ドラマ『テセウスの船』1話では、三島医院の次女・千夏がパラコート(除草剤)中毒で死亡。
しかし三島医院のパラコートは心(竹内涼真)が盗んで中身を捨てたはず……!
千夏は、誰にどこの除草剤で殺されたのでしょうか?
当記事では『テセウスの船』1話の
- 千夏を殺した犯人と動機
- 佐野が除草剤のボトルを回収した理由
についてまとめています。
もくじ
『テセウスの船』1話で千夏が殺されたときの状況
『テセウスの船』1話では、田村心(竹内涼真)が意図せずに1989年にタイムスリップ。父親の佐野文吾(鈴木亮平)が犯人となった音臼小無差別毒殺事件とその前に起こった幾つかの不可解な事件を阻止しようとします。
手がかりとなるのは、亡くなった妻・由紀(上野樹里)が事件について調べていたノート。
そこには、千夏がパラコート(除草剤)を誤飲して中毒死すると書かれていました。
自宅の倉庫に保管されていた除草剤を誤って飲んだものと見られる。
※パラコートとは、除草剤で木や草を枯らす猛毒。
心は、千夏の死を回避するため、三島医院から除草剤を盗んで雪の上に中身を捨てました。
「もうこれで大丈夫」と安心しますが、その直後に佐野文吾(鈴木亮平)が千夏の手を引っ張っている姿を目撃!
そして除草剤はもうないはずなのに、千夏が除草剤中毒で死亡。
自宅である三島医院の前に倒れている千夏を発見したのは、佐野!
佐野が千夏を殺したに違いないと憤る心ですが、果たして佐野が犯人なのでしょうか?
そして千夏は、自宅に除草剤がないのに、どこの除草剤を飲んだのでしょうか?
『テセウスの船』千夏殺しの容疑者は?
千夏殺しの容疑者として心が目を付けたのは、以下の2人。佐野文吾(鈴木亮平)
佐野文吾は千夏の手を引っ張ってどこかへ連れて行ったり、倒れている千夏の第一発見者になったりと、とにかく怪しい。
しかし佐野は犯人ではありません。
佐野は、吹雪の中を怪しい男(=心)を追いかけて外に出た千夏を保護しに行っただけだったのです。
その後署から呼ばれた佐野は千夏を三島医院の倉庫まで送り届け、一度署に帰りました。
15分後に再び戻ってくると、千夏は既に倒れていたというわけです。
長谷川翼(竜星涼)
長谷川翼は、千夏が亡くなる前に三島医院に新聞配達に来ていました。
長谷川は、両親が忙しい三島姉妹の面倒を見ていたようなので、接点はあります。
しかし長谷川も犯人ではありません。
『テセウスの船』千夏を殺した犯人は誰?佐野が除草剤のボトルを回収した理由は?
千夏を殺した犯人についてTwitterの声を見てみましょう。除草剤を雪にまいたら青くなったじゃん?
— そうこ🌅 (@rain_night_sora) January 19, 2020
子供が「青い雪だーかき氷みたーい」って口に含んだら死ぬ可能性あるんじゃない??
涼真くん結果的に殺したことにならん?え、怖い#テセウスの船
#テセウスの船
— ふみ1y1m (@fumikko_) January 19, 2020
除草剤の容器を回収しといたぞっていうのは何??なんで心が盗んだって確信してたん???心のこと疑ってたんじゃないの?1回ユースケに売ったのは何で?その時に容器のこと謂わなかったのは何で???
#テセウスの船
— なーさん (@IeA37fC1lsrEcZT) January 19, 2020
なんで佐野文吾は田村心を疑っていたのに田村心をかばう様に除草剤隠したのだろう?
子供を連れて反対側に歩いたのに回収出来るのかな?
除草剤誤飲は解決していないのに田村心の心変わりはなに?
①除草剤は、誰かがあらかじめ飲ませた。
— ハッシン (@hasshin07) January 19, 2020
②容器の回収は「泥棒!」と言って心を追っかけたのを佐野も追いかけて、女の子(名前忘れちゃった)と容器を回収した。
③女の子が時間差で倒れた
④先が楽しみです。#テセウスの船
テセウスの船
— さかなちゃん (@pom2utam) January 19, 2020
千夏ちゃんを連れて歩いていた佐野はなに?殺したの?
パソコンにメモみたいのとってるのは誰?
何故佐野は心が捨てた除草剤の入れ物を拾った?
これ来週も絶対見なきゃ#テセウスの船
#テセウスの船
— (@___actress___) January 19, 2020
ちなつちゃんのパラコート中毒が解決してないのに、心の心変わりは?そこの疑問残ったままじゃん?
1週間待たされるのつらいね。ドラマの醍醐味だけど。
Twitterでは「千夏ちゃんがなぜ誰に殺されたか?」について話題沸騰中。
これについてはこちらで原作ネタバレしています。
そして佐野がなぜ除草剤のボトルを回収して隠し持っていたかについて、疑問を抱く人が多かったです。
原作の佐野は除草剤のボトルを拾ったことを金丸刑事(ユースケ・サンタマリア)に報告して、金丸は心を千夏殺しの犯人として執拗に取り調べます。
しかし心のカバンの中から2020年の心の身分証明書を発見した佐野は、金丸に「除草剤のボトルではなく、除草剤に似た洗剤でした」とウソをついて心をかばいます。
さらに、心の身分証明書は全部雪崩に飲み込まれたとウソをつきます。
佐野が心をかばった理由は、心に事件や事故の予知能力があると確信したから。
その後佐野は、心が未来から来た人間であることを信じて、2人で正義のために事件や事故を未然に防ごうと提案するのです。
『テセウスの船』千夏を殺した真犯人を原作ネタバレ
千夏を殺した犯人を原作ネタバレします。実は千夏が亡くなる前、三島医院にはもう2人いました。
それは、鈴(白鳥玉季)の同級生の加藤みきおと三島明音(あんな)。
みきおは理知的な優等生で、明音は千夏の姉です。
みきおは、明音と自由研究をするために医院を訪れていました。
しかし明音は、鈴のことは意地悪をして誘いませんでした。
その理由は、明音の両親が鈴とは仲良くするなと言ったから。
明音の父親は、患者さんのところへ行く途中にスピード違反で鈴の父親である佐野文吾に切符を切られたことがあり、佐野を恨んでいたのです。
鈴を愛しているみきおは面白くない気分で帰り出し、倉庫にいる千夏を見かけました。
そのまま帰るつもりだったのが、千夏を見てるととても可愛らしく見えて、千夏の両親の顔も浮かびました。
みきおは気が付くと、千夏に自作のパラコートジュースをラムネだと言って飲ませていました。
みきおは、自作のパラコートジュースを水筒に持ち歩いていて、既に猫に飲ませて殺したことがありました。
音臼村では、自宅にパラコートがある家が多く簡単に入手出来たのです。
後にみきおは、このパラコートジュースのことを初めて自分で作った武器と言っています。
原作のみきおは、犯行の全てをカセットテープに録音しています(ドラマではワープロ)。
みきおがカセットテープに録音したおぞましい言葉はこちら
1月7日土曜日吹雪
三島千夏5歳
体重20㎏
ラムネだと騙し水で薄めたパラコート15mlを飲ませるがすぐに吐き出してしまった
一瞬ヒヤリとした
その後痙攣が始まり嘔吐
12分後動かなくなった
この前実験した猫よりも時間がかかった
1月10日 火曜日晴れ
検死結果は3日で出た
千夏の通夜でみんな泣いてた
子供が一人いなくなっただけなのにそんなに悲しいのだろうか
千夏は死ぬまでに時間がかかったからもっと量を増やした方がいいのかもしれない
次はもっと大きい人間で試してみる
1月12日 木曜日晴れ
今日刑事が来た
金丸と吉田の2人だ
この辺りを聞き込みして回ってるらしい
千夏のことを聞かれた
適当にごまかしたらすぐに帰った
千夏を殺して5日になるが案外バレない
1月13日 金曜日曇り
千夏が死んだところに行った
花とか線香とかお菓子とか手紙とか置いてあったので
みんな悲しいんだなと思った
なんだかニヤけてきて必死でこらえた
手を合わせて千夏に行った
『もう戻ってこないでね』と
録音テープの内容から、みきおがハズミで千夏を殺したことや、微塵も罪悪感を感じていないことがわかります。
三島姉妹の両親が鈴と仲良くするなと娘たちに言ったことが原因で、鈴を愛するみきおの反感を買ってしまったのですね~。
しかし除草剤ジュースを持ち歩く小学生とは、怖すぎですね……。
まとめ
『テセウスの船』1話で三島医院の次女・千夏を殺した犯人について原作ネタバレしました。今後もドラマで新情報や原作との違いが出てきたら、追記します。