ドラマ『後妻業』の遺言公正証書とは?耕造の娘の朋美(木村多江)の対抗手段は?

木村佳乃さん演じる後妻業のエース・武内小夜子の手口がエグ過ぎるドラマ『後妻業』。

2話の公式予告動画では、小夜子が朋美(木村多江)に「ウチが相続する耕造さんの財産には一切手ェ出されへん」と毒づいています。

朋美は耕造(泉谷しげる)の娘なのに、一切手を出せないなんてあり得るのでしょうか?

当記事では、ドラマ『後妻業』で武内小夜子が“切り札”にする“遺言公正証書”の効力についてまとめています。


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ドラマ『後妻業』2話の公式予告動画と簡単なあらすじ




武内小夜子は、裕福な高齢者の後妻におさまって多額の遺産を手にする“後妻業”のエース。


1話では、小夜子は中瀬耕三(泉谷しげる)の後妻におさまって、耕造に塩分の高い食べ物を食べさせて寒空の中散歩に連れ出し、耕造は倒れて病院へ。

しかし耕造は案外しぶとく、なかなか死にません。


そんな中、小夜子はパートナーの柏木と結託して、耕造の金庫を開けることに成功。

耕造が死んでからだと面倒なので、今のうちに頂戴しようってことです(^_^;)


中から出てきたのは不動産の権利書や預金通帳など、総額4000万円のお宝!

早速2人はそれらを解約して現金を手に入れようとしますが、銀行側は本人の許諾がないと解約はできないと主張。


何としても現金を手に入れたい小夜子は、銀行の担当者を耕造の病室に招き入れ、意識がもうろうとする耕造に、なかば強引に口座解約の意思表示をさせます。

まんまと大金を手に入れた小夜子ですが、朋美(木村多江)が雇った探偵・本多(伊原剛志)に、バッグの中の札束を見られてしまい……。


本多から小夜子が大金を持っていたと報告を受けた朋美は、ますます小夜子への疑いを強めます。

小夜子は、あとから朋美に「金庫にお金がありませんでしたか」と聞かれても、もちろん知らぬ存ぜぬを決め込みます(^_^;)


金を手にした小夜子と柏木にとって、耕造はもはや何の価値もありません。

耕造を始末しようと考えた小夜子は、注射器を片手に眠っている耕造に忍び寄りますが……。

そしてとうとう、耕造が死亡。


2話の公式予告動画で、小夜子は「ウチが相続する耕造さんの財産には一切手ェ出されへん」と朋美に言っています。

これは一体どういうことなのでしょうか。


ドラマ『後妻業』小夜子の切り札は公正証書遺言



原作通りであれば、武内小夜子の切り札は“遺言公正証書”です。


父親(中瀬耕三)が亡くなった後、残された娘たち(尚子、朋美)で遺産を分割して相続しようとしていたところ、小夜子が“公正証書遺言”を持って「耕造さんの遺産は全部私が相続します」と言い放ちます。

小夜子は耕造の内縁の妻(籍を入れていない)ですが、“遺言公正証書”があれば耕造の親族にも対抗できるのです。


後妻業の女・小夜子の手口は以下の通り。

結婚相談所で耕造と知り合ってすぐに、住民票を移します。

そして耕造が生きている間に“通い妻”となり、家具を持ち込み、近所に人に顔見せ。

これらはいざ裁判になった時に、有利に働く証拠事実作りです。


そして耕造の体が弱ったころを見計らって「私、あんたを看取ったるわ」とささやいて“公正証書遺言”を書かせます。

“遺言公正証書”は、各都市にある公証役場に出向いて、簡単に作成することが可能。

必要なのは実印、印鑑証明、証人2人と手数料(遺産の金額に比べたら微々たるもの)。

本人の口述をもとに公証人が遺言書を作成してくれます。


耕造としても疎遠になった娘たちに遺産を残すよりも、自分を看取ってくれる女性に遺産を残したいと考えるため、小夜子の思惑通りに“遺言公正証書”は作成されるというわけです。

“遺言公正証書”の内容は「全財産を内縁の妻である竹内小夜子に相続させる」というものです。


“遺言公正証書”には2人の証人が必要ですが、小夜子のバディ・柏木亨(高橋克典)と小夜子と同じ後妻業の女・瀬川頼子(とよた真帆)が証人を引き受けます(いつもこの3人はセット)。

“遺言公正証書”は、公証役場で保管してもらえるので紛失することがないのもメリットのひとつ。

遺言公正証書の対抗手段は遺留分



“遺言公正証書”の効力は絶対的で、そこに全額後妻が相続すると書かれていれば、子供の相続分はなくなります。

しかし、尚子や朋美にも“遺留分減殺請求権”を行使して、“遺留分”を請求する権利があります(救済措置)。

例えば、故人が全財産をどこかに寄付すると遺言状に残した場合、遺族は困惑する。

そういうときに法定相続人(尚子と朋美)は、本来相続できる分の2分の1を遺留分として請求できる。

つまり、故人の一方的な遺言によって侵害された相続権の半分を補填せよと請求するのが遺留分減殺請求。


原作では本多(守屋)は、以下の3点から交渉の余地があると言います。

  • 高齢の独居老人に遺言公正証書を書かせたこと。
  • 週三回の通い妻で、実質的には内縁関係になかったこと。
  • 結婚相談所に紹介されてすぐに住民票を移したこと。


そして本多(伊原剛志)と朋美は、小夜子がなぜ耕造の正式な妻にならなかったのかと首をかしげます。

小夜子が耕造の妻になっていれば、こんな面倒なことをしなくても、遺産の2分の1を獲得できたのに。

小夜子が武内姓をずっと名乗り続けるのには。実は深い理由があるのです。

ドラマ『後妻業』の事件は実際にもあった



ドラマ『後妻業』の手口の典型は、筧千佐子容疑者による京都連続殺人事件です。

筧千佐子容疑者は、結婚相談所で知り合った高齢の男性と後妻としての結婚を繰り返していました。


結婚した男性は不審死を遂げ、筧千佐子容疑者は逮捕されたのち、青酸化合物を使用した殺人であったことを自供しています。

相続した遺産は累計10億以上になりますが、逮捕時にはほとんど使い果たしていました。

まとめ

ドラマ『後妻業』で武内小夜子が“切り札”にすると思われる“遺言公正証書”についてまとめました。

本当に恐ろしい後妻業の手口にぞっとします。


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