『義母と娘のブルース2022年謹賀新年スペシャル』のネタバレと感想!麦田が可愛い!

『義母と娘のブルース』は、義母・亜希子(綾瀬はるか)と娘・みゆき(上白石萌歌)のほのぼの真実の愛の物語。

前作の『2020年謹賀新年スペシャル版』ラストでは、亜希子が再建したゴルディック社がハゲタカファンドに買収されるという事態に!

ハゲタカファンドの新社長・岩城良治(竹野内豊)が亡くなった宮本良一(竹野内豊)とそっくりというところで終わりました。

今作では、岩城の矛先は「ベーカリー麦田」に向かいます。

亜希子は岩城へのリベンジと恋心の間で揺れ動く模様!

当ページでは『義母と娘のブルース2022年謹賀新年スペシャル』のネタバレと感想についてまとめています。

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『義母と娘のブルース2022年謹賀新年スペシャル』あらすじネタバレ



宮本良一(竹野内豊)が亡くなって早12年。余命僅かだった良一は亜希子(綾瀬はるか)にプロポーズ。愛はなかったが、良一亡き後もみゆきをしっかり育ててくれるだろう絶大な信頼感を持っていた。亜希子は真っ直ぐ愛深くみゆきに接し、やがてその気持ちがみゆきに伝わる。亜希子と良一も心を通わせ本物の夫婦になろうとしたが、あえなく良一が他界。亜希子は女手一つでみゆきを育て上げた。


2022年:亜希子・岩城・みゆきで家族写真を撮る?


2022年の元旦、ウェディングドレス姿の亜希子は、タキシード姿の岩城良治(竹野内豊)と記念写真を撮っていた。前にはみゆき(上白石萌歌)もいる。

こんな事態になったの理由は、2020年に遡る。

ハゲタカファンドの岩城良治(竹野内豊)は良一(竹野内豊)とそっくり


2020年の年明け、亜希子(綾瀬はるか)の手腕で再建に向かっていたゴルディック社が「ダイン・キャピタル・ジャパン」に買収された。

「ダイン・キャピタル・ジャパン」とは、企業を安値な企業を買収し、会社の利益などお構いなしに負債の部門を切り落とし、株式や資産を高値で売りさばく・もしくは解体して資産を売りさばいて大金を得るハゲタカファンド。

亜希子はリベンジに燃えるが、ハゲタカファンドの社長・岩城良治(竹野内豊)が亡くなった宮本良一(竹野内豊)とそっくりなことに激しく動悸を覚える。

ちょうどこのタイミングで良一と以前住んでいた家が空き、亜希子は再びみゆきと一緒に暮らすことに。


岩城が「ベーカリー麦田」と大手パン会社の合併話を提案


岩城が次の買収の標的にしたのは、亜希子の前職場でもある「ベーカリー麦田」。

岩城の目的は、「ベーカリー麦田」と大手パン会社「白百合製パン」との業務提携。

「白百合製パン」のパンは個性的なパン屋の登場で売上がガタ落ちで、岩城が立て直しを引き受けている状態。

しかし岩城は本気で立て直すつもりなどなく、株価を上げたいだけ。


麦田(佐藤健)の営業部長である亜希子は、明らかに裏がありそうな良治の提案を退けます。

しかし麦田は日本一のパン屋「キムタヤ」を目指していて、移動販売も好調。

これ以上の事業拡大をするなら、次の手を打たないといけない。


岩城は以下の提案をしてきた。
白百合製パンは大型の機械はあるが売上が落ちている。

一方、麦田は需要があるのに生産が追い付かない。

つまり白百合で麦田のパンの生産を請け負えばいい。

ならばいっそ白百合と麦田を合併して、麦田に社長になってもらう。
これはメチャいい提案」と舞い上がる麦田(佐藤健)。

みゆきも賛成するが、亜希子は猛反対!


しかし岩城は、亜希子の目を盗んで麦田をどんどん取り込む。

亜希子は「麦田のパンを白百合で試作してください」と要求。

白百合は本当は麦田のパンではなく自分たちのパンを売り続けたいのだが、岩城は「つぶれたいのですか?」と脅して言うことを聞かせている。


岩城はみゆきにも接近

白鳥製パン2000人の人生を救えるのはお母さんだけなんだ」と迫る。

みゆきはコロリと丸め込まれ、岩城はそんなに悪い子人ではないと亜希子に主長。


亜希子は麦田の夢を叶え、白鳥製パンを救うためには、合併しかないと考え始める。

そんな中、岩城は工場長の手に包帯を巻かせて可哀想な雰囲気をアピールさせる。


亜希子が合併話に前向きになる


正義の味方精神を持つ亜希子は、白百合製パンとの合併を前向きに進めることを決意。

しかし細心の注意を払って進めるために、亜希子は麦田のスマホに位置情報アプリを入れて、2度と岩城と2人きりで会わないように釘を刺した。

亜希子「あの輩はとにかくいやらしいんんです。

必ず穴を見つけて突いてきます。今度岩城に会ったらやられると思ってください


麦田はお尻の穴を押さえて、目をまん丸に。

〇カな麦田は亜希子が自分のことを好きだからGPSを付けたと勘違い。

そして岩城が自分の穴を狙う同性愛者だと勘違い。

麦田は(穴を狙われると警戒して)岩城と会わなくなった。


岩城が亜希子を取り込む


すると岩城は、標的を麦田から亜希子へ変更。

亜希子は親身な(フリをしている)岩城に徐々にほだされていく。


岩城の提案は、合弁会社を作ってそこの社長に麦田を据えて、いざとなったら合弁会社を切り離せばいいという考え。いざというときのリスクが避けられることがメリット。

亜希子は白百合製パンのお飾り社長に麦田を据えようと思っていたが、いったん岩城の提案を持ち帰ることに。


亜希子とみゆきは、岩城に誘われて遊園地へ。

ウサギの被り物を被った亜希子は、岩城から可愛いと言われてドキドキ。


岩城は亜希子とみゆきに、昔の妻の話をする。
岩城の妻は弁護士である企業の企業再生の仕事を手伝っていた。

しかし妊娠中で体を壊して手おくれの状態に。

岩城は一言ぐらい謝罪はあってもいいと思ったが、それも退けられた。

あいつが必死で助けようとしていたものは何だったんだろうって思った。

そして岩城は今の仕事に就いた。

もし妻が生きていたら、2人で企業を助ける仕事をしたかった。休日には遊園地に行って。

遊園地好きの妻に「なんで乗り物一緒に乗らないの」とぶうぶう言われて。
みゆきは「うちも死別しているんです」と岩城と意気投合。

亜希子は2人の様子を見て、良一が生きていたらこんな日もあったのかとムネアツになる。


亜希子が岩城の提案を受け入れる


家まで送ってもらった亜希子は「岩城さんの合弁会社を作る案でいきましょう」と岩城の案を受け入れることを承諾。

ただし、岩城の株式をロックするという条件で。

亜希子は目を輝かせて「ここから本気で経営に取り組み、白百合の株価を右肩上がりにしていきませんか」と提案。


亜希子は岩城と握手して顔が真っ赤に。

みゆきは亜希子が岩城に恋をしているのだと気が付く。


亜希子が弁護士・中瀬に相談する


亜希子は弁護士の中瀬泉美(山本未来)に今回の契約内容を見せて相談。

中瀬「危惧されるのは、新しく設立した合弁会社が即座に計画倒産されてしまうことです」

亜希子「設立後が問題ということですか?」

中瀬「計画倒産されると、麦田の権限がすべて白百合製パンに映ってしまいます。つまる岩城に奪われる危険性があるのです。

しかしあなたは株式ロックの条件を付けた。上手い手だと思います」

亜希子「そういうつもりではなく、岩城の中には生き直したい気持ちもあるように思いまして

中瀬「私は岩城は信用すべき男ではないと思いますがね」


麦田が岩城に取り込まれた


麦田と麦田パパは、白百合製パンの面々と話す。

白百合のパンは地味だが美味しい。このまま麦田のパンだけ作るようにしてもいいのか?

麦田は「俺なら他社のパンばかり作るなんて辛いよなあ」と思い始める。


麦田は「やっぱり合併やめたい」と言い出す。

亜希子は「色々進めているのに今更なんですか!」と怒鳴った。


その頃、遊園地で買ったトラの被り物をした岩城は、今まで進めていたダークな案と株式ロックありの案の間で揺れていた。

部下は「こんなロックかけたらガチで経営しないといけなくなりますよ。番犬(亜希子)にはめられてる」と抗議。


麦田は岩城を店に呼び出す。(お尻の穴ぐるぐる巻きで)

そしてもう合併はやめたいと切り出す。


岩城の頭に亜希子と一緒に経営を立て直すことがよぎるが、麦田が「亜希子さんが弁護士に相談していた」と口を滑らせたせいで、再びダークな岩城に戻ってしまう。

岩城は「社長になって麦田のパンも作りつつ白百合のパンも作ればいい。そして亜希子さんにプロポーズしましょう」と麦田をそそのかし、株式ロックなしの誓約書にハンコを付かせた。


岩城は亜希子が早く契約をと急かすのを色仕掛けで交わし、今度の休みにデートしましょうと誘ってきた。

亜希子はみゆきに「どこに行きたいですか」と聞き、みゆきは「今度は二人きりで行って来たら?」と冷やかす。


「やら……れた」


そんな幸せな時間の中、ゴルディック社の山本社長(武田鉄矢)から電話が。

なんでも、株式ステーションで岩城がとんでもないことをペラペラしゃべっているとか!


亜希子が見てみると、岩城が「麦田ベーカリーが全面的に事業を白百合に譲渡した」と発表していた。

亜希子が麦田に契約書にサインしたのか問い詰めると、麦田がサインした契約書が出てきた。

亜希子は「やら……れた」と倒れた。


麦田ベーカリーと白百合製パンが結託・リベンジ成功


麦田は「くそう、パンを作れない奴がパンのこと決めるなんて」と悔しがる。

亜希子は「突けるとしたらそこだけですね。リベンジします」と奮起。


麦田が白百合製パンの工場長に話して、工場長は全社員でボイコットを開始。

麦田やみゆきは、岩城の不正を街頭で演説して回った。

その結果、白鳥製パンの株価は下落した。


実は中瀬は岩城の元妻だった。

最後は中瀬が岩城のとどめを刺した。

岩城は白鳥製パンを真面目に立て直すしかなくなり、麦田ベーカリーは以前の通りに営業再開できることになった。

岩城「ミラクルだな」

亜希子「いいえ、小さな奇跡です」

亜希子が中瀬と話す


後日、亜希子は中瀬と話す。

岩城は妊娠中に妻が亡くなったと言っていたが、中瀬は流産はしたが生きている。

そして中瀬は遊園地が大好きだった。

亜希子は「岩城は仕事だけでなくあなたともやり直したいのではないですか?」と聞くが、中瀬は「私は別につながりを持ちたいからこの仕事をやっているわけではないですから。弁護士として見過ごせないからですから」と言った。

亜希子は中瀬を見送りながら泣いていた。

陰から見ていたみゆきは、亜希子と中瀬は似ていると思う。


あの日のその先・奇跡の家族写真


その夜、みゆきは亜希子に日本酒をふるまい愚痴を聞いてあげた。

亜希子は「ただ一点だけ。また明日と言われたのは良かった。良一さんとはどんなに頑張っても明日は来ないから」と言った。


後日、みゆきは岩城の元を訪ねる。

そして2022年元旦、みゆきは亜希子をウェディングドレスの試着場に連れて行く。

そこにはひげを剃った岩城が待っていた。


岩城は亜希子とみゆきの思い出を汚したことを悔いていた。

だから良一とみゆきと亜希子の思いづくりに協力したい、と。

12年前、亜希子は良一とウェディングドレスの試着にやってきて、良一は亜希子が試着している間に眠るように亡くなった。


みゆきが「来るはずのない明日が来るって奇跡だよね。笑える気がしない」と笑い、亜希子は承諾。

美しいウェディングドレスに身を包んだ亜希子はぎこちない笑顔で、みゆきと岩城と家族写真を撮る。

そこへ亜希子にプロポーズしたけど忘れられた麦田が乱入。

『義母と娘のブルース2022年謹賀新年スペシャル』感想

『義母と娘のブルース2022年謹賀新年スペシャル』の感想です。

明らかに恋をしているのに「悪霊退散!」と憤る亜希子が可愛いかったですね。

そして記念写真を撮る時のぎこちない顔もさずが!


麦田が可愛すぎて(笑)。

「時給(至急)連絡」で呼びつけられたひろきが可哀そうでした(笑)。


義母の恋心を知ったみゆきが「逆に救われている。きっかけが顔だったのなら、お父さんのこと好きだったんだな~って。お母さんが好きになるのはお父さんと同じ顔の人なんだって。それってお父さんのことが好きだったってことでしょう。お父さんだってきっと嬉しいって思ってるよ」と前向きに亜希子の恋を応援しているのが健気で可愛かったです。


残念ながら亜希子の恋は実らなかったけれど、岩城さんの方も亜希子のこと好きだったと思います。

しかし今までの失敗から傷つくことを恐れて、「面倒くさい」に結局落ち着いてしまうんですよね。

岩城の元妻で弁護士の中瀬泉美(山本未来)も、まだ岩城のことを好きで見守っているのかな?って感じでしたね。


みんなが根底からの愛にあふれている『ぎぼむす』。

この大きな会いに包まれたら、多少の悪人はかすんでしまいます。

ぜひ2023年のお正月も『ぎぼむす』が見たいです。

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