「相棒17」3話ゲストは森本レオで大鷹公介役!役柄や1話のゲスト出演もネタバレ!

『相棒17』3話「辞書の神様」に、大御所俳優・森本レオさんがゲスト出演します。

森本レオさんの『相棒』へのゲスト出演は、『相棒1』11話の「右京撃たれる〜特命係15年目の真実」以来です。

今回の森本レオさんの役柄は、『相棒1』11話の石嶺小五郎とは違う役です。

当記事では『相棒17』3話に大鷹公介(おおたか・こうすけ)役で出演する森本レオさんに注目して「役柄」や「経歴」をまとめています。

森本レオさんの『相棒1』11話出演時の役柄についても詳しくネタバレしています。

また、杉下右京の“特命係”が発足された理由についても詳しくネタバレしています。


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『相棒17』1話・大鷹公介役の俳優・森本レオとは



役柄


  • 本名 森本レオ
  • 本名 森本治行(もりもと・はるゆき)
  • 生年月日 1943年2月13日
  • 年令 75歳
  • 身長 177㎝
  • 血液型 O型
  • 学歴 日本大学藝術学部卒

経歴


森本レオさんは、優しい癒し系ボイスと雰囲気が魅力の名バイプレイヤーで、どんな役柄でも存在感を放ちます。

俳優としてだけでなく、ナレーションや朗読でも活躍。


大学浪人時代にエキストラのアルバイトをしていて演技に興味を持ちますが、大学在学中はコピーライター志望でした。

しかし1960年代はコピーライターという職業の認知度が低かったことと父の病気のために、断念。


卒業後は名古屋に帰って、1967年のドラマ『高校生時代』で俳優デビュー。

1968年からラジオ番組『ミッドナイト東海』でメインパーソナリティを務めます。

1974年の『黄色い涙』でテレビドラマ初主演。

その後も多数のドラマや映画、舞台に出演します。


1995年のドラマ『王様のレストラン』では“語り”を担当。

「それはまた、別の話……」という定番ナレーションが話題に。


人気ドラマ『ショムニ』の頼りない井上洸一課長がハマり役となって、若い世代にも知名度アップ。


しかし『ショム二』放送期間中に「女優演技指導事件」が出て、イメージダウンに繋がってしまいます。


ナレーターとしての代表作は、フジテレビで1990年~2007年まで放送されていた『機関車トーマス』。

そのほかにも、CMや声優、映画の吹き替えなど声に関する仕事は多数されています。


2010年2月(当時67歳)に心筋梗塞で自宅から緊急搬送されましたが、早期発見と処置が良かったために順調に回復。

現在は以前ほどは露出は多くないものの、俳優・ナレーションの仕事を続けていらっしゃいます。

『相棒1』第11話「右京撃たれる〜特命係15年目の真実」での森本レオの役柄は?



『相棒1』11話とは、「右京撃たれる〜特命係15年目の真実」。

森本レオさんは同作のメインゲストで、石嶺小五郎役。

石嶺は、警察庁本郷警察署の警務部所属。

15年前、右京(水谷豊)と小野田(岸部一徳)が関わった外務省公邸人質籠城事件の際に、隊員として事件にあたりました。

犯人グループ逮捕のため、現場に突撃した一人。


『相棒1』11話「右京撃たれる〜特命係15年目の真実」をネタバレ


『相棒1』11話をネタバレしていきます。

タイトル通り、“特命係”発足の理由も描かれています。

特命係が廃止


『相棒1』での杉下右京の相棒は、亀山薫(寺脇康文)。

しかし11話では、上官直々の命令で、特命係は廃止。

杉下右京(水谷豊)は警察庁へ、亀山は運転免許試験場に異動になります。


特命係を廃止させたのは小野田


特命係を廃止させたのは、警察庁官房室長・小野田。

小野田は“15年前の籠城事件”で杉下右京と組んでいた人物。


小野田が特命係を廃止した理由は、右京を警察庁に呼び戻してもっと言えば自分の手元に置くため。

ここ1年で“15年前の籠城事件”の人質3名が変死。

小野田は15年前の事件が動き出したと見て、右京の力を借りたいと思ったのでした。


右京は小野田に会いますが、険しい顔。

小野田は土下座をして昔のことを詫びようとしますが、右京は冷ややかな態度。

右京と小野田の間に一体何があったのでしょうか?


“15年前の籠城事件”のネタバレと真相


“15年前の籠城事件”とは、外務省の大物大使の自宅が武装グループに襲われた事件。

ホームパーティーの途中に乱入されて、大使とその側近、それからご家族が人質になりました。


犯人グループが「騒ぎ立てたら即刻人質を殺す」と警告したので、警察は用意に手を出せませんでした。

そこで発足されたのが「特別対策特命係」。

メンバーは指揮官の小野田と作戦参謀の右京、狙撃犯の5名(ここに石嶺もいた)。

小野田は当時捜査二課にいた右京を見込んで、無理に引き抜いたのです。


右京は粘り強く犯人と交渉して、11人いた人質を3人まで減らそうとしていました。

いずれ突入のときを迎えるにしても、人質が少なければ少ないほどリスクは減るからです。

人質は6人まで減りました、しかしその時点で小野田が右京の作戦を打ち切ります。


小野田:「時間切れだ、強行突入する」

右京:「まだあきらめる必要はありません、向こうも交渉に応じています」

小野田:「情勢が変わったんだ、明日アメリカから国務長官が来日する、それまでに決着を付けろということだ」

右京:「国務長官がここに立ち寄るわけではありません」

小野田:「国の体面というものがあるだろう」

右京:「突入はできません、危険すぎる」

小野田:「だったらお前の方法で解決しろ、ただし、期限は明朝3時までだ」

右京:「不可能です」

小野田:「できなければ強行突入だ、作戦を変更しろ、できるだけ犠牲の少ない突入作戦を早急に立ててくれ」

右京:「冗談じゃない!来日する国務長官ひとりのために、危険を犯せと言うのですか」

小野田:「杉下右京、たった今、お前をこの任務から解任する、ご苦労だったな」


小野田の命令で強行突破した結果、多数の犠牲者(犯人全員と警察の隊員3名、大使の部下で書記官が1名)が出て、警察はマスコミに糾弾されることに。

「更迭して事態をおさめるしかない」ということになります。


特命係が発足された理由


小野田は警察庁に戻されて、しばらく閑職につくことになります。

そして杉下右京は、詰め腹切らされるカタチで生活安全部の片隅に追いやられましたが、あえてそれを甘んじて受け入れました。

そして右京は飼い殺しになりました、それが今の特命係。


なぜ特命係と呼ばれるようになったかと言うと、「緊急対策特命係」の札を右京が叩き割って「特命係」の部分だけ残ったから。

特命係が“人事の墓場”と呼ばれる理由は右京と組んだ人間がすぐに辞めるからではなく、15年前に右京が作戦参謀を担当した事件で警察内部の3人が殉職したから。

小野田はその後も出世、今や警察庁長官直属の官房長まで上り詰めます。


隊員が犠牲になったのは右京のせいではなく小野田のせいなのに、右京はそのことについて何もコメントしなかったのです。


右京が撃たれる


右京は屋外で、小野田から今回変死した3名について話を聞きます。

そして屋外で右京は不意に撃たれ、倒れました。

犯人はビルの上からライフルで狙ったようです。


犯人は石嶺


右京を撃った犯人は、石嶺(森本レオ)でした。

石嶺は15年前の事件の突撃隊のひとりで、仲間3名は強行突破の際に命を失いました。


石嶺が殺そうとしたのは、右京ではなく小野田でした。

小野田がつまらない理由で強行突破を命じなければ、3人は死ななかったから。


石嶺はズボンの秘部のあたりに拳銃を隠して、小野田の部屋に入ります。

そして小野田を今度こそ殺害しようとしますが、結局撃てませんでした……。


石嶺は逮捕されたあと、右京の病室にやってきて謝罪します。

右京が「ひとつだけわからないことがあります、どうして15年もたった今頃」と聞くと、「去年、母が亡くなりました。せめて母だけには悲しい思いをさせたくなかった」と石嶺。


人質3名がここ1年の間に変死した事件については引き続き捜査が続行されて、12話で解決します。

『相棒17』3話ゲスト・森本レオの役柄は?




『相棒17』3話での森本レオさんの役柄は、右京の愛読書『千言万辞』の主幹で元大学教授の大鷹公介(おおたか・こうすけ)。

個性的な語釈をする個性派辞書の第一人者。

愛好家からは、「引くのではなく読むための辞書」と評されています。

しかし、言葉の収集に取り憑かれていて、生活すら顧みないため、周囲との関係はうまくいっていません。


『相棒17』3話のあらすじ


3話では、『千言万辞』を担当する編集者の男性が、メッタ刺しの遺体で発見されます。

『千言万辞』の愛読者である右京は事件に興味を持ち、独自に捜査を開始。


聞き込みの結果、辞書の原稿は大鷹という人物が主幹なのですが、殺された編集者と折り合いが悪く、大鷹をサポートしている国島(森田順平)という大学教授に主幹を切り替える話が持ち上がっていたという事実が浮き彫りに。


さらに周辺の人に話を聞くと、とりつかれたように言葉の収集に没頭する大鷹の偏屈っぷりが浮かび上がってきます。

その上、編集者の遺体が見つかった公園に、事件当夜、国島が姿を見せていたことが判明して…!?

残念な刺殺事件の背後の複雑な人間関係とは……?!

森本レオのゲスト出演にツイッターでは歓喜の声多数

大物俳優・森本レオさんのゲスト出演に、ツイッターでは歓喜の声が多数上がりました。







『相棒1』11話の石嶺役の出演じゃないことにがっかりする声もありましたが、森本レオさんが出演することで喜ぶ声の方が多かったです。

しかも今回の森本レオさんの役柄は、ドラマ「トリック」の芝川玄奘を彷彿とさせる役なのです!

芝川は言霊を自由自在に操って人や物を操る男で、「山よ消えよ」と言うと山が消えたりするんです(^_^;)

まとめ

『相棒17』3話の大物ゲスト・森本レオさんをご紹介しました。

石嶺が出所してくる設定じゃなかったのはちょっと残念でしたが、今回はかなりのクセモノ役ということで演技が楽しみです。


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