ブラックリベンジ 松居一代に激似のヒロイン・木村多江の演技は幸薄役が上手い?

2017年10月5日(木)11:59から木村多江さん演じるヒロイン・沙織が復讐に執念を燃やすドラマ『ブラックリベンジ』が始まります。

ところが『ブラックリベンジ』の公式Twitter(ツイッター)アカウントがアップした動画で、木村多江さんが犯人に対して恨みを叫ぶ姿が、あの松居一代さんに似ていると評判になっているというのです!

これはどういうことでしょうか?

この記事では、秋からの新ドラ『ブラックリベンジ』で復讐鬼・沙織を演じる木村多江さんにスポットライトを当てて、「役柄」や「演技」、「過去出演作品」と「本当に松居一代さんに似ているのかどうか」についてまとめました。



『ブラックリベンジ』ヒロイン・木村多江が松居一代に似ている?

まずは、『ブラックリベンジ』のヒロイン・木村多江さんが本当に松居一代さんに似ているのかどうか検証しましょう。

以下の『ブラックリベンジ』公式Twitter(ツイッター)アカウントがアップした動画をご覧ください。


確かに、松居一代さんが自身のブログで発信している動画と構図は同じだし、雰囲気も酷似していますね(>_<)


ドラマ『ブラックリベンジ』は、5年前にでっち上げのスキャンダルで最愛の夫とお腹の中の子供を失ったヒロインが3人の犯人に復讐を誓うストーリーなので、その「恨み」の熱量は半端ありません。

この動画の木村多江さんも復讐鬼・沙織になり切っていて、執念&怨念を感じますね(;・∀・)


夫を陥れた人間達を、夫が苦しんで自殺した原因となったスキャンダルで、骨の髄まで炎上させる。

こんな恐いヒロインはなかなか登場しませんよね(;^_^A

しかもキャッチコピーが「登場人物全員ゲス」ということで、「どんだけ黒いドラマなの~?!」って感じです。


一方の松居一代さんは船越英一郎さんと離婚調停中。

ドロドロした雰囲気が似ているのは納得ですね。

ドラマ『ブラックリベンジ』ヒロイン・今宮沙織役の木村多江とは?



木村多江さんは、1971年3月16日生まれの46歳。

6歳の頃からバレエを習い始めた木村多江さんは、今でも特技「バレエ」と記載するほどの腕前で、そのすらりとした美しいプロポーションにも繋がっています。

昭和音楽芸術学院ミュージカル科(現・昭和音楽大学ミュージカルコース)在学中より舞台に出演、最初は舞台女優として芸能界デビューを果たします。

1998年のドラマ『GTO』に準レギュラーで出演。


1999年のドラマ『リング~最終章~』と『らせん』で山村貞子役を演じて、知名度が上がります。

1997年の『MOROCCO ヨコハマ愚連隊物語』で映画デビュー。


2008年の初主演映画『ぐるりのこと。』での演技は高く評価されて、ブルーリボン賞主演女優賞を始め、高崎映画祭最優秀主演女優賞、東京スポーツ映画大賞主演女優賞、第32回日本アカデミー賞主演女優賞、最優秀賞を受賞しました。

木村多江さんとリリー・フランキーさんのW主演で、バブル崩壊後の時代に生きたある夫婦の10年間の物語を描いています。


そして衝撃的な原作も話題になった2010年の映画『東京島』では無人島で男達と暮らす唯一の女・清子を演じて、セクシーな水浴びシーンなども披露しました。

私が女優・木村多江をしっかり認識したのは、ドラマ『救命病棟24時』シリーズ(1999~)の 山城紗江子役です。

脇役でしたが、誰よりもナース服が似合っていてよく見ると(失礼!)凄い美人だしで、すぐにファンになってしまい、整形外科医の馬場 武蔵(宮迫博之)が山城さんにぞっこんな気持ちはよ~くわかりました(笑)


そして木村多江さんの本領発揮された2017年のドラマ『就活家族~きっとうまくいく~』では、好きな相手を笑顔で辞職に追い込む川村優子役が「怖すぎる!」と視聴者を震え上がらせる結果になりました。


1話の川村優子の登場シーンは、「何か」を予感させるBGMが流れていたのも凄く印象的でした。(実際、その意味は2話以降どんどん明らかになるのですが・笑・)

さらに同年の窪田正孝×北村一輝ドラマ『4号警備』では、(警備の)現場の厳しさに理解を示さずアパレル事業の方に熱意を傾ける(また、その洋服が派手で趣味も悪い)勘違い社長役を好演、面白かったです。

そして大人の土ドラ『犯罪症候群』での「少年犯罪を考える会」会員・矢吹響子役も、不気味さが半端なくてseason2への期待を高める効果がありました。

『ブラックリベンジ』木村多江の役柄は?

秋からの新ドラ『ブラックリベンジ』での木村多江さんの役柄を確認しましょう。


今宮沙織(40)/本名:寺田美幸

雑誌『週刊星流』の契約ライターで、新人ながら数々のスキャンダルをスクープして編集長・福島(佐藤二朗)からの信頼も厚い。

スキャンダルで夫・圭吾(高橋光臣)を亡くしたことが理由で、異常にスキャンダルに執着。

夫の無念を果たすために、復讐鬼になることを誓う。


今宮沙織(本名:寺田美幸)は、元々は政治家である夫・圭吾とお腹の中の第一子と一緒に幸せに暮らす日々を送っていました。

しかし5年前に圭吾の金銭スキャンダルと愛人スキャンダルが『週刊星流』に掲載されて、圭吾は自殺・お腹の中の子供も流産してしまいます。


5年後、何者かから送られてきたUSBメモリーの中に入っていた動画では、自殺直前の圭吾が自分を死に追いやった3人の実名を明らかにしていました。

その3人とは塚本修二郎(神尾佑)、愛原サユミ(芹那)、南條夕子(横山めぐみ)で、スキャンダルはでっち上げのねつ造だったのです!


沙織は『(圭吾と)同じ目に合わせてやる!』と復讐を心に誓うのですが……。

ドラマの最後に沙織が復讐相手に吐くセリフが「骨の髄まで炎上しなさい」ということで、中途半端ではない徹底的な復讐劇が展開されるようです(;^_^A

『ブラックリベンジ』木村多江の演技の評判は?

ドラマ『ブラックリベンジ』で復讐鬼を演じる木村多江さんの演技の評判を見てみましょう。

まずは話題になった『就活家族~きっとうまくいく~』での川村優子役の評判から。





「粘っこく甘い微笑みが不気味だった」「木村多江の重さが印象的だった」「木村多江怖すぎて気持ち悪い」「最後まで怖かった」「マジホラー」など木村多江さんの演技を絶賛(?)する声多数でした(;^_^A

なかなか美人女優が「気持ち悪い」とまで言われることはないと思うのですが、これは全て木村多江さんの幸薄顔のなせるわざではないかと思います。

幸薄顔とは、その独自の個性から幸薄い役柄(未亡人や貧乏な役)が似合う顔のことを言います。


そういった意味では、今回のおっそろしく幸薄い役柄は、木村多江さんにぴったりなのではないでしょうか?



映画『ユリゴコロ』など、『就活家族~きっとうまくいく~』以外でも木村多江さんの幸薄い役柄の演技力は高く評価されていました。



しかし上記の意見のように、そもそもはお肌も綺麗な健康的な美人女優なので、幸薄い役柄も演じられますが、他の役柄も演じられる演技の幅が広い女優さんと考えていいでしょう。

実際、幸薄い役柄以外でも木村多江さんの演技力は高く評価されていて、名バイプレイヤーの呼び声もあります。


個人的には『4号警備』での勘違い社長のように周りの空気が読めずに我が道を突っ走る役柄(『就活家族~きっとうまくいく~』での川村優子役ももちろんこれに当てはまります)を演じている木村多江さんが面白くて仕方がありません!

まとめ

2017年10月5日スタートのドラマ『ブラックリベンジ』でヒロイン・今宮沙織を演じる木村多江さんをご紹介しました。

確かに「幸薄い」ところと「不気味な迫力」さらには「怨念」の部分が、松居一代さんの動画に似ていましたね(;^_^A

それも木村多江さんの素晴らしい演技力のなせるわざだと思いますので、ドラマ『ブラックリベンジ』の放送日が待ち遠しい私です。