虐性も持つ。

整はガロが気に入り「ガロくん、僕をうざいと言わない珍しい人。こっそり来てもいいよ」と思う。

ライカ:門脇麦


大隣総合病院に入院している謎の美女。

自省録を丸暗記していて、文字を数字で表すといった暗号で整に話しかけてくる。

待ち合わせ時間は午前と午後の3時で、見張りの目を盗んで1時間だけ外出できるらしい。

整とは一緒に初詣に行ったり焼肉屋さんに言ったり、いいムード。

整はライカとガロの雰囲気が似ていることから2人が知り合いなのかと思うが、ガロとライカに接点はない。

整は生まれて初めて、女性に「奢りたい」という感情が芽生えている。

一方で整はガロにも好意を抱いていて、指輪を送られた時に「婚約指輪?」と勘違いしたほど。

整はライカとガロ、どちらが本命なのか?

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2022年1月9日

記憶喪失の爆弾魔:柄元佑


整が雨の日の出会うクシャクシャ頭の記憶喪失の男。

爆弾を仕掛けたらしい。

牛田悟郎(うしだ・ごろう):小日向文世


入院した整の病室の隣のベッドにいる患者。

元警察官で、整に昔話を聞かせる。

下戸陸太(おりと・ろくた):岡山天音


整が入院する病院にたびたび現れる男。

赤い物が苦手。

井原香音人(いはら・かねと):早乙女太一


下戸の友人。

羽喰玄斗(はぐい・げんと):?


女性18人を殺した連続殺人鬼だが、22年前に消息を絶つ。

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2022年1月26日

鳴子巽(なるこ・たつみ):?


愛珠が死ぬ前に通っていたカウンセリングの先生。

天然パーマのイケメンで、テレビ出演もこなす。

しかし患者に星座が入ったアクセサリーを渡して操っていた疑惑がある。

愛珠も鳴子のカウンセリングを受けていた。

『ミステリと言う勿れ』1巻あらすじネタバレ



寒河江健(さがえ・けん)殺人事件

主な登場人物

薮鑑造(やぶ・かんぞう):遠藤憲一

整が寒河江健殺人事件の真犯人だと決めつけてくる刑事。

寒河江健(さがえ・けん)

金持ちのボンボンで、今回の事件の被害者。
1話では、整(ととのう)が殺人事件の重要参考人として警察に任意同行を求められる。

殺されたのは、整と同じ大学に通う寒河江健(さがえ・けん)。

藪(やぶ)刑事によると、
  • 犯行時刻頃に公園で整と寒河江が言い争うのを目撃したという証言が出ている
  • 凶器のナイフに整の指紋がベットリついている
とのこと。

しかし整は「自分は犯人ではない」と淡々と主張し、警察からの追求を“独特の返し”で交わしていく。

決して自分のペースを崩さない整に、「めんどくさい」と思う刑事たち。


そんな中、整は会話に出て来た刑事たちの悩みごとを一つ一つ解決していき、刑事たちはついつい話に引き込まれてしまう。

風呂光聖子(ふろみつ・せいこ)巡査は、整に人生相談までしてしまった。


整は仲良くなった池本優人刑事(尾上松也)に、自宅のマンションの鍵穴にピッキングの跡がないか調べてきてもらう。

凶器や目撃証言は捏造されたものに違いなく、誰かが整をハメようとしているから。

しかしピッキングの跡はなかった。


整は1年前に鍵を落として、誰かが交番に届けてくれたことがあった。

その届けてくれた人物とは……藪刑事だった。


藪刑事の妻と子は、寒河江が運転する車にひかれて死んだ。

それなのに、父親が事件をもみ消した。


そう、寒河江を殺したのは藪刑事。

藪はたまたま拾った鍵の持ち主・整に罪を着せようとしたのだった。

そのためにスペアキーを作って整の部屋に忍び込み、果物ナイフとコンビニ袋を盗み、偽の目撃者を用意したのだ。

藪は罪を認め、復讐を果たせたから後悔していないと言い放つ。


整はキツイ一言を言う。

「あなたは奥さんと子供がひき逃げにあった日、現場に駆け付けなかった。

それほど大事な刑事の仕事を復讐のためなら捨てられるんですね」

「お前に何がわかる」と怒り狂う藪。


さらに整は続ける。

「寒河江は車を自分では運転せず部活の先輩に貸してばかりだったようです。

ひき逃げは本当に寒河江の犯行ですか?」

風呂光が調べると、寒河江の車で人をひいたと自白する人物が出てきた。

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2022年1月11日

バスジャック事件

主な登場人物

熊田翔(くまだ・しょう)

整と一緒にバスジャック事件に巻き込まれる大学院生。サラサラのストレートヘアの超絶イケメン。

犬堂ガロとオトヤ

バスジャック犯。

煙草森誠(たばこもり・まこと)

殺された日に愛珠が乗ったバスの運転手。
整が乗り合わせたバスが、犬堂オトヤにバスジャックされる。

犬堂オトヤはナイフで乗客を脅すが、そんな中でも整はマイペース。


整は乗客の一人・熊田翔(くまだ・しょう)と仲良くなる。

翔は整と同じく冷静に犯人を観察するタイプで、意気投合!


バスの乗客は以下の8名。

・淡路一平 コンビニバイト
・坂本正雄 職探し中
・柏めぐみ 主婦
・露木リラ 自称・ジャーナリストの町工場の事務員。嘘を付くのが癖らしい
・奈良崎幸仁 大手保険会社の重役までのぼりつめたが、定年退職後に妻と子供たちに出て行かれた
・小林大輔 無職
・熊田翔 大学院生
・久能整 大学生

坂本正雄は犯人の仲間で、名前は犬堂ガロだった。


整はこのバスジャックが金目的ではなく、乗客そのものが目的だと気付く。

その頃警察では、生きたまま人を埋める「連続殺人事件」について捜査会議を開いていた。


バスは、犬堂家の屋敷に到着。

乗客たちは広間に通された。


入り口には犬堂家の愛娘・愛珠(あんじゅ/白石麻衣)が映った大きな写真が飾られていた。

整と熊田翔以外のバスの乗客たちはこの写真を見て青ざめる。


整に警察の池本から電話。

そして、生き埋め殺人事件の最初の被害者は、犬堂愛珠(いぬどう・あんじゅ)だと知らされた。


その後、池本・風呂光・青砥が乱入!

犬堂オトヤとガロを逮捕しようとするが、整が「待った」をかける。


整は、本物の犬堂ガロは熊田翔だと指摘。

偽のガロ(坂本正雄)が唯一背を向けて平気にしていたから。そして偽のガロ(坂本正雄)は右利きだが、飾ってある“下手の横好き”の絵を描いたのは左利きの人間=熊田翔。偽のガロの正体はガロのいとこのハヤだった。


犬堂ガロの目的は、姉・犬堂愛珠(いぬどう・あんじゅ)を殺した犯人を突き止めることだった。

このバスの乗客の中に犯人はいる。

なぜなら、殺された日に愛珠が乗ったバスの乗客だから。


バスの乗客たちは次々に懺悔する。

車内の愛珠が具合悪そうだったのに、見て見ぬふりをしたからだ。

淡路は愛珠の財布を盗んだと告白したが、殺していなかった。


犯人は、バス運転手・煙草森誠(たばこもり・まこと)だった。

あの日、煙草森は終点になっても降りなかった犬堂愛珠を埋めた。

飲酒したことがバレては困るからだ。


煙草森の感覚では、殺したのではなく片付けた。

しかし途中で生き返ったので、上から押さえつけて殺した。(酷い)

煙草森は、ゴミでも人でも「見えないように片付ければOK」と考えるサイコパスだった。


世間を騒がせている残り3人の連続生き埋め殺人事件の犯人も、煙草森。

煙草森は人を生きたまま埋める快感が忘れられなくなり、癖になったのだった。


犬堂ガロは、気位が高かった姉・愛珠がなぜこんな普通のバスに乗ったのかわからない。

乗らなければこんな変な奴に殺されなくて済んだのに。


ガロは愛珠に一度だけ「死んじゃえ」と言ったことがある。

まさか、本当に死ぬとは思わなかった……。

本当は物凄く愛していたのに。


愛珠はいとこのハヤを愛していた。

ハヤはいとこの姫とどうにかなる勇気がなかったが、こんなことになるならそばにいてやれば良かったと悔いた。


別れ際に整は「ガロくん。ガロってどんな字?」と聞く。

ガロは「我道(わがみち)」と答えた。


後日、整の元に煙草森の腕が送られてきた。

生きたまま切り取られたらしい。


煙草森を殺したのは犬堂ガロ。

煙草森の腕には、ガロがしていた腕時計とエンジェライトのブレスレットがあった。

最初はガロが愛珠に許しを請うためにしていたエンジェライトだが、今は煙草森が愛珠に助けを請うべきという意味か。


ガロは殺人犯となるが、整はガロに好意を抱く。

ガロくん、僕をうざいと言わない珍しい人。もっと話がしたいから、こっそり来てもいいよ

そう、整の初めての友達は犯罪者・ガロ。

『ミステリと言う勿れ』2巻あらすじネタバレ

京都には来るな

主な登場人物

紘子(ひろこ)

新幹線で、整の隣に座った女性。

義母に育てられたが、最近両親が生きていることを知る。
新幹線に乗った整は、隣の席の女性の手紙に暗号が隠されているのを発見。

イラストの頭文字を繋げると「京都には来るな」と書かれている。


女性の名前は紘子で、この手紙は実父から。

紘子は今まで義母に育てられ、実の両親は死んだと聞かされていた。

しかしクロゼットの中から父からの手紙が出てきて、その住所に手紙を書いたら実父から返事が来たのだ。


整はイラストをかいたのは紘子の実母だと推理。

紘子の実母は夫から暴力的な支配を受けていて、紘子を守るために友人(紘子を育て上げた義母)に預けた。

今も帰ってきたら危険だとイラストで知らせているのだ。


ふと後ろを見ると、紘子の義母が座っていた。

心配で追いかけてきたらしい。


義母は紘子の父がもう亡くなっていて、母は精神を病んでしまったと告げる。

現在は母が文章もイラストも両方書いているとのこと。


整は「ひろこしあわせで」と読める手紙が「ふたりでころした」とも読めることに気付く。

義母と実母が2人で紘子の父を殺したのだろうか?

『ミステリと言う勿れ』3巻あらすじネタバレ

狩集汐路(かりあつま・しおじ)の遺産争い

主な登場人物

狩集汐路(かりあつま・しおじ)

祖父の遺産争いで「殺される」と言って、整に謎解き兼ボディーガードを依頼。

ガロと知り合いで、遺産争いをする4人の孫の一人。

狩集理紀之介(かりあつま・りきのすけ)

遺産争いをする4人の孫の一人。

赤峯ゆら(あかみね・ゆら)

遺産争いをする4人の孫の一人。

波々壁新音(ははかべ・ねお)

遺産争いをする4人の孫の一人。

車坂朝晴(くるまざか・あさはる)

代々狩集家に仕えてきた車坂弁護士の息子。汐路の初恋の人で優しい。
広島で印象派展を堪能した整は、ガロの知り合いだという狩集汐路(かりあつま・しおじ)に会う。

オレの代わりに久能整くんを推薦する

引き受けてくれるかはわからない

我路

汐路は「私は殺されるかもしれない」と言い放ち、整に一緒に来て欲しいと言う。

よく事情がわからないまま、汐路に付きそう整。


汐路の祖父・狩集行長氏の遺言が公表された。
遺産はただ一人に相続させる。

したがって、狩集汐路(かりあつま・しおじ)・狩集理紀之介(かりあつま・りきのすけ)・赤峯ゆら(あかみね・ゆら)・波々壁新音(ははかべ・ねお)の孫4人の中からその一人を選ばなければならない。

孫たちにそれぞれ蔵を与えるから、「あるべきものをあるべき所へ 過不足なくせよ」。
  • 狩集汐路(かりあつま・しおじ):問難の蔵
  • 狩集理紀之介(かりあつま・りきのすけ):明聡の蔵
  • 赤峯ゆら(あかみね・ゆら):温恭の蔵
  • 波々壁新音(ははかべ・ねお):忠敬の蔵
その成果を見て、遺言執行人の車坂先生と真壁先生が協議の末、一人を選ぶ。
整は汐路のボディーガード兼謎解き要員として、狩集家の本宅にしばらく住むことになった。

汐路が8歳の時、汐路の父が運転する車に新音の母・理紀の父・ゆらの母が同乗し、車は崖からダイブして全員死亡した。

「たぶん殺し合ったんだと思う」と汐路。

事実、狩集家では遺産争いの際に何人もの人が死んでいる。


汐路の「問難の蔵」からは日本人形がたくさん出てきた。

整は「3体足りない」と気づく。

人形は1月~12月まで12体あるはずなのに、3体ない。


新音の「忠敬の蔵」からが茶碗がたくさん出てきた。

「本物だけ」と「偽物だけ」と「本物と偽物の両方ある」の3通りがある。

人形は足りなくて茶碗は多い?


骨とう品やによると、汐路の父親は人形も食器も本当の持ち主に返そうとしていたらしい。

人形と茶碗の本当の持ち主とは?


理紀の「明聡の蔵」からは鎧兜や剣が出てきた。

剣には人の血らしきものがついている?


そこへ弁護士の車坂先生の孫・朝晴が合流。

朝晴は汐路の初恋の人だった。


その後、汐路に花瓶が落ちてきたり、新音がオイルを塗られた階段から落ちたりした。

ゆらは蔵の中の座敷牢に閉じ込められた。

汐路は「やっぱり遺産争いで殺し合わないといけないんだ」と言うが、整は「犯人はあなたですね」と汐路に言った。


汐路は父が大好きだったから、居眠り運転の事故ではなく遺産争いで争って事故が起きたことにしたかったのだ。

居眠り運転だと汐路の父親だけが悪いことになってしまうから。

「ガロくんはあなたが本当に人を殺す前に止めたかったのだと思う」と整。


その後、整は突っ込んできた車にひかれそうになる。

「どうして僕まで?」。(犯人は整に真相を暴かれたくない?)


整は蔵に落ちていた舞台「鬼の集」のチケットから真相に辿りつく。

舞台「鬼の集」の内容は以下の通り。
3匹の鬼が狩田という一族を皆殺しにして若嫁を奪ったという内容。

若嫁はやがて鬼の子供を産み、3匹の鬼のボスはこの家の主に成り代わった。(後の2人の鬼は忠実なしもべとなった)

鬼たちの心残りは、一族の少女を一人逃がしてしまったこと。

しかし犬にでも食われたと思い、探すのは諦めた。

鬼たちは死体を敷地内の小高い丘に埋めた。

そしてその上に4つの蔵を建てた。

鬼の商売は順調でどんどん事業は拡大していった。

しかし鬼は逃がした少女のせいで、いつもびくびくしていた。

決してバレてはいけないから、自分の容姿に似た天然パーマの外国人風の容姿の子供が生まれたら容赦なく殺した。
まるで狩田=狩集家の話としか思えない話に、汐路たちは凍り付く。

しかもこの劇の脚本家は自殺している。

試しに敷地内の小高い丘を掘ってみると、本当に白骨死体が出てきた!


今回の事件の真相は以下の通り。

150年前、ある男と車坂・真壁の3人で狩集家を乗っ取った。

男は我が物顔で狩集家の当主に収まったが、少女が一人逃げたのを見逃した。

男と車坂と真壁は、決してバレないように自分たちに似た容貌の子供(色白で天然パーマ)が出来たら事故を装って殺した。


汐路の父が居眠り運転をした理由は、その朝に朝晴からもらったすいとうのジュースを飲んだからだった。

朝晴は幼い汐路を利用して、狩集家の真実を知ろうとする汐路の父の動向を探っていた。

そしてあの日の朝に汐路の父たちが人形を本当の持ち主(逃げた少女の子孫)に返しに行くと知り、ジュースに強力な睡眠薬を入れて殺したのだった。

狩集家は、150年前に“よそ者”+車坂+真壁に乗っ取られていたのだった!

車坂家と真壁家は、乗っ取った事実がバレないように“よそ者”に似た容姿の子供(色白で天然パーマ)を殺してきた。

汐路の父親はこれらの事実に気付いて狩集家の本当の血筋の人に人形など返そうとしたため、朝晴に事故を装って殺された。


黒幕は朝晴で、汐路の父・新音の母・理紀の父・ゆらの母が何か言い残している可能性を考え、今回の遺産相続争いを仕掛けた。

4つの蔵を調べさせ、汐路の父が残したUSBメモリに辿りつくのを期待した。

整はUSBが見つかったフリをして、朝晴の正体を暴いた。


その後、整はアメジストの像からUSBメモリを発見。

汐路ら4人と整は、狩集家の本当の血筋の人に会いに行った。

『ミステリと言う勿れ』4巻ネタバレ

記憶喪失の爆弾魔


雨の中、整は河川敷に倒れている男(柄元佑)に出会う。

男は『山賊の歌』を歌っていた。

雨(雨) が降れば(が降れば)
小川(小川) ができ(ができ)
風が(風が) 吹けば(吹けば)
山が(山が) できる(できる)
ヤッホ(ヤッホ) ヤッホホホ(ヤッホホホ)
さびしい(さびしい) ところ(ところ)
ヤッホ(ヤッホ) ヤッホホホ(ヤッホホホ)
さびしい(さびしい) ところ(ところ)


男は「なんでこんな歌思い出したんだろう」と頭を抱えている。

整は「雨のせいじゃないですか。僕も今朝“雨は蕭々と降っている”なんてとある詩を口ずさんでいましたから」と答える。

男が「三好達治の“大阿蘇”だな」と言って、「知ってますか?」と嬉しくなる整。

しかし男は「は草を食べている」の部分を「は草を食べている」と言った。


整は男と屋根の下へ移動する。

男は記憶喪失で、名前すら覚えていないという。

整は警察を呼ぼうとするが、男は「やめてくれ」と言った。


男は爆弾の作り方を詳しく話し、「爆弾…?」と何引っ掛かりを感じている様子。

男の腕時計は30分進んでいた。

その理由は、子供の頃から遅刻ばかりで小学校の先生からそうしろと言われたから。

山賊の歌は小学校4年生の時に先生が教えてくれた。

男がクラスに馴染めなかったから世話を焼いてくれた。

しかし妬んだ連中がいて、先生は飛ばされた。

中学の時に、小さい頃に家を出て行った母が亡くなった。つまり男にとって中学時代は暗黒時代だった。


男はとりとめもなく様々な話をしていたが、やたら数字の「3」にこだわる。

整が男がはめている牡羊座の指輪を指摘すると、男は「爆弾を仕掛けた気がする」とつぶやく。


整は「はあ?」と驚き、詳しい話を聞こうとする。

男は「気のせいかな」と言うが、整は「そんな気のせいもおかしいですよ」。


整:「なぜ爆弾を仕掛けたのですか?」

男:「オレは特別だから。……なぜだろう?」

整:「時限爆弾ですか?」

男:「さあ、全然思い出せないな」

整は男が何もかも思い出したのだとわかり、男が爆弾を仕掛けた場所を推理する。

男はずっと「3」と「牛」に関する話をしていた。(山賊雨、三寒四温、三拍子)

そして指はいつも「三角形」を描く。

だから男は東京の地下鉄3号線(銀座線)に乗って浅草まで行こうとしていた。

浅草駅から隅田川を渡ると向島に、雨乞いで有名な三囲神社(みめぐりじんじゃ)がある。

幼少期、男は学校をさぼってそこに行った。

その近くに牛島神社があり、男の牛へのこだわりはそこから。

男が爆弾を仕掛けたのは、母校である三輪中学校。

最悪の思い出の、報いを受けるべき場所。

整から連絡をもらった池本は、本当に三輪中学校で爆弾を見つける。

実は今月すでに爆弾が2つ仕掛けられていて、3つ目の爆弾の爆破予告は13時。

整は「爆破予告は13時ですが、30分前に爆破します」と池本に注意を促す。(男の腕時計が30分進んでいるから)

爆弾処理班がトラップに気付いて危機一髪で処理して、事なきを得た。


そこへ警察官が来たので、電話口から青砥が「そこのモジャモジャじゃない方を捕まえろ」と命令。

警察官は、整も爆弾犯もどっちもモジャモジャなのでわからない?

男はパーマで、整は天然パーマ。


男の名前は三船三千夫だった。

整は男が牡羊座の指輪を見た時だけ爆弾のことを思い出したことに気付く。

整はこの男が爆弾を仕掛けるような人に見えない。

まさかこの牡羊座のブレスレットが関係している?


土手から転げ落ちた整は、病院に運ばれる。

24時間検査入院することになり、なんとガロからブリザードフラワーが届く。

整くんへ

入院したと聞いたので、お見舞いです

汐ちゃんのことありがとう

またいつか会いたいね

下手の横好きレベルより

花の中に指輪が入っている。

整は「婚約指輪?」と一瞬思うが、

石はラピスラズリで、射手座のマーク。


元刑事の亡霊


整の隣のベッドでは、元刑事・牛田悟朗(小日向文世)が自省録を読んでいた。

牛田には、心残りの事件があるとのこと。

それは20年程前の未解決事件で、売春婦が次々と惨殺された事件。


犯人は、刑務所を出たり入ったりしていたサイコパス・羽喰玄斗(はぐい・げんと)。

羽喰は指紋・体液・足跡など証拠を残しまくるタイプで、牛田は相棒の霜鳥と共に必死で羽喰の足取りを追った。


ある日、売春婦から「羽喰に狙われているから助けてほしい」と電話があった。

牛田は指定された時間と場所に向かったが、10分遅刻。

すると霜鳥の悲鳴が聞こえ、女は死んでいて、霜鳥は腕にナイフが刺さり腹を2カ所も刺されて重傷だった。

その後、腕が動かなくなった霜鳥は警察を辞めた。


整は「最後の事件の犯人は霜鳥さんだっとという可能性はありませんか?」と聞く。

牛田が調べたところによると、最後の被害者と霜鳥は男女の関係があり、霜鳥は妻に知られるわけにはいかなかった。

霜鳥は羽喰を探し出して指紋と車を手に入れ、大博打を打ったのだ。


実は牛田は犯行現場から霜鳥のボールペンを拾っていた。

犯人が霜鳥と知りつつ見て見ぬふりを長年決め込んでいる牛田に、整は「バレたら困るのは霜鳥さんの罪ですか?それともあなたの罪ですか?」と迫る。


翌朝、牛田にベッドはもぬけの殻になっていた。

看護婦によると、牛田は前日の朝に亡くなったそうだ。

すると、昨夜整が見たのは幽霊?


整が青ざめていると、霜鳥が来た。

そして警察もきて霜鳥を逮捕。

牛田が証拠品のボールペンを警察に送ったのだった。

警察が霜鳥の別荘を調べると、庭から羽喰の白骨遺体が出てきた。

温室の真波さんの秘密


まだまだ整の入院中の話。

病院の壁に「温室 三時 招待」と暗号で書かれた張り紙を見つけた整は、温室へ。

すると他にも暗号があり、整は「もしかしてガロ君?」と思う。

温室の床には数字の暗号が書かれており、自省録を参照すると「夜 三時 戻ってくるがよい」と読めた。


整が夜の三時に再び温室に行くと、また数字の暗号が。

整がその暗号通りに鉢植えの下を見ると、高級バッグが!

真波さんが昔とある事情で持ってきてしまったバッグでした。

中には現金も入っていた。

謎の美女・ライカ登場


真波のバッグの件を知っていたのは、謎の美女・ライカ(門脇麦)。

牛田に自省録を渡したのも、ライカ。

ライカはまた数字の暗号で「明日 昼 三時 この場所で」と言った。

整はなぜか、この謎の美女が気になる。

『ミステリと言う勿れ』5巻ネタバレ

炎の天使による連続放火事件

主な登場人物

下戸陸太(おりと・ろくた)

放火現場にいた整を怪しいと感じ、その後接近してくる。

赤いものが苦手。
連続放火事件が発生し、現場に「火」の象形文字が残されている。

警察が犯人とにらんだのは、井原香音人(いはら・かねと/早乙女太一)。

母子家庭に育ち、10歳の時に自宅の火災で母を亡くした。その火元は香炉の炭だった。

その後、井原は14歳の頃に3件の放火事件を起こして17歳の時に逮捕された。

現在は釈放されているから、再犯に走った可能性は高い。


話は今回の連続放火事件に戻って、

手口は、虐待されている子供を見つけて接触。

子供自身に、放火で親を殺すか決めさせるというもの。

決意した子供は「火」の象形文字を書いて炎の天使にサインを送る。

整は卑劣なやり口に憤りを感じた。


真犯人は、下戸陸太(おりと・ろくた/岡山天音)だった。

親から酷い虐待を受けていた下戸は、井原香音人と出会ってサインを送り、家族は焼き殺された。

以降は井原と下戸は協力して放火殺人を実行したが、ある日井原が「やめる」と言い出した。


その理由は、放火して救った少年から「あんたには俺の気持ちはわからない」と言われたから。

井原にとって放火は虐待されている少年を救う手段だったのに、幸せになれないなら意味がない。


下戸はそんな井原が許せず、井原が下戸が苦手とするリンゴ(赤いもの)を持ち込んだのを見て恐怖から殺してしまった。

以降は、下戸が炎の天使に成り代わって放火をした。

しかし井原が死んだ事実を受け止められずに、井原と自分の一人二役を演じていたのだ。

後日、ライカも井原が炎の天使だった頃に家族殺害を依頼していたことが判明。(ライカの両親は焼き殺された)

『ミステリと言う勿れ』6巻ネタバレ

整とライカがデート


整とライカは、なんとなく2人で神社へいき、成り行きで一皿のたこ焼きをつつき合う。

まるでカップルのようで、ドギマギする整。

しかしライカは春までに亡くなってしまうと言う。


ライカの提案で、初めて焼肉屋に入った。

整は店員さんが話す言葉の違和感に気付き、店を出てから警察に通報。

実は強盗殺人犯が奥に潜んでいたのだった。


ライカ「ひやひやしたけれど、面白かった」

整「僕もです。またどっか行きましょう」


羽喰十斗(はぐい・じゅうと)事件前編


横浜の路上で、立て続けに3人の女性の遺体が発見された。

殺された後に、はりつけのようなポーズで交差点の真ん中に寝かされている。


被害者は女性であるということだけが共通点で、年齢層はバラバラ。凶器も毎回違う。

事件現場で、ツインテールの女の子が目撃されている。


3人目の被害者の凶器となったナイフには、22年前の婦女連続殺人事件の犯人・羽喰玄斗(はぐい・げんと)の17人目の被害者女性の血液が付着していた。

羽喰玄斗とは、平成の切り裂きジャックと呼ばれた男。

東京と神奈川で3年間のうちに18人もの女性を殺害したが、現在行方不明。

今回の犯人は羽喰玄斗なのか?


しかし羽喰玄斗の犯行は血液・指紋・凶器など証拠を残しまくりなので、今回の犯人の慎重な手口とはまるで違う。

今回の犯人は遺体をわざわざ移動させて、ポーズまでとらせている。


警察は、被害者女性が全員闇カジノでバイトしていたことを突き止める。

犯人は闇カジノに出入りする人物だ!


羽喰十斗(はぐい・じゅうと)事件後編


犬堂愛珠(いぬどう・あんじゅ)は、犬堂家の病弱で気位の高いお姫様だったが、変質者・煙草森に生き埋めにされて殺された。

弟のガロが偽バスジャック事件を起こし、犯人の煙草森を殺した。

しかしお嬢様の愛珠がどうしてあの日バスに乗ったのか?

ガロは引き続き愛珠の謎について調べることにした。

浮浪者仲間に新入りが来た。正体はガロ。

ガロは、愛珠が闇カジノでバイトしていた事実を掴んでいた。

なんでも、カウンセリングの先生が勧めたらしい。

そんなカウンセリングの先生がいるのか?

ガロは、愛珠があの日なぜ殺人バスに乗ったのか、その理由を探っていた。


(ガロの回送スタート)

愛珠が行方不明と知ったのは、主治医から通院してこないと連絡があったからだ。

持病のある愛珠は医者通いがマストだった。

キレイ好きじゃないのにキレイにしていないと怒る人で、寄木細工を集めるのが趣味だった。

寄木細工の箱の中には、薬が三か月分も残っていた。

その頃には、バス内で発作を起こした愛珠は運転手の煙草森に地中に埋められていた。


ガロは愛珠を殺した犯人を見つけるためにニセバスジャック事件を起こして煙草森を殺害し、海外に飛んだ。

それですべて終わったと思っていたが、変な手紙が届いた。

手紙の内容は、神奈川県粟島にある「漂流郵便局(ひょうりゅうゆうびんきょく)」で犬堂愛珠さんが書いたと思われる手紙を見つけましたというもの。


ガロが見つけた愛珠の手紙の内容は以下の通り。
もうすぐ亡くなる私へ

ずっと不自由だった

思うように生きられなかった

腫れ物に触るように扱われた

(中略)

私には生きる資格がない

ゆっくり死んでいく

もしできなかったら

ジュートに頼もう

愛珠は薬を飲まずにゆっくり死ぬつもりだったのだろうか?

気丈な愛珠がこんな弱気な手紙を書いたとは、到底思えない。

「ジュートが愛珠を追い込んだのなら、許さない」と決意するガロ。

(ガロの回送終わり)


ガロが愛珠について話を聞いた闇カジノの女の子が殺された。

今回は「羽喰十斗」と署名まである。

ガロは、ジュートとは世間をにぎわせている連続殺人犯・羽喰十斗ではないかと思う。


警察は、被害者の名前に必ず「十」という数字が入っていることに気付く。

そんな中、猫田刑事(名前に「十」が入っている)がツインテールの女の子の変装をした男に襲われる。

ツインテールの女の子の正体は、寄木細工ミュージアムの辻浩増(つじ・ひろまさ)だった。


羽喰十斗の正体は辻浩増(つじ・ひろまさ)だったのだ。

浩増は「コーマ」とも呼ばれ、黄麻は「ジュート」のこと。

辻浩増(つじ・ひろまさ)は羽喰充斗の息子。


辻浩増は22年前に行方不明となった父・充斗の行方を捜していたが、見つけた時には玄斗は殺されていた。

浩増は皆にもう一度父・玄斗のことを思い出して欲しいと願い、今回の連続殺人事件を起こしたのだった。

裏カジノで「十」が付く名前の女を探して殺し、「十」の形に「十字路」に置いた。


浩増は、愛珠から「殺して欲しい」と依頼を受けていた。

あの日浩増は、足がつかないようにバスで終点の大原交差点まで来てと、愛珠に言った。

そこで殺してあげるはすだったのに、愛珠は煙草森に殺されてしまった。


浩増は、自分のカウンセリングの先生・鳴子巽(なるこ・たつみ)を愛珠に紹介していた。

ふと見ると、浩増はいて座のマーク入りのラピスラズリの指輪をしている。

カウンセリングの先生からもらったそうだ。

そして愛珠も同じ先生にカウンセリングを受け、やぎ座の指輪をもらっていた。

カウンセリングをしていたのは、鳴子巽(なるこ・たつみ)。

『ミステリと言う勿れ』ジュート(北村匠海)とは?連続殺人鬼・羽喰玄斗(はぐい・げんと)と関係がある!

2022年1月26日

『ミステリと言う勿れ』7巻ネタバレ

天達先生の恋人・喜和(水川あさみ)が殺された事件

主な登場人物

喜和(きわ):水川あさみ

整の大学の講師・天辰(あまたつ/)の恋人だったが、5年前にストーカーに殺された。

整が幼少期にお世話になった恩師。整は喜和を慕っていた。

天達春生(あまたつはるお):鈴木浩介

5年前の喜和殺人事件の真相を暴くために、整をアイビーハウスに連れて行く。

橘高勝(きったかまさる):佐々木蔵之介

マイボトル・マイ皿を持ってきて、部屋に泊まらずテントに生活。

・デラ:田口浩正

・パン:渋谷謙人
整は、大学講師の天達から、友人の別荘(アイビーハウス)に一緒に行かないかと誘われた。

どうやら天達は整に謎解きをさせたいようだ。

蔦の別荘(アイビーハウス)に集まったのは以下の7人。
  • 天達(あまたつ)
  • 相良レン
  • 橘高(きったか)
  • 蔦(つた):通称アイビー
  • デラ
  • パン

  • 整と相良レンは天辰の生徒。

    「謎解きミステリーナイト」がスタート。

    5年前にこの場所で天達の恋人・喜和(水川あさみ)がストーカーに殺された。

    ストーカーはこの別荘に押し入り、喜和を殺して自分も死んだ。

    暖炉に夾竹桃(燃やすと毒の煙が出る)がくべられていて、そのせいで死んだ。

    しかし厳重に注意していたのに、誰がストーカーにこの場所を教えたのか?


    パーティーが盛り上がり、橘高(きったか/佐々木蔵之介)が持ってきたワインを開けようとする。

    しかし整は「そのワイン、飲まない方がいいです」と制止した。


    5年前に、ストーカーにこの場所を教えたのは橘高(きったか)だった。

    電話の相手がストーカーとは知らず、うっかり教えてしまった。

    橘高(きったか)が駆け付けた時には、喜和もストーカーも死んだ後だった。

    完璧主義だった橘高(きったか)は自分のミスが許せず、自分の痕跡を消して立ち去った。


    この5年間、橘高(きったか)は自分の犯した罪に苦しみ続けていた。

    悔やみ過ぎた橘高(きったか)はは、ある時点で腹が立って異常性のある行動を取るようになった。

    最近起こったストーカー殺人は、すべて橘高(きったか)がストーカーに被害者の場所を教えたからだった。


    整は、橘高(きったか)の本当の目的について話す。

    橘高(きったか)は常に帽子と手袋を着用し、マイ箸とマイ皿と使っていた。

    つまりこの場に存在しない透明人間となって、天達を始めとする事件関係者を殺そうとしていた。

    そのために夾竹桃(燃やすと毒の煙が出る)を使って、既に殺人の予行演習までしていた!!!


    橘高(きったか)自身も怯えながらこの別荘にきた。

    もし5年前の自分のミスが天達にバレていたら、自分が天達に殺されるのではないかと思っていたのだ。

    橘高は「殺すか、殺されるか」の究極の選択の中で苦しんでいたのだ。


    天辰は「橘高の両親の世話は自分たちでなんとかやる」と宣言。

    橘高は相変わらずカッコいい天辰に敗北を認めるしかなかった。

    『ミステリと言う勿れ』喜和(水川あさみ)とは?整(菅田将暉)の能力を見出した女性!

    2022年1月9日

    『ミステリと言う勿れ』8巻ネタバレ

    大鬼蓮美術館


    整とライカは、大鬼蓮美術館へ。

    整は、覆面を被った男女5人組から「“満月に 頭を垂れて 星降る夜”の下の句を知っているか」と聞かれる。

    親方の代理で来たから、親方が会おうとしていた人物に会わないといけないと言う。


    知らないと答えたら殺されると感じた整は、ライカにも知っているフリをするように目くばせ。

    なんとか下の句を答えないと、殺されるかもしれない。

    ライカは犯人を煽るような発言をし、整はハラハラ。


    整は数字の暗号から、隠し扉を見つける。

    隠し部屋には、「エマオのキリスト」の絵が2枚ありました。

    しかし本物はルーブル美術館にあるはず……。

    整は、ライカのアドバイスで両方偽物であることに気付く。


    整はさっきから一緒にいる黒松が、今日親方と会うはずだった下の句を持っている人だと当てた。

    黒崎は親方と2人でルーブル美術館に押し入り「エマオのキリスト」が盗まれたかのように見せかけ、その間にマニアにこのレプリカを売るつもりだった。


    黒崎が大金を欲していたのは引きこもりの孫が心配だったから。

    整は「無理やり外に引っ張り出すんじゃなく、その人に合った働き方ができる多様性が欲しいです」と言った。


    痴漢冤罪を起こした女性が線路から突き落とされた事件


    痴漢冤罪を起こした女性が、神社の石段で誰かに突き落とされる事件が発生。

    幸い、命に別状はなかった。


    人々は犯人はハメられた男に違いないと噂するが、整は犯人は女性だと推理。

    その理由は、冤罪が起こった時に最も迷惑するのは実際に痴漢被害に遭っている女性だから。

    冤罪も声が大きくなると、実際に被害に遭っている女性が声を上げにくい環境になる。


    真犯人の女性は、整に心を救われて自首を決意。

    整は「風呂光さんという女性刑事がいるから、理由と気持ちを、何が辛くて何に腹が立ったのかをしっかり話してください」と言った。


    ライカの正体


    整は病院でライカにそっくりな女性・千夜子に会う。

    千夜子は整を見ても何も反応しない。


    ライカは自分の正体について整に話す。

    千夜子は解離性同一性障害(以前は多重人格と呼ばれていた病気)で、ライカは千夜子のもう一つの人格。

    千夜子は父親から性的虐待を受けていて、母親はそれを助けないばかりか見て見ぬフリをした。

    やがてライカを含む様々な人格が現れて、サンドバックとなって千夜子を守った。

    私は千夜子の痛みを引き受けるためだけに生まれてきた。

    引用元:『ミステリと言う勿れ』8巻


    両親が死んで入院してからは、ライカ一人になった。

    ライカは春までには統合していなくなると担当医師と約束していて、自分がいなくなった後の千夜子の幸せを願っている。

    整は「あなたはレプリカじゃない。あなたと千夜子さんは力を合わせて生き抜いたんです」と言った。


    整の過去


    整の幼少期、同居していた父方の祖母が整の母を物理的にも精神的にもいじめていた。

    祖母は常軌を逸した人物で、母はなぶり物でサンドバックだった。

    整も多少されたが、基本は母だった。


    父はと言えば、仕事を口実に見て見ぬフリ。

    いたら瞬間湯沸かし器で、祖母の味方をした。

    整いわく、言葉の通じない人物。

    母は「ごめんね。お母さん、感情が平坦になってしまって何も感じないの。あなたを可愛がってあげたいけれど何も感じない。ごめんね」といつも言っていた。


    そしてある日、母は死んだ。

    自殺で片付けられたが、整は殺されたと思っている。



    双子の見分け方


    P・ビジョン東京支社長の社長・鳩村一葉が飛行機事故で亡くなった。

    整は汐路から、一葉前社長の双子の娘(有紀子・実紀子)の判別がつかないから区別して欲しいと頼まれる。

    依頼者は、双子の叔父にあたる瓜生。


    整はお屋敷に招かれ、双子をじっくり観察。

    この双子はどうして入れ替わっているアピールをするのだろうか?

    わざと演じ分けているなら、本当に凄い。


    なかなか見分けられない整に、ライカが「前提が間違っているんじゃないのか」。

    整は、双子ではなく三つ子だったことに気付く。


    三つ子なのに双子のフリをしている理由は、誰が誰か特定されると危ないから。

    母親の一葉は、三つ子だと下の子が殺されると思い、周囲の人間たちに双子だと嘘をついて3人に入れ替わらせていたのだった。

    一体何を恐れていたのか?


    三人めの藍糸子は手の指の付け根に切り傷の跡があるので、見分けられることが判明。

    おじの瓜生は、心底ほっとした顔を見せた。

    その夜、整と有紀子・実紀子、家政婦さんが乗った船が海に流された!!!


    瓜生は会社の金を使い込んだ。

    できのいい兄にそのことがバレたから、仕方なく殺した。

    そしてその現場を有紀子が目撃していた。


    「有紀子を始末しよう」と決意するも、入れ替わりが始まって区別がつかなくなった。

    母親の一葉も何かしってそうだったので、「兄貴が死んだから結婚しないか」と言ったが断わられた。

    その後、一葉は死亡。


    整が遭難信号発信機器を見つけて、警察に通報。

    青砥たちが瓜生を逮捕。

    すると藍糸子が「私、おじさんが人を殺したの見たの」と瓜生を指さした。

    瓜生は殺人を目撃したのは有紀子だと思っていたが、その時点でもう入れ替わりが始まっていたのだ。


    その頃、整は船の上でガロに会った。

    ガロは「一緒に行かない?」と誘うが、「自分だけ行けないでしょ。子供もいるし」と整。

    ガロは「じゃあね。風邪引かないように」と言って去った。

    その後すぐに助けがきて、整たちの船が保護された。


    瓜生は藍糸子に遺産を相続させて、独り占めしようと企んでいた。

    しかし実は藍糸子に殺人現場を見られていたため、墓穴を掘ることになったのだ。

    『ミステリと言う勿れ』9巻ネタバレ

    ガロがカウンセラー・鳴子巽の部屋へ潜入


    ガロが、鳴子巽の部屋に潜入。

    愛珠がカウンセリングを受けていたイケメンカウンセラーだ。


    鳴子巽は、フワフワ天然パーマに端正な顔というルックスのせいで大人気。

    マスコミに登場することもあるが、判で押したような地味な生活を送っている様子。

    誰かと飲んで帰ることもなく、連絡も仕事関係のみ。

    掃除や洗濯は業者任せ。


    ガロがとってきた鳴子のパソコンからは、愛珠や羽喰充斗の記録はない。

    クリニックや貸金庫に隠しているのだろうか?


    ただ一つ、気になる映像が。

    それは、P・ビジョン東京支社長の前社長・鳩村一葉のカウンセリングの一部始終が映った映像。

    鳴子巽は「(赤ちゃんを殺させないために)3人目を隠しましょう」と提案している。


    今日も鳴子は「行ってきます」と言って出掛けた。

    まるでガロが天井裏に潜入しているのをお見通しかのような不気味な笑顔で。

    『ミステリと言う勿れ』10巻ネタバレ

    青砥刑事の娘・友香が誘拐される

    主な登場人物

    青砥成昭(あおと・なりあき)

    鍵山事件(8年前に小さい女の子3人が連続して殺された事件)で小諸武史を逮捕するが、小諸は自白した後に無罪を主張。

    青砥は冤罪事件を作ったとして、地方に飛ばされた。

    しかし青砥は今でも小諸が鍵山事件の犯人だと信じて疑わない。

    友香(ゆか)

    青砥の娘。離婚した妻と暮らしている。

    小諸武史(こもろ・たけし)

    鍵山事件の重要参考人。青砥に起訴されたが、無罪判決を勝ち取った。

    整は小諸が大きな荷物を持って、してんちょうに指示されている現場に居合わせる。

    井口虎雄(いぐち・とらお)

    バード急便に勤める子煩悩なシングル・ファザー。

    昔から影が薄く存在感がない。
    神奈川県西部土砂崩れ現場で、人骨が複数発見された。

    6体すべて10歳前後の子供のものであることがわかった。


    一方、整は大きな荷物を肩から下げてヒイヒイ言いながら運んでいる男性を目撃。

    男性は公衆電話から何やら指示を受けている様子。

    スマホは持っちゃいけないことになっているとのこと。


    整が男が指示された場所に案内してあげると、また公衆電話から電話が。

    男が受話器を整に渡す。


    受話器から聞こえてきた謎の声は「君は警察の人?」と聞いてきた。

    整が「違います」と答えると、謎の声は「これは身代金運んでるとかじゃなく、仲間内の罰ゲームだから」。


    整:「あなたはどこか近くで僕らを監視しているんですね」

    謎の声:「私の名前はしてんちょうだ」

    整:「僕は久能です」

    謎の声:「久能くん、もう2カ所案内してやってくれるか?」


    16時10分に、つりぼりに到着。

    ここで終了。

    男は「誰にも言わないで下さい。犬を運ぶゲームだったので」と苦しい言い訳をして去った。

    整は「どこかで誘拐事件が起こったのかも」と警察に問い合わせてみるが、起こってないとのこと。


    その日の17時に青砥刑事は、珍しく定時で仕事を上がった。

    そして離婚した妻と暮らす娘(友香・12歳)とデート・回転寿司へ。


    ところが帰り道、娘が誘拐された。

    誘拐犯は青砥刑事のスマホに電話してきて、自分はしてんちょうだと名乗った。

    そして青砥に恨みがちょびっとあるらしい。

    実行犯は、してんちょう以外に2人いる。


    青砥がコインロッカーの指示書を取りに行くと、井口竜樹(いぐち・たつき)という子供の写真と紹介文。

    青砥はこんな名前は知らない。

    してんちょうの要求は、井口竜樹(いぐち・たつき)を誘拐しろ。

    「娘の命が大事なら、明日正午までに井口竜樹を誘拐しろ」


    追い詰められた青砥は、整のアパートへ。

    整が今日電話で話した人物がしてんちょうだと知り、愕然とする。


    実は整は、公衆電話からの指示に従って大きな荷物を運ぶ男の顔に見覚えがあった。

    それは、8年前から3件続いた連続幼女誘拐事件(通称・鍵山事件)の犯人・小諸武史。


    青砥は「娘が誘拐された」と整に打ち明けた。

    本当はいけないことだが、藁にもすがる思いなのだ。


    整は、小諸も自分の子供を誘拐されて、他人の子供を誘拐したんじゃないかと思いつく。

    しかし時間的に考えて、それは青砥の娘ではない。


    整「青砥さんは自分の娘を助けるために、他人の子供を誘拐するのですか」

    青砥「子供を巻き込むことはできない」

    青砥は「この事件の裏に小諸がいるなら」と言うが、整は昼間見た小諸はタダのくたびれた男でそんな狡猾には見えなかったと思う。


    整は、青砥と小諸の接点が鍵山事件だけなら、やはり鍵山事件絡みで今回の事件も起きたと推理。

    ここで鍵山事件について説明。

    鍵山事件とは、8年前に小さい女の子3人が連続して殺された事件。

    小学校2年生の雪ちゃんが友人と下校し、途中から一人になった。

    翌朝早く、雨の中、川の護岸コンクリートの上でご遺体が見つかった。

    首を絞められていて、ブルーシートに巻かれていた。

    着衣に乱れはなく、他に暴行のあともなかったが、いたずら目的だとされた。


    まだ若い刑事だった青砥は、事件の捜査にあたった。

    近隣に住む前科者で小児性愛の傾向がある者をピックアップ。その中に小諸もいた。


    しかし確たる証拠が得られないまま、2人目が犠牲になった。

    同じように下校時に友人と別れた後に行方不明となり、首を絞められて殺された。

    青砥たちは小諸の監視を続けたが、あえなく3人目の被害者が出てしまった。


    世間の警察への風当たりはきつかった。

    そんな中、ブルーシートから小諸の指紋が出た。


    小諸は何かかくしているのは明白だったが、罪を認めない。

    家宅捜索すると、凶器に使われたタオルと同じタオルが大量にあった。

    さらに、被害者3人の隠し撮り写真も!

    そして遂に小諸は「いいですよ、僕がやったってことで」と吐いた。


    ところが初公判で、小諸は無罪を主張。

    決定的な証拠がなかったために、小諸には無罪判決が下された。


    青砥は冤罪をでっちあげたと言われ、地方に飛ばされた。

    しかし青砥は今も、小諸が犯人と信じている。


    青砥と整は、ターゲットである井口竜樹(いぐち・たつき)の父親について調査する。

    父親は、真面目で子煩悩なシングルファーザーで、バード急便の配達員。

    どうしてこんな家の子供を誘拐しろと要求してくるのか?


    試しにインターホンを鳴らしてみると、留守。

    近所の人いわく、おとといから旅行に出ているらしい。

    この事実をしてんちょうは知っているのだろうか?


    友香のスマホは、コンビニの前に落ちていた。

    友香のスマホに付いていたドライブレコーダーを見ると、鍵山事件の時に小諸が犯人だと証言した塩川夫妻が映っていた。

    塩川夫妻もしてんちょうに操られて、友香を誘拐したのか?


    その後、神奈川西部で出た6体の少年の遺体の中に、鍵山事件中に行方不明になった少年の遺体もあることが判明。

    その少年の首には白いタオルが巻かれ、ブルーシートで巻かれていたのだ!

    ということは、鍵山事件の犯人は女の子3人だけでなく男の子6人も殺していたのか?

    当時の目撃者に話を聞くと、犯人はてんびん座のマークが入ったペンダントをしていたとのこと。


    友香のスイミングスクールの先生・曾我実がてんびん座もマークが入ったペンダントをしていることが判明。

    整と青砥が曾我の家に行くと、井口竜樹(いぐち・たつき)が死んでいた。

    あまりの出来事に言葉を失う整。


    整と青砥は、竜樹を抱えてしてんちょうが指定したキャンプ場へ。

    5番のプレハブに入った。


    すると、画面に「鍵山事件の関係者」5人が映った。

    5人は別々のプレハブに入れられていて、子供を誘拐させられている。


    ①娘の写真を小諸に撮られた男・井口虎雄、誘拐されているのは久我山颯介

    ②鍵山事件について赤裸々に書き立てた記者・久我山未知、誘拐されているのは小諸さくら

    ③鍵山事件の最重要容疑者とされた小諸武史、誘拐されているのは塩川美琴

    ④事件当日に小諸が雪ちゃんの手を引くのを目撃した塩川夫妻、誘拐されているのは青砥の娘・赤間友香

    ⑤青砥と整、誘拐されているのは井口竜樹(既に死亡)


    してんちょうは、青砥の指揮の元に鍵山事件の真犯人をあぶり出そうとする。

    嘘をつけば、子供のポイントが減って危険な状態になる。


    その内、以下の事実が明らかになる。

    塩川夫婦は小諸が雪ちゃんを連れていたと証言したが、それは単なる思い込みだった。

    井口が現場近くで配達後、カートの位置が変わっていた。

    小諸は必死で自分は犯人ではないと主張。


    そんな中、整はこの5人の中にしてんちょうがいることに気付く。

    それは……井口虎雄!


    井口は、殺された子供たちが2度首を絞められてかわいそうと言った。

    それは犯人しか知りえない情報……つまり井口が鍵山事件の真犯人。


    井口は、自分を犯人だと疑わなかった警察のまぬけさに呆れていた。

    おかしな動きをする小諸のせいで、ウソの証言をした塩川夫婦のせいで、くだらない記事を書いた久我山記者のせいで、井口の存在は見えなくなったのだ。


    井口は昔から影の薄い、軽い存在だった。

    ある日、井口とは見た目が正反対のかわいい男の子がおじさんにスカウトされて連れて行かれた。(犯人は曽我実。その子はそのまま外国に売られたらしい)


    井口は、自分は選ばれなかったとショックを受けた。

    本当はかわいい男の子は誘拐されていなくなったのだが、井口は「自分は選ばれなかった」という事実に打ちひしがれる。


    高校2年生になった井口は、川で見つけた自分と似た存在の軽い男の子を殺した。

    軽い存在はかわいそうだから殺してあげた方がいい。


    そう、井口の犯行は最初男の子に向けられた。

    女の子に目を向けたのは、小諸が井口の娘の写真を撮ったから。

    井口の娘はショートヘアで目がくりくりしていた。

    井口は“小諸に選ばれなかったロングヘアの女の子”を殺したのだ。

    選ばれない軽い女の子、かわいそうに。


    井口は、友香が青砥の実の娘ではないことも指摘した。

    友香はとっくに知っていた。


    してんちょうは逃げおおせていたのに、今回何故こんな茶番を打ったのか?

    それは、竜樹くんが死んだから。

    曽我実が「アレルギーを治そう」と軽々しく卵の入ったクッキーを渡したせいで。

    同じタイミングで、男の子たちの白骨遺体がみつかった。

    それでもう潮時だと思ったのだ。


    井口は、曽我と同じてんびん座のマークの入ったペンダントを持っていた。

    相手の脅威から逃れるためには同じものを持つといいと、ある人(おそらく鳴子巽)に言われたから。

    最新話(10巻の続き)

    30年前のタイムカプセル


    大学の同級生・相良レンが整を日給1万円の怪しいバイトに誘ってきた。

    なんでも、もうすぐバレンタインだから彼女に美味しいごはんをごちそうしたいらしい。


    バイト会場は、旧函館区公会場をマネして作った建物。

    元々学校だったのだが、函館出身の資産家が建て替えたのだそう。


    たくさんの人数が集まり、財団の理事・坂巻がバイト内容を説明する。

    「秘書の桐江が配ったプリントを読んで、思ったことを余白に書いて下さい」

    9月5日(火)

    きのうからずっと雨 暗い

    ケイタイも鳴らない

    いやだな 憂鬱だ

    モミジが移動されてしまった

    思い出がつまってるのに


    望みは叶うかな

    心配だけど

    楽しみにしよう

    わかってくれるはず

    光を当てよう

    相良レンは、9月5日が火曜日で、ケイタイが普及しているのは2000年9月15日だと言った。

    つまりこの文章は実際の日記である可能性が高い。


    坂巻が「これは22年前、私の夫が書いた日記です」と説明。

    ここは昨年前小中高一貫の私立学園で、毎年卒業生がタイムカプセルを埋めた。

    15年後にセレモニーと共に取り出すのが習わし。

    30年前、坂巻の夫が一人でタイムカプセルを埋めた。

    そして10年前にその場所を忘れた。若年性認知症を発症したからだ。

    坂巻は、夫(当時の生徒会長)が気にしているからなんとしてもタイムカプセルの場所を知りたいと言った。

    つまり今回のミッションは、行方不明のタイムカプセルを探すこと。

    そのための資料として、当時の間取り図や写真、卒業生の証言、彼の日誌などを整たちに配った。


    整は3月3日の日誌が気になる。

    3月3日(火)

    どこに埋めよう

    (中略)

    春は春に(天・天)

    夏は夏に(天・地)

    秋は秋に(天・左)

    冬は冬に(天・天)

    戻せばいい

    頭の文字を読むと、はつこいのひと。(はまってない文字もあるが)


    相良レンは、春夏秋冬のマンホールを見に行く。

    マンホールの上に春夏秋冬の絵が描かれている。


    「春」「夏」「冬」は見つかったが、「秋」は移動されていた。

    もしかしてこれが「モミジが移動されてしまった」のことだろうか?

    このマンホールは桐江の切り絵で、函館にはないとのこと。


    整は桐江に「タイムカプセルを探すために本当のことを教えて欲しい」と言った。

    本当は生徒会長で認知症を患っているのは、坂巻。

    そして桐江は坂巻の夫だった。

    坂巻がタイムカプセルを埋めたのだった。


    整はマンホールの元となった絵の部分を地図のマンホールマークに合わせた。

    春は天と天(両方とも正位置)、夏は天と地(上下さかさまに合わせる)、秋は天・左(地図は正位置・切り絵は左を上に)、冬はどっちも正位置にして、地図と4枚の切り絵を重ねた。

    すると、1カ所だけ黒く重ならない部分が!

    ここに、タイムカプセルは埋まっているに違いない!


    しかし、坂巻の夫は「そこはもう掘り返しました」。

    整と相良レンは2人一斉に「北海道の函館にある旧函館区公会堂!」と叫んだ。

    問い合わせてみると、なんとそこからタイムカプセルが出て来たとのこと!

    つまり坂巻は、重要文化財である北海道の函館にある旧函館区公会堂の(地図で重ならなっか場所と)同じ位置にタイムカプセルを埋めた。


    タイムカプセルからは

    15年後の私

    初恋の人とうまくいったりしてないですか

    の手紙が出てきた。


    容姿に自信がない坂巻の夫は「誰なんだ」と叫ぶが、

    手紙の続きを読むと、それは坂巻の夫のことだった!


    坂巻の夫はずうっと、坂巻は仕方なく自分と結婚したと思っていた。

    なぜなら親が決めた結婚だったから。


    手紙には「いつも避けられている気がする。嫌われているのかなあ」と書かれている。

    つまりこれは坂巻から夫へのラブレターだったのだ。


    相良レンは「好きな人がいるっていいね」と彼女に会いに行った。

    整は「元気ないとバレるの嫌なんで、優しい人は苦手です。でもライカさんにならバレてもいい」とライカに会いに行く。


    整にとって初めてのバレンタイン・ライカとデート


    整はフルーツサンドを持って、ライカに会いに行く。

    ライカは「今日は千夜子があまり昼ご飯を食べなかったからそこのベンチで食べよう」と言った。

    ライカは千夜子の別人格だから、千夜子がお腹がすいたらライカもすく。


    整は、フルーツサンドが入った紙袋の底から「け」と書かれた赤い玉を見つける。

    「赤い玉に文字って意味ありげだな」とライカ。


    「もしかしてガロくん?」と勘繰る整。

    ライカが「赤い玉がいつ入ったかを知るために、整くんがフルーツサンドを買ってからここまで歩いた道のりを辿ってみよう」と提案。
    • 整はおしゃれビルの7階でフルーツサンドを買って、10分ほどエレベーターの中に閉じ込められた。
    • 外に出られた時に袋の底の保冷剤を確認したが、その時はまだ赤い玉は入っていなかった。
    整とライカはおしゃれビルから再び待ち合わせ場所を目指して歩く。(おしゃれビル→商店街→病院)街には素敵なお店がいっぱい。

    ライカは「私はカメラだから見るだけでいい」と言うが、「ライカさんはカメラじゃないです」と整。

    商店街に入ると、女の子が整をじっと見た後に去って行った。


    カフェを見つけたライカは「あそこで飲み物を買ってどこかでフルーツサンドを食べよう」と提案。

    整は「今日は特別な日だからお金は全部ぼくが出します」と言った。

    戸惑いながらも整の提案を受け入れるライカ。


    整とライカはベンチでホットラテとフルーツサンドを楽しむ。

    2人「美味い!」

    ライカ「サンドウィッチはごはんだと思ってた」

    整「これはもうスイーツなんです」

    (さっきの女の子がまた陰から見ている)


    2人はお肉やさんで揚げたてコロッケを食べ、

    あつあつのみたらし団子も食べた。


    整が部屋で多肉植物を育てていると話す。

    恩師の天達からもらったのだ。

    天達は「君は何か植物を育てるといいよ」と言った。


    人と一緒にいるのがダメな整に、天辰はアパートを紹介してくれた。

    天達の恋人の喜和が亡くなった後は、天達のことが心配でよく訪ねた。


    天達は「僕は恐いのかもしれない。喜和自身のことより喜和との思い出の方が大事になってしまうそうでね」と言った。

    整にはこの言葉の意味がわからないが、ライカにはわかった。


    整「僕はライカさんの友達ですか」

    ライカ「整くんは13-5-27・28

    (またさっきの女の子が見ている)


    色々食べたので、福引が一回回せる。

    ライカがガラガラを回すと、3,000円のお食事クーポンが出た。


    お金を出したのは整で、ガラガラを回したのはライカなので、ライカは「3,000円は2人の共同財布にしよう」と提案。

    「共同財財布」のワードに、くらくらする整。


    また女の子がこっちを見ていて、ライカが「心当たりがある」と整を児童館へ連れていく。

    子供の絵が貼り出してあり、やまなしけいたの絵に赤玉っぽいものが描かれている。整はあいだかのんの絵が気になる。

    ライカは「そして整くん。あれだ」とやまなし生花店を指さした。


    整がライカからバレンタインチョコをもらう


    「け」と書かれた赤い玉の持ち主は、やまなし生花店の「やまなし けいた」の物だった。(「け」はけいたの署名)

    そして「け」の玉を拾ったあいだかのんが、整の紙袋に入れた。


    真相は以下の通り。
    やまなしけいたは、屋上で色んな色のパチンコの玉で遊んでいた。

    あいだかのんは混ぜて欲しかったが、「ダメ」と言われていた。

    ムカついたあいだかのんは、屋上から落ちて来た赤い玉をぼーっとしている人=整の紙袋に入れた。


    しかしやまなしけいたは赤い玉を落としてないと言う。

    整とライカが屋上に上がると、おじいさんが倒れていた!!!

    おじいさんは倒れた時に落ちていた赤い玉を拾って投げたとのこと。

    やまなしけいたの赤い玉のお蔭で、あいだかのんがその玉を整の紙袋の入れたお蔭で、おじいさんは助かった
    ライカは「チョコだ」と整に渡す。

    初めてバレンタインチョコをもらった整はアゼン……。


    ライカ:「初めてなのか?整くんはモテないのか」

    整:「モテません」

    ライカ:「そうか、不思議だな。みんな見る目がないんだな

    整:「ワンスモア。またな泣きそうになったじゃないですか」


    ライカは語る。

    「子供の頃、千夜子と幸せになりたいねーと話していた。

    幸せは全体でなるものだと思っていたが、細かいところ、一つひとつ(整とライカ)にあるんだな

    整:「はい。今日ライカさんと歩く商店街はメチャクチャ楽しかったです」

    ライカ:「共同財布もできたしな。最近千夜子が前に出たがる。いい傾向だ


    整はライカが言った「整くんは友達と言うより13-5-27・28」を自省録で調べる。

    すると「僥倖(ぎょうこう)」と出てきた。

    意味は、偶然の幸せ。

    整は「ライカさん。僕にとってもそうです」と言った。

    『ミステリと言う勿れ』ドラマの最終回結末を予想

    『ミステリと言う勿れ』ドラマの最終回の結末を予想します。

    ドラマの最終回は、整とカウンセラー・鳴子巽の心理対決?


    筆者は、ドラマの結末は主人公・久能整とカウンセラー・鳴子巽の心理対決だと予想します。

    その理由について以下で説明します。


    学生探偵のような久能整は、意図せず事件を探り当てて解決していきます。

    そんな中最初に出会う重要人物が、姉・愛珠を殺した犯人を捜す犬神ガロ(熊田翔)。


    ガロはニセのバスジャック事件を起こし、整もそのバスに乗り合わせます。

    愛珠を殺した犯人は猟奇的なバス運転手・煙草森であることが判明し、ガロは煙草森を殺害。


    ここでガロの復讐は終わったかに見えますが、続きがありました。

    殺された日に愛珠がバスに乗ったのには、ちゃんとした目的があったのです。

    それは殺しのプロ・羽喰浩増に殺してもらうため。

    しかしバスの中で発作を起こした愛珠は終点で降りることができなくなり、変質的な殺人鬼・煙草森の餌食となったのです。


    ガロは一つの疑念を抱きます。

    お嬢様育ちでムカつくほど気位が高かった愛珠が、なぜ殺して欲しいと思ったのか?


    ガロは愛珠が「殺して欲しい」とまで思いつめた原因が、愛珠が通っていたカウンセリングにあるのではないかと思います。

    カウンセラーの名前は、鳴子巽(なるこ・たつみ)。


    鳴子は愛珠に闇カジノでバイトしろなどと指示したらしい。

    普通のカウンセラーでないことは確かです。


    ガロは鳴子のマンションの屋根裏に潜んで動向を探りますが、何も掴めません。

    鳴子巽はガロが屋根裏に侵入したことに気付いている様子。

    思いのほか、したたかな人物のようです。

    患者を洗脳して操るとか、許せない

    本当に。そのせいで愛珠が死にたいと思いつめたとしたら、ガロは間違いなく鳴子巽を殺すわね

    カギは、星座のマークが入ったアクセサリー


    愛珠のカウンセラー・鳴子巽は、自分の患者たちに星座が入ったアクセサリーを渡しています。
    • 爆弾犯・三船は牡羊座のリング
    • 放火魔・下戸はかに座のピアス
    • 連続猟奇的殺人鬼の羽喰充斗の息子・浩増はいて座のリング
    • 愛珠は山羊座のマークのリング
    • P・ビジョン東京支社長の社長・鳩村一葉は双子座の指輪
    • 青砥の娘を誘拐したしてんちょうは、曽我と同じてんびん座のマークの入ったペンダント

    上記6人全員が鳴子巽(なるこ・たつみ)から、カウンセリングを受けて(犯罪を犯すように)誘導されていたとしたら?

    事実、ガロはP・ビジョン東京支社長の社長・鳩村一葉が鳴海から「三つ子を隠して、双子に見せかけろ」と誘導されている動画を見つけました。


    もう一つ気になるのが、鳴子巽の患者が起こした事件すべてに整が関わっていること。

    しかし10巻の時点で、整と鳴子巽に関係があるとは思えません。

    整は地味な大学生で、鳴子巽はテレビ出演もこなす人気カウンセラーです。

    まさに正反対の2人と言っても過言ではないでしょう。

    共通点は、くるくるパーマぐらいでしょうか?

    鳴子巽が患者を誘導して整の周辺で事件を起こすのは、偶然なのかそうではないのか?


    整の母親も自殺とされていますが、整は殺されたと思っています。

    もしかしたら、整の母親もカウンセラー・鳴子巽にかかっていて殺されたのではないでしょうか?


    整が鳴子巽のような人物を見逃すとは思えません。

    必ず証拠を掴んで、警察に突き出すことでしょう。


    相手は洗脳能力に長けたカウンセラーですが、整も相当心理戦に強いです。

    間違いなく迫力のある戦いになるでしょう。

    整に鳴子巽をコテンパンに論破して欲しい

    整の母親の死の真相も気になるわ。やはり鳴子巽絡み?

    ただし原作漫画10巻(最新刊)でまだ整と鳴子巽は出会っていません。

    ガロが鳴子に目を付けて鳴子の部屋に潜入したけれど空振りというところで、11巻に続きます。

    ドラマではオリジナルの結末を迎えるか、完結せず映画化・続編も考えられます。

    繊細なストーリーなので無理やり終わらせず、続編もアリかなと思っています。


    整とライカの悲恋


    今回のドラマで描かれるかどうかわかりませんが、原作では整とライカは恋に落ちます。

    バレンタインの日、整はライカに「奢らせて欲しい」と言って様々な食事をごちそうします。

    そしてライカはチョコを整に渡します。

    ライカは整のことを僥倖=偶然の幸せと言いますが、最近千夜子が積極的に前に出ているので、こうやって整と会えるのもあと少しなのかもしれません。

    整にとってライカは初恋なのに、もうすぐ失うのかと思うとかわいそうです。

    ドラマ『ミステリと言う勿れ』1話~最終回ネタバレ

    ドラマ『ミステリと言う勿れ』1話~最終回ネタバレです。

    1話のあらすじネタバレ


    天然パーマの個性的な外見の大学生・久能整(菅田将暉)が、同級生の寒河江を殺害した容疑で連行された。

    薮鑑造(遠藤憲一)刑事は、目撃者や物証など整が犯人である動かぬ証拠を出してくる。

    しかし整は落ち着き払った態度で、刑事たちを自分のペースに巻き込んでいく。

    やがて、1年前に整が落としたアパートの鍵を藪刑事が拾っていたことが判明。

    後半では、整が乗り合わせたバスがバスジャックされる。

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    2話のあらすじネタバレ


    印象派展を見に行くために路線バスに乗った久能整(菅田将暉)はバスジャックに巻き込まれる。

    犯人・犬堂オトヤは、ナイフを突きつけて8人の乗客に奇妙な質問をする。

    真っ先にトイレ休憩を許された整は、池本が電話番号を書いてくれた紙に現状を書いて、見つかりにくそうな場所に隠す。

    しかし何者かがそれをビリビリに破り捨てた。

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    3話のあらすじネタバレ


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