deleディーリー7話あらすじのネタバレと感想!街の人々の悪意が恐ろしい!冤罪エンド?

『delディーリー』7話では、依頼人・笹本隆(西ヶ谷帆澄)が自殺。

笹本隆が無実を訴え続けている死刑囚の笹本清一(塚本晋也)の息子だとわかって、データを見せろと言う舞(麻生久美子)。

そこには事件に関する衝撃的な映像がありました。

さらに、街の人々の悪意に満ちた恐ろしい映像の数々も……!

当記事では『deleディーリー』7話のあらすじのネタバレとTwitter(ツイッター)の評判と感想についてまとめています。


「deleディーリー最終回結末をネタバレ予想!圭司と祐太郎は別離、事務所は解散?」の記事はこちら
deleディーリー最終回結末をネタバレ予想!圭司と祐太郎は別離、事務所は解散?

「deleディーリー5話 あらすじのネタバレと感想!圭司の元カノ・明奈が美しすぎる!」の記事はこちら
deleディーリー5話 あらすじのネタバレと感想!圭司の元カノ・明奈が美しすぎる!

「deleディーリー6話 あらすじのネタバレと感想!純真な少女を死に追いやった悪魔とは?」の記事はこちら
deleディーリー6話 あらすじのネタバレと感想!純真な少女を死に追いやった悪魔とは?

「deleディーリー祐太郎(菅田将暉)の妹の死を原作ネタバレ!圭司が犯人だった?」の記事はこちら
deleディーリー祐太郎(菅田将暉)の妹の死を原作ネタバレ!圭司が犯人だった?



『deleディーリー』7話のあらすじのネタバレ




依頼人・笹本隆は死刑囚の息子


依頼人・笹本隆(西ヶ谷帆澄)の死亡確認を取った真柴祐太郎(菅田将暉)が「dele. LIFE」に帰ってきました。

まだ若いのに自殺でした。


死後に削除するよう依頼されていたファイルを、すぐさま消そうとする坂上圭司(山田孝之)。

圭司の姉で弁護士の坂上舞(麻生久美子)は、笹本隆がある男の息子だと察知し、顔色を変えます。


その男とは死刑囚・笹本清一(塚本晋也)。

「川本市 バザー会場ジュース毒物混入事件」の犯人で、8年前に逮捕されるも、無実を主張し続けている男でした。


犯人は別の男?



削除指定ファイルはこの事件に関するものかもしれない――そう考えた舞は、圭司に中身を見せるよう要請。

すると、笹本が毒物を入れたとされる日時に、別の男が不審な粉末をウォータークーラーに投入する映像が出てくる!


この映像があれば死刑判決を覆せるかもしれない、と意気込む舞。

「こんな重要な証拠をなぜ息子が提出しなかった?」といぶかしむ圭司。


「これもらっていくから」と言う舞に、圭司は証拠として提出するのは契約違反だと難色を示します。

利益相反で火花を散らせる2人に、祐太郎は真相を調べてみることを提案。


さっそく映像に映っていた男が誰なのか、探しに行きます。


笹本清一の過去


8年前、笹本清一じゃなくても鍵のかかってない工場から青酸カリを持ち出すことは誰でも出来ました。

そんな中、笹本が逮捕された理由は、全く同じ手口の前科があったから。

笹本は昔メッキ工場を経営していたのですが、破産寸前になり、従業員に青酸カリを飲ませて保険金をだまし取ろうとした過去がありました。

従業員はとっさに吐きだして命は助かりましたが、笹本は殺人未遂で懲役5年の実刑判決を受けたのです。



映像の男は市議会議員


祐太郎は、事件現場近くで洋食店を営む上野兼人(Mummy-D)から、映像に写っていた男が市会議員・宮川新次郎(千葉哲也)だという情報を入手。

さらに、その事件で上野の当時5歳の娘が死亡していたことも分かり…。


やがて、祐太郎は、宮川にまつわる黒い裏事情を入手。

宮川は、町の人間に脅されていました。

そしてその直後に、事件は起こった……!


アポイントメントを取って、圭司は宮川に会いにいきました。

「8年前の毒物混入事件で、あなたがウォータークーラーに何か入れたという、証明可能な映像があります」と単刀直入に切り出す圭司。

最初はしらばっくれる宮川ですが、圭司が「答えないなら、しかるべきところに持ちこみますよ」と言うと話しだしました。


「確かに入れました、でもあれはジュースの粉末です」と宮川。

しかし疑われるのが嫌で、警察には話さなかったという。


たしかに宮川は粉末を入れる前に、においをかぐ動作をしていました。

もし青酸カリなら微量でも吸い込むと、命を落としかねません。

犯人なら有り得ない行動なのです。


宮川と上野の妻が不倫



圭司は、宮川の娘・茜(仁村紗和)から8年前の出来事を聞きました。

茜は、宮川が車内で浮気している現場を目撃。


相手の女性は、なんと上野の妻でした。

「もしあの事件にお父さんが関わっていたとしたら……」と茜。


その後、圭司は上野のスマホに入り込むことに成功。

そこには宮川と上野の妻が、浮気している画像がありました。


やっぱり宮川が犯人?


そこへ舞と祐太郎がやってきました。

舞によると、宮川は市議会議員選のときに、不正をやって当選した可能性あり。

その時の協力者・土木工事の中山には、見返りが求められていました。

「市の予算でやる補修工事を自分のところに発注しろ、出来ないなら不正をバラす」


中山は毒物混入事件で死亡しています。

舞は宮川が中山を殺害するため、事件を起こしたと睨んでいました。


上野兼人も現場にいた!



圭司は「事件当時の映像を見てくれ」と祐太郎と舞に言います。

ジュースの粉末を入れている宮川の後ろの車は、よく見るとシートが倒されていて、ドアミラーが乗車と連動して開閉するようになっています。


「中に誰かいた可能性が高い」と圭司。

圭司が白い車の持ち主を調べると、それは上野兼人。


圭司は舞と祐太郎に、上野のスマホに入っていた浮気画像も見せました。

宮川と上野の妻は、不倫していたのです。


「上野さんは5歳の娘を亡くしてるんだぞ。殺人なんかする人じゃない!」と祐太郎。

「自分と重ねてないか?お前も妹を亡くしてるんだろ」と圭司。


自分の過去を圭司に知られていたことに、びっくりする祐太郎。

聞けば、圭司は祐太郎がこの事務所に来た日に、祐太郎の過去を調べ上げたそう。


圭司が「身の上が似てるからって同じような目で見るな」と言うと、「そういう自分は違うの?」と舞。

「いつも自分が正しいみたいな顔してるけど、あんただって間違ってるのかもしんないんだからね」


笹本隆とはどんな人間だったのか



2人が口論する中、祐太郎が「この映像を撮った人がいるよね……笹本隆」と言いました。


圭司は茜に、8年前の笹本隆について聞きます。

すると「半年ぐらいしかいなかったけど気持ちわるかった……街のあちこちを撮影してて」と茜。


祐太郎は事件後の、笹本隆について調べました。

青酸カリ事件のあと、笹本隆は母親と2人暮らし。


笹本隆はずいぶんいじめられていたそう。

4年後に母親が死亡してからは、杉並の児童福祉施設に入ったとのこと。


児童福祉施設では周りにあまり馴染めず、1年で出ていってしまった。

父親である笹本清一に引き取られたのですが、笹本清一がその後、青酸カリ事件を起こしたというわけです。


祐太郎は、笹本隆を連絡を取っていたという女性に会います。

隆と女性は、同じく親が犯罪者で、そのせいで周囲から白い目で見られて、自傷行為も。


笹本隆は新しい街でも同じ目にあっていて「もう死んでしまいたい」というメッセージが時々送られてきました。

さらに引っ越し先で撮った動画も。

「でも全然連絡来なくなっちゃて」と彼女。


犯人は笹本隆?


祐太郎は、このデータを事務所に持ち帰りました。

そのデータには、なんと事件で使われてた青酸カリの瓶がうつっていました。

持っているのはおそらく笹本隆。


周囲の敵意が少しずつ笹本隆に蓄積して、あの事件を生んだのか?

圭司:「自分の父親を殺そうとしていたのかもな」

祐太郎:「だったらどうしてこんな映像を撮っておいたんだよ」

圭司:「迷ってたんだろうな。父親を救う唯一の証拠だ。だが出せば、自分が死刑になる」


舞は「これは確たる証拠よ、笹本清一に会ってくる」と言いますが、「確定死刑囚の面会は制限されてるはずだろ」と圭司。

「知り合いが民事の担当だって言ったでしょう」と舞。


笹本清一が意外な発言を



舞は笹本清一に面会。

「隆さん、亡くなりました」と言うと、「隆は世間に殺されたんだ」笹本清一。


「隆さんが青酸カリらしき証拠を持っている映像が出てきたんです」と言うと、「あれは薬だよ、医者から処方されてたのを入れてただけだよ」と笹本清一。

「犯人はあの街にいるんだよ!!!」と叫ぶ笹本清一。


確かに、笹本隆は薬を処方されていました。

事務所に帰った祐太郎は、圭司から、茜が売人からドラッグを買っている映像を見せられました。


この売人も、毒物混入事件で死んでいます。

こうなると、茜にも動機はあることになります。


そして動画には、上野兼人がうつっていました。

「事件の日は、会場には行かなかったって言ってたのに」と祐太郎。

さらに、上野兼人が母親に激しい暴力をふるっている動画も出てきました。

この母親も、毒物混入事件で死んでいます。


上野兼人と茜が牙をむく!


祐太郎は洋食店に行って上野兼人に「あの事件でお母さん亡くなったんですよね?殺したんですか」と聞きました。

上野兼人はいきなり祐太郎の首をしめて「お前に何がわかるんだろ、二度と来るな」と言い放ちました。


一方、圭司は茜に会っていました。

圭司が「8年前、笹本隆が撮った映像に、君が売人からドラッグを買ってる映像がうつってた」と言うと、いきなりキスしてくる茜。


圭司が「売人と君との間にトラブルがあったとしたら、君にも動機があったことになる」と言うと、今度は平手打ち!

「何なの?警察でもないくせに」と言って、立ち去りました。


調べれば調べるほど、容疑者が増加


調べれば調べるほど容疑者が増えていくことに、困り果てる祐太郎と圭司。

この街に限ったことじゃない、人間なんてそんなもんだ。

社会は人にひとつの人格をのぞむ。

人格が一貫していればいるほど、誠実なじんげんだと捉えられる。


だからみんな表向きの自分を演じて、そこからはみ出る自分を隠したがる。

隠してきたものを消してやれば、一貫した人生になる。


反対に暴き始めれば、色んなものが壊れる。

だから俺は、いつも中を見ずに消してきた。

責任が取れないからだ。


この街も暴かれることをのぞんでない。

あのデータを消せば、今まで通り笹本が犯人だってことでこの事件は終わる。

引用元:『deleディーリー』7話・圭司のセリフより


「俺だって責任は取れないし暴くのは怖い、でも消すことだって同じくらいおそろしいことなんじゃないの?」と祐太郎。

そこに舞から、笹本の死刑が今朝執行されたという連絡が入りました。


気持ち悪いラスト



祐太郎:「今まで調べたこと、裁判所に持ってったらどうなんの?」

圭司:「間違いなく黙殺されるだろうな、決定的証拠ではない」

圭司がデータをdeleteすることで、あの街の人間はもう迷うことなく前を向いて歩きだせるのです。


「言っていい?すっげー気持ち悪い」と言って、祐太郎は事務所を出ていきました。

『deleディーリー』7話・Twitter(ツイッター)の評判と感想

『deleディーリー』7話・Twitter(ツイッター)の評判と感想を見てみましょう。

ほんとに気持ち悪い回






今回は、調べれば調べるほど容疑者が増えて、最後は無実かもしれない人間が死刑執行されました。

まさに「後味が悪い」「気持ち悪い」としか言いようがない回ですが、現代日本をそのまま象徴しているような気がして、ぞっとした筆者です。

次週はなんと最終回です。

終わって欲しくありません。

まとめ

『deleディーリー』7話のあらすじのネタバレとTwitter(ツイッター)の評判と感想をまとめました。

最終回は、圭司と祐太郎の過去の話です。


「deleディーリー最終回結末をネタバレ予想!圭司と祐太郎は別離、事務所は解散?」の記事はこちら
deleディーリー最終回結末をネタバレ予想!圭司と祐太郎は別離、事務所は解散?

「deleディーリー5話 あらすじのネタバレと感想!圭司の元カノ・明奈が美しすぎる!」の記事はこちら
deleディーリー5話 あらすじのネタバレと感想!圭司の元カノ・明奈が美しすぎる!

「deleディーリー6話 あらすじのネタバレと感想!純真な少女を死に追いやった悪魔とは?」の記事はこちら
deleディーリー6話 あらすじのネタバレと感想!純真な少女を死に追いやった悪魔とは?

「deleディーリー祐太郎(菅田将暉)の妹の死を原作ネタバレ!圭司が犯人だった?」の記事はこちら
deleディーリー祐太郎(菅田将暉)の妹の死を原作ネタバレ!圭司が犯人だった?