アンナチュラル 赤い金魚とは?ミコトと中堂の過去は繋がってる?

女優・石原さとみが不審死の真相に迫る解剖医を演じることで話題のドラマ『アンナチュラル』。

脚本家が『逃げるは恥だが役に立つ』の野木亜紀子さんであることでも注目されています。

1話で早速中堂系(井浦新)と木林南雲(竜星涼)の怪しい関係が明らかになりましたが、2人の会話に出てきた“赤い金魚”って何なのでしょうか?

いつもぶっきらぼうな中堂ですが“赤い金魚”に関してはいつになく真剣な表情だったような……。

この記事では“赤い金魚”と“中堂系の過去”について考察してまとめています。


9話でとうとう、赤い金魚の正体が判明しました。
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最終回に向けて、“赤い金魚殺人事件”の黒幕について予想しました。
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『アンナチュラル』“赤い金魚”のシーンとは?


問題になっている“赤い金魚のシーン”について1話の簡単なあらすじとともに説明します。

不自然死究明研究所(UDIラボ)には、日々、不自然な死を遂げた死体が運び込まれ、三澄ミコト(石原さとみ)たちメンバーが死因の解明に力を注いでいます。

ちなみに、UDIラボには2人の法医解剖医がいます。

1人は三澄ミコトで解剖実績は1500件ほど。

もう1人は中堂系(井浦新)で解剖実績はミコトの倍の3000件超。

解剖は、中堂班か三澄班かどちらかが担当します。


中堂は何かと他人を見下した態度を取るので、中堂班のベテラン臨床検査技師の坂本誠(飯尾和樹)は辞めたがっています。

三澄班の臨床検査技師・東海林夕子(市川実日子)も中堂に対しては「触らぬ神に祟りなし」と遠巻きにしています。

ミコトは同じ解剖医として中堂とうまくやっていきたいのですが、中堂は毒舌全開で非協力的。

まとめると、中堂はUDIラボで最も優秀で最も嫌な奴なのです。


1話の高野島渡(たかのしま わたる)のご遺体の解剖をどちらがやるか、という話になった時も、中堂は半ば強制的にミコトに押し付けました。

「文句があるなら解剖実績で追いついてからにしろ!」の一喝でした。


そんな扱いにくい性格の中堂ですが、ミコトがピンチに陥ると助け船を出してはくれるんです。

つまり、中堂は役に立つ男。

ミコトの方はなんとか中堂とうまくやりたいと思っています。


“赤い金魚”のシーン



UDIラボにはフォレスト葬儀社の木林南雲(竜星涼)が出入りしていて、ご遺体を運ぶのが仕事。

この木林はなかなかのクセモノで喋り方がふざけてるのか真剣なのかよくわからないし、変な眼鏡をかけています。


そして1話で木林と中堂の密会シーンがありました。

木林:「今回のこと(ミコトが高野島の死因を究明した件)で、UDIラボへの依頼が増えるんじゃないですか?

今より忙しくなると、課外活動に差し支えますね~。」

中堂:「遺体が集まるという点ではいい。」

木林:「今月は出ませんでした、赤い金魚。

中堂:「引き続きたのむ」

(中堂は木林の手に数万握らせました。)

赤い金魚とは何か?中堂の過去と関係が?

いよいよ「“赤い金魚”とは何か?」に迫っていきます。

中堂が葬儀屋・木林に頼んでいて“ご遺体”に関係があるのですから、赤い金魚とは死体に現れるあざのようなものだと考えられます。

中堂とミコトは同じ痛みを持ってる?



1話で、ミコトが「浦和市 一家四人無理心中事件」の生き残りであることが判明しました(本名は雨宮ミコト)。

そして中堂も恐らく大事な人を“赤い金魚”で失っています。


2人は今は反発し合っていますが、同じ痛みを知る者同士今後急速に接近し、中堂の大事な人の死因究明のために力を合わせる展開になるのではないでしょうか?

そしてもしかしたらその過程で惹かれ合っていくのではないかな、と……。

そうなると、ミコトのことが気になっている医大生・久部六郎(窪田正孝)との三角関係が予想されますね。

でも六郎くんもミコトのことを報告したりと怪しいんですよね~。


ツイッターで以下のような声をみつけました。


ミコトの「浦和市 一家四人無理心中事件」と中堂の“赤い金魚”がつながっているのではないか?という意見です。

これはありそうな展開ですね。

さらに六郎くんスパイ説も唱えていますね。

六郎くんがスパイであることは公式ホームページの人物紹介で明らかになりました。
金曜ドラマ『アンナチュラル』|TBSテレビ

『アンナチュラル』4話で新事実発覚

アンナチュラル4話では、中堂の過去の一部が明らかになりました。

中堂はにっしょう医大に勤めている時に、殺人罪で逮捕された経歴があったのです。

8年前、にっしょう医大に1人の女性の他殺体が運ばれてきました。

そして中堂は、何も言わずにご遺体を解剖。

ところが、その女性は中堂の恋人だったことが後で判明。

中堂は一度は逮捕されますが、証拠不十分で起訴されずに釈放されました。

警察と法医学界の双方の信用にかかわる問題だから箝口令(かんこうれい)が敷かれたのでした。

※箝口令を敷くとは、口封じをするという意味。

にっしょう医大を解雇された中堂を雇ったのが神倉(松重豊)というわけです。

赤い金魚


『アンナチュラル』4話で、葬儀屋・木林から中堂に電話がありました。

赤い金魚のあるご遺体がみつかったという知らせです。

中堂はご遺族に無断で、葬儀の前のご遺体を検案しました。

おそらく中堂は恋人と同じ特徴(赤い金魚のあざ)を持つご遺体を探し続けているのでしょう。

『アンナチュラル』5話でさらに新事実が発覚

『アンナチュラル』5話では、中堂についてさらに新事実がわかりました。


中堂が逮捕された理由が判明


中堂が逮捕された理由は、運ばれてきた恋人のご遺体を何も言わずに解剖したからで、その行為が証拠隠滅行為とみなされたのです。

法医学者はその気になれば、犯人のDNAを捨て去り、痕跡を消すことが可能だからです。

ミコトは「アタシも同じことをするかも……。もし大切な人のご遺体だったら自分の手で真相をつかみたい。」と中堂に同情的に。


中堂の恋人の名前が判明


中堂の恋人の名前は糀谷夕希子 こうじや ゆきこ(橋本真美)。

絵本作家で、中堂と付き合っていましたが、8年前に何者かに殺害されました。

ご遺体の口の中には“赤い金魚”のような印が残されていました。

犯人は現在も捕まっていません。


木林への報酬額が判明


中堂は“糀谷夕希子殺人事件”を“連続殺人事件”と考えていて、“赤い金魚”のような印があるご遺体を探しています。

そしてそれを任されているのが葬儀屋の木林(竜星涼)。

1体みつけるごとに1万円もらえるのです。


中堂がUDIラボに留まる理由が判明


UDIラボ(国内初の死因究明に特化した研究所)は、厚労省と警察庁と全国の医大を結ぶネットワークがあって、年間17万体に及ぶ不自然死の情報が集まるのはここだけ。

それが中堂がパワハラで訴えられても辞めなかった理由です。

5話の中堂の暴走が酷すぎる?

『アンナチュラル』5話では、溺死した恋人の不自然死に疑問を持った鈴木の依頼で、UDIラボメンバーは彼女の死因を究明。

ミコトたちが調べていく中で、恋人はただの溺死ではなく殺害されたことがわかるのですが、中堂はその事実を鈴木に知らせて放置しました。

結果、鈴木は犯人を刺してしまい、もう少しで殺すところでした(>_<)


ミコトは「どうして止めなかったんですか?」と中堂に詰め寄りますが、「殺す奴は殺される覚悟をすべきだ。」「思いを遂げられて本望だろ。」「素人はダメだ。刺す場所をわかっていない。」などと暴言を吐きます。

「UDIラボをやめてください!」と叫ぶミコトですが、「誰に何を言われようとやめる気はない。」と中堂。

ミコトはとうとう、ブチ切れます。

糀谷夕希子さんの事件のことを話してください。

アナタの気持ちを考えたり遠慮するのがクソ馬鹿馬鹿しくなりました。

同情なんてしない、絶対に!

引用元: 『アンナチュラル』5話・雨宮ミコトのセリフより


ミコトも“クソ”って言ってますね~。

もう、キレて当然だと思います。

“赤い金魚”は連続殺人事件の可能性が?


7話以降、中堂はミコトを信用するようになり、2人で“赤い金魚”について調べることに。

9話では、8話で火事があった雑居ビルの隣にある空き家から、スーツケースの中で亡くなっている若い女性の遺体がみつかり、口の中には“赤い金魚”が。


これで“赤い金魚”が口の中に残されていたご遺体は、夕希子を含め過去に3体ということに。

ミコト達は遺体の検死から、“赤い金魚”のあるご遺体は連続殺人事件の可能性があるとの見解に至りますが、警察は正式な証拠がないと訴えを却下。

死因救命を進める中、ミコトは胃の内容物が強烈な腐敗臭を放っていることに違和感を覚えます。

まとめ

『アンナチュラル』“赤い金魚”と“中堂の過去”についてまとめました。

9話でとうとう、赤い金魚の正体が判明しました。
アンナチュラル ABC…の意味とは?赤い金魚連続殺人事件の真相とは……?

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