ドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』の物語の後半のキーパーソンは、鈴谷昂(すずや・こう)。
原作での鈴谷昂は、繭とのドライブデート中に事故に遭遇して、以降はずっと頭痛に悩まされます。
当記事では、ドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』の鈴谷昂(宮沢氷魚)について原作漫画からネタバレしてまとめています。
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もくじ
ドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』で鈴谷昂(すずや・こう)を演じるのは宮沢氷魚(みやざわ・ひお)
プロフィール
- 名前 宮沢氷魚(みやざわ・ひお)
- 生年月日 1994年4月24日
- 年齢 24歳
- 出身地 アメリカ合衆国・サンフランシスコ
- 毛髪の色 薄茶色
- 趣味 野球、釣り
- 特技 クロスカントリー、サッカー、陸上(スポーツ万能)
- 所属事務所 レプロエンタテインメント
経歴
宮沢氷魚さんは、父が日本人、母が日本人とアメリカ人のハーフで、本人はクォーターであり、日本語と英語のバイリンガルです。
父はTHE BOOMのボーカル・宮沢和史さん、母はタレントの光岡ディオンさん。
アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコで生まれ、東京都で育ち、幼稚園から高校までインターナショナル・スクールに通って、カリフォルニア大学サンタクルーズ校から国際基督教大学に編入したという超輝かしい経歴をお持ちです。
2015年の第30回『MEN’S NON-NO』専属モデルオーディションでグランプリを獲得し、9月発売の同誌10月号で同誌専属モデルとしてデビュー。
2017年10月期の連ドラ『コウノドリ』にレギュラー出演して俳優としてもデビュー。
2018年6月放送予定の『R134/湘南の約束』でドラマに初主演、同年7月上演の舞台『BOAT』で初舞台にして初主演を務めました。
ドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』鈴谷昂(すずや・こう)を原作ネタバレ
ドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』の鈴谷昂(すずや・こう)を原作ネタバレします。
学園のアイドル
鈴谷昂(宮沢氷魚)は、原作でも逞(野村周平)と繭(桜井日奈子)の先輩。
父親が逞と同じ心臓病で亡くなり、母親が苦労したのを見て育ったため、逞をいちずに愛する繭に母親と同じ思いをさせたくないと思います。
そして徐々に、繭を本気で愛するようになっていきます。
昂は学園の(特に女子の)アイドル的存在で、繭のことを「姫」と呼ぶなど王子様キャラ。
繭と付き合う
逞は、自分が20歳まで生きられないから繭を悲しませたくない一心で、繭と距離を置きます。
そんなある日、同じ心臓病を患う照ちゃん(馬場ふみか)に再会。
仮病を使ってまで逞を自分のものにしようとする照ちゃんの強引さに引きずられ、逞は照ちゃんの彼氏になってしまいます。
とうとう繭は、逞に「2人の思い出の陸橋で待ってる。来なかったら(逞を)あきらめる」と最後通告。
逞は迷った末にやはり繭と一緒にいたいと思い、照ちゃんに「ごめん、やっぱり繭が好きだ。付き合えない」と伝えます。
すると、なんと照ちゃんは仮病ではない本当の心臓発作を起こして、逞の目の前で亡くなってしまいました(/ω\)
逞は絶望を感じながらも、繭の待つ陸橋へ向かいます。
しかし逞が待ち合わせ場所に着いたときには、繭が昂に「逞を忘れさせて。あたしにキスしてください」と言って、昂が「忘れさせてやるよ」とキスしていました。
逞は繭に別れを告げ、昂と繭は付き合い始めます。
昂は、繭に早く逞のことを忘れさせてやりたいと思う一方で、何をやっても逞にはかなわないと思ってしまい、繭に強引にキスしてしまうなど、うまく繭に接することができなくて焦ります。
繭は、昂にキスされるたびに自分が犯されて汚されるような感覚に襲われてしまいます。
そして繭は、照ちゃんが亡くなったことを知ります。
繭は逞に「あの日本当は陸橋に来てくれたんでしょう?」と言いますが、逞は繭に「昂サマになら繭を安心して任せられる」と別れを告げました。
その後間もなく、昂と繭は別れます。
昂が、逞を見つめ続ける繭を見ていられなくなったから。
昂は「別れてやってもいいよ。なんでいいかわかるか。オマエのことが好きだからだ」と最後に切ないセリフを言いました。
逞と繭は高校生に、昂は大学生に
時は流れて、逞と繭は高校2年生に、昂は大学生に。
昂は逞と繭の恋を応援しますが、逞は検査で「SUSPECT(疑いあり)」が出たためにまた繭を避け始めます。
昂は、イライラする繭に「5月5日の俺の誕生日に2人で会ってほしい」とデートに誘います。
昂と繭がドライブデート中に……
5月5日、昂と繭はドライブデートへ。
昂は「片思いでも嬉しい」と繭に告げますが、2人は事故に巻き込まれてしまいます。
目の前で死んでいった女性を助けられなかった無力感で打ちひしがれる昂と繭。
病院に駆け付けた逞は、繭の無事を喜び、もう2度と繭を離さないと誓うのでした。
一方、昂は事故で頭を打ったのにもかかわらず、精密検査も受けずに帰宅。
以降は、頭痛に悩まされるように。
昂の頭痛が止まらない
昂は家庭教師先でも、超モテモテ。
高校生女子からだけでなく、そのお母さんにも迫られます(笑)。
そしてやはりズキズキと頭痛が。
昂のことが心配な五十嵐(松井愛莉)は、「病院行くまで没収」と言って昂のタバコを取り上げます。
※原作では、五十嵐は昂の高校の同級生ではなく、大学の同級生。
そのころ、逞は繭と結ばれるも再入院することになり、心臓移植を受ける決意をしていました。
しかし一方で、心臓移植を受けることで、自分の心(心臓)がゴミのように捨てられることに怯えていました。
五十嵐が昂に愛の告白
そんなある日、昂の部屋で2人きりになった五十嵐が、昂に愛の告白。
五十嵐は昂に迫りますが、「友達だからやめとくよ。やめとけよ、俺なんか」と昂。
しかしあとで「あーもったいねー」と頭を抱えます(笑)
そしてやはり頭痛が止まらないので、明日は病院に行こうと決意。
大学の友達は「いつまでも彼女を作らない理由は、まだ種田繭を狙っていて、もしかして逞が死ぬのを待っているのか?」と言ってきますが、「そんなこと考えてねーよ、今は新しい薬も開発されてきているからアイツは死なねーよ」と昂。
昂は今では、逞は繭のために絶対生き延びるような気がしていたのです。
五十嵐は昂を追いかけて、同じレストランでバイトすることに。
そんなある日、五十嵐が職場のチャラ男にバーに誘われました。
五十嵐のことが気になって仕方がない昂は、2人のデートに乱入、五十嵐を連れ去りました。
五十嵐は「昂に好きになってもらえないなら、もう誰でもいい」と言って、「誰でもいいなら俺にしとけば」と昂。
その夜2人は結ばれました。
翌朝、五十嵐の家から朝帰りした昂は、繭に電話。
昂:「彼女ができました。どう?元カノとしてどんな気持ち?妬けちゃう?ズキーッときちゃう?!」
繭:「くるワケないでしょっ」
昂:「今度紹介するよ。逞も誘って4人で遊びに行こうぜ」
昂は、入院している逞の前にも現れて、ノロケまくります。
昂が脳死判定を受ける
昂はバイト中の五十嵐に電話して「早く会いたい。そっち行く」と言って、そのまま倒れました。
昂は、逞が入院している病院の2階に運ばれました。
病院の先生は、昂はおそらく2か月前から脳内出血して、少しずつ血腫が出来ていたんじゃないかと診断。
逞が様子を見に行くと、意識不明の昂がベッドに寝ていました。
あと6時間意識が戻らなければ、脳死判定をするとのこと(/ω\)
昂はもはや自発呼吸ができず、脳幹反応もないのです。
そして昂のポケットには、ドナーカードが入っていて、心臓のところにだけ〇がついていました。
昂の母親は「逞くんのためよ、そうでしょう?昂」と涙を浮かべました。
昂の母親は、亡くなった昂の父親の話をします。
昂の父親は、心臓移植を待っていたけれど、3年待ってもドナーは現れなかった。
そして37歳で死亡、そのとき昂は小学生。
昂は父親が嫌いで「どうして一緒にサッカーしてくれないの」「いつまで病院にいるの」とそればっかり。
父親が死んだあとも、父親の入院費や手術代できた借金を母親が返しているのが不満だった。
しかし高校生になったころから段々言わなくなって、毎朝ちゃんと仏壇で手を合わせるようになった。
昂は逞と出会って、自分の父親が弱い人間ではなく、最後まで病気と闘った強い父親だとわかってくれた。
そして37歳で死亡、そのとき昂は小学生。
昂は父親が嫌いで「どうして一緒にサッカーしてくれないの」「いつまで病院にいるの」とそればっかり。
父親が死んだあとも、父親の入院費や手術代できた借金を母親が返しているのが不満だった。
しかし高校生になったころから段々言わなくなって、毎朝ちゃんと仏壇で手を合わせるようになった。
昂は逞と出会って、自分の父親が弱い人間ではなく、最後まで病気と闘った強い父親だとわかってくれた。
昂の心臓を逞に移植する?
昂の母親は、逞に向かって「昂の心臓移植に同意します」と言います。
そこへ種田医師(生瀬勝久)もやってきて「現在20歳以下で、心臓移植を待っている男の子は10人以下。おそらく君が(昂の心臓移植を受ける人間に)選ばれる」と言いました。
その後、逞は種田医師に呼ばれます。
「移植センターから連絡が入った。君への移植が正式に決まった。これで心臓移植が受けられる。おめでとう」
知らせを受けた逞の両親は、大喜び。
しかし逞と繭は、昂の心臓をもらうことに抵抗を覚えます。
そんな中、五十嵐が昂の見舞いへ。
昂の母親から「脳死宣告をされて、明後日心臓移植する」と聞かされて、「昂は生きてる!」と涙を流して主張。
ドアの外で五十嵐が泣き叫ぶ声を聞いた逞は、トイレで吐いてしまいます。
逞だって、昂は生きていると思っているのです。
逞が苦しむ姿を見た繭は「先輩の心臓でも、あたしは逞が助かるなら嬉しい。ひどい奴って軽蔑されてもいい。だけど逞が辛いなら断ってもいいよ」と告げます。
逞は「ごめん」と言って繭を抱きしめました。
そのころ、五十嵐は、昂の髪がのびたり時々手が動くのは、生きている証拠だと主張。
しかし種田医師の答えは、脳死状態でも手は動くし、涙を流すことさえあるが、それはただの脊髄反応だということ。
昂の母親は泣き崩れ、律(佐藤寛太)は母親が本当は心臓移植させたくないと思っていることに気が付きます。
そしてあれ以来、逞が昂の見舞いに来なくなった理由にも気づいていました。
その後、逞は「種田医師へ 僕には心臓移植ができません。色々と力を尽くしてくれたのにすみません」の置手紙を残して、繭と病院を抜け出しました。
映画の昂をネタバレ
映画でも昂が倒れ、脳死判定がされて、逞に心臓移植する話になります。
逞は「友達の心臓をもらってまで長生きしたくない」と悩み、昂の手が動くのを見た昂の母親は、心臓移植するのを撤回します。
繭は昂の母親のところに行って土下座して「逞に心臓をください!」と涙を流しますが、昂の母親の意思は変わりませんでした。
まとめ
ドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』鈴谷昂について原作ネタバレしてまとめました。ドラマではどんな展開になるのかわかりませんが、いずれにしても涙なくしては見ることはできないでしょう。
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