モンテ・クリスト伯・真海と名前を変えた暖(ディーン・フジオカ)の残酷な復讐劇に、ハラハラさせられるドラマ『モンテ・クリスト伯』。
しかし復讐鬼と化した真海でも、かつて愛した女性・すみれ(山本美月)にだけは心動かされてしまうようです。
そしてすみれの方もなにやら真海が気になって仕方がないようで……まさか真海=暖と気が付いているのでしょうか?
最終回に真海とすみれはどんな結末を迎えるのか、気になって仕方がない筆者です。
当記事ではノンストップ復讐劇『モンテ・クリスト伯』真海(暖)とすみれの結末予想をしてまとめました。
2018年6月1日、第7話の放送を受けて追記しました。
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もくじ
『モンテ・クリスト伯』真海(暖)とすみれ・1話~5話までおさらい
『モンテ・クリスト伯』1話~5話までの真海(暖)とすみれを簡単におさらいしましょう。
KANの「愛は勝つ」がテーマのラブラブカップルの悲劇
柴門暖(ディーン・フジオカ)はすみれ(山本美月)と深く愛し合う仲でした。
しかし暖は、南条幸男(大倉忠義)、神楽清(新井浩文)、入間公平(高橋克典)の嫉妬や策略の的になり、異国の牢に15年も閉じ込められることに。
すみれは暖を救うためにありとあらゆる手段をこうじましたが、最後にはボロボロに。
牢の中で出会ったファリア・真海(田中泯)から巨額の金を相続した暖は、名前をモンテ・クリスト・真海と改名。
真海は15年ぶりに投資家として日本に舞い戻り、南条と神楽と入間への復讐を開始。
着る服、顔立ち、全ての昔の面影を消した真海は、自分を陥れた憎き者たちの前に15年ぶりに現われても気付かれることはありませんでした。
15年後の再会
そして真海はすみれにも再会。
すみれは現在は有名な料理研究家になっていて、こともあろうに真海を陥れた南条幸男の妻になって、娘の明日花(蒲田英玲奈)を産んでいました。
すみれは、真海に初対面の挨拶をしました。
その後、すみれは何故か自宅で機嫌がよくなります。
真海のホームパーティーのお土産には、豪華なパイを焼きました(結局、アクシデントですみれはパーティーを欠席)。
そんなルンルンの妻を不安げな眼差しで見る幸男。
幸男はすみれの幼なじみで、暖の親友でもあった男。
しかしすみれをどうしても暖に渡したくなかった幸男は、暖を陥れたのです。
すみれはその後も、真海のことを気にします。
「娘の明日花が(真海の好きな)星の絵を描いたから、(真海を)ホームパーティーにお誘いしたい」と愛梨(桜井ユキ)に言ったりします。
そして一人で真海の別荘を訪れますが、居留守を使う真海。
さらにすみれは神楽の事務所にひとりで乗り込みました。
そしてこないだの真海のパーティーに幸男、入間公平、神楽清という暖の関係者が集められたのは何故だと問いただします。
神楽はまだ暖にこだわっているすみれをせせら笑いました。
神楽「お前さ、まだ死んだ奴のこと引きずってんのか?」
すみれ「そんなんじゃない!」
神楽「幸男からしたらさ、寝取られた女取り返してガキまで産ませたんだから、万々歳だろうけど」
すみれ「幸男はそんなひとじゃない!あの時幸男がいなかったら私はダメになってた」
幸男こそが暖を陥れた張本人だと知っている神楽は「本当に大したもんだなあ、南条幸男って男は」と言います。
ある日、真海は“ある策略”から入間夫婦を別荘に食事に招きました。
すると、あとから何故かすみれもやってきて、思わず表情が固まる真海。
真海がすみれを避けることに疑問を抱いた愛梨が、真海に内緒で呼び寄せたのでした。
食事中、深刻な表情の真海をじっとみつめるすみれ。
瑛理奈(山口紗弥加)からアツアツの小籠包をすすめられましたが、真海は本当は猫舌なのに一口でほおばりました。
そんな真海の様子も、すみれは見ています。
真海がテラスに出ると、後からすみれもやってきました。
すみれ「真海さんはご結婚はされてるんですか?」
真海「一度だけ結婚を考えた女性がいました。けれど私が長い旅をしているあいだにその女性は別の男性と結婚してしまったのです」
すみれ「真海さんはその女性を恨んでいますか?」
真海「こう、思うことにしています。その女性はもう死んでしまったのだと」
すみれは悲しそうな目で真海をみつめます。
そして部屋に戻ろうとする真海の袖を掴んで「真海さんは今、幸せですか?」。
真海はすみれを見て「ええ、とっても」と答えました。
すみれは「よかったです、真海さんが幸せに生きていて。さようなら、お元気で」と言って部屋に戻りました。
すみれはどうして真海のことを異常に気にしたり、結婚しているかどうか尋ねたり、今幸せかどうか聞いたりするのでしょうか?
『モンテ・クリスト伯』7話で、すみれが真海を気にする理由が判明
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— 鮭906@キャプ📷 (@shake906cap) 2018年5月31日
スピーチするゆきお pic.twitter.com/xmGhbMzCo6
『モンテ・クリスト伯』7話で、すみれが真海を気にする理由がわかりました。
すみれは、再会した瞬間から真海が暖だと気が付いていたのです!
7話ではすみれの夫・幸男が、香港でまだ売れない俳優時代、目をかけてくれた人気俳優ショーン・リーを裏切り、自らの借金を帳消しにするために香港マフィアのヴァンパを留守中に引き入れ、盗みの手引きをしたことが判明。
そしてその結果、ショーン・リー夫婦は惨殺され、娘のエデルヴァは売り飛ばされることになったのです!
すみれは暖の死亡通知を受け取った時に死ぬつもりでしたが、幸男の「すみれに生きててほしいんだ」という言葉に救われて結婚しました。
すみれは「今度は私が幸男を支える」と言って、幸男を守ろうとして真海邸へ。
しかしそこで真海から、15年前に柴門暖を陥れた犯人は幸男であることを聞いて、離婚を決意。
娘の明日花を連れて家を出ます。
これからすみれは一体どうするつもりなのでしょうか?
『モンテ・クリスト伯』原作から真海(暖)とすみれのネタバレ
原作では、真海はすみれの息子(原作での名前はアルベール)の命を助けて、すみれと再会。
すみれは、真海に会ったその時から暖だと気が付きます。
そしてドラマ同様、真海はすみれは死んだものだと思って接します。
真海は幸男の過去の悪事(エデの両親を殺したこと)を暴いて、幸男の名誉を地に落とします。
※エデはドラマでは江田愛梨(桜井ユキ)の役柄。
そして幸男の息子(アルベール)がこの事件の黒幕が真海であることを突き止め、真海に決闘を申し込むのです。
真海は受けて立ちますが、その後、すみれが息子の命乞いにやってきます。
すみれは「暖……お願いだから息子を殺さないで」と、かつての真海の名前である暖で呼びました。
真海は「えっ」と叫んで、思わず持っていたピストルを落としてしまい……。
すみれは、真海の声を聞いただけで暖だと気が付いたと言います。
真海は、幸男こそが15年前に自分を陥れた悪党であることをすみれに告げます。
すみれは「罪ある者だけに復讐してください、息子の命は助けてください」と涙を流して懇願。
真海は「よろしい……、あなたの息子は殺さないであげましょう」とすみれの願いを聞き入れます。
しかしそれは、真海がアルベールとの決闘で死亡することを意味していました。
真海がすみれの次に愛していたのは“名誉”だったから。
ここですみれは、あっさり真海が死亡することを受け入れます。
そのことに真海は驚き、すみれが帰った後に「おれはばかだった。復讐を誓った男が、ふつうの人間のなさけを、また持つとは」と後悔。
真海は、その後も死んだようにずっと座り続けます。
自分の長年の苦しみが、たった一人の女の息子を思う気持ちに負けるなんて、と。
そして真海は愛梨に向けて、遺言書を書きます。
事情を知った愛梨は真海を止めますが、真海の決意は揺らぎませんでした。
しかし決闘の日、アルベールは真海に謝罪。
何故ならすみれが、幸男が過去に真海を陥れたことを全てアルベールに話したから。
アルベールは「伯爵、あなたが父にされた復讐は正しいものでした」と言います。
そしてすみれとアルベールは、家を出ることに。
真海はそんなアルベール宛てに手紙を送ります。
私はそのお金を、父(ドラマでは母)が暮らしていた小さな家のいちじくの木の下にうめておきました。
私はそのお金を愛する娘と結婚した日に、彼女に渡そうと思っていたのです。
ついこの間、私がその木の下を掘りかえしてみると、鉄の小箱は元通り残っていました。
それは、私と愛する人の生活のために役立てる金だったのです。
あなたのお母さまの苦しみを、すこしでも軽くするため、ぜひとも、それをお使いください。
く~(´;ω;`)ウゥゥ何度読んでも泣ける手紙です~、真海はずっとすみれを愛していたんですね。
すみれはこの手紙を読んでなみだぐんだ声で「心からの感謝を込めていただきますわ」と言うのでした。
真海はこの数日の間に、すみれが2人いることに気が付きました。
1人のすみれは死んでしまいましたが、もう一人のすみれは生きていて、それによって自分がまた幸福になれるかもしれない、と。
そしてこのあと真海は幸男の前に現れて、自分が暖であると名乗ります。
最愛の妻と息子に出て行かれた幸男は、銃で自殺。
これが原作の真海とすみれのネタバレです。
『モンテ・クリスト伯』ドラマのすみれには息子はいない
ここで、原作とドラマの大きな違いを一点。
原作のすみれには男の子の息子(アルベール)がいますが、ドラマのすみれの子供は女の子でまだ幼女(明日花)です。
なので、原作のひとつの見せ場である真海とアルベールの対決シーンは当然ありません。
明日花ちゃんはパパが真海に陥れられたあとに、どんな反応をするのでしょうか?
『モンテ・クリスト伯』真海(暖)とすみれ・結末予想
ここからはドラマの結末予想をしていきます。
ドラマのすみれも、おそらく再会した瞬間に真海=暖だと気が付いていたと思います。
それでも真海が暖だと名乗らないので、はじめは何か事情があると思って黙っていたのでしょう。
そしてとにかく暖が生きていたことが嬉しくて、豪華なパイも焼いたのだと。
しかしやっぱり暖が現在幸せかどうか気になって、別荘を訪ねてしまったのでしょう。
さらにすみれは、暖のホームパーティーに、幸男、神楽、入間という暖の関係者が集められたことにも疑念を抱いています。
他の人間は何も気が付いていなくて、すみれだけが色々気が付いている状態ですね。
ただ、すみれは幸男が暖のことを密告した悪人であることに気が付いていません(『モンテ・クリスト伯』5話現在)
むしろ、幸男のことを自分を救ってくれた恩人だと思っているのです。
原作とは違ってすみれには男の子の子供はいないので、その子と真海が対決するシーンはありません。
となると、真海が幸男が本当は悪人(15年前に暖を刑務所へ送り込んだ張本人)であることを暴いたあと、すみれがどんな選択をするのかが焦点であることは間違いありません。
以下の2つが考えられます。
- 娘の明日花を連れて、幸男と暮らした家を出て町を出る
- 真海(暖)と一緒になる
原作通りならば、最初の選択肢になります。
ま~こっちが有力でしょうね(;^_^A
真海がいくらすみれは死んだと思っていても、心の奥底で大事に思っているのは原作からも明らか。
真海は原作同様、15年前に木の下に埋めたお金をすみれに渡して「幸せになってほしい」と送り出すのではないでしょうか?
涙なくしては見られないシーンになりそうですね~。
そして2番目の選択肢ですが、個人的にはこっちになってほしいと思っています。
『モンテ・クリスト伯』1話で、遭難した船から帰還した暖とすみれが、夜空を見ながら話すシーンがありましたよね。
筆者はこのときのすみれの「愛は勝つんだよ、どこにいても暖を連れ戻すから」の発言にかけたい気持ちがあるんです!
そして1話の幸せな暖とすみれのシーンにはKANの「愛は勝つ」が流れていました。
愛は勝つ……そんなラストを期待してやみません。
すみれちゃん、暖を幸せにしてあげて~!
原作では真海と結ばれるのはなんと愛梨(桜井ユキ)です。
『モンテ・クリスト伯』最終回の真海とすみれの結末記事はこちら
→モンテ・クリスト伯最終回 あらすじのネタバレ!待て、しかして希望せよに感涙
まとめ
ノンストップ復讐劇『モンテ・クリスト伯』真海(暖)とすみれの結末予想をしました。今後のドラマの展開を見て、どんどん追記していきます。
『モンテ・クリスト伯』最終回の真海とすみれの結末記事はこちら
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