『テセウスの船』由紀(上野樹里)と心は結ばれるの?原作から結末を予想!

『テセウスの船』3話ラストシーンで、田村心(竹内涼真)が現代(2020年)にタイムスリップ。

心が過去を変えたせいで、現代も大きく変化していました~(>_<)

そして……え?由紀(上野樹里)が生きている?

当記事では『テセウスの船』の由紀について

  • 1話~6話までの由紀のネタバレ
  • 演じる女優・上野樹里を紹介
  • 原作から由紀と心が再び結ばれるのかネタバレ予想

をまとめています。

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『テセウスの船』1話の田村由紀とは?



『テセウスの船』1話では、2020年(令和2年)の世界が描かれました。


田村由紀(上野樹里)は、心(竹内涼真)の妻で妊娠中。

心の父親・佐野文吾の無実を信じていて、スクラップブックに音臼小事件とその前後の不可解な事件の記事を貼って色々考察・分析しています。

やがて由紀は陣痛を訴えて病院に運ばれますが、未来(みく)を産んだ後に妊娠中毒症で死亡。

由紀の最後の願いは、心が佐野文吾に会って、音臼小事件の真相と向き合うことでした。


田村由紀を演じる女優は上野樹里



名前上野樹里
生年月日1986年5月25日
身長167㎝
年齢33才
出身地兵庫県
特技陸上短距離
事務所アミューズ

上野樹里さんは、天然な雰囲気が魅力の美人女優。

共演した監督や俳優から“天才”と言われる演技派で、現所属事務所の『アミューズ』は上野さんを引き抜くために上野さんの所属事務所ごと吸収合併という手段を採ったというから凄いです。


上野さんの代表作と言えば、2006年のドラマ『のだめカンタービレ』。


のだめ役は上野さんにとって超ハマり役で、以下のように人気シリーズとなりました。

・2008年 『のだめカンタービレ 新春スペシャル in ヨーロッパ』

・2009年 『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』

・2010年 『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』(完結)

2016年のドラマ『家族ノカタチ』では熊谷葉菜子役、2018年のドラマ『グッド・ドクター』では瀬戸夏美役を演じるなど、どの作品でも印象的な演技をされています。


2019年7月期のドラマ『監察医 朝顔』では13年ぶりの月9主演を果たしました。


父親役の時任三郎さんへのセリフが日常そのもので、静かな中にもトラウマや深みを感じさせる演技でした。

やはり上野樹里さんは、主演の似合う女優さんですね。

『テセウスの船』4話の由紀とは?



『テセウスの船』4話では、心が現代(2020年)にタイムスリップ。

由紀と再会して喜ぶ心ですが、由紀は音臼小事件を追う記者になっていました。

心に対して非情にもマイクを向ける由紀から逃げる心。

まさに最悪な未来です(>_<)


音臼小事件の被害者の会がもうすぐ開催されることを知った心は、自分も出席して佐野文吾の冤罪を晴らせる新証言を得ようと考えます。

佐野文吾を憎む人間ばかりが集まる会に単身乗り込もうとする心に心底呆れる由紀。


それでも心を放っとけない由紀は、音臼小事件の被害者の会の日付を教えます。

そして心に「“心のお父さんは冤罪かもしれない。心のお父さんだから信じてみたいの”と言った人は素敵な人なのでしょうね」と言いました。

その人物は(世界線こそ違いますが)由紀なんですけどね~(^_^;)


さらに由紀は、音臼小事件の被害者の会にも姿を現しました。

「こんな無謀な作戦聞いたことないから、見逃したら損するなあと思って」と言いますが、やはり心のことが気になってしまっているようです。


心は、姉の鈴(貫地谷しほり)に迷惑をかけないように、鈴の家族である木村さつき(麻生祐未)とみきお(安藤政信)が欠席であることを確認していました。

ところがさつきが急に出席して、当惑する心。

佐野文吾の無罪の証言は欲しいけれど、鈴の人生をこれ以上メチャクチャにしたくない。


苦悩した末に心は断念し、由紀が心の代わりにツカツカと入って行って壇上で大演説。

「佐野文吾は本当に犯人なのでしょうか。もし冤罪なら佐野とその家族を悪夢のような人生から救い出さないといけないのではないでしょうか?」


怒った被害者たちは由紀を「ハイエナ記者野郎」と罵り、水をぶっかけました。

それでも演説を続ける由紀の姿に、心は涙しました。


由紀は「めっちゃ怒られちゃった~」と笑顔で帰ってきました。

その後、由紀の活躍のおかげで、本当に新証言をしてくれつ松尾という人が現れます。

『テセウスの船』5話の由紀とは?



『テセウスの船』5話では、心が由紀と一緒に拘置所の佐野文吾に会いに行くことに。


道中で由紀は、今の仕事は大変だけど好きな仕事だからと心に話します。

昔の由紀も同じようなことを言っていたな……と懐かしく思う心。


由紀は「私達どこかせ会ったことありますか?この間も何も言ってないのにミルクティー頼んでくれたり」と聞いてきましたが、心は笑って胡麻化しました。

佐野文吾と面会した由紀は、心と一緒に音臼小事件の真相を突き止めることを約束しました。

文吾は「ありがとう、ふつつかな息子ですがよろしく」と、由紀を心の恋人と思っているようでした。


ところがその後、証言者の松尾が家族に反対されて証言するのを撤回してしまいます。

失意の心は、大雨の中傘も刺さずに松尾の家の前に座り込みます。


そこへ由紀がやってきて心を救出。

由紀は「私も約束しましたよね、お父さんと。この事件の真相を突き止めますって。私もあきらめませんよ、一人ぼっちにするつもりありませんから」と言ってくれました。


心がシャワーを浴びている間に、由紀は買い物へ。

鍋を作ってくれて2人でつついているうちに、心に笑顔が戻りました。

由紀:「お父さんのために一人で頑張るって大変ですよね。お姉さんも協力してくれないみたいだし。

でもま、心さんが最終的に家族が幸せになるためにがんばっているなら、まず心さんが自分を大切にしないと。

それに松尾さんも家族がいるなら最後にはわかってくれると思います」

心:「ありがとう由紀さん……すみません岸田さん」

由紀:「そんなのどっちでもいいですよ、下の名前で

心:「じゃあ、由紀さんで」

2人の距離が急速に縮まってきます(≧∇≦)


心の熱意に押された松尾が再び証言をする気になってくれて、心は松尾の家を訪問。

なぜか姉の鈴も同席することになりますが、松尾がもう少しで真犯人の名前を口にするところで鈴がいきなり倒れました。


心は、救急車で運ばれる鈴に同行。

幸い、鈴もお腹の子供も無事でした。


そこへ由紀から心に電話がかかってきました。

「心さん、大変なことになっています!松尾さんが亡くなりました!」


心が急いで松尾の家の前に戻ると、なぜか木村さつきが救急車で運ばれるところでした。

心:「なんで松尾さんが。もう父さん助けらんないよ。もう俺たちはこういう運命なんだよ」

由紀:「あきらめるんですか、私はあきらめません。この理不尽な運命ととことん戦いたい。あの時心さんを一人にしないって決めたから」

心は由紀を抱きしめ、由紀も心を抱きしめ返しました。

『テセウスの船』6話の由紀とは?



『テセウスの船』6話では、(田中正志殺害容疑で)警察に捕まった心を由紀が記者としての経験を生かして救出。

心が「俺、いつも由紀さんに助けられたばかりだな」と言うと、「こっちもいつも一生懸命な心さんからパワーもらってますから!」と二百点満点のお答え。

本当に、出てくるたびに由紀のことが好きになってしまいます。


そして遂に心が、自分がタイムスリップしてきたことを由紀に明かしました。

由紀は感動したようなうるうる目で、心の話を信じてくれました。


心は、真犯人と対決して全てが終わったら、由紀に上手い鍋を作る約束をしました。

果たしてこの約束は叶えられるのでしょうか?

『テセウスの船』女優・上野樹里の演技の評判は?

『テセウスの船』で圧倒的な存在感を放つ上野樹里さんの演技がSNSで大絶賛されています。

岸田由紀と田村由紀を演じ分ける上野樹里の演技力に感動



まさか上野樹里さんを1話だけのちょい役で使うとは思っていませんでしたが、こんな(主役を食うほどの)存在感の演技を見せてくれるとは感動です。

岸田由紀と田村由紀、同じ人物であるながら違う世界戦の2人を本当に上手く演じ分けていらっしゃいます。


『テセウスの船』心と由紀にもう一度結ばれてほしい



世界戦が変わっても、強く惹かれ合う心と由紀。

この2人にもう一度結ばれてほしいと願う声が相次いでいます。

『テセウスの船』由紀と心が結ばれるのか?原作の結末は?

『テセウスの船』の由紀と心が結ばれるのかどうか、気になりますよね。

原作でも心と由紀は力をあわせて音臼小事件の真相を探っていきますが、ドラマのような恋愛要素はありません。

ドラマの心と由紀は、5話時点ですでに気持ちを確かめ合ったように見えますよね。


原作の由紀は、バツイチで息子が一人います。

ドラマの由紀は、どうやら独身のようです。


話は戻って、この後心は再び1989年にタイムスリップして今度は黒幕と対峙することになります。

心は文字通り生死をかけて戦うことになるのですが、その時以下のように考えます。

自分にはもう戻る場所などない。

由紀は自分と結婚して死ぬ運命より、今の運命の方が幸せだ。

その後心は黒幕に刺されて死亡。

そう、原作では心と由紀は再会できないんです(>_<)


それから31年後(1989年の世界線から31年後)。

佐野心31歳は夢を叶えて教師になり、同僚の教師・岸田由紀と恋人関係に。

心が由紀を実家に連れて行ったところで物語が終わります。


つまり2020年の心と由紀が再会することはないけれど、1989年に和子(榮倉奈々)のお腹にいた佐野心が誕生して由紀と出会い直すという感じです。

どの世界線でも心と由紀は強い運命で引き合うようですが、2020年の心と由紀が再会しないのは寂しいですよね。

ドラマではどんな結末を迎えるのでしょうか?

まとめ

『テセウスの船』心の妻・由紀について原作ネタバレしてまとめました。

心が由紀と幸せになれるかどうかは、物語の一番の見どころとなるでしょう。

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