相棒16 最終回 極妻 風間匡子役は加賀まりこ!警察相手に宣戦布告?

『相棒16』最終回(3月14日放送)のゲストは大女優・加賀まりこさんです。

加賀まりこさんは、杉下右京役の水谷豊さんとは初共演。

気になる役柄ですが、なんとあの週刊フォトス・風間楓子(芦名星)の母親役で極妻というから驚きです!

当記事では『相棒16』最終回のゲスト・加賀まりこさんに注目して「役柄」や「経歴」「演技の評判」についてまとめました。



『相棒16』最終回・風間楓子の母親役を演じる加賀まりことは?



プロフィール


  • 芸名 加賀まりこ
  • 本名 加賀雅子(かが まさこ)
  • 生年月日 1943年12月11日
  • 年齢 74歳
  • 身長 156㎝
  • 血液型 O型
  • 所属 有限会社活動屋

経歴


加賀まりこさんは大映のプロデューサーとして知られた加賀四郎を父に、俳優・田中健夫人の女優・加賀千景を姪に持つという芸能一家の中で育ちます。

大映は現在はありませんが、1960年代頃には大手5社に入った映画会社です。


業界人の大人に囲まれて育った加賀まりこさんは非常に早熟で、ティーンエイジャーになると、叔父が経営する広告会社でパンフレットのモデルなどをして小遣い稼ぎをします。


1960年、『東京タワーは知っている』(フジテレビ系列)でドラマデビュー(加賀まりこさん16歳)。

1962年、『涙を、獅子のたて髪に』で映画デビュー(加賀まりこさん18歳)。

その後はCMにも出演し、司会業もこなします。


若い頃の加賀まりこさんは日本人離れした物凄い美貌の持ち主で、その美しさゆえにどんどん仕事は入ってきます。


見てください、滅茶苦茶美人でしょう(今でも御年74歳とは思えないほどお綺麗ですが)。


しかし加賀まりこさんはその可愛いルックスとは裏腹に思ったことを口にする毒舌家で、強気な性格でした(現在も全く変わっていませんが)。

そのせいで随分週刊誌に叩かれて、嫌気がさした加賀さんは、20歳の時に芸能活動を休止して単身パリへ旅立つことに。


ところがパリに渡ったものの半年でお金がなくなり、劇団四季の舞台『オンディーヌ』のオファーが入ったことをきっかけに帰国を決意。

加賀まりこさんが出演した劇団四季の舞台『オンディーヌ』は連日大盛況で、劇場始まって以来の大成功をおさめました。


以降は、女優業に精力的に取り組みます。

あのノーベル賞作家・川端康成原作の映画『美しさと哀しみと』に出演することになり、その撮影現場に訪れた川端康成さんは「他の女優ではこの役は演じられない。」と加賀まりこさんの演技を絶賛したそうです。


1964年、風俗ドラマ『月曜日のユカ』に主演。


まさに小悪魔という感じ。

誰にでも体を許すけれどキスはさせない女の子の役柄で、当時の加賀さんの可愛さが爆発しています。


1965年、21歳の時に「明治 アルファチョコレート」のCMに出演。


加賀まりこさんはこの頃「和製ブリジット・バルドー」と呼ばれていたそうです。

繰り返しますが、とにかくただならぬ可愛さですね。


1980年の映画『夕暮まで』でブルーリボン助演女優賞、1981年の映画『泥の河』でキネマ旬報助演女優賞を受賞。

1984年の『麻雀放浪記』ではセクシーな演技を披露。


『花より男子(だんご)』シリーズでは、松潤演じる道明寺司の母親で鉄の女・楓を迫力満点に演じて、若い世代にも知名度が上がります。


2015年のドラマ『5→9 (5時から9時まで)~私に恋したお坊さん~』でも厳しい母親・星川ひばり役を熱演。

「ウザイ演技が凄い」と評価されます。


最近では2017年のドラマ『やすらぎの郷』で、浅丘ルリ子さんと石坂浩二さんと豪華共演。

同年の映画『サクラダリセット』では、予知能力を持つ魔女役で出演しました。

『相棒16』最終回・女優 加賀まりこの役柄は?


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『相棒16』最終回(3月14日放送)で加賀まりこさんが演じるのは、ナニワの“極妻”(ごくつま)で、週刊フォトスの記者・風間楓子(芦名星)の母親・風間匡子役。

匡子は大阪を拠点とする暴力団「風間燦王会」組長の妻で、楓子はヤクザの娘だったということが明らかに。


娘思いの母親と、ヤクザの姐さんとしての顔が入り混じる難役ということで、大女優・加賀まりこの名演技が堪能できる回になりそうです。

加賀さんが習得に一ヶ月を要した関西弁も見どころのひとつです。


週刊フォトスの記者・風間楓子の記事はこちら
相棒16 フォトスの記者・風間楓子役は芦名星!相棒15【最終回】にも出演


最終回のストーリー


甲斐峯秋(石坂浩二)ら警察関係者と偶然ホテルで出くわした風間楓子が、彼らとすれ違いざまにエスカレーターから転落、額に全治2週間のけがを負うことに!

楓子はその場にいた警察関係者の誰かに突き落とされたと主張、しかしその中に警察上層部の人間もいたことから、楓子の言い分は受け入れられませんでした。


それに対して、楓子が記者を務める週刊誌「週刊フォトス」が現場にいた警察関係者たちを紙面にて告発。

この記事が大阪にいる楓子の母親・匡子の目に留まり、事態は思わぬ方向へ動き出します。

嫁入り前の娘を傷つけられた怒り心頭で、匡子は警察への宣戦布告も辞さない覚悟で東京に乗り込んできます。

女優・加賀まりこの演技の評判は?

大女優・加賀まりこさんの演技の評判を見てみましょう。




ドラマ『やすらぎの郷』の演技の評判は、「演技が凄かった」「泣かされた」「演技が心に残った」など軒並み高評価。

さすがは大女優、安心して見られる演技です。

加賀さんの素のキャラを生かした小悪魔的な演技も好評でした。


加賀さんが1981年に“キネマ旬報助演女優賞”を受賞した映画『泥の河』での演技を今でも絶賛するひとが多かったです。

筆者は未視聴ですが「印象深い」「心に残っている」などの評価を見ると、名演技だったのだと思います。



加賀さんといえば、公私にわたって悪女のイメージがついてまわりますが、最近『黒革の手帖』で悪女役がハマった武井咲さんが加賀さんの若い頃に似ているという意見がありました。

加賀さんの若い頃は絶世の美女なので、今回の芦屋星さんの母親役もきっとハマるはずです。


以下のツイートが加賀まりこさんを上手く表現していると思ったので、ご紹介します。


加賀さんは誰に何を言われようと、自分の思った通りに生きてきた類まれな女優。

毒舌家ではあるけれど、その勇気ある生き方には素直に敬意を表したいです。

筆者が思うに、女優・加賀まりこの考え方にやっと時代が追い付いてきたのではないかと……。

まとめ

『相棒16』最終回で週刊フォトス・風間楓子(芦名星)の母親で極妻役を演じる加賀まりこさんをご紹介しました。

まさか楓子の母親が極妻だったとは衝撃的ですが、どんな母娘関係が繰り広げられるのか非常に楽しみです。

『相棒16』最終回は3月14日放送で、豪華2時間スペシャルです。