『テセウスの船 考察』加藤みきおの共犯者(真犯人)とは?1977年の音臼村祭の恨みが動機?

『テセウスの船』6話ラストシーンで、“車椅子の男”こと木村みきお(安藤政信)が音臼小事件の真犯人だったことが判明!

みきおの犯行の告白をICレコーダーに録った心(竹内涼真)ですが、再び1989年にタイムスリップして子供のみきお(柴崎楓雅)にレコーダーを取られてしまいます(>_<)

7話の公式予告動画で、子供のみきおは「ねえ、次はどうする?」共犯者と思われる人物に話しかけています。

※原作者・ドラマガイド情報から「真犯人は加藤みきおだが、共犯者(真犯人)が原作と違う」ことが確定しております!

当記事では『テセウスの船』の加藤みきおの

についてまとめています。

『テセウスの船』8話直後考察・みきおの共犯者(黒幕)は誰だ?『テセウスの船』最新考察!黒幕は徳本(今の浩喜)?を追記しました。

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『テセウスの船』6話で木村みきおが音臼小事件の真犯人であることが判明



『テセウスの船』6話で、音臼小事件の真犯人が木村みきお(安藤政信)であることが判明。

みきおは不意に車椅子から立ち上がり(本当は歩けた!)、心の脇腹をナイフで刺しました(/ω\)

今更音臼小事件の犯人と名乗り出るなんて……そんなの無理に決まってるでしょ~?

31年も前のことなんか忘れたよ、何しろ僕は小さくてかわいい子供だったからね~

引用元:「テセウスの船」6話・木村みきおのセリフより


金丸が明音の首の小さくて薄い痣に疑問を持ったのは、それが子供が付けたものだったからなのでした!!!


みきおは心に馬乗りになって首をしめてきます。

:「なぜ、あんなこと(音臼小事件)をした?」

みきお:「そんなに気になるならもう一度タイムスリップして子供の僕に聞いてみれば?」

みきおは、木村さつき(麻生祐未)、田中正志(せいや)殺害も自白。
:「自主しろ~!」

みきお:「やだよ。死刑なんてゴメンだし、そもそも人が人を裁くなんて傲慢だ。勝ち負けは神様が決める」

しかしみきおが心にトドメを刺そうとした瞬間、パトカーのサイレンの音が。


みきおを振り払った心は、ICレコーダーを見せて「会話は全て録音した」と言いますが、みきおは少し笑って去っていきました。

心が「待て!みきお!」と叫ぶと、深い霧が出てきて……。


再び1989年にタイムスリップした心は、音臼小の校庭に倒れていました。

そこへ誰かがやってきて、心のICレコーダーを……?

心のICレコーダーを拾ったのは、子供のみきお(柴崎楓雅)でした。

『テセウスの船』7話の「ねえ、次どうする?」の相手とは?




『テセウスの船』7話では、心と佐野文吾(鈴木亮平)がいよいよ音臼小事件の真犯人・加藤みきお(柴崎楓雅)を捕まえるべく奔走。

ところが、みきおは既にどこかへ姿を消していました。


みきおの手には、由紀のスクラップブックと心の録音テープがあります。

つまりみきおには、何もかもお見通しというわけです。


そんなみきおには、どうやら共犯者がいる模様。

「ねえ、次どうする?」と次の犯行について相談しています。

『テセウスの船』加藤みきおの共犯者を原作ネタバレ!加藤信也とは?

加藤みきおの共犯者を原作ネタバレします。

ドラマのあらすじのネタバレになる恐れがありますので、閲覧注意です。


原作では、心が2度目のタイムスリップをした時には、加藤みきお(柴崎楓雅)は施設に入っています(唯一の肉親である祖母が入院したから)。

心と佐野文吾はその施設に行きますが、みきおは加藤信也という叔父に引き取られたとのこと。


しかし加藤信也と名乗る人物の電話番号はデタラメで、みきおの祖母は信也のことを全く知りませんでした。

本当に加藤信也とは実在する人物なのでしょうか?


加藤信也の外見は以下の通り。

・30代後半から40代。

・やせ型。

・白のシャツに青のジーパン。


もうお気づきででしょうか、加藤信也とは2020年の木村みきおなのです。

木村みきおは心と一緒に1989年にタイムスリップして、子供のみきおに接触を図ったのです。


原作ではこの後、木村みきおと子供のみきおが共犯関係となり、殺人を実行していきます。

具体的には田中義男の家を放火して殺害、木村さつきを絞殺。


残るは、(みきおの秘密を知る)心と佐野文吾の殺害と音臼小事件ということになりますが、2人は話し合った末に音臼小事件を起こすのを辞めます。

そして新計画を実行します。

『テセウスの船』ドラマ版のみきおの共犯者をネタバレ考察



次に、ドラマ版のみきおの共犯者が誰なのかネタバレ考察します。

みきおの「ねえ、次どうする?」の喋り方から、相手はみきおが心許す人物であることは間違いないでしょう。

そうなると、友だちか年上でも遊び友達のような存在でしょうか?

木村みきお(安藤政信)


木村みきお(安藤政信)は、心がタイムスリップしていることを知っていました。

もしかすると、木村みきおもタイムスリップを経験しているのかもしれません。

子供のみきおは既に由紀のスクラップブックとICレコーダーを手に入れているので、木村みきおを見てもさほど驚かないのではないでしょうか?


しかし原作者及びテレビガイドの情報から『みきおの共犯者が原作と違う』のは確定情報です。

となると、ドラマは『木村みきおはタイムスリップしない世界観』なのでしょうか。

もしくは、『木村みきおも共犯だけどもう一人共犯がいる世界観』なのかもしれません。


個人的には木村みきおがタイムスリップして子供の加藤みきおと手を組む展開はメチャ面白いと思うので、なくしてほしくないのですが……。


野村悠(笹木祐良)


加藤みきおが音臼小で仲がいいのは、野村悠(笹木祐良)。

共犯である可能性は十分に考えられますが、野村悠は音臼小事件の死亡者なのでナシ。


大貫公平(佐藤タダヤス)


大貫公平は、音臼小の教師。

1989年の音臼小事件で死亡しますが、心がタイムスリップした後の音臼小事件ではなぜか生き残ります。

生き残った理由は、みきおの共犯になったからでしょうか?


校長先生(笹野高史)


1989年の校長(笹野高史)が鉛筆を削る不気味なシーンがあり、さらに校長の趣味はで、校長室の机には木彫りの人形があります。

この木彫りの人形が、2020年の木村みきお(安藤政信)の机の上にも置いてあるんです!

校長は音臼小事件の被害者でもないし、共犯者である可能性は十分に考えられます。


木村さつき(麻生祐未)


6話でみきおによって殺害されましたが、木村さつきが音臼小事件の共犯者の可能性は十分に考えられます。

そもそもさつきは、1度目の音臼小事件の時も、心のタイムスリップ後の音臼小事件の時も、お楽しみ会に参加していたのに青酸カリで死にませんでした。

これは、ラッキーの一言で片づけられないと思います。


そしてさつきは鈴(貫地谷しほり)を執拗に監視して脅迫して(紀子殺しの)罪を擦り付け、、音臼小事件の真実を証言しようとした佐々木紀子(芦名星)を毒入り芋羊羹で殺しました。

これは、さつきがみきおをかばっているだけでなく、さつきがみきおの共犯だからではないでしょうか。


田中正志(せいや)


6話では、田中正志(せいや)もみきおに殺されました。

田中正志とは、火事で亡くなるはずだったけれど心たちの見張りで助かった田中義男(仲本工事)の息子です。


みきおは、心が余計なことをしたから正志を身代わりにして殺したようですが、そもそもみきおと関わりがなければ身代わりにしないと思います。


正志は、不穏な殺人事件(千夏事件やウサギ事件)が起こっているのに、家に鍵をかけずに村人を招いていました。

ちょっと油断しずぎな感じがしませんか?

『テセウスの船』共犯者に関する大ヒント

みきおの共犯者に関する大ヒントが最新のザ・テレビジョンに載っていました。

終盤の見どころは?

第7話以降は心と文吾が“音臼小事件”を阻止しようとする過程で、みきおに共犯者がいることが判明するのですが、その真犯人は最後まで明かされません。

…でもズバリ、既にストーリー上に登場しています!

引用元:雑誌「ザ・テレビジョン」より


あらすじでは音臼小事件と同時にある事件が進行、それを機に心と文吾は、みきおに共犯者がいることに気付きます。

7話以降は、原作とは違ってドラマ独自の展開となります。


さらに最新のTVLIFEに、以下の情報が載っていました。

みきおの犯行理由も1つのカギに。彼を裏で操る共犯者=真犯人は、みきおとある程度目的が合致している人物。それはレギュラー陣の仲にいるそう!

引用元:雑誌「TVLIFE」より


みきおを裏で操る真犯人が、なぜ大勢の子供や教師を青酸カリで殺害することにこだわったかが物語の謎を解くキーになるかも?とのことです。

『テセウスの船』8話で判明した事実とは?

『テセウスの船』8話で判明した事実をまとめます。

音臼小事件は起こらなかった!犯人の計画が変更


8話では遂にお楽しみ会当日に。

心と文吾はみきおの計画を阻止するために必死になりますが、音臼小事件は起きませんでした。


真犯人はワープロに以下の文章を打ちます。
お楽しみ会は笑えた。

計画はとっくに変更したのに。

明日はどんな顔をするか楽しみだ。

そう、真犯人は計画を変更していたのです。


和子、鈴、慎吾が拉致・監禁される!みきおに共犯者がいることが確定


心と文吾がみきおに翻弄されている間に、和子(榮倉奈々)、鈴(白鳥玉季)、慎吾(番家天嵩)が何者かに拉致・監禁されてしまいました。

心たちがみきおを徹底マークしていた時に起こったので、和子らを誘拐したのはみきおとは別の人物。

ここで、心はみきおに共犯者がいることに気が付きます。


その後、和子らは音臼小の体育館の中で発見されます(3人とも無事)。

発見して助けたのは、なんとみきお。

鈴は感激して「みきおくん、ありがとう~」と抱き着くのでした。

どうやら原作同様、みきおの目的は鈴のようです。


心は「共犯者はきのうお楽しみ会に参加していたのかも。だから音臼小に監禁するしかなかった」とお楽しみ会の参加者の中にみきおの共犯者(黒幕)がいることに気が付きます。

しかし誰なのか、何人いるのかさえわかりません。


黒幕の裏切り!みきおが殺された?


犯行予告の絵は、文吾が十字架に張り付けられているもの。

どうやら犯人の目的は、佐野文吾の死刑。

犯人は無差別毒殺事件を起こしたいわけではなく、佐野文吾を殺したいだけなのでしょうか?


犯人の標的が自分だと気付いた文吾は、単身でみきおが指定する場所へ向かいました。

そこで何者かにスタンガンで撃たれて気絶。

驚くべきことに、みきおも共犯者にスタンガンで撃たれて倒れました。


心が駆けつけた時には、車の中にみきおが横たわっていました。

9話の公式あらすじによると、みきおは死んでいません。


しかし意識不明の重体ですから、共犯者はみきおを裏切ったと考えて間違いありません!

ここからはみきおではなく、共犯者で黒幕の独壇場になります。

『テセウスの船』8話の考察ポイントとは?

『テセウスの船』8話には多数の考察ポイントがありました。

正志の過去とは?


8話では、はっと汁を作りながら正志が村人たちと以下の意味深な会話をしています。
井沢(六平直政):「おやっさん、毎年この会楽しみにしてたのになあ」

正志(せいや):「はい、今日は供養だと思ってオヤジのぶんも手伝います」

井沢:「昔は色々あったけど、まさしもすっかり村の一員だ」

徳本(今野浩喜):「もうベンチ入りメンバーだ」

正志:「みなさんよくしてくださってホントに感謝してます」

正志は昔は色々あって、その時は村人と疎遠だったようですね。

この色々は、次の「あんなこと」と同じなのでしょうか?


「あんなこと」とは?


8話では、徳本卓也(今野浩喜)と田中正志(せいや)が桜の木の下で以下の会話をしています。
徳本:「よかったな~今年もキレイに咲いて」

正志:「おふくろとよく来たんですよ~ここ。きっとあっちで喜んでます」

徳本:「俺の母ちゃんも好きだった。あんなことがなけりゃな」

「あんなこと」とは、何か事件があったと見てまちがいありません。


1977年の音臼村祭で何があった?



9話の公式予告動画で、心が(由紀のノートに挟まっていた)1977年の音臼村祭のチラシを持っているシーンがあります。

1977年とは、12年前。

(チラシによると)12年前の音臼祭では、はっと汁ではなくきのこ汁がふるまわれていました。

そして校長の石坂秀夫(笹野高史)が実行委員の一人でした。


「正志の昔の色々」や「あんなこと」は、この年の出来事で間違いないでしょう。

(9話の公式予告動画で)佐野文吾は何か表彰されています。

12年前にも音臼小事件のような毒物混入事件が起こり、文吾が犯人を捕まえて表彰されたということでしょうか?

『テセウスの船』9話で新キャラ・馬淵(小藪千豊)が登場



『テセウスの船』9話からは、新キャラ・宮城県警監察官室の馬淵(小藪千豊)が登場。

組織を守るためなら手段を選ばない冷酷なキャリア警察官で、心と文吾を襲ったある事件を機に、2人の前に立ちはだかる大きな敵となります。

馬淵と文吾の間には、過去の因縁があるようで……?

馬淵の狙いとは?

父と子の運命を握る重要な役どころです。

『テセウスの船』8話直後考察・みきおの共犯者(黒幕)は誰だ?

みきおの共犯者(黒幕)が誰なのかについて最新考察をします。

やはり怪しいのが校長。

8話では文吾が「お楽しみ会に毒を入れるという脅迫状が届いた」と言っているのに「じゃあ警備をよろしくお願いします」とあっさりお楽しみ会を決行しました。

心が音臼小事件の教師の面接を受けた時にはアイドルの話をするなどおとぼけキャラだったのに、心と文吾からみきおをかばって、心たちから話を聞くなどまるで時間稼ぎをしているかのようです。


木彫りの人形(校長の机にも2020年のみきおの机にもある)の伏線もまだ回収されていません。

1977年の音臼村祭の実行委員もしていたし、チラシのイラストもおそらく校長が描いたのでしょう。


気になるのは、校長は高齢なので黒幕として体力的にどうなのか?ということです。

和子、鈴、慎吾をスタンガンで気絶させて体育館まで運ぶのは、かなり力がいると思われるからです。

それに最後は心との一騎打ちが待っていると思われますので、そういう意味でもどうなのか?


Twitterでは、9話から登場の馬淵(小藪千豊)が黒幕ではないか?の声も多く出ています。

文吾との間に因縁もあるとのことなので、終盤になって気になるキャラクターです。

しかし番組Pの発表では、既に登場している人物の中に共犯者はいるとのことなので、馬淵ではないと思います。


かねてから黒幕最有力候補だった木村さつきですが、2020年はともかく1989年のさつきは良心的な女性そのものです。

また1989年のさつきには、そんな凶行に及ぶ動機がありません。


徳本(今野浩喜)黒幕説もあります。

徳本は農家なので、和子の車を止めた大量の野菜を置いた可能性があります。


動機の話になりますが、共犯者とみきおの目的はある程度一致しています。

みきおの犯行理由も1つのカギに。彼を裏で操る共犯者=真犯人は、みきおとある程度目的が合致している人物。それはレギュラー陣の仲にいるそう!

引用元:雑誌「TVLIFE」より


みきおの目的は、鈴の憧れの父親・佐野文吾を大量殺人犯に仕立て上げること。

そして自分が鈴の正義の味方になって、鈴と結婚すること。

つまり音臼小事件で大量殺人を実行していますが、殺人が目的ではなく文吾を死刑囚にすることが目的。


共犯者も同じ目的だとすると、文吾に恨みがある人物ということになります。

おそらくみきおと同じく“逆恨み”なのでしょうが、それが1977年の音臼村祭での出来事に繋がるのでしょう。


徳本の母親は、「あんなこと」のせいで桜を見るのが好きではなくなったようです。

正志はなぜ昔は、村人と疎遠だったのでしょうか?

黒幕は最終回まで明かされないとのことなので、9話もモヤモヤ回になるのは間違いないですね。


おそらく1977年の音臼村祭できのこ汁に毒が混入される事件が起こり、文吾が捜査をした。

しかし文吾は真犯人を挙げることが出来なかった(警察上層部の圧力がかかった?)のではないでしょうか。


共犯者(黒幕)はこのことを恨みに思って、今回の事件(音臼小事件)を起こしたのではないでしょうか。

そして正志の母親と徳本の母親は、この事件で亡くなったのではないでしょうか。

『テセウスの船』最新考察!黒幕は徳本(今の浩喜)?

『テセウスの船』みきおの共犯者の最新考察記事は以下です。

『テセウスの船』徳本(今野浩喜)が黒幕?2020年の世界で正志を殺した?

2020年3月11日

まとめ

ドラマ『テセウスの船』の加藤(木村)みきおの共犯者をネタバレ考察してまとめました。

今期のドラマで黒幕予想が最も白熱していますね。

『テセウスの船』最終回の終わり方に賛否両論!岸田由紀が可愛そう?

2020年3月23日

『テセウスの船』1977年の音臼村祭の事件をネタバレ考察!徳本の母親は事故?殺された?

2020年3月9日