「まんぷく」東太一役は菅田将暉!役柄や経歴、実在のモデルも紹介!

『まんぷく』第11週末では、萬平(長谷川博己)が脱税の容疑をかけられてまたしても進駐軍に逮捕されます(萬平3度目の逮捕)。

そして下った判決は、「重労働4年、罰金7万円」!!!

今回も実は理不尽な逮捕であり、大ピンチの萬平を助けるのが若手弁護士・東太一 あずま・たいち(菅田将暉 すだ・まさき)。

シャイだけど強い正義感を胸に秘めた東の大胆な作戦とは……?

当記事では『まんぷく』第12週から登場する東太一役の俳優・菅田将暉さんに注目して「役柄」や「経歴」、「東太一の原作のモデル」についてまとめてます。


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『まんぷく』東太一役の俳優・菅田将暉とは?



プロフィール


  • 芸名 菅田将暉(すだ・まさき)
  • 本名 菅生大将(すごう・たいしょう)
  • 生年月日 1993年2月21日
  • 年令 25歳
  • 身長 176㎝
  • 血液型 A型
  • 出身地 大阪府箕面市
  • 所属 トップコート

経歴


菅田将暉さんは、カメレオン俳優の呼び声高い若手でもトップレベルの俳優。


2007年の「アミューズ30周年記念オーディション」で応募者65,368人の中からファイナリスト31人に残りますが、落選。

2008年の第21回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでファイナリスト12人に選出されたことがきっかけで、トップコートに所属。


2009年の9月、『仮面ライダーW』にシリーズ最年少の16歳で主演、フィリップ役に抜擢されます。


デビュー間もなく2000人の中から選ばれたというから、驚きです。

当時菅田さんは高校2年生でしたが、中退しての上京となりました。


2013年に出演した映画『共喰い』に主演、日本アカデミー賞・新人賞を受賞。


同作は、菅田さん演じる17歳の高校生・遠馬が、思春期を迎えるにつれて、暴力的な性癖を持つ父親への嫌悪とその血を自分も受け継いでいるのではないかと葛藤する人間ドラマで、菅田さんの体当たりの演技が評価されました。


翌年の映画『そこのみにて光輝く』でも抜群の演技力で難しい役どころを演じ切り、映画ファンから高い評価を得ることに。


2015年7月期の金曜ナイトドラマ『民王』でのコミカルな演技が評価されて、 第1回コンフィデンスアワード・ドラマ賞主演男優賞、第40回エランドール賞・新人賞を受賞。


父親(遠藤憲一)と中身がチェンジしたせいで、女子力の高い大学生から自信満々で横柄な政治家に変身(笑)!

菅田さんの振り切った演技が、視聴者を大いに楽しませてくれました。


2015年9月からのauのCM「三太郎」シリーズでの“鬼ちゃん”役で、幅広い世代から人気を得ることに成功。




2016年『溺れるナイフ』では、傍若無人だがカリスマ的な輝きを放つ少年コウを熱演。


相手役の小松菜奈さんが飲んだジュースがこぼれた口元を菅田さんがなめる“顔ペロ”からのキスシーンが「超絶ヤバイ」と話題になりました。

2017年6月に1stシングル「見たこともない景色」で歌手デビューも果たしています。


2018年1月期のドラマ『トドメの接吻』では、物語に異彩を放つ浮浪者・春海一徳役を不気味に演じます。


もはや菅田さんには演じられない役柄はないといった感じです。


2017年の映画『銀魂』では、ツッコミ担当の常識人・志村新八役を好演。



その後もドラマでは『dele』(山田孝之とのw主演)、映画では『あゝ、荒野』『帝一の國』『火花』『となりの怪物くん』『アルキメデスの大戦』(2019年夏公開予定)など主演作品が目白押し!


2018年1月期のドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』にも主演、柊一颯役で出演します。


ここまでくると単に引っ張りだこというのではなく、若手ダントツエースですね。


菅田さんはNHKドラマは、朝ドラ『ごちそうさん』、大河ドラマ『女城主 直虎』、『ちゃんぽん食べたか』などに出演歴があります。

『まんぷく』俳優・菅田将暉の役柄は?



『まんぷく』での菅田将暉さんの役柄は、東太一(あずま・たいち)。

理不尽な理由で逮捕され、有罪になった萬平を助けるために、福子(安堂サクラ)が依頼した若手弁護士です。


事務所を開いて2年目と経験は浅いものの、東京帝大法学部を首席で卒業した優秀な頭脳と、強い正義感を併せ持っています。

初対面の相手とは目を合わせられないというシャイな一面も。


東太一のモデルは?


東太一のモデルは、弁護士・黒田博士と言われています。

「重労働4年」の判決に納得できなかった安藤百福(ドラマでは立花萬平)は、実際にも訴訟を起こしているのですが、黒田はその時の弁護団の1人。

しかしこの弁護団の詳細は不明なので、東太一はほぼオリジナルキャラクターと言えます。


東太一(菅田将暉)をネタバレ


東太一の初登場シーンから萬平をいかにして助けたかについて、ネタバレしていきます。

萬平が脱税疑惑で3度目の逮捕


『まんぷく』第11週末には、立花萬平(長谷川博己)は進駐軍に逮捕されて軍事裁判にかけられて「重労働4年、罰金7万円」という有罪判決を受けます。

その理由は会社が堺たち若手社員に渡していた奨学金が給料と見なされ、その分の税金を払っていなかったことから、所得税法違反に問われたから。

当然萬平は給料ではないと主張しましたが、進駐軍はそれを認めなかったのです。


若手だが優秀な弁護士・東太一


2人目の子供を妊娠している福子(安堂サクラ)は弁護士を捜しますが、誰も引き受けてくれません。

すると大衆食堂「やまね」の店員・谷村美代子が自分の兄の知り合いに弁護士がいると言い出しました。


その人物こそが東太一(菅田将暉)で、年令は26歳と若く一見頼りないようですが、東京帝大の法科を首席で卒業したという優秀な弁護士でした(第12週に初登場)。

東は、既に有罪判決を受けている萬平を助けるのは困難だと福子に告げます。

しかもアメリカの軍事裁判なので、日本の法律は適用されないのです。


福子は、まずは罰金7万円をどうしたらいいかを東に相談します。

そんな現金はなく、支払うとすれば銀行から借りるしかないのですが、今の「たちばな栄養食品」にお金を貸す銀行などどこにもありません。


萬平は“資産整理”に詳しい弁護士に相談しろと福子に言いましたが、東は“資産整理”は初めてだという。

それでも、福子は東から感じ取れる一途さに賭けるしかありませんでした。


萬平の逮捕は見せしめ


東は、福子と共に萬平に面会。

萬平:「僕はどうして罪に問われなければいけなかったのですか」

東:「立花さんの起訴内容は、5人に支払っていた奨学金が学資金として認められず、納税義務を怠っていたというものでした。立花さんは5人の学費1年分を一括で支払っていらっしゃいましたよね。これが高額過ぎて見過ごすわけにはいかないと判断されたのです」


それは奨学金だと主張する萬平に、東は萬平への逮捕には“見せしめ”の意味があるのではないかと語ります。

戦後の混乱で全国で脱税が横行して「国税犯則取締法」が厳しくなりました。

それを知らしめるために有名人の萬平が目を付けられ、過剰に重い罪を科せられたのではないかというのです。


そしてアメリカの憲兵裁判所の判決には不服申し立ては一切出来ないので、萬平は4年間刑務所にいなくてはなりません。

落胆する萬平に、東は「法律もいつどう改正されるかわかりません。僕はお二人の力になれるよう全力を尽くします」と言いました。


東が考案した“資産整理”の方法とは?


東が考案した“資産整理”の方法とは、以下の通り。

東京の子会社、たちばな栄養食品販売会社を売却。

その際、ダネイホンを販売する権利の併せて売却。

販売権を一緒にすれば、7万円で買ってくれるところはあるはず。

この方法なら、大阪のたちばな栄養食品は守ることができる。

萬平はこの提案を受け入れました。

その後、東の尽力で売却は成立、無事に罰金・7万円を支払うことが出来ました。


東京財務局が追徴課税!


ところが、これで終わったわけではありませんでした。

泉大津に着いた福子を待ち受けていたのは、またしても考えられない事態でした。


東京財務局から電話がかかってきたのです。

「米国憲兵裁判で、立花社長が脱税で有罪判決を受けましたね。その脱税分に追徴課税させていただきます。課税額は10万円です」


困り果てた福子は再び東に相談して、東は再び萬平に会いに刑務所へ。

東は萬平に会いに行き、以下のことを提案(身重の福子は泉大津で待機)。

10万円は不当な課税だから支払う必要はない。

しかしこのままでは10日後には泉大津の会社も工場も差し押さえられかねないので、たちばな栄養食品を解散してはどうか。

ダネイホンの商標と製造方法を売却して会社をたたんでしまえば、財務局は手の出しようがない。

ダネイホンという商品は生き残り、萬平は多額の金を手に入れ、それを元手に新しい事業を始めることも可能。


しかしたちばな栄養食品をたたむというのは、萬平にとってあまりにも重い決断。

萬平は「先生は、しょせん他人ごとだと」と言いますが、「思ってません」と東。


東の妹はダネイホンで救われた


東が戦地から戻ったとき、妊娠中の妹は栄養失調で瀕死の状態でした。

しかしダネイホンのおかげで妹もおなかの子も命が救われたのです。


だかこそ東は、なんとしてもダネイホンを守りたいと語りました。

東の「どうか僕を信じてください。これが最善の策なんです」の説得に、心を決める萬平。


売却先は三田村が紹介


福子は東から、大阪の会社の中からダネイホンの譲渡先の候補を考えるように、という電話を受けます。

そこで三田村(橋爪功)に相談しようと連絡を取ると、三田村は社長職を退いて会長となり、入院中だと分かりました。


福子と東が2人で入院先を訪ねると、東と2人で話がしたいと言う三田村。

三田村:「会社を売るというのは我が子を売るようなものだ。どうやって萬平くんを説得したのか?」

東:「妹のことを話しました。何とかしてダネイホンという商品を残して萬平さんには新しい事業を考えてほしいのです。でも国と喧嘩するんです。思いきったことをしなければやられてしまう」


しばし考えてから三田村は、三社ほど譲渡先の候補を紹介してくれました。

その後、福子は世良(桐谷健太)から三田村会長が胃がんで余命3ヶ月だと聞かされて、涙することに。


たちばな栄養食品は解散


その後、ダネイホンの商標と製造方法は、「北浜食品」という会社に12万で売却されました。

福子は、東と一緒に、社員たちの新しい就職先を探します。

さらに福子たちは泉大津の家を出て、克子(松下奈緒)の家へ。


福子は必死に涙をこらえて、社員たちの前で宣言。

「今日でもって、たちばな栄養食品は解散します」


その二日後、財務局が差し押さえにやってきました。

空っぽの事務所で待ち構えていた東が、会社が倒産したことを告げると、財務局の局員たちは驚愕。


国を訴える


年が明けて、三田村は息を引き取り、福子は幸(さち)という女の子を出産。

そんなある日、大阪財務局の局員たちが香田家を訪ねてきました。

「たちばな江意欲食品販売に課された源泉所得税と追加徴税10万円を徴収するため、立花さんの個人資産を差し押さえます」


そう言って局員たちは家に上がり込み、福子の預金通帳と印鑑を持ち去りました。

通帳には会社の譲渡によって得た12万円がはいっていました。


東はこれを電話で知り、萬平に報告に行きます。

財務局は、進駐軍から圧力をかけられて強引な手を使ったのだろうと東は考えていました。


東は「国を訴えましょう。源泉所得税徴収決定処分の取り消しを裁判所に請求するんです」と提案して、萬平は訴えを起こすことを決意。

その後、東は東京地方裁判所に訴状を提出。

東は、萬平だけはなんとしても助けなければならないと思っていたのです。


東にも圧力がかかる


東の事務所に、所得に関する強制調査だと財務局員が現れました。

財務局員たちは帳簿を持ち帰りましたが、東にはやましいところは一切ありません。

財務局が東にも圧力をかけてきたことは、明白でした。


東が突き止めた重大な事実とは?


その後、東は重大な事実を突き止めました。

そもそも萬平が逮捕されたのは、社員への奨学金が給与とみなされて、その分の納税をしていなかったからです。


ところが、大蔵省主税局から各税務署に対して「奨学金は非課税」という通達が出ていたのです。

萬平が捕まったのは“不当逮捕”だったのです。

しかしそれを責めたところで、進駐軍は「自分たちは日本の法律に従う必要はない」と開き直るだけかもしれません。


世間を味方につける


どうしたらいいのかと気弱になる福子に、世良が「世間を味方につけるんや。そういう通達があるにもかかわらず、ダネイホンを作った萬平君は脱税で有罪判決を受けた。そんな記事が新聞に出たらどうなると思う」と言います。

東も「そんな記事が出たら、きっとみんな味方になってくれますよ」と賛同。


東は東京の新聞社に、世良は大阪の新聞社につてがあり、この事実を記事にしてもらうことができました。

世論は萬平に味方し、財務局への反対デモが行われるように。


すると進駐軍が東に、訴えを取り下げれば萬平を釈放すると知らせてきました。

しかし萬平はこの取引に応じようとはしません。

訴えを取り下げれば追徴課税分の10万円を支払うことになるので、それが受け入れられなかったのです。


福子は東を通じて萬平の思いを知り、生後2か月の幸を連れて上京。

福子が金網越しに「もう終わったことは忘れてください。これから先のことを考えてください」と説得して、萬平は訴えを取り下げることを決意。


福子は「今まで本当にありがとうございました」と東に頭を下げ、東は「お礼を言うのは僕の方です。立花さんからは、福子さんからは、たくさんのことを学ばせてもらいました」とお礼を言いました。

まとめ

『まんぷく第12週から登場する東太一を演じる俳優・菅田将暉さんをご紹介して、役柄をネタバレして、モデルとなった人物も記載しました。

国と喧嘩してでも萬平を助ける熱血弁護士役、カッコイイですね~。


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