※7話放送後に追記しました。
『先生を消す方程式。』頼田朝日(山田裕貴)黒幕説をネタバレ考察!
1話で早くもその本性を現した超サイコパス教師・頼田朝日(山田裕貴)。
「うずくなーーーー」の決め台詞もインパクト十分。
本編最終回後を描くフライングドラマ『頼田朝日の方程式』でも大活躍。
当ページでは、以下をまとめています。
- 『先生を消す方程式。』1話~最終回の頼田朝日
- 【頼田朝日黒幕説】の考察ポイントまとめ
- フライングドラマ『頼田朝日の方程式』のネタバレ
もくじ
- 1 『先生を消す方程式。』頼田朝日とは?
- 2 『先生を消す方程式。』頼田朝日黒幕説の考察ポイント
- 3 『頼田朝日の方程式。』とは?
- 3.1 第1話『金銭力×行動力×知力=権力』をネタバレ
- 3.2 第1話『金銭力×行動力×知力=権力』判明した事実と考察ポイント
- 3.3 第2話『友情=需要×供給』をネタバレ
- 3.4 第2話『友情=需要×供給』判明した事実と考察ポイント
- 3.5 第3話『恋愛感情-愛情=憎悪』をネタバレ
- 3.6 第3話『恋愛感情-愛情=憎悪』判明した事実と考察ポイント
- 3.7 第5話『正義=信念+不正』をネタバレ
- 3.8 第4話『死ぬ=人-命』判明した事実と考察ポイント
- 3.9 第5話『死ぬ=人-命』をネタバレ
- 3.10 第5話『正義=信念+不正』判明した事実と考察ポイント
- 3.11 第6話『命=』をネタバレ
- 3.12 第6話『命』判明した事実と考察ポイント
- 3.13 第7話『復習×成功=虚無』をネタバレ
- 3.14 第7話『復習×成功=虚無』判明した事実と考察ポイント
『先生を消す方程式。』頼田朝日とは?
頼田朝日(山田裕貴)は、帝千高校3年D組の副担任教師。
額に傷があり、時折うずきます。
人懐っこい性格で、3年D組の新担任教師・義澤経男(田中圭)ともすぐに打ち解けますが……?
1話の頼田朝日
1話で、頼田朝日の裏の顔が判明。
なんと朝日は、3年D組の4C(セレブ)を牛耳るサイコパス教師だったのです。
ここ半年で3年D組の担任教師3人を辞めさせた黒幕は、朝日で間違いありません(実行犯は4C)。
4Cとは?
- 藤原刀矢(ふじわら・とうや):高橋文哉
- 長井弓(ながい・ゆみ):久保田紗友
- 大木薙(おおき・なぎ):森田想
- 剣力(つるぎ・りき):高橋侃
1話で義経は、クラス一の問題児・剣力の弱みを握って謝罪させることに成功。
朝日は、これ以上義経の思い通りにさせないため、刀矢に案を出させました、
刀矢の案は、義経を消す(殺す)方程式を立てること。
朝日は、自分の思った通りの答えを導き出した刀矢に「さすが刀矢くーん!」と奇声を上げて大喜び。
2話の頼田朝日
2話の朝日は、セレブではなくなった大木薙(森田想)をそそのかして、義経を殺させようとします。
一方で、義経に手弁当を作ってくるなど表の顔は相変わらずいい人のまま。
3話の頼田朝日
3話の朝日は、刀矢(高橋文哉)に恋心を抱く長井弓(久保田紗友)をそそのかして、義経を殺させようとします。
朝日は、自らの手を汚さずに義経を殺そうとしているのです(ヒキョー)。
4話の頼田朝日
4話の朝日は、刀矢をそそのかして、義経を人気のない山に呼び出して落とし穴に埋める作戦を立てます。
朝日は義経の胸をナイフで刺しますが、この時点では義経に息がありました。
しかし朝日は「もう死んだ」と嘘をつき、4Cに義経を生き埋めにさせました。
全ては、義経殺しの罪を4Cに着せるため。
5話の頼田朝日
5話の朝日は、3年D組の新担任に収まります。
一方、4Cと伊吹命は罪悪感にさいなまされます。
6話の頼田朝日
4Cは、ゾンビ・義経に追いかけられます。
しかし朝日は、その存在を信じたくない。
警察と機動隊に義経を殺させようと考えます。
『先生を消す方程式。』頼田朝日黒幕説の考察ポイント
早くも、黒幕間違いなしと評判の頼田朝日。朝日は本当に黒幕なのか、考察ポイントをまとめていきます。
源頼朝と義経の戦い
義澤経男と頼田朝日は、それぞれの名前を略すと、歴史上の有名な人物の名前になります。
- 頼田朝日を略すと、頼朝
- 義澤経男を略すと、義経
源頼朝と源義経は、兄弟関係で、後にライバル関係になります。
頼朝は義経の異母兄なので、ドラマの頼朝と義経も生き別れの兄弟である可能性も?
義経の味方となるのが、藤原秀衡。
これが藤原刀矢かもしれません。
ちなみに静御前は、義経の愛人です。
これはまさにドラマの静(松本まりか)の設定と同じ。
POINT!
- 朝日の名前が頼朝に略されることから、頼朝×義経の「源平合戦」で黒幕の可能性が高い
- 義経と頼朝が生き別れの兄弟なら、より物語が盛り上がる
- 藤原刀矢がどちらの味方につくかが、keyになる?
- 藤原秀衡が、最後には頼朝に対抗しきれず、義経を自害させてその首を頼朝に差し出しているのが気になる
額の傷が気になる
朝日の額には大きな傷跡があり、時折「うずくーーーー」と奇声を上げます。
朝日は、この傷が高校時代にできたと言っていますが、果たしてどうなのでしょうか?
少なくとも、現在の朝日の猟奇的な性格や行動が、この傷のせいであることは間違いでしょう。
頼朝の目的とは?2話で静を襲った犯人であることが判明
頼田朝日は、3年D組の4Cを操ることで、気に食わない教師たちを辞めさせています。
その理由は、1話終了時点では不明。
考えられるのが、以下の2つの可能性。
- 教師そのものに恨みがある
- 自分以外の誰かが4Cの指導者になるのが許せない
筆者は、後者だと予想。
これについては、ABEMAテレビで独占配信中の『頼田朝日の方程式。』にヒントがありそうです。
同作の中で朝日は、義経が力や薙にした授業を全否定して、自分の授業を行っています。
これは、義経に対する対抗心からではないでしょうか。
2話で、頼朝が静を襲った犯人であることが判明。
義経はこの事実を帝千高校に来る前から、掴んでいたようですね。
頼朝のおにぎりをバクバク食べていましたが、そんな奴が手で握ったものをよく食べられたなあ、と。
フライングドラマ第2話『友情=需要×供給』で、頼朝の目的が義経を消すことであることが判明。
その理由は、(朝日が静を襲った犯人だと知った)義経を口封じする目的で間違いないでしょう。
義経は、自分も静と同じく正義感の強い先生になることで、犯人である朝日と生死をかけた対決をしようとしているのではないでしょうか。
そして朝日は、義経の目的に気付いている?
10年前の動画に映っていたのは高校生の頼朝?
3話で、義経が「静が教われた日の隠しカメラの映像」を見ていました。
それは2010年10月のものなので、静が襲われたのは10年前ということになります。
そして静の後をつける七三分けの高校生。
高校生の朝日です。
数字の暗号の意味は?
とりあえず一枚目から1話、2話予告最後の隠された謎。
— こしろ~ (@yi_koshiro) November 1, 2020
今のところ課程はわかりませんが、一枚目の答えは何となく?わかりました。#先生を消す方程式。 pic.twitter.com/1aaRyx3S77
1話放送前の予告動画に現れた『40←104←264←338←11Q2』の数字が話題になっています。
「11Q2」は、「いいくにつくろう鎌倉幕府」で頼朝が鎌倉幕府を作った年。
他の数字についても、わかり次第追記します。
4話で朝日が静を襲った犯人であることが確定
4話で朝日が4Cに、静を襲った犯人が自分であることを告白。
朝日は、義経が自分に自白させて償わせる目的で帝千高校に来たことに気付いていました。
『頼田朝日の方程式。』とは?
「頼田朝日の方程式。-最凶の授業-」とは、ABEMAプレミアムで独占配信中のドラマ。
主人公は頼田朝日で、前代未聞の「本編の最終回のその後」が描かれているフライングドラマです。
本編に隠された謎や真実に繋がるヒントを本編より先に解明していくので、一般的なスピンオフドラマとは一線を画しています。
- ABEMAプレミアムは、初回に限って2週間無料で視聴可能
- 『先生を消す方程式。』全話や公式予告動画も視聴可能
第1話『金銭力×行動力×知力=権力』をネタバレ
右頬に傷のある長井弓(久保田紗友)が、頼田朝日(山田裕貴)の机からタブレットを盗み出して、4Cのメンバーに見せる。
弓:「私、見ちゃったんだよね。朝日先生が、誰もいない教室でこのタブレットに向かって話してた」
どうやら、朝日(山田裕貴)は、無人の教室で授業をしていたらしい。
4Cのリーダー・藤原刀矢(高橋文哉)は「見てみよう」と決断。
パスワードは「1192(いい国作ろう鎌倉幕府)」だった。
たくさんのファイルがある中で、義経(田中圭)が剣力(高橋侃)を土下座させた日の放課後に撮影された物を再生。
動画の内容は以下の通り。
朝日は、義経の「日本国憲法32条に乗っ取って、私は未成年の剣力を訴えることができる」のセリフを繰り返した後に「何言ってんだ~!私は嫌いです、そういう考え方」と絶叫。
動画を見ている4Cが会話
薙:「朝日先生はこのときから、義澤先生の考え方にイラついてたんだ」
弓:「だって朝日先生は最初から義経先生の目的に気付いていたんでしょう?」
薙:「朝日先生はこのときから、義澤先生の考え方にイラついてたんだ」
弓:「だって朝日先生は最初から義経先生の目的に気付いていたんでしょう?」
朝日は、剣力に向けた講義を行う。
テーマは、世の中で最も大切な「力」とは何か?
朝日は、自分が前にいた学校で実際に体験した話をする。
そのクラスの少年AとBはCをいじめていた。
Aの親は権力者だった。BとCの親はまあ、そこそこの家庭。
いじめを苦にしたCは自殺。
Cは自宅に遺書を書いていた。
Cの親は、学校に言う前に、AとBの親にその遺書を見せた。
Cの親は、遺書を世間に公開すると言った。
このままでは息子はおろか自分の人生も終わってしまうと思ったAの親は、1億円をCの親に渡して公表しないでくれと頼んだ。
Cの親は金を受け取って、Aのことは公表しないがBのことは公表したいと言った。
Aの親は、このことをBの親に頼みに行った。
Bの親は激怒したが、Aが2億円わたすと了承した。
こうしてBはひとりでC殺しの罪を背負うことになり、学校を辞めて家族で引っ越した。
フランシス・ベーコンの言葉。
お金はばらまかないのであれば、肥やしと同じようなものだ。
トルストイの言葉。
ああ、お金、お金、お金!
お金のせいで、どれほどの悲劇が起こらないといけないのか。
朝日は「お金の馬鹿野郎ー!」と叫んだあと、「でもお金で買えない物はないんだよねえ」とニッコリ。
朝日は「でも金だけじゃダメ。行動力とプランニングできる知力が大切だ」と以下の2つの方程式を書く。
- 金戦力×行動力×知力=権力
- 努力=無力
朝日は「努力はむりょーく!」と絶叫。
「権力のある奴が努力したら最強。力のない奴が努力して無力なんだー!」
「権力は素晴らしい。権力は真実を書き換える力があるんだよ」
「刀矢くーん、刀矢くん、わかるよね?」
朝日が手を振って、動画は終了。
4Cのメンバーは、しばし声も出ない。
弓:「あの日の授業を見てこんなことを思っていたんだね」
薙:「こんなことを伝えようとおもっていたんだ」
力:「朝日先生が言ってるこの話、前にオヤジに聞いたことがあった。
オヤジの知り合いの社長だよ」
刀矢:「そうだったんだ」
力:「B君の家族は引っ越したんだ。
もらった金を3年で使い果たしたって。
B君はさらに金をせびろうとしてA君を脅し始めた。
そしたらB君はある日突然姿を消した」
4人は、無人の黒板を見る。
そして朝日が「権力が素晴らしい」と絶叫していたのを思い出す。
次の映像は「薙へ」。
第1話『金銭力×行動力×知力=権力』判明した事実と考察ポイント
第1話『金銭力×行動力×知力=権力』で判明した事実は以下の通り。
- 最終回で、長井弓は頬に傷がついた
- 朝日のタブレットの中身は、4Cに向けた最凶授業だった
- 朝日は、義経が力を罰した日に、既に義経に苛立っていた
- 朝日は、最初から義経の目的を知っていた
- 朝日の方程式は、金戦力×行動力×知力=権力
- 朝日は、権力は真実を書き換える力があると思っている
- 朝日は、力のない奴が努力してもムダだと思っている
- A、B、Cの結末は、C君は自殺、B君は暗殺された?
1話の考察ポイントは、最終回の後、頼田朝日がどうなったのか?
4Cは朝日の了解なく彼のタブレットの動画を再生しています。
つまりもう朝日に了解を取ることは不可能ということ?
朝日は死んだか、警察に逮捕されたかどちらかだと思われます。
第2話『友情=需要×供給』をネタバレ
4Cは、朝日のタブレットの「薙へ」の映像ファイルをスタート。
今回は、朝日の薙に対する授業で、やはり義経が薙に講義した日の放課後に撮られていた。
(義経への対抗心が普通ではない)
動画内の朝日は、警笛を鳴らす。
薙さん、どうしてこんな風になっちゃうかな~
もっと勢いよく義経先生を押して、頭ぱっかーんと割れて、脳みそグチャグチャにすれば、ジ・エンドだったのに。
躊躇したでしょう、薙さん、躊躇したでしょう。
ここで刀矢が一時停止。
刀矢:「薙、もう見なくても」
薙:「見なきゃダメ。朝日先生がこの日、あたしに何を言おうとしていたのか知りたいの」
刀矢が動画再生。
刀矢:「薙、もう見なくても」
薙:「見なきゃダメ。朝日先生がこの日、あたしに何を言おうとしていたのか知りたいの」
刀矢が動画再生。
だけどさ、薙さん、躊躇する気持ちわかるよ。
俺も同じだったから。
最後の一押しがさ、弱まるんだよねえ。
でも僕の場合はさ、もう息の根を止めたも同じだからさ~
薙さんの場合はちょっと弱すぎたんじゃないかな~
そのせいで廊下で義澤先生にさ~
義澤:「犯人はあなたですよね」
朝日:「えっ」
って疑われちゃったよ!
もう義澤先生の目が怖い。
歴史上の人物・源義経、あいつもそんな目をしていたんだと思う。
お兄さんの頼朝にも、ああいう、怖い目をしてたんだと思う。
わかる~
頼朝の気持ちわかる~
(ここで黒板に義澤の「人生ー友達=幸せ」を書いた後、全否定)
なんだ、これ?
人生に友達なんかいない方が幸せなんて、嘘!嘘だから!
薙さん、僕が君のためだけに正しい方程式を与えてあげるからね。
これは、僕の知人の先生に訊いたある公立高校の話。
その学校に、家が貧しかった少年A君がいました。
A君は家が貧しかったけれど、ぐれてなかった。
しかし寡黙で友達が少なかった。
ある日その教室で、生徒が持ってきていたスマホが5台、一気になくなった。
盗難の犯人は見つからなかったが、ある生徒が「A君が怪しい」と言った。
A君は身の潔白を証明しようと頑張ったが、疑いは晴れない。
誰かを犯人にしないと気が済まない集団心理は怖い。
そこで立ち上がったのが、文武両道で人望の厚いB君。
B君:「証拠もないのにA君を疑うなんておかしい」
B君は、皆がA君の心を傷つけたと熱く語った。
スマホを盗まれた5人の生徒は、涙を浮かべてA君にごめんと謝罪した。
感動するよねえ、この話。
でも俺が思いが高ぶって泣きそうになっているのは、そういう理由じゃないんだよ。
このスマホを盗んだ犯人が誰かってこと。
スマホを盗んだ犯人は、A君でしたあああああ。
そしてB君は、その現場を目撃していました。
じゃあなんでB君は、皆の前でA君が犯人じゃないと怒ったのか
B君は、文武両道で人気があった。
しかしそれ以上に、このクラスにはC君というカリスマ性がある生徒がいた。
B君は、C君に嫉妬していた。
だからA君が皆に疑われた時にチャンスだと思ったんだ。
これで俺がカリスマになれる、と。
みんながA君に謝った時、B君はとてつもなく興奮したらしいよ。
(録音テープの「うずくな~」が入る)
A君とB君のあいだには熱い友情が芽生えた。
B君はA君が犯人と知っているけれど、自分をカリスマにするきっかけを与えてくれた、だから感謝した。
A君は、自分が泥棒なのに、その事実を消してくれたB君に感謝した。
2人は友達。
美しいよね~。
ここで古代ギリシャの学者・デモクリトスの名言。
愚者全員を友とするより、一人の知者を友とする方がいい。
これはA君にとってB君がまさにそれ。
ここで朝日の方程式。
友情=需要×供給
友情というものは、人と人との需要と供給が重なった時に生まれるものなんだよ。需要と供給のバランスがいいほど、良い友達になれる。
A君とB君のような関係が、本当の友達だよ!
2人の高校卒業後。
B君は、いい企業に就職。
A君は、地元の先輩の会社に入ってもうまくいかずすぐに辞めて、ある時近所の商店街に強盗に入って刑務所に入った。
刑期を終えたA君は、街中でB君を見かけて声をかけた。
するとB君は「誰だっけ?」。
この話、最高じゃない?
友情は、永遠じゃないんだよ!
ここでまた頼朝の方程式。
友情-(需要と供給)=0
需要と供給がなくなったら、友情が成立しなくなるんだよ。そうだよね、薙さん。それでいいよねえ。
友達はいなきゃいけないんだよ。
その場で需要と供給が合っている人、それがその時必要な友達なんだよ。
友達なんか変わったっていいんだよ!
薙さ~ん、刀矢くんたちと友達でいられなくなりそうだね~(笑)。
最後にオスカー・ワイルドの言葉。
友人の苦難に共感することは誰にでもできる。
だが友人の成功を共感するには、素晴らしい人間性が必要だ。
友人の成功に共感できる人がいるとすれば、それは自分が成功している人だけだよ!
需要と供給が成立すればさ、僕と義澤先生も友達だと思わない?
友達だよね。
あの人はきっと、この世から消されたがってる。
だから僕が消してあげるんだ。
(ここで動画終了)
薙が、涙をぬぐう。
弓:「薙、私たちは友達だから」
薙:「ありがとう」
刀矢:「薙、大丈夫」
ここで力が「たまたまかな」と話し始めた。
前にニュースで見たんだけど、ひとりの男がさ、高校時代の友達の家に入って「ずっと友達だと思ってた」って叫んで、それで、それで。
次のファイルは「弓へ」
弓:「私が先生を、先生を」
刀矢:「違う!」
弓:「あのことがなければ、先生は消えなかった」
誰もいないはずの教室に朝日が現れて、そのまま立ち去った。
第2話『友情=需要×供給』判明した事実と考察ポイント
第2話『友情=需要×供給』で判明した事実は以下の通り。
- 薙は、「薙へ」のファイルを「見なきゃいけない」と言って見た
- 朝日は、義経が薙に講義をした日の放課後、自分の薙への講義を録画していた
- 朝日の方程式は『友情=需要×供給』『友情-(需要×供給)=0』
- 朝日は、需要(消してほしい)と供給(消してあげる)が成立すれば、自分と義経も友達だと言っている。
- 朝日の言う「友達」とは、永遠ではない
- 弓は「あのことがなければ先生は消えなかった」と後悔している?
2話の考察ポイントは、朝日が、義経が消えたいと思っているから消してあげようと思っていること。
義経は、静のために帝千高校に赴任してきたのであって、消えたいからではないと思うのですが?
弓の「あのことがなければ、先生は消えなかった」発言も気になります。
弓のせいで、頼朝が消える結果になったとか?
第3話『恋愛感情-愛情=憎悪』をネタバレ
次の動画は「弓へ」。
これは、弓が義経を殺そうとした翌日の物だ。
刀矢:「僕だ、僕のせいだ」
弓:「朝日先生はあの日から決めていたのかな。自分の手を下さずに私たちを利用するって」
力:「義経先生を消すために」
刀矢:「決めていたのかもしれないね」
弓:「見よう、朝日先生の授業を」
ビデオ再生。
冒頭から朝日が笑い転げる。
今日の授業で義経が弓に授業していたかと思いきや、一気に刀矢までいったのが面白くて仕方がなかったのだ。
「君の怯えた顔、見逃してないよ~アハハ」
ここでいったんビデオ停止。
弓:「刀矢」
刀矢:「いいんだよ、心配しないで。
それに朝日先生の言っていることは本当だ」
弓:「えっ」
刀矢:「僕はあの日、あの瞬間、教室で怯えた顔をしていたと思う。
力や薙や、弓が義経先生にやられたみたいに。
自分のことも調べ上げられてて、あの場で言われたらどうしようって。
僕が妹を殺したことを言われたらどうしようって」
力:「それはなるよ。
っていうか安心するよ。
刀矢のそういう発言」
刀:「続きを見よう」
弓:「刀矢」
刀矢:「いいんだよ、心配しないで。
それに朝日先生の言っていることは本当だ」
弓:「えっ」
刀矢:「僕はあの日、あの瞬間、教室で怯えた顔をしていたと思う。
力や薙や、弓が義経先生にやられたみたいに。
自分のことも調べ上げられてて、あの場で言われたらどうしようって。
僕が妹を殺したことを言われたらどうしようって」
力:「それはなるよ。
っていうか安心するよ。
刀矢のそういう発言」
刀:「続きを見よう」
頼朝は「生きてた義経ってゾンビかよ!」と突っ込み、恒例・義経の方程式「恋(人生-自分)=無様」を全否定。
「女性に無様とか酷いよねえ。君は可愛い。君なら僕は10万円払えるって!アハハ教師失格だね」
ここで頼朝が知人の先生に聞いた素敵な恋の話をする。
A君は、全国大会に出場するサッカーチームのキャプテン。
当然、モテモテ。
しかしA君はみなに公言していた。
「高校でサッカーをやっているうちは恋愛しない」と。
しかしクラスにとても可愛いB子がいた。
B子はA君がずうっと好きだった。
気持ちに蓋をすることが出来なかった。
そして遂にA君に告白。
A君は「僕は誰も好きにならない。でも気持ちは嬉しい」と返事。
1パーセントの可能性を感じたA子は、次の週も、その次の週も、A君に告白。
3度目の告白でA君は「俺は悩んでいる。人を好きになっている自分がいる」「俺は君が好きだ」と言った。
(ここで頼朝がラッパを吹く)
B子はA君にキス。
こうして2人は付き合い始めた。
A君にとって初めての彼女だ。
しかしデートはB子の家で行い、皆には内緒にした。
A君にサッカー以外に好きなものができたことを、クラスの人間に知られたくなかったからだ。
ある日、A君は言った。
「僕は女性を知らない」
B子が「私が教えてあげる」と言って、2人は愛し合った。
ゴールを決めたわけです!
A君は「こそこそ付き合うのはやめよう。堂々と公言しよう」と言ったが、B子は「言わなくてイイ」と止めた。
2人はなかなかデートできず、B子のA君への思いは募った。
そしてA君の誕生日、B子はプレゼントを持ってA君の家へ。
すると、クラスメイトが10人以上プレゼントを持って待っていた。
そして10人全員がA君の彼女だった!
それだけじゃない、A君はクラスメイト20人全員と付き合っていたのだった!
それに気づいたB子と女子たちは、部屋の窓から勝手にB君宅に侵入。
すると、A君の部屋に台本があった。
「童貞バージョン」と「経験者バージョン」。
つまり全員を口説いていたのだ!
頼朝:ふざけんじゃねええぞ~!
試合終了。
頼朝は以下の方程式を書く。
恋愛感情-愛情=憎悪
A君には後日天罰が下る。
女子全員に呼び出されて、ハンマーで足を折られたのだ。
そしてA君はサッカーを辞めた。
頼朝:さいっこー。
彼女たちは無様かなあ。僕はそう思わないよ。
彼女たちはA君というダメ男と付き合ったおかげで、最高の恋を知ることが出来たんだ。
ちなみにA君は、脚本家になった。
だからねえ、弓さん。
あなたは今は刀矢に騙されているかもしれない、B子状態かもしれない。
でもいつか感謝するから。
でもこれで刀矢が決めると思う。
今まで自分で手を下さなかったずるがしこいあいつがさ。
自分で義沢を殺すって言うよ。
刀矢:「ごめんね、弓」
弓:「謝らなくていい。大丈夫だよ」
薙:「朝日先生は、このとき刀矢が言い出すってわかっていたんだ」
刀矢:「コイツの手の平で転がされていたんだ」
力:「それで俺たちはあいつを。義経先生を」
刀矢:「あの日は思ってなかった。
次の日、本当に義経先生が死ぬなんて」
弓:「謝らなくていい。大丈夫だよ」
薙:「朝日先生は、このとき刀矢が言い出すってわかっていたんだ」
刀矢:「コイツの手の平で転がされていたんだ」
力:「それで俺たちはあいつを。義経先生を」
刀矢:「あの日は思ってなかった。
次の日、本当に義経先生が死ぬなんて」
第3話『恋愛感情-愛情=憎悪』判明した事実と考察ポイント
第3話『恋愛感情-愛情=憎悪』で判明した事実は以下の通り。
- 4話で義経が死ぬ。
第5話『正義=信念+不正』をネタバレ
4Cが話す。
刀矢:「朝日先生は、最初から自分の手を煩わせることなく、殺そうとしていたんだよな」
(弓、力、薙がうなづく)
弓:「だから私たちは義経先生の作戦に乗った。絶対に止めるべきだって」
力:「朝日に罪を償わせるべきだって。刀矢のことも裏切って」
薙:「せっかく朝日先生の声を録音することが出来たのに」
刀矢:「でもあの日、義経先生は死んだ」
今回見るのは「殺人を犯した生徒たちへ」(11月6日撮影)。
朝日が、義経を殺した日の放課後に撮影したものだ。
これも見るしかない、朝日があの日何を伝えようとしていたのか知るためにも。
(動画を再生)
朝日が登場。
「傷がうずかな~い。なぜなら義澤先生を消すことができたからあ」
教壇で異様なダンスを踊りまくる。
それからhappybirthdayの歌を歌う。
その後、一変して怒り狂う。
「弓、力、薙~!まさかお前らに裏切られるとはな~」
「しかし刀矢くんファインプレー!君が命くんに気付いてくれなかったらお縄でした、お縄の清志郎」
「さて、義澤先生を殺したのは誰でしょう?
僕だよねえ。いや、嘘で~す」
「実は僕が刺した後に義澤先生の脈をみた時、まだ死んでなかった。
つまり僕は刺しただけ。
息のある義澤先生を埋めたのは、君たち4人なんだよ~!」
「だからさ~。
みんながそれを知ったら驚くよなあ。
いつ言おうかなあ。
今にも言いそうだから、口チャックで~す」
「誰かが義澤先生を探すんじゃないかって不安なんだろ。
大丈夫、校長先生にはうまいこと言っておきました~」
ここから本日の授業。
死ぬ=人-命
なぜ人を殺していけないのか?答えなんか出ない、永遠のテーマっです。
考えてみよう。
日本の法律には「殺人罪」があり、人を殺すと罰せられる。
しかし殺人罪について書いた条文には、なぜ人を殺してはいけないのかについて明記されてない。
(ここで刀矢が動画をいったん停止)
刀矢:「前の僕なら答えてた。人を殺してはいけない理由は人権侵害だから」
(このあと、力、弓、薙もありきたりの答えを言う)
刀矢:「でも今は違う。義経先生が最後まで生き様で教えてくれた。
誰かが殺されたり、自ら命を絶っても、周りの人間にずっと悲しい記憶だけが残ってしまう。
だから殺しちゃダメなんだって」
(動画を再生)
朝日:「人を殺すと、悲しむ人がいる。でも喜ぶ人が多い場合もある。
その時は殺人ではなく、神の代わりに寿命を終わらせただけだと思うんだよね。
だから気に病むことはない。
義経先生が死んで、勝ったのは喜びの総量」
ここでシェイクスピア。
死は人生で一度きり。いずれ神様にお返しする命なんだ。
「そう、命は神様からの借り物。
だから人を殺すってことは、神様に命を返すことなんだ」
義澤は神様からもらった命を無駄に使った。
だから代わりにお返ししてやったんだよ~。
「君たちは命を返しただけ。殺したんじゃな~い」
(ここで動画ストップ)
刀矢:「何が命を返すだよ」
力:「ふざけんなよ」
弓:「自分の命は人が返すものじゃない」
薙:「命を返していいのは自分だけ」
刀矢:「俺たちは義経先生に教わった」
弓:「誰かが返していいとしたら、その人を本当に愛する人だけ」
次の動画は「刀矢へ」(11月9日撮影)。
刀矢:「あの日に撮影している。
この日の朝日先生はまだ気づいてないんだよな。何が起こったのかを」
第4話『死ぬ=人-命』判明した事実と考察ポイント
第4話『死ぬ=人-命』で判明した事実は以下の通り。
- 3日後の「刀矢へ」の動画を撮影した日、朝日はまだ何が起こったのか気づいていない。
第5話『死ぬ=人-命』をネタバレ
今回の動画は、刀矢へ。
弓が刀矢に夜学校に呼び出された日の放課後に、撮影されたものだ。
刀矢:「僕が、僕が弓を。ごめん」
弓:「大丈夫だから」
(刀矢が動画をスタート)
朝日が「刀矢くん、今夜君が友達を殺すんだから、傷がうずくよ~」と話し出す。
ここで1891年の話。
オクタビアという女性が一人息子のヤコブを失い、その悲しみから病になってしまった。
その病は進行して、昏睡状態に陥ってしまった。
その年の5月、一向に目を覚まさないオクタビアを見た家族たちは、なんと死亡宣告も受けてないのに彼女を埋葬することにした。
オクタビアを埋葬した数日後、夫のジェームズは他の昏睡状態の人が目を覚ましたという報告を受けた。
ジェームズが掘り起こすと、棺の内側には存在していなかった傷があった。
オクタビアの手は、血まみれで傷だらけだった。
昏睡状態だったオクタビアは、埋められた後に目を覚ましたのだった。
だけど時すでに遅し、オクタビアは息を引き取った。
朝日:「ここで何を思う?僕が人生変えちゃった静先生もいつか目を覚ますかもって思うよね~」
「でもないよ~」「現実は違うから~」
「生き埋めにした義澤先生が、もがいてもがいて、出てきちゃったらどうする~?」
「そんなわけないだろう~!」
(刀矢が動画を一時停止)
刀矢:「朝日先生はこの時点では知らないんだね。
この後すぐ、義経先生が出てきたことを」
弓:「出てくるなんて思ってもない」
薙:「このあと、どうなるかも」
力:「俺たちと朝日先生がどうなっちゃうのか」
刀矢:「朝日先生は知らないんだ」
(刀矢が動画を再スタート)
朝日は「刀矢くん、今夜君に恋している弓さんが来る。そしたら君は殺す。なぜならそれが君の人生だから」と踊る。
「刀矢くん、君は僕に似ている」「だからできるんだ」
「この動画を見ている君は弓さんを消した後で罪悪感を抱いているかもしれない」
「そんな君に授業をしよう」
2019年アラスカアンカレッジで起こった話
18歳の少女が親友を殺害してしまい、逮捕されてしまった。
なんと少女は親友の頭を銃で撃ちぬいたのだった。
少女にはネットで知り合ったタイラーという男性がいた。
彼は大富豪だったんだ。
タイラーは少女に「友達を殺害したら900万ドルやる。殺害動画を送れ」と言った。
しかしその後、タイラーが金持ちではなかったことが判明。
ただの人殺しの映像がみたい凶悪な人間だったのだ。
朝日は大笑い。
金払えば親友を殺すんだよ~友情なんてそんなもんだよ~。
つまり刀矢くん、君が弓さんを殺す可能性だってあるんだ~!
弓さんは、警察に行って自首することが正義と思ってるけど、それは違う!
なぜなら、力なき正義は無能だから。
つまり
正義-力=無力
大きな正義を行うためには、小さな不正がつきもの。
つまり正義を行うには、不正をしなければならない。
正義=信念+不正
そこに信念があれば、不正していても正義なんだよ。だから刀矢くん、君がおこなった友達殺しは正義だ~!
正義と正義がぶつかり合うことを、戦争と言う。
刀矢:「朝日先生がこれを撮影している時には、僕だって思ってなかった」
「あの日の夜、あんなことになるなんて」
弓:「人生には、まさかのことが起こるって言葉の意味に気付けてなかった」
刀矢:「まさか、この学校で死んだはずの義経先生に追いかけられるなんて」
第5話『正義=信念+不正』判明した事実と考察ポイント
第5話『正義=信念+不正』で判明した事実は以下の通り。
- この講義のあと、朝日と4Cはゾンビ・義経に追いかけられる。
第6話『命=』をネタバレ
今回の動画は、刀矢へ。
朝日は、義経ゾンビ説を完全否定。
昆虫が仮死状態のように、義経も仮死状態から生き返ったと力説。
そんな朝日に忍び寄る、何者かの影。
詳しいネタバレはこちら
第6話『命』判明した事実と考察ポイント
第6話『命=』で判明した事実は以下の通り。
- 静が目を覚ます
- 義経が頼朝が生きている
第7話『復習×成功=虚無』をネタバレ
今回の動画は、「終わりに向けて」。
義経をゾンビと信じたくない朝日は、ある計画で義経の息の根を止めようとしていた。
詳しいネタバレはこちら
第7話『復習×成功=虚無』判明した事実と考察ポイント
第7話『復習×成功=虚無』で判明した事実は以下の通り。
- 朝日は、義経の結末も静の結末も予想出来なかった。
- 朝日は、自分が助かるためには何でもしたが、その結果アノ結末を迎えた。
- 朝日の最後は、神様のジャッジによるものだった?
- 刀矢によると、最終回に静は死ぬ?