『花のち晴れ』で神楽木晴(平野紫耀)と人気を二分する存在が、ヒロイン・江戸川音(杉咲花)の婚約者・馳天馬(中川大志)。
晴と違って紳士的でスマートで、どこか花沢類を思わせる王子様的要素もあります。
文武両道、冷静沈着、自分に厳しく他人に優しいがモットーの馳天馬ですが、その本性が気になるところです。
ドラマでは江戸川音のことになると冷静さを欠くようですが、原作ではどんな性格なのでしょうか?
当記事では『花のち晴れ』で白馬の王子様的存在の馳天馬の性格について、原作からネタバレしてまとめました。
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もくじ
『花のち晴れ』馳天馬とは?
馳天馬(はせ・てんま)は、英徳学園のライバル校・桃乃園学院の生徒会長。
亡き母親・美代子(堀内敬子)が音の母親・由紀恵(菊池桃子)と親友だったことから、音とは幼馴染で婚約中。
美しい顏
天馬と言えば、まずは美しい顏。
“『花のち晴れ』版花沢類”といわれるほどの白馬の王子様的ルックスは、多くの女子のハートをとりこにしています。
原作でも、デート中に音が天馬に見とれているほど美形。
御曹司
天馬は、IT業界を牽引する経営者・馳一馬(テット・ワダ)の御曹司。
当然、家は大金持ち。
クサいセリフさえ、サマになる
花のち晴れはぜひ漫画を読んだ方がいいよ
— みなとえり (@popo_3710) 2018年5月1日
天馬くんがめちゃイケメン pic.twitter.com/8LPajqPHxi
ドラマではまだ出てきていませんが、原作の天馬は以下の“かっこいい男にしか許されないセリフ”を吐きます。
音 俺の名前 天を駆ける馬だよ
音がピンチのときは いつでもかけつける引用元:『花のち晴れ』3巻・馳天馬のセリフより
こんな凄いセリフを言われた音は赤面して、「天馬くんすごいよ。そんなセリフ言っても全くおかしくないなんて」と言います。
天馬は原作でも桁外れの美少年で、クサいセリフさえサマになるのです。
文武両道で才色兼備
天馬は、文武両道で才色兼備。
生徒たちからの信頼も厚い、桃乃園の生徒会長。
いわゆるスター生徒で、まるで昔のF4(エフフォー)のようなオーラがあります。
冷静沈着
原作(ドラマ)で神楽木晴(平野紫耀)が桃乃園に潜入した時も、ニコニコお茶を出してくれた天馬。
そして晴が音を好きと知っても動じず、あまり感情を表に出しません。
早くに実母(堀内敬子)を亡くした影響で自立心も強いです。
非の打ちどころがない
#花のち晴れ 完璧プリンス天馬くんがヤンデレ気味になってきてウマァ~ってなってるけどハルトっちも相変わらず可愛すぎなのでやっぱりどっちかなんて選べないから、もぐもぐ愛莉たんで癒されたい😊 pic.twitter.com/g4WKoMWM9z
— どびー@ドラマ感想イラスト (@tokoharu3) 2018年5月23日
このように天馬は一見完璧で、非の打ちどころがありません。
晴の全面的味方の愛莉でさえ、天馬を完璧な男と認めています。
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原作『花のち晴れ』で、完璧な天馬が崩れるシーンは?
原作『花のち晴れ』の天馬は一見完璧なのですが、その仮面が崩れるシーンがあります。音が庶民狩りにあった時
どーーーーーー考えても天馬くん選ぶでしょ?選ばないの?ウソでしょ????何でこのイケメンが当て馬ポジションなの???花澤類ポジションは幸せになれないの????世の女子は暴君タイプが好きなの??暴言吐く男とかふつうにダメでしょふつうに!!!!#花のち晴れ pic.twitter.com/EymikjgazL
— じろー (@sorajiroooo1234) 2018年5月1日
原作では音が庶民狩りでボコボコにされた時に、天馬は英徳のリーダーである晴に「いいか?二度とやってみろ。ひねりつぶすお前を」と言います。
う~ん(^_^;)この言葉からも、天馬は怒らせちゃダメなタイプだとわかりますね。
Wデートの後
いや、天馬君あなたはもう少し言っていいと思う #花のち晴れ #花晴れ pic.twitter.com/ibsTrTJ6Vc
— Impressions (@TVMainly) 2018年5月22日
ドラマ『花のち晴れ』6話と同様、原作でも音(杉咲花)&天馬、晴&メグリン(飯豊まりえ)でWデートします。
晴と音の関係にヤキモチを焼いた天馬は、いつになくイライラ。
音と2人で帰宅中に、天馬のことが好きな女の子にバッタリ出くわします。
音は自分の存在が彼女を傷つけてしまったかと思って、天馬に「いいの?あの人ショック受けてたみたいだけど」と言ってしまい、この発言が天馬を怒らせる結果に。
音は何を考えてるんだろ
確かにさっきの子に何度も好きだと言われた。
音を彼女と紹介して泣いてるのを見て 俺に何をして欲しい?
おいかけてなぐさめてやればいい?
そんなことして何になる?引用元:『花のち晴れ』5巻・馳天馬のセリフより
天馬は今まで音にキレたことなどなく、いつも温厚でした。
しかし晴の存在が天馬の嫉妬心に火をつけ、初めて音にキレたのです。
原作の音は、初めて見る天馬の怒った顔に激しく動揺します。
ちなみにドラマでの天馬のセリフは以下で、原作とはちょっと違うんです。
音は何考えてるんだろう?
僕を好きな子を慰めてもいいの?
そばに寄り添ってもいいの?
それで音は何も感じない?
今日一日、僕が何も感じてないと思ってる?
嫉妬したり傷ついたりしないって思ってる?引用元:『花のち晴れ』6話・馳天馬のセリフより
なんとなくドラマの天馬の方が原作より、感情をあらわにしている印象です。
「嫉妬」とか「傷ついている」など具体的なWordを使っているからです。
今後もドラマの天馬の方が原作よりも、感情的になっていくのかもしれませんね。
『花のち晴れ』6話・Wデートの原作ネタバレ記事はこちら
→花のち晴れ 6話・Wデート原作ネタバレ!晴の決死の告白に対する音の答えは?
音が天馬にマジギレ!原因は天馬にあった?
『花のち晴れ』6巻では、音が天馬にキレます。
原因は音が“英徳狩り”の犯人は近衛仁(嘉島陸)だと言っているのに、天馬が信じなかったから。
音は近衛の頬を打って「天馬くんは曲がったところがないから、歪んだ人がわからないんだね」と言って、立ち去ります。
そして「くやしい、あいつ(近衛)に負けた」と悔し涙を流します。
さて、天馬が音より近衛を信じた理由は何でしょうか?
- 天馬が人に優しくて真剣で、曲がったところがないから、歪んだ人間の心がわからないから
原作でも天馬は危ういほど真っ直ぐな人間で、純粋。
仲間が自分を裏切るような行動を取るなんて、信じられないのです。
天馬が晴に本性を剥きだしにする?
天馬が音の言い分(“英徳狩り”の犯人は、近衛仁)を信じてやらない一方で、晴は「好きな女の言うこと信じなくてどーすんだよ」と音の見方に。
音は自分の気持ちを分かってくれるのが何故晴なのか、と思って涙を流します。
当然ながら、天馬は音との仲がギクシャクしていきます。
そして天馬はその後、晴が音をバックハグする現場を目撃。
とうとう、天馬は本性を剥きだしにします。
“英徳狩り”の犯人に関する記事はこちら
→花のち晴れ 英徳狩りの犯人とは?音と天馬の仲にも亀裂が生じる?
まず音に対して、本性を剥きだしに?
天馬は音の手を掴んで、晴から引き離します。
音 俺が今どういう気持ちだかわかる?
今猛烈に腹が立って 怒りがこみあげてる
わかりにくいだろ?子供の頃から馳家の人間は常に人の上に立つ者だと叩き込まれてきた
大きな感情を悟られるなと いつも冷静でいろと でもそれももう無理だ
絶対に神楽木を許さない引用元:『花のち晴れ』6巻・馳天馬のセリフより
小さい頃から天馬のことをよく知る音は、見たことがない天馬の姿に青ざめます。
いつも冷静で公平な天馬は、今まで人に対してこんなことを言ったことは一度もなかったから。
次に晴に対して、本性を剥きだしに?
天馬は神楽木邸に行って、晴に牙をむきます。
神楽木 俺と勝負しないか
お前を立ち上がれないほどブチのめしたい引用元:『花のち晴れ』6巻・馳天馬のセリフより
天馬は益荒男祭(ますらおさい)での決闘を晴に申し込み、「俺が勝ったら、お前に(音のことを)終わってもらう」というギラついたセリフを吐きます。
さらに「この勝負はおまえから全てを奪うために行われる。おまえが望むものは全部この淡い雪みたいに消える」という怖~いセリフまで(>_<)
さすがの晴も青ざめます。
そして、天馬は実は武道総合ジュニアチャンピオンなのです。
筆者はここの箇所を読んだ時に「ちょっと天馬くん、卑怯では?」と思っちゃいました(^_^;)
だってこの勝負、どう考えても晴に勝ち目はないから。
もう、公正で冷静沈着な天馬はどこにもいません……。
益荒男祭の記事はこちら
→花のち晴れ 益荒男祭(ますらおさい)とは?実際にもあるの?
身内の裏切りを知った天馬が、今度は近衛仁にキレる
音とギクシャクしてまで信じていたのに、天馬は側近・近衛仁の裏切りを知ることになります。
しかもそれが益荒男祭の真っ最中ときたから、大変(>_<)
動揺した天馬は第二種目の弓道の的を外し、第三種目の剣道は欠席、なんとまさかの晴の不戦勝に。
天馬は近衛仁の頬を思い切り叩き、「二度と俺の前に姿を見せるな」と言い放ちます。
原作では、天馬の仮面が崩れるシーンはここで終了。
以降は、元の穏やかな天馬に戻ります。
原作『花のち晴れ』では益荒男祭の後、天馬は音をかばって負傷
益荒男祭で晴に負けた天馬は、男らしく負けを認めて音を解放。つまり、音との長年の婚約関係を解消するんです。
ここで音が晴の待つ四条大橋に行っていれば良かったのですが、天馬はチンピラから音を守って腕を刺されて重傷(>_<)
音は天馬のリハビリに付き合って、音と天馬はまたしても接近。
そして天馬は音のことがその後もず~っと好きなんです。
リハビリ中に音に「またチャンスをくれないか」と言っているんです。
でももう、感情を荒立てることはなくなり、遠くから見守るようなイメージ。
とっても切ないんです(>_<)
『花のち晴れ』天馬の本性は?結論!
結論としては、天馬は音への恋心と晴への嫉妬心から一時的に激高しますが、最後は元々の優しい天馬に戻るということです。つまり、天馬の本性はやっぱり優しい人ということです。
個人的な意見としては、優しい人(=天馬)を怒らせた優柔不断な音にも責任あるんじゃないかと思っています。
『花のち晴れ』73話(最新話)では、音は天馬の父に「何故、婚約を解消したのか」聞かれます。
天馬は必死で音をかばいますが、音はこれ以上いい加減な態度を取ることは出来ないと思って「好きな人がいます」とはっきり言うのですが、このシーン物凄く切ない(´;ω;`)ウゥゥ
なぜなら音は恋愛感情ではないけど天馬がすごく好きで、大事にしたいとは思っていたから。
それなのにこんな残酷な言葉を、天馬の前で言わなければならないことが辛いのです。
まとめ
『花のち晴れ』白馬の王子様的存在の馳天馬の性格について、原作からネタバレしてまとめました。普段は完璧で穏やかな天馬なだけに、怒った時とのギャップが凄いというのが率直な印象です。
でもそれは全て音絡みなので、本当に音は罪作りな女性ですよね。
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