ドラマ『わたし、定時で帰ります』のヒロイン・結衣(吉高由里子)は、定時で帰ることをモットーとしています。
しかし“仕事中毒”な仕事仲間たちが、結衣が定時で帰ることを快く思わず、風当たりがキツイです(>_<)
このような状況なのに、どうして結衣は定時で帰ることにこだわるのでしょうか?
当記事では、ドラマ『わたし、定時で帰ります』の結衣が定時で帰る理由について、原作小説から詳しくネタバレしてまとめています。
※ドラマでの結衣が定時で帰る理由についてもまとめています。
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もくじ
『わたし、定時で帰ります』とは?
ドラマ『わたし、定時で帰ります』とは、定時退勤をモットーにする女性が主人公のお仕事ドラマ。
働き方に問題を抱えた人が一歩前進する姿は、共感を呼ぶはず。
原作は、朱野帰子さんの同名小説。
定時での退勤にこだわり抜く主人公が新鮮で、そのリアルな悪戦苦闘ぶりが好評。
「長時間労働に追いつけられた同僚たちを、吉高さん演じる結衣なら必ず止めてくれるはず」と朱野さん。
『わたし、定時で帰ります』ヒロイン・東山結衣とは?
東山結衣は、WEB制作会社「ネットヒーローズ」制作4部のwebディレクター。
残業しないのがモットーですが、決して仕事ができないわけではなく、効率的に仕事を片付けるタイプ。
根はやさしい。
プロデューサー兼副部長の種田昂太郎(向井理)は結衣の元婚約者で、2年前に婚約破棄。
昂太郎はもともとは福永(ユースケ・サンタマリア)の会社で働いていましたが、2年前に結衣の会社にヘッドハンティングされました。
仕事中毒で、社内のエース格。
『わたし、定時で帰ります』結衣が定時で帰る理由を原作ネタバレ
原作小説から、結衣が定時で帰る理由をネタバレします。会社の方針
東山結衣は、入社以来、どんな繁忙期でも定時に帰ることにしています。
残業することもあるにはあるが、稀。
もともとこの会社が「できるだけ残業しない」方針で、結衣が入社して10年、その社風は守られてきました。
しかし、最近よその会社からの転職組が増えて、その社風が脅かされ始めています。
たとえば、皆勤賞女・三谷女子(シシド・カフカ)。
1時間あたりの生産性が高い
実は結衣は、制作部で1時間あたりの生産量が一番高い。
確かに会社にいる時間は短いし、仕事のスピードがもともと飛びぬけて早いわけではありませんが、入社から10年かけて、ゆっくりだが作業効率を着実に上げてきたのです。
定時に帰るは、勇気のしるし
本当は、結衣も定時が来るたびに怖くてたまりません。
みんな、本当は自分のことを仕事ができない女だと思っているんだろうな、と。
でも、今日の自分は精一杯やった、明日の自分はもっと仕事ができるようになるって無理やり信じて定時に帰っているのです。
元婚約者・昂太郎がワーカホリック
結衣は、2年前まで種田昂太郎(向井理)と付き合って婚約までしていました。
婚約指輪こそもらいませんでしたが、お互いの家への挨拶もすませていました。
しかし破談に。
理由は、両家の顔合わせの日、予約したレストランに、昂太郎が現れなかったから。
結衣の嫌な予感は的中し、昂太郎は自分の部屋で枕を抱いてぐったりしていました。
三日連続徹夜で働き、着替えを取りに戻ったところで、気絶したらしい。
結衣は昂太郎を揺さぶって聞きました。
「仕事と、私の結婚を、どっちが大事?」
昂太郎は枕に顔をうずめていましたが怒りのこもった声で「仕事だよ」と答えました(>_<)
自分より仕事、正確には福永(ユースケ・サンタマリア)を選んだ昂太郎を、結衣は許すことが出来ませんでした。
婚約破棄の直前に倒れ、両家の顔合わせに現れなかった昂太郎を、結衣は激しく罵りました。
こんなことがずっと続くようなら、一緒に暮らしていけない。
共働きって家事も協力してやらないといけないんだよ、と。
「じゃあ、専業主婦になれ。俺の稼ぎで生活すればいい」
結局、結衣は最愛の人=昂太郎を目の前で亡くす(過労死)くらいなら、別れた方がマシだ、と昂太郎から逃げました。
しかしわからないのが、なぜ昂太郎が福永の会社を辞めて、結衣の会社に来たのか?
昂太郎が、ヘッドハンティングで結衣の会社に入ってきたのは、2人が別れる直前。
同じ制作部なので気まずいと思っていましたが、別のチームなのでほとんど顔を合わせずにすんでいました。
しかし今は、同じチームで働くことになってしまい、結衣の上司です。
昂太郎と別れた直後、結衣は荒れました。
付き合う前に、昂太郎の性格に気づいていればこんなに傷つかなかったのだろうか?
いや、それはない。
出会った時から昂太郎は仕事中毒で、福永に忠誠を誓っていたから。
結衣が気づかないフリをしていただけ。
現在、結衣は昂太郎とは正反対の男・諏訪巧(中丸雄一)と婚約中、来年には結婚予定。
巧は、働く女性と結婚したかったと言い、家事も分担してくれるという。
結衣が一緒にいてほしいと言えば、仕事を切り上げてでも駆け付けてくれます。
父親が企業戦士
結衣が小さい頃、父親はほとんど家にいませんでした。
いわゆる“企業戦士”で、働き詰め。
その頃はまだ週休2日ではありませんでしたが、日曜日も父は家にいませんでした。
昂太郎が両家の顔合わせに来なかった時も、父親だけは驚きませんでした。
平謝りする種田家の両親に、男は仕事が最優先だから当然のことです、とかばっていました。
おそらく自分と同じ“仕事中毒”の昂太郎を気に入っていたから。
結衣が風邪ぐらいでは会社から帰ってきませんでしたが、肺炎の時にはさすがに帰ってきました。
しかし仕事を中断させられてイライラして、お前の管理が悪いからだと、母を叱りました。
母は、それでプッツンきてプチ家出。
その日は結衣だけが家にいて、叔母に来てもらいましたが、眠れぬ夜を過ごしました。
次の日、母は帰ってきましたが、結衣は子供のころに家族でご飯を食べられなくてつらい思いをしました。
結衣は、父親に無理をしてほしくありませんでした、過労死するような働き方をしてほしくありませんでした。
その結果、結衣は、定時で帰ることをポリシーにするようになったのです。
『わたし、定時で帰ります』結衣が定時で帰る理由をドラマからネタバレ
ドラマの1話にも、結衣が定時で帰る理由のシーンがありました。原作にはない、オリジナルエピソードです。
結衣の壮絶な過去
実は、結衣は一度転職経験がありました。
新卒でけっこう大手の旅行代理店から内定もらって、嬉しかったけれど、先輩たちは忙しくて誰も何も教えてくれないし、すぐ怒鳴られるし……。
それでも言われたことは全部やりました、月100時間以上残業して、休みもなくて……。
その頃毎日、病気か怪我でもしないかな~そしたらしばらく休めるのに、と考えていたら、入社して半年で考えていた通りになりました。
仕事中、階段から落ちて頭を打って、意識不明の重体になり、目が覚めたとき親から「危篤状態だった」と言われてパッと閃きました。
「いいや、会社辞めよう、誰にどう思われてもいい」
それから何社も面接を受けて、ちょうど100社目が今の会社。
最終面接で「定時に帰りたい」と言ったら、「その志望動機ではどこも受からなかったでしょう」と社長に笑われました。
新人研修の時に社長は「会社だけの人間になるな、人生を楽しめ、色んな人と会え、世界を広げろ、そういう積み重ねがいい仕事を作る」と言いました。
現在の結衣があるのは、昔の壮絶な経験、それから今の会社の社長の言葉のおかげだったのですね(^_^;)
まとめ
『わたし、定時で帰ります』結衣が定時で帰る理由について、原作小説からネタバレしてまとめました。今後もドラマで、新情報があれば追記していきます。
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