『相棒17』1話と2話に、杉下右京(水谷豊)の3代目相棒・カイトこと甲斐亨(成宮寛貴)が登場しました。
どちらも回想シーンではありましたが、ファンからは歓喜の声が上がりました。
カイトは『相棒15』最終回にも回想シーンで登場しているのですが、演じる成宮寛貴さんは残念ながら芸能界を引退されています。
成宮寛貴さんの芸能界復帰及び『相棒』シリーズへの再出演はあるのでしょうか?
当記事では『相棒17』カイトこと甲斐享の登場シーンをネタバレして、カイトの初登場シーンやダークナイトとして逮捕される回についても簡単にネタバレします。
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もくじ
『相棒17』カイトの登場(回想)シーンをネタバレ
『相棒17』カイトの登場シーンをネタバレしていきます。『相棒17』1話のカイトの登場シーン
相棒season17、一番のシーンでした。
— ゆき@相棒S17 (@u_k_ing) 2018年10月17日
出来の悪い子ほど可愛い
僕にもその気持ちはわかる。
これだけで、私達は救われる。
そして、カイトも…甲斐亨も救われるんだ。#相棒#aibou#カイト pic.twitter.com/hD298CHGUB
『相棒17』1話では、甲斐峯秋(石坂浩二)と衣笠藤治(杉本哲太)が甘味屋で話をします。
衣笠は『相棒16』最終回で、宿敵である峯秋に、青木(浅利陽介)の避難場所を提供してくれと頭を下げました。
青木とは、週刊フォトスの風間楓子(芦名星)突き落とし事件の犯人で、罰として特命係に異動になった男です。
衣笠は、青木が生まれた時から知っていて、青木が“ろくでなしのできそこない”とわかっていても、見捨てられない思いを語ります。
衣笠の思いを聞いた峯秋は、「出来の悪い子ほどかわいい、僕もその気持ちはわかるよ」と答えます。
峯秋の頭には、カイトの姿が浮かんでいました。
この何とも言えない表情を選んだ
— masa (@masagkn) 2018年10月17日
スタッフに拍手したい。#相棒17#成宮寛貴 pic.twitter.com/hp5iyy4RaS
『相棒17』2話のカイトの登場シーン
『相棒17』2話で、甲斐峯秋(石坂浩二)は、死体遺棄で逮捕された三上冨貴江(とよた真帆)に面会にいきます。
峯秋:「僕はね、しくじりに対してどんどん寛容になっている。それこそ前はしくじる人間が許せなかった。失敗するヤツはそれまで、そこで終わり、やり直せるなんて思っちゃいなかったんだよ」
冨貴江:「今は違うということでしょうか?」
峯秋:「再チャレンジをすすめたいと思う、心底ね」
そう話す峯秋の頭には、カイトの姿が浮かんでいました。
具体的には、峯秋が留置所に入ったカイトを平手打ちするシーンを思い浮かべていました。
これは『相棒13』最終回のシーンで、カイトはこのあと笑います。
そして「思いだしたんだ。中学の時に喧嘩して補導されてオヤジがガラ受けに来てくれた時、あの時もいきなりぶん殴られたなあ、と思って」と言います。
カイト:「申し訳ないことをしたと思ってる。今度こそ決定的にオヤジの顔に泥を塗ってしまった」
峯秋:「己惚れるな、お前ごときに塗られたドロなんかすぐに洗い落とせる。お前が目障りで警察から消えてくれることを望んでいたが、こんな形で自滅するとは思ってもいなかったよ。お前はいつも驚かせてくれるな」
峯秋:「当然のことだが、懲戒免職は免れない。実刑も覚悟しておけ」
カイト:「わかってます」
峯秋:「親子のよしみだ。送検までの間、多少の便宜は図ってやる。何か望みがあったら言ってきなさい」
カイト:「年取ったねオヤジ、ビンタ、昔の方が痛かった気がする」
峯秋はカイトに対してずっと冷たい父親でしたが、カイトが犯罪を犯したことで、だんだん人の痛みがわかる人間になってきたようです。
しかし衣笠はそうじゃないようで、青木に対してもとんがってますね。
『相棒』甲斐亨の初登場シーンから逮捕までを簡単にネタバレ
『相棒』甲斐亨の初登場シーンから逮捕まで簡単にネタバレします。
甲斐亨は通称・カイトで、杉下右京(水谷豊)の3代目相棒。
『相棒11』~『相棒13』に出演しました。
右京直々のご指名で特命係に入る
カイトの階級は、警視庁特命係刑事・巡査部長。
子供の頃に見たドラマで刑事に憧れて、中根署捜査一係で念願の刑事になりました。
しかし『相棒11』1話の総領事公邸での発砲事件に巻き込まれ、偶然出会った右京と行動を共にして事件を解決。
右京直々のご指名で、特命係に異動することになります。
右京に反発
最初は右京に反発、捜査一課への異動を希望していましたが、右京の実力と人柄を認めていきます。
父・甲斐峯秋との仲
当時は警察庁次長であった父親・甲斐峯秋とは犬猿の仲。
峯秋はカイトに早く警察を辞めさせたいと考えていて、あからさまな嫌味を言うことも。
右京の実力を認めていて、なぜ右京がカイトを高く評価するのか不思議に思っていました。
正体は「ダークナイト」
さっきまで相棒13の最終回を
— Yochi⊿ (@BARUSA11neymar) 2015年3月18日
見てましたー、ダークナイト
といあ犯人が成宮くん演じる
甲斐亨だったなんて衝撃的だよーw pic.twitter.com/5nMWp5ECmI
『相棒13』最終回で、カイトの正体が「ダークナイト」であることが判明。
「ダークナイト」とは、法の網を潜り抜けてのうのうと暮らしている悪人に制裁を下す犯罪者のこと。
カイトが「ダークナイト」になった理由は、2年前に親友である梶祐一郎の妹が通り魔によって惨殺されるという事件が起こったことに起因します。
同事件の被疑者は、当時規制の対象外だった薬物(いわゆる危険ドラッグ)を使用していたため罪に問うことができず、無罪放免となったんのです。
そのことに納得がいかなかった梶祐一郎は、被疑者に自らの手で制裁を下すことを画策しますが、カイトはそれを止めるために、梶の代わりに被疑者を襲撃し、重傷を負わせました。
これには、2つの目的がありました。
- 先に殺さない程度に復讐を行うことで、梶の殺人を阻止。
- 梶に、怒りに任せた行動の愚かさを知らしめるため
現に、後に梶はカイトに感謝しています。
カイトは、これを機に、法の裁きを受けない悪人を成敗するという事件を起こしていき、いつしか「ダークナイト」と呼ばれるように。
ただし、いずれの事件も、死に至らしめることはなく怪我を負わせるに留めています。
大河内監察官は、親友のための敵討ちは理解できても、なぜダークナイトへ発展したのかとカイトに聞きます。
カイト本人は「自分でもよくわかりません」と供述。
しかしダークナイトへの世間の反応は批判的なものが少なく心地よく、それでやめられなくなったのかも、と。
そして時折「この俺がダークナイトだ」と叫びたい衝動にかられることもあったそうです。
カイトの恋人・悦子(真飛聖)は以前からカイトが“ダークナイト”と気が付いていて「右京さんは誰が相手であれ、真実を暴くだろうから、亨さんを助けてあげてください」と峯秋にお願いしていました。
峯秋は右京に「私と言えども、息子を助けることはできない。ただ君よりはいくらか穏やかに着地させてやることができる」と批判的とも取れる意見を述べています。
右京も、自分が一緒にいながら、カイトがダークナイトになってしまったことについて悔やんでも悔やみきれない思いを抱くことに。
右京がカイトをダークナイトに仕立て上げた?
右京は後に、峯秋に呼ばれて「右京がカイトをダークナイトに仕立てたのかもしれない」という戯言を聞かされることに。
峯秋いわく、どうしても太刀打ちできない右京への嫉妬や焦りがカイトをダークナイトへ追いやったというわけです。
峯秋:「あいつは不純な正義を遂行することによって、君に対抗していたんじゃないかって。本人にその自覚があったかわからない。けれど法を犯しつつも世間からは喝采をあび、警視庁の捜査の手を逃れ続けているダークナイトになることによって、目の前の越えられない巨大な山のごとき杉下右京を出し抜いた気分になっていた。そういうことじゃないか、と」
右京:「お言葉ですが、言いがかりのように聞こえますねエ」
峯秋:「杉下右京は、人材の墓場」
右京:「はい?」
峯秋:「かつてそうささやかれていたそうだね。君についた人間はことごとく警視庁を去り、多くの警察官が君の犠牲になったと聞いている」
右京:「つまりカイト君も僕の犠牲者のひとりですか」
峯秋:「白状しよう、僕もせがれが君の犠牲になることを望んでいた。警察官としての自信をなくして自ら警視庁を去ることをね。だから君がせがれを選んだ時はほくそえんだものだよ、そしてせがれは警視庁を去ることになったがそれはボクの想像をはるかに超える結末だった。君は想像以上の劇薬で、息子はそれに過剰に反応したんだろうな」
右京:「ひとつの見識として承っておきますが」
峯秋:「キミを責めているわけではない、むしろ自分のヨミの甘さ、浅はかさを恥じているんだ。でもね杉下くん、君は自分が思っている以上に危険な人物かもしれないよ?」
甲斐峯秋、右京さんをねっちりと責めてきています(^_^;)
やっぱり息子・カイトのことで右京さんを恨んでないと言ったら、ウソになるんでしょうね~。
その後、右京にも無期限の停職処分が下ります。
空港のシーン
右京が空港から旅立つ時、カイトと会います。
カイトは峯秋に便宜を図ってもらって、右京に会いにきたのです。
カイトが「もう愛想をつかされているとは思いますが」と言うと、「愛想と言えば、いささか自分に愛想がつきかけています」と右京。
右京さんといえども、この事件では凹んだのです(^_^;)
右京はカイトに「しかるべきときが来れば、また会えますよ」と言います。
カイトが「また会ってもらえるんですか?」と聞くと「もちろん、2人はまだ途中じゃありませんか?待っています」と右京。
この後カイトくんは泣きだすのですが、筆者ももらい泣きしました~(>_<)
『相棒17』カイトの登場についてTwitter(ツイッター)の評判と感想は?
『相棒17』カイトの登場についてTwitter(ツイッター)の評判と感想を見てみましょう。相棒スタッフ最高かよ😭
— くじゅちん 🚬🍊 (@milk_2500cc) 2018年10月25日
『再チャレンジすることを勧めたいと思う。心底ね』甲斐亨への成宮くんへの愛を感じる😭😭
《回想》じゃなく出演しちゃえよ!水谷豊氏が現役のウチに再スタートしちゃえ!!✊✨
また今日も相棒に以前の映像で成宮寛貴(甲斐亨)が出た。また出て欲しいけれどそうもいかないんだろうな~
— くり母 (@ranchan50) 2018年10月24日
今週も叫ぶ
— 柚羽 (@rankazu) 2018年10月24日
カイトくん
成宮くん 戻って来てくれ~😂#相棒 #相棒17 #甲斐亨 #成宮寛貴
カイトの再登場について「戻ってきてくれ~」「《回想》じゃなく出演しちゃえよ!」など再出演を望む声が相次ぎました。
しかしカイト役の成宮寛貴さんは、すでに芸能界を引退しています。
再出演は、かなり難しいでしょうね~。
でも右京さんは「もちろん、2人はまだ途中じゃありませんか?待っています」とカイトに言ったのですから、まだ待っていると思われます。
なんとか右京さんとカイトが再会するシーン、見たいですねえ。
まとめ
『相棒17』カイトこと甲斐亨の登場シーン(回想)のネタバレと、初登場回やダークナイトとして逮捕される回もまとめました。逮捕されて懲戒免職になったカイトくんですが、また右京との会話が聞きたいです。
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