相棒17 青木年男(浅利陽介)のキャラを徹底解析!衣笠副総監との関係も!

『相棒17』では、“4年目”を迎えた杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)の特命係に、“3人目の男”青木年男(浅利陽介)が加わります!

青木と言えば、Twitter(ツイッター)で「イライラする」と「楽しみ過ぎ」の真っ二つの意見に分かれるアクの強い人物。

演じる浅利陽介さんいわく「青木は味方にも悪者にもなるジョーカー」。

当記事では『相棒17』で特命係の3人目の男として登場する青木年男に注目して、そのキャラクターや、右京と亘を恨む理由について詳しくネタバレしてまとめています。


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『相棒17』青木年男とは?



青木年男(浅利陽介)の公式HPでの人物説明は以下の通り。

青木年男 ………浅利陽介

TOSHIO AOKI
警視庁特命係・巡査部長

役所に勤める公務員だったが、コンピューターの専門知識と衣笠副総監のコネにより、特別捜査官として警視庁に転職。極度の“警察嫌い”の上、公務員時代に殺人事件の目撃者になった際、右京と亘にハメられたことを根に持ち、復讐の機会をうかがっている。週刊誌の女性記者をエスカレーターから突き落とした一件を受け、特別措置として特命係に異動させられた。

引用元:


青木年男は『相棒14』第15話「警察嫌い」に、殺人事件の目撃者として初登場。

この事件で青木はその意思とは裏腹に、殺人事件の被疑者の面通しをさせられてしまい、以降、右京(水谷豊)と亘(反町隆史)に恨みを抱くことに。


コンピューターの専門知識と父親と竹馬の友であった衣笠副総監(杉本哲太)のコネを使って、サイバーセキュリティー対策本部の特別捜査官としてとして警視庁に転職。

青木が警察官になった理由は、右京と亘に復讐するため。

警察学校では亘と同期で、2人で飲みに行くほど仲が良かったのですが……。


『相棒15』からはレギュラー出演、右京と亘に復讐する機会を狙っていました。

『相棒16』最終回では、傘で週刊フォトスの記者・風間楓子(芦名星)をエスカレーターの上から突き落とす事件を起こし、特命係へ異動が命じられました。

『相棒14』「警察嫌い」をおさらい



青木年男の初登場は、『相棒14』第15話「警察嫌い」です。

この時の青木は警察官ではなく、役所に勤める公務員。


タイトル通り、青木年男は稀に見るほどの“警察嫌い”。

青木は向かいの部屋の“女子大生殺人事件”の目撃者になるのですが、その一部始終をビデオカメラにおさめます(しかもズームを駆使して犯人の顔もバッチリ!)。


青木がこんなことをした理由は、警察に協力するためではなく、警察が困るのを見て喜ぶため。

なので、警察が来ても、自分が事件の目撃者で証拠も持っていることはペラペラと喋るのですが、そこからの捜査協力は一切拒否!

酷いですよね~(>_<)餌をちらつかせるだけでおあづけみたいな……。


青木の名(迷)言です。

  • (特命係の2人に捜査協力を頼まれて)「警察に通報する義務も捜査に協力する義務もないから、答えはNO!」
  • (役所の先輩に向かって警察のことを)「あいつらハエですよ、ウンコ発見したらブンブン飛び回ってうるさいったらありゃしない」
彼の性格の悪さが伺い知れますよね~(^_^;)


その後、警察は容疑者3人を勾留し、なぜか3人ともが自白。

警察の失態が新聞に載ることに。


そして青木の異常性を証明するシーンが……

部屋を暗くして証拠のビデオを再生しながら、美味そうに弁当を食らう場面。

さらに新聞の記事を見て、ニヤついています。

信じられますか?!殺人の一部始終を見ながら、ご飯食べてるんですよ~(>_<)


しかしさすがは天才・右京さん。

こんなねじ曲がった性格の青木を騙して、面通しさせました(めでたく事件解決!)。


その方法とは……

まずカフェに青木を呼び出して、現在勾留中の3人の容疑者の写真を見せます。

この写真は実はフェイクで、青木にまだ真犯人が勾留されていないことを認識させるため。

その後、青木はカフェの外へ。


右京は警察が勾留している真実の3人の容疑者を、青木とすれ違わせます。

青木は3人目の顔を見た時、動揺を見せました。


青木:「汚いな、やり方が」

亘:「ま、それはお互い様ってコトで」

青木:「だから警察は嫌いだ!」


青木は、過去に警察に騙された経験があるのでしょうか?


さらに右京と亘は、青木からビデオテープのメモリーを押収することにも成功。

青木はメモリーを叩き割ろうとしますが、2人から“証拠隠滅罪”に問われるかもしれないと言われて、泣く泣くあきらめるのです(笑)。


まさに完膚なきまでに打ちのめされる青木クンでした。

青木が右京と亘を恨む理由は、プライドをズタズタにされたからということで間違いないでしょう。

しかしはっきり言って、筋違いな恨みですよね~(^_^;)


青木が警察を嫌う理由


青木が警察を嫌う理由ですが、青木には特に前科前歴はありません。

なので犯罪絡みで、警察を恨んでいるわけではなさそうです。


ここで一つ気になることが……。

それは、青木の父親が警察官であること。

青木は右京からこのことを指摘されて、激しい動揺を見せています。


その結果、右京さんを指差しながらこんな罵詈雑言を吐きます。

「いいか、他人のプライベートにズカズカ踏み込んでくるんじゃねエ。あんたに何の権利があるんだ、このクズ野郎が!!」

いや~天才・右京をクズ呼ばわりですよ(^_^;)


相当、ムカついていますね~!

青木と父親の過去については、『相棒17』で是非とも掘り下げてもらいたいところ。


『相棒17』青木の特命係の2人に対する今までの復讐とは?

青木は今まで、特命係の2人に対して様々な復讐を行ってきました。

眼潰し


『相棒15』1話では、特命係二人の写真を画びょうで眼潰し。

陰湿な性格であることが伺い知れます。


伊丹・芹沢両刑事に情報を流す


青木はハッキングの能力を持ち、右京から頼まれごとをすることも多い。

亘のことを“数少ない友達”と言い、“特命係”の周りをウロチョロ。


特命係の2人と一緒にご飯を食べたり、右京のチェスのお相手をつとめることも。

表面的には2人と仲良さそうに振舞っていますが、伊丹・芹沢両刑事に2人が掴んだ情報を流したりも。


『相棒15』最終回で亘を陥れる!


『相棒15』最終回「悪魔の証明」では、青木は自身のスキルを利用して、社美彌子(仲間由紀恵)のパソコンに侵入。

その後、美禰子のパソコンのアイコンの位置をわざと変更しておき、何者かが美禰子のパソコンに侵入したことをわからせます。


そしてこの罪を、亘になすりつけるのだから怖い!

亘のパソコンから美彌子に怪しげなメールをした痕跡ばかりか、美禰子のパソコンに侵入した痕跡まで発見されるように細工したんです。


さらに、濡れ衣を着せられて困惑する亘に向かって「僕は冠城さんを信じていますから」とか言うのだから怖い!


右京は青木の仕業と気付いているようですが、今のところ黙認。


『相棒16』1話からやらかす!


『相棒16』の青木は、大胆にも、法務事務次官・日下部の携帯電話の番号を調べてアポなしで電話。

連続殺人事件の被疑者・平井陽(中村俊介)が警視庁に告訴状(右京、亘、伊丹、芹沢から脅迫されて自白したという言い分)を提出したが、警視庁がそれを無視していることを知らせるのです。


そして日下部と会った青木は、特命係には捜査権がないことを話します。

青木から情報を得た日下部は、平井陽からの告訴状を受理するのを装って、捜査権のない特命係を違法捜査で立件してやろうと企みます。

そして日下部の密偵として検事の田臥(田辺誠一)がやってきて、特命係を知る人たちに聞き込みを開始する面倒な事態に発展。


こうして『相棒16』のしょっぱなから、青木のせいで右京と亘は窮地に立たされたのです(^_^;)

『相棒17』青木と衣川副総監の関係とは?



『相棒16』最終回では、青木がまさかの“殺人未遂事件”を起こしました。

週刊フォトスの記者・風間楓子(芦名星)をルシアナホテルの下りエスカレーターの上から傘を使って突き落としたのです!

事件は警察関係者6人(甲斐峯秋、衣笠藤治 、社美禰子、青木年男、内村完爾、中園照生)がルシアナホテルで偶然に風間楓子に会った直後に起きたので、6人のうちだれが楓子を突き落としたのかが問題になりました。


ここで捜査に乗り出したのが、特命係の2人(右京と亘)。

右京と亘の捜査の結果、実は中園(小野了)が犯人・青木を目撃していたことが判明。

本来青木は下っ端なのですが、衣川藤治副総監と特別な関係にあるので、中園は表立って青木を犯人と言うことが出来なかったのです。


青木は、楓子を呼び止めようとして傘でつついただけだと主張。

そんなわけありませんよね~(^_^;)


青木は衣笠に呼び出されて、何故か太ももを触られました。

衣笠は「僕のためにやってくれたんだよね」と言っていましたが、何も話さない青木。


衣笠の言葉通りに受け取れば、ゴシップ週刊誌を嫌う衣笠のために、青木がいたずら心で起こした事件ということになります。

でも明らかなるやりすぎです!

Twitter(ツイッター)では「BL?」の噂が飛び交いました。


ここで衣笠副総監について復習しておきましょう。

  • 警察官だった青木の父親とは、竹馬の友。
  • 強力なコネを使って、青木を警察官にした。
  • 青木が所属していたサイバー対策本部の発足に関わっている。
  • かつて警視庁ナンバー2だった甲斐峯秋(石坂浩二)とは、警察組織内の力関係を巡って牽制しあう仲
  • 以前、自分の娘が殺人事件の目撃者になった一件に特命係が首を突っ込んだ経緯から、その存在を疎ましく思っている。
  • 『相棒16』第12話でも、特命係の2人は衣笠副総監の家に上がり込んで捜査をした。

衣川副総監は警察官だった青木の父親とは竹馬の友だったので、当然青木との結びつきは強いです。

さらに衣笠が特命係の2人(お目付け役の甲斐峯秋もろとも)を嫌っているのは明白で、そういう点からも青木とは意気投合していそうです。


「BLなのかどうか?」ですが、衣笠に娘がいることからそうじゃない可能性も高そうです。

バイならば、話は別ですが……。


『相棒17』では衣川と青木の関係について、是非とも深く掘り下げてほしいところ。

そうでなくても、『相棒』は謎が多すぎ……。


ここで筆者の予想をひとつ。

青木は実は衣笠の力を利用しているだけで、衣笠を恨んでいるのではないか。

『相棒14』「警察嫌い」の時に、青木は亘に対して「こちらには義務はないけど、そちら(警察)には義務がある」と言って、ヤクザを捕まえるように要請しました。

つまり青木は自分は警察に協力しないけれど、警察に助けてもらうのはアリと考えているのです。


衣笠も、腹の中が黒過ぎて食えない人物。

きっと青木のことを本気で心配しているとかではないのでしょう。

『相棒17』初回スペシャルで新事実が判明

『相棒17』初回スペシャルで、衣笠が甲斐峯秋に青木の話をしていました。

衣笠:「あいつ(青木)は、ろくでなしのできそこないです。決して頭は悪くないが、たとえば一言でヤツを形容するならば、出来が悪いとこうなる!」

甲斐:「生まれたときから彼を知っている君がそう言うんだ、間違いなないだろう」


衣笠:「親友の息子ですからね~」

甲斐:「それ以上の存在じゃないのかね、君にとっては。そうじゃなきゃ、前回彼に避難場所を提供してくれとこの僕に頭を下げたりしないでしょう?」


衣笠:「要望を聞き入れていただいて、感謝しています」

甲斐:「出来の悪い子ほどかわいい、僕もその気持ちはわかるよ」

甲斐の頭の中には、逮捕された息子・甲斐亨(成宮寛貴)の姿が浮かんでいました。


この一連の会話が衣笠の本音ならば、衣笠は青木のことを“出来が悪いけれど可愛い息子のような存在”だと思っていることになりますね。

『相棒17』正月スペシャル「ディーバ」で青木が衣笠を助ける

『相棒17』正月スぺシャルでは青木が衣笠の不正を隠蔽するのに一役買って、サイバー対策室に返り咲きました。

まさに何のために特命係に来たのかわからない青木でしたが、今後も得意の情報収集能力で世渡りしていくことは間違いありませんね。

まとめ

『相棒17』で特命係に加わる青木年男について、キャラクターや右京と亘を恨む理由、衣川副総監との関係などについて詳しくネタバレしました。

『相棒17』でも、青木は復讐を行うのでしょうか?

その復讐には衣川副総監も関わってくるのでしょうか?


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