モンテ・クリスト伯 南条幸男 原作ネタバレ!真海の復讐の切り札は愛梨?

モンテ・クリスト・真海(ディーン・フジオカ)の復讐は、遂に死者(出口文矢:演 尾上寛之)を出すまでに至りました。

6話では、とうとう最も憎き復讐相手・南条幸男(大倉忠義)にロックオン。

真海の最愛の妻・すみれ(山本美月)まで奪った男ですから、その罪は重いです。

当記事では『モンテ・クリスト伯』真海の最も憎い復讐相手・南条幸男について原作からネタバレしてまとめました。


『モンテ・クリスト伯』最終回予想記事はこちら
モンテ・クリスト伯 最終回予想!結末のカギになるのはすみれの決断?



『モンテ・クリスト伯』原作とは?



『モンテ・クリスト伯』の原作本は、アレクサンドル・デュマ『モンテ・クリスト伯』全7冊(岩波文庫)。

それ以外にも『まんがで読破 モンテ・クリスト伯』(イースト・プレス)や『巌窟王』(講談社青い鳥文庫)などダイジェスト版もあります。

今回は『巌窟王』からネタバレしていきます。

『モンテ・クリスト伯』南条幸男とは?


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南条幸男(大倉忠義)は、人気俳優。

美しい妻・すみれ(山本美月)と娘の明日香(蒲田英玲奈)と3人で幸せに暮らしています。


15年前は、売れない俳優でフリーターでした。

そしてバラジ(船が遭難したときに亡くなった船長でテロ疑惑あり)の手紙を持っていた柴門暖(現在の真海)のことを匿名の電話で密告。


その目的は、暖の妻・目黒すみれ(山本美月)を自分のものにするため。

暖が警察に連行される時に助けに入ったことまで芝居だったとは……幸男は見た目とは異なってかなり腹黒い男です。


当然ながら、真海の最も憎き復讐相手です。

『モンテ・クリスト伯』6話・あらすじは?




『モンテ・クリスト伯』6話では、香港のタブロイド紙が十数年前に失踪した有名俳優、ショーン・リー(ジョー ナカムラ)家族が裏組織ヴァンパに殺害されたという新証言を掲載。

ヴァンパというのは、香港マフィアのことです。


記事は真海が裏で手を回したものですが、幸男の弱点を探る神楽(新井浩文)も食いつきます。

何故なら、ショーン家族失踪当時の付き人が幸男だったから。

う~ん(^_^;)これはにおいますね。


この記事が原因で、ヴァンパのボス・ダニー・ウォン(葉山ヒロ)たちが裏切り者を始末するために日本にやってきます(>_<)

幸男はヴァンパから最近、香港で過去の幸男のことを嗅ぎ回る人間がいたと教えられます。

それは神楽の秘書、牛山直紀(久保田悠来)。

ヴァンパは幸男に牛山の動きを止めるよう命令。


しかし事件の真相を知っている人間は幸男とヴァンパのメンバーだけではありませんでした。

それは両親を目の前で殺害されたショーンの娘で……。


今回の真海の切り札は、ショーンの娘のようですね。

『モンテ・クリスト伯』南条幸男・原作ネタバレ



原作での南条幸男の名前は、フェルナンで職業は漁師。

フェルナン(幸男)はダンテス(暖)を悪魔島に送り込み、恋人のメルセデス(目黒すみれ:山本美月)を奪った大悪党。

現在は衆議院議員にまで出世して、モルセール伯爵と呼ばれています。


フェルナン(幸男)には軍人時代に、主人であるアリ=パシャ王を裏切って殺害、トルコ軍に引き渡した過去がありました。

そしてフェルナンはアリ=パシャ王の遺産を手に入れて、現在はモルセール伯爵(幸男)と呼ばれるまでに出世したというわけです。

南条幸男も、売れない役者から人気俳優に出世していますよね~(^_^;)


モルセール伯爵(幸男)がアリ=パシャ王を裏切った事実は誰にも知られていないはずでしたが、ある日新聞に以下の記事が載ります。

ギリシア通信

これまで発表されたことのない事件が明らかにされた。

アリ=パシャ王は、信じていたフランスの士官フェルナン大佐(幸男)にうらぎられ、トルコ軍にわたされて、ころされたものであった。

『モンテ・クリスト伯』6話でも、香港のタブロイド紙が十数年前に失踪した有名俳優、ショーン・リー(ジョー ナカムラ)家族が裏組織ヴァンパに殺害されたという新証言を掲載しますよね(^_^;)


さらにフェルナンが現在のモルセール伯爵(幸男)であることまで報じられてしまいます。

そしてモルセール伯爵(幸男)は、取り調べを受けることに。


モルセール伯爵(幸男)は誰も証人はいないと思って、言い逃れをします。

しかし実は証人はいました、アリ=パシャの娘・エデ(桜井ユキ)です。


モルセール伯爵(幸男)は、エデ(桜井ユキ)が生きていて証言すると知って青ざめます。

エデ(桜井ユキ)は、自分がアリ=パシャ王の娘だと証明するものまで持っていました。

幸男のマネージャー・江田愛梨(桜井ユキ)こそがショーン・リー(ジョー ナカムラ)の娘だったんですね(^_^;)


モルセール伯爵(幸男)はエデ(桜井ユキ)をどれい商人に売り渡していて、そのエデ(桜井ユキ)を買い取ったのがモンテ・クリスト伯だったのです。


エデ(桜井ユキ)は自分はモンテ・クリスト伯に娘のように大事に育てられたけれど、今日こうやって証言台に立つことについては彼は関係ないと言います。

このあたりは原作とドラマでかなり設定が違いそうですね~(^_^;)

愛梨と真海は父娘というよりは、恋人のような関係です。


エデ(桜井ユキ)は父を見殺しにしたモルセール伯爵(幸男)の手の傷をしっかり覚えていて、モルセール伯爵(幸男)はエデ(桜井ユキ)の言い分を全て認めざるを得なくなりました。

こうしてモルセール伯爵の評判は地に落ちてしまいました。

ドラマの幸男は人気俳優ですからこんなニュースが流れては、もはや芸能界ではやっていけないでしょう(^_^;)


原作ではこのあと、モルセール伯爵(幸男)の息子・アルベールが「父の敵め」とモンテ・クリスト伯に決闘を申し込むのですが、ドラマでは幸男には息子はいないのでこの話はないでしょう。

でも明日花ちゃんから真海が責められるシーンがあるかもしれませんね(^_^;)


この後15年前の真実を知ったメルセデス(すみれ)は、家を出ていきます(原作では息子を連れていくので、ドラマでは明日花ちゃんを連れていくでしょう)。

怒り狂ったモルセール伯爵(幸男)は、モンテ・クリスト伯の屋敷に乗り込ます。


そこでモンテ・クリスト伯は、自分の正体がダンテス(暖)であることを明かします。

モルセール伯爵(幸男)は震えて気が変になったかのように家へ戻りますが、妻と子供が出ていくところでした。

モルセール伯爵(幸男)は、寝室で銃を使って自殺。

これで、真海のモルセール伯爵(幸男)への復讐は終わりです。


モンテ・クリスト伯がモルセール伯爵(幸男)に復讐するとき、メルセデス(すみれ)がモンテ・クリスト伯の屋敷にやってくるシーンがあります。

それについて詳しく知りたい方は以下の記事をお読みください。
モンテ・クリスト伯 真海(暖)とすみれの結末予想!原作とは違う結末を迎える?

まとめ

『モンテ・クリスト伯』真海(ディーン・フジオカ)の最も憎い復讐相手・南条幸男の原作ネタバレをしました。

ドラマでは幸男がどんな最後を迎えるのか、楽しみです。


『モンテ・クリスト伯』最終回予想記事はこちら
モンテ・クリスト伯 最終回予想!結末のカギになるのはすみれの決断?