ドラマ『テセウスの船』の主人公・田村心(竹内涼真)は、ノートを手掛かりに過去を変えていきます。
目的は、音臼小事件の前に起こる一連の不可解な事件を阻止することで、父親(鈴木亮平)を冤罪に追いやった音臼小事件を阻止すること。
しかし心が過去を変えたせいで、ノート(記録)にない事件が起こっていきます。
そしてドラマ『テセウスの船』3話では、ノートが真犯人の手に渡ってしまいます!
当記事ではドラマ『テセウスの船』の
- 由紀のノートに記録された事件
- 心が変えた過去
- その後起こった記録にない事件
についてまとめています。
もくじ
ドラマ『テセウスの船』のノートとは?
リュックやPコートはさすがに手が出ないので😅
— nao🌟❄️テセウス❄️も☀️太陽☀️もどっちも楽しみ☺ (@nao_takeryo) January 28, 2020
由紀ちゃんの想いがたっくさんつまった〝心さんのノート〟買っちゃった😳✨#テセウスの船#竹内涼真#上野樹里 pic.twitter.com/uBR8APl7PG
ドラマ『テセウスの船』のノートとは、心(竹内涼真)の妻・由紀(上野樹里)が音臼小事件とその前後に起こった幾つかの不可解な事件についてまとめたノート。
由紀は心の父・佐野文吾(鈴木亮平)の冤罪を信じて色々調べていたのですが、2020年に妊娠中毒症で死亡。
音臼小事件の真相と向き合う決意をした心は、突然平成元年にタイムスリップ。
心は、ノートに記録された事件を阻止することを誓います。
ドラマ『テセウスの船』2話までのノートの事件と心が変えた過去まとめ
由紀のノートに書かれた事件と、ノートにはない事件、心が変えた過去とその結果をまとめます。緑の下線がノートに書かれた事件、下線がノートにはない事件です。
1989年1月7日
1⃣音臼小学校の児童・佐野鈴(白鳥玉季)が神社の階段から転落する。
心の行動:ノートでは長谷川翼(竜星涼)が助けるところを心が助ける。
過去の変化:ノートでは鈴の顔に痣が残るはずが、綺麗に治る。
1989年1月7日
2⃣音臼村三島医院の次女・三島千夏(湯本柚子)が除草剤・パラコートを誤飲して死亡。
心の行動:三島医院の倉庫からパラコートを盗んで中身を捨てる。
過去の変化:それでも千夏はパラコートの誤飲で死亡。
1989年1月9日
3⃣荒川橋付近で雪崩が起こり、木村メッキ工場の工場長・木村敏行が巻き込まれて死亡。
心の行動:雪崩が起こることを木村敏行に忠告。
過去の変化:木村敏行は難を逃れる。
1989年1月10日
4⃣ノートにはない事件・明音(あんな)失踪事件が起こるが、心と佐野で明音を救出。
1989年1月14日
5⃣ノートにはない事件・学校で飼っているウサギの毒殺事件が起こる。
1989年1月15日
6⃣田中義男宅で火事が発生。田中義男が死亡。
一人暮らしで自宅の火事によって死亡。事件が起こった時田中は1階の寝室で就寝中、火元は同じく1階の居間(火元の不始末が原因か?)
心の行動:佐野と一緒に田中義男への警護を強化。
過去の変化:火事は起こらず、田中義男は生きている。
しかし三島医院の次女・明音と鈴(白鳥玉季)が行方不明に!
夜中に鈴だけが帰ってくる。
1989年1月16日
7⃣ノートの記録通りなら、この日に明音は失踪する(そして発見されない)。
学校のクラブ活動を終えた後、午後5時頃下校。教諭が昇降口を出て行く姿を見かけた後の目撃証言はなし。
しかし実際は1日前に鈴と一緒に失踪して、明音は青酸カリは飲んでいたが生存した状態で見つかる。
長谷川翼が青酸カリを飲んで死亡(自殺か?)。
1989年1月17日
8⃣この日はノートにはない以下の3つの出来事が起こった。
・明音が生きて見つかる。
・心が金丸に逮捕される。
・心がノートと免許証を雪山から投げ捨てる。
ドラマ『テセウスの船』3話以降のノートの事件とは?
ドラマ『テセウスの船』3話以降のノートの事件は以下です。緑の下線がノートに書かれた事件、下線がノートにはない事件です。
1989年1月18日
9⃣この日はノートにはない以下の2つの出来事が起こった。
・金丸が心を釈放。
・誰かが心のノートと免許証を拾う。
1989年1月20日
🔟この日はノートにはない以下の3つの事件が起こった。
・心が担任の5年生の教室に、オレンジジュースが『21』と書かれた箱に入れて届けられた。
・心が佐野文吾に音臼小事件が起こること、佐野が犯人であることを話す。
・心が金丸(ユースケ・サンタマリア)にも上記の内容を話す。
1989年1月21日
⑪この日はノートにはない以下の2つの事件が起こった。
・明音が意識を取り戻して、監禁したのが翼だと証言。
・金丸が、夜に「よお」と犯人と思われる人物と接触。
1989年1月22日
⑫この日はノートにはない以下の2つの事件が起こった。
・心が音臼神社の階段から突き落とされ、金丸は風速計の小屋の崖から突き落とされる。
・心が現代にタイムスリップ。
1989年2月19日
⑬佐々木紀子が寝室で死亡。
発見時には死後3日経過しており、死因はシアン化カリウム(青酸カリ)中毒。
発見時に遺体のそばに青酸カリの瓶があり、何者かが侵入し形跡もないことから、警察は自殺と見て捜査を進めている。
1989年3月12日
⑭音臼小無差別毒殺事件が起こる。お楽しみ会の昼食のオレンジジュースに青酸カリが混入され、児童18人と職員3人、合計21人の尊い命が奪われる。
1989年3月25日
⑮佐野文吾の自宅で青酸カリがみつかり、佐野が逮捕されるが容疑を否認。
ドラマ『テセウスの船』原作のノートと変わった過去をネタバレ
ドラマ『テセウスの船』の原作漫画の由紀のノートは以下の通り。- 1月7日 音臼小学校の児童・佐野鈴(11/白鳥玉季)が自宅屋根の除雪中に転落。
(たまたま通りかかった長谷川翼に助けられたが、凍傷で顔にあざが出来る) - 1月7日 音臼村三島医院の次女・三島千夏(5)が※パラコート中毒で死亡。
(自宅倉庫にあった除草剤パラコートを誤って飲んだと見られ、激しい腹痛と嘔吐で病院に搬送された) - 1月12日 木村さつき(30)の父親・木村敏行が車で運転中に事故にあう。
(雪崩に巻き込まれて重体に) - 2月5日 元町議会議員の田中義男(90)が心臓発作で死亡。
(田中は心臓に持病があった。第一発見者は近所に住む少年) - 2月12日 佐々木家の飼い犬が死んでいるのを妻の佐々木紀子が発見。
(犬の死因は不明) - 3月12日 音臼村三島医院の長女・三島明音が行方不明になる。
(その10日後に捜査打ち切りとなり、明音がみつかることはなかった) - 4月6日 佐々木紀子が青酸カリで自殺。
- 6月24日 音臼小無差別毒殺事件が起こって39名が病院に搬送、21名が亡くなった
起こる事件の内容は(田中義男が火事ではなく心臓発作で亡くなる点以外は)ドラマと大体一緒ですが、日付けが全然違います。
そして原作において、心が変えた過去は以下の通り。
【心の変えた過去】
- 長谷川翼(竜星涼)が助けるはずだった鈴を助ける→鈴の顔のあざが消える。
- 三島医院の倉庫からパラコートを盗む→それでも千夏は殺された。
- 木村さつき(麻生祐未)の父親を雪崩から助ける→さつきの父親は重傷を負わない。
- 音臼小学校の臨時職員となる。
- 新聞配達の長谷川翼(竜星涼)を学校のウサギ殺しの犯人と疑い、生徒たちから非難を浴びる。
- 心が盗みをしたり翼を疑ったせいで、心を慕う鈴が明音と大喧嘩。
- 2月5日に心臓発作で亡くなるはずの田中義男を突きっきりで見張った。→明音と鈴の失踪事件が起こって、明音と翼が死亡。
- 金丸(ユースケ・サンタマリア)に犯人だと疑われたことで、由紀(上野樹里)のノートを雪山に捨てた。
こちらも原作とドラマで(原作では明音が死亡すること以外は)大差はありません。
心が由紀のノートを捨てる下りは、ドラマでは3話の内容になります。
恐るべきことに、このノートを真犯人が拾います。
真犯人が未来の出来事が書かれているノートを手にしたことで、この後さらに未来が変化します。
- 音臼小事件が日付と飲み物を変えた形で起こり、犯人は佐野文吾。
- 金丸刑事が謎の転落死。
- 佐々木紀子が自殺せずに村を去る。
そう、犯人は日付と青酸カリを混入する飲み物を変化させることで、警察の目を逃れて音臼小学校無差別毒殺事件を実行するんです。
心は佐野文吾の冤罪を晴らせないんです!!!
心がノートを捨ててそれを真犯人が拾ったことで、まさに最悪の事態を招いてしまうというわけです(>_<)
『テセウスの船』原作ネタバレ記事と最終回予想記事
まとめ
ドラマ『テセウスの船』のノートの事件と変わった過去についてまとめました。今後も新情報が入り次第、追記します。