「相棒18」6話のネタバレと感想!目が見えない右京が面白くて神回!

『相棒18』6話「右京の目」では、杉下右京(水谷豊)の親切心と好奇心が災いして、目に大怪我を負うことに!

しかし盲目探偵・右京は、目以外の感覚を駆使して、いつも以上の名推理をします。

目が見えない右京の発言や行動がメチャ面白く、今回は神回と言われました。

当記事では『相棒18』6話「右京の目」の

  1. 公式あらすじ
  2. ネタバレ
  3. 事件の真相と犯人
  4. Twitter(ツイッター)の評判と感想
についてまとめています。

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『相棒18』相関図


引用元:『相棒18』公式HP

『相棒18』6話の公式あらすじ


犯人の罠に落ちた右京が失明!?
殺人事件との奇妙な符合とは…

右京(水谷豊)は、清掃員として働く顔馴染みの和江(山本道子)に頼まれ、亘(反町隆史)と共に古いアパートの一室を訪れる。

空室のはずなのに不審な物音がするので、中を調べてほしいという。すると、部屋には訪問者を陥れる罠が仕掛けられており、和江をかばった右京は、目に大怪我を負ってしまう。

その場に居合わせた区役所のケースワーカー・友里(佐藤寛子)の助けを借り、病院に運び込まれた右京。視力が戻るまで時間を要するとの診断を受けるが、翌日には特命係に姿を見せる。

そんな中、あるマンションの建設予定地で男性の遺体が発見される。被害者は、不動産会社の営業。右京は、罠が仕掛けられていた古アパートも、遺体発見現場も同社が関連していることに気づき、疑惑を抱く。

一方、右京の怪我に責任を感じた和江は、勤め先の上司・真山(山崎一)をともない改めて謝罪。その際、逃げ去る人物の妙な足音を聞いたという新証言をもたらすが…!?

やがて繋がっていく不可解な罠と殺人事件
背景には想像を超える現代の落とし穴が…!?
視力を奪われた右京の名推理が冴える!

ゲスト:山崎一 佐藤寛子 山本道子

脚本:根本ノンジ

監督:橋本一

引用元: 「相棒18」6話の公式あらすじ

『相棒18』6話のゲストキャスト一覧

『相棒18』6話のゲストキャストを一覧でまとめます。

★友里:佐藤寛子

区役所のケースワーカー。

古アパートで杉下右京(水谷豊)が目に大怪我を負った現場に居合わせた。

★江波和江:山本道子

物件管理会社の清掃員・江波和江。

家政婦として働いていた時に起きた誘拐事件で右京と知り合い、何かと相談に乗ってもらっているらしい。

★真山誠一:山崎一

物件管理会社の課長で、和江の上司・真山誠一。

腰が低く、柔和な人柄。

和江いわく、優秀な人材で、同じ地区の物件を50件ほど担当しているという。

★りな:土屋希乃

目が見えない少女で、右京に白杖の使い方を教える。

★不動産会社の女子社員:神崎レナ

冠城亘に重要な情報を流す女子社員。

『相棒18』6話「右京の目」のネタバレ

『相棒18』6話「右京の目」を時系列でネタバレします。

事件の真相・犯人を知りたい方はこちら。

事件の概要



まずは、今回の事件の概要をわかりやすくまとめます。

杉下右京(水谷豊)が、清掃員の和江(山本道子)に頼まれて、冠城亘(反町隆史)と共に古いアパート(「テイトーハウジング」の建物)を訪れた。

和江によると、空部屋なのに中から音がしたという。


右京が空部屋の中に入って、メロンの木箱を開けると、催涙スプレーが出て来て目が見えなくなってしまう(これが1つ目の事件)。

右京は、そこへ通りがかったケースワーカー・友里(佐藤寛子)に病院に付き添ってもらう。


犯人の侵入経路は窓からで、おそらく犯人は殺したい相手の視力を奪って殺すつもりだったと考えられる。

空き部屋の隣室の野川たけるはオンライン・トレーダーと言うが、部屋は真っ暗だった(アヤシイ)。


診察の結果、右京の目は“角膜障害”を起こしていた。

一週間程度は視力低下や目の痛みが続くとのこと。

催眠スプレーの成分はクロロアセトフェノン(各国の警察が暴動鎮圧に使う催涙剤に使われる物質だが、通常よりはるかに高い濃度)。


その日の夜、「テイトーハウジング」の建設予定地で、「テイトーハウジング品田支店」の営業職・森田の遺体が発見された(これが2つ目の事件)。

死因は、首を絞められたことによる窒息死(抵抗した形跡はナシ)。


目の見えない右京は、現場にアクリルニトリル(意識障害を起こさせる薬)の匂いがすることに気付く。

つまり、「テイトーハウジング」の建物に催涙スプレーが置かれ、「テイトーハウジング」の建設予定地で遺体がみつかり、その遺体が「テイトーハウジング」の営業マンだったということになる。

右京は、自分が目を怪我した古アパートも、森田の遺体発見現場も「テイトーハウジング」が関連していることに、疑惑を抱く。

やはり、この2つの事件は繋がっている。

事件の真相・犯人を知りたい方はこちら。

和江の新証言


右京の怪我に責任を感じた和江は、勤め先である「花畑管理サービス」の上司・真山(山崎一)をともない改めて右京に謝罪。

その際、事件現場から逃げ去る人物の妙な足音を聞いたという新証言をもたらす。


その足音は、トン・ズルーン・トン・ズルーン・トン。

犯人は、足に障害がある人物なのか?


目が見えない少女・りな



右京は、同じく目が見えない少女・りな(土屋希乃)と知り合う。

りなは、もうすぐ受ける手術で目が見えるようになるかもしれないとのこと。


りなは、白杖(はくじょう)を持っていて「これで床を叩けば、大体の部屋の広さや人がいるかどうかもわかる」と右京に教えてくれた。

そして右京に、ビーズで作ったパンダ(見た目はクマ)をくれた。


その後、右京は杖を使って歩くようになる。


容疑者・竹田は白か黒か?


その頃、亘は「テイコーハウジング」の支店長・竹村と森田がもめていたという情報を得る。

その上、「テイコーハウジング」が扱っている品川樹脂の倉庫からアクリルニトリル(殺された森田が嗅がされた薬物)が検出された。


伊丹・芹澤両刑事が竹村を取り調べるが、竹村は容疑を否認。

右京がやってきて、竹村に走ってもらうが、和江が聞いたトン・ズルーン・トン・ズルーン・トンではなかった(竹村は犯人ではない)。


生活保護者を狙った犯罪?



その後、森田が担当していた物件が、築年数が長いものや事故物件が多く、借り手がつきにくいものばかりだったことが判明。

そして借り手の多くは、生活保護受給者だった。


右京は「もしかしたら、森田は生活保護受給者を空き部屋に住まわせて、金を搾取していたのかもしれない」と推理。

しかしわかっているだけで30人もの生活保護受給者がいて、それを森田が一人で管理していたとは思えない。


その後、マンションの管理会社と品川樹脂の倉庫の管理会社が、和江が勤める「花畑管理サービス」であることがわかる。

右京は、和江に頼んで、真山を倉庫に呼び出してもらった。

和江:「真山さ~ん、私、事件の真相がわかっちゃったア」

真山:「あ、和江さん、今からお話できないかな?」

盲目探偵・右京が真山を追い詰める



右京のヨミ通り、真山は包丁を持って倉庫に来た。

盲目探偵・右京と亘は「お待ちしておりました、真山さん」と言って迎えた。


右京は「あなたは生活保護受給者から金を搾取し、金の取り分で揉めた森田を殺しましたね?」と詰め寄るが、真山は棚を転倒させて逃亡を図る。

そのせいで、倉庫内は真っ暗に。


右京は、りなから教えられた通りに杖で床を叩き、真山のいる場所の見当をつけた。

そしてりなにもらったビーズのクマを解体して床にバラ巻き、真山がビーズを踏む音で完全に場所を特定。

杖で真山を拘束して「絶対に逃がしませんよ」と言った。


倉庫を出た右京は、無事視力回復。

久しぶりに、青い空を堪能した。


エピローグ


真山は無事逮捕されたが、右京と亘は“もう一人の犯人”の元へ向かった。

その人物とは、ケースワーカーの佐藤。


真山と森田が金を搾取した生活保護者の担当は、全て佐藤だったのだ。

不動産会社の森田、管理会社の真山、福祉課の佐藤の3人がいなければ、この犯罪は成り立たなかった。


右京が目を負傷した現場に佐藤がいたのは、それは真山が森田を殺すのを見届けるためだったのだ。

右京に付き添った佐藤は、動揺から呼吸が荒かった。

実は、この時から右京は佐藤を疑っていたのだ(スゲエ)。


事件の真相・犯人


右京の目の負傷と森田殺害事件の裏には『生活保護者をボロアパートに住まわせて、生活保護のお金を搾取する事件』が隠されていました。


事件の真犯人は、以下の4人。
・「テイコー不動産ハウジング品田支店」の営業・森田(事故物件などの空部屋に生活受給者を住まわせる)。

・「花畑管理会社」の真山(森田と共謀)。

・右京が目を負傷した隣の部屋に住む無職・野川(モニターでの監視)。

・ケースワーカーの佐藤(条件に合う人間に生活保護の手続きをさせて、その後は部屋を訪問して監視)。

犯行の動機は、生活保護受給者を空き部屋(事故物件など問題のある部屋)に住まわせて、生活保護のお金を搾取するため。

生活保護受給者を部屋に閉じ込めて監視、外部に漏らさないように脅迫していた。


生活保護受給額の13万円の中から、10万円を搾取。

そこから3万円の家賃を払った残り7万円×1年間×30人分=2520万円、これを3年間続けてきた。


森田殺害の真犯人


森田を殺害したのは、真山。

殺害動機は、金の取り分で揉めたから。


真山は、空き部屋に催涙ガスが発生するメロンの箱を置いてベランダで森田が来るのを待ったが、箱を開けたのは右京だった。

驚いた真山は、ベランダから飛び降りて足を負傷。

和江が聞いたトン・ズルーン・トン・ズルーン・トンは、真山が足を引きずる音だったのだ。


計画に失敗した真山は、すぐに別の作戦に出た。

管理している倉庫からアクリルニトリルを盗み出し、森田に嗅がせて抵抗できないようにして、絞殺。

『相棒18』6話のTwitterの評判と感想

『相棒18』6話のTwitterの評判と感想を見てみましょう。

和江(山本道子)が再登場



清掃員の和江は、家政婦だった頃に右京がお世話になった人物(2009年1月14日の『相棒7』11話「越境捜査」)。

それから和江は、何かと右京に相談に乗ってもらっている仲とのこと。


今シーズンは右京に災難続き?





初回スペシャルでは離島で麻薬によるトリップをした右京ですが、6話では催涙ガスで目を大怪我!

なかなか災難続きですな~(^_^;)

目を怪我した右京さん、なかなかに痛々しい。


エレガントなタモリ





サングラス姿の右京さんに、既視感を感じる人多数。

そう、タモリさんに似ているんです(笑)。

眼鏡ひとつでおそろしく雰囲気が違いますよね~。


目が見えなくても紅茶を入れる




右京が目が見えない状態で紅茶を入れたので、青木に熱いお茶がかかってしまいました(笑)。

右京:「これは失礼!やはり距離感がむつかしいですね~」

青木:「やらなきゃいいじゃないですか!」

ホント、目が見えない右京さんって面白い(笑)!


目が見えない分、嗅覚が鋭くなる





視力を失った右京は、嗅覚で事件を解決。

現場にわずかに残ったアクリルニトリルの匂いをかぎ分けて、事件の真相へ(さすが!)。


整髪料の匂いで、そばに内村刑事部長(片桐竜次)と中園参事官(小野了)がいることに気付く名探偵ぶり(笑)。

内村:「手負いのお前を最前線に立たせるわけにはいかん。休め」

右京:「お気遣い感謝しますが、休むか休まないかは自分で決めますので」

視力を失っても、ふてぶてしさは変わりません(笑)。


AI「Buddy」の相性は悪い?





今回、青木からAI「Buddy」を紹介された右京さん。

「ヘイ!バディー」と呼びかけて質問して答えてもらう形式ですが、不慣れな右京は最初はうまくいきません。

右京:「濃度の高いクロロアセトフェノンが含まれる催涙スプレーを製造している海外メーカーを教えてください」

Buddy:「もう一度、お願いします」

右京:「CNガスを含む催涙ガスのメーカーを教えていただけますか」

Buddy:「ガスの語源はカオスから来ており……」

右京:「それは僕も知っています、でも聞きたかったのはガスのことではありませんよ~」

Buddy:「もう一度、お願いします」

右京:「ふう」

そこへ亘がやってきて「右京さん、音声データですか?」と聞くと、右京は「どうやら、僕とは相性が悪いようです」とため息(笑)。

しかしさすがは天才・右京だけあって、ラストシーンでは見事に使いこなします。


目が見えない少女の演技が上手い






目の見えない少女・りなを演じたのは、土屋希乃ちゃん。

年令=芸歴の子役さんだけあって、演技が上手すぎる!


ちなみに、プロフィールは以下の通り。

名前:土屋 希乃(つちや・きの)

生年月日:2008年8月25日

年令:11歳

身長:133cm

星座:おとめ座

血液型:O型

出身地:東京都港区

事務所:ヒラタオフィス(ヒラタビーンズ)

右京とりなの心温まる会話に、癒されました。

子供に対しても誠意を尽くす右京だからこそ、りなの白杖のテクニックを受け継ぐことが出来たのでしょうね。


新しい能力に目覚めた右京がかっこいい






目の見えない右京は、りなから教わった白杖による空間把握の手法をすぐに実践して、更にビーズをばら蒔き犯人がビーズ踏んだ音の方向を確認して、杖で犯人を取り押さえました!

右京さん、本当に無敵過ぎる(^_^;)


右京さんのプルプルタイム



犯人の一人・佐藤は「私はそんなに悪いことをしたんでしょうか。家のない人に住むところを紹介してケアもしてケアもしてあげたのに!」と右京に抗議。

右京は「ではお聞きしますが、あなたの仕事は何ですか。病気や家族の問題で働けなくなった人を支え、救うことじゃないですか!あなたは自らの欲のために救われるべき人たちを利用してきたんですよ!そんなことが許されるわけがないじゃないですか!!」と激おこ&プルプル。


右京の新相棒








ラストで、冠城亘(反町隆史)に相棒降板の危機が訪れました。

なんと、右京がAIの「Buddy」と意気投合したのです(笑)。


「こっちの相棒の方は、少なくとも憎まれ口は叩きませんから」というわけですが、そりゃそうですよね~。

調査担当の青木の地位も、乗っ取られるかも(笑)。


今日の『相棒』は神回!面白いの声多数






目が見えない右京が、ポイントごとにメチャクチャ笑えた回。

【笑えたポイント】

・右京が目が見えないのに高々と紅茶注いで青木にかけてしまうシーン。

・右京とHEYバディの噛み合わない会話。

・整髪料の臭いで中園参事管+内村刑事部長の存在当てる。

・取調室で容疑者をマラソンさせる。

また、水谷豊さんの目が見えない演技が上手すぎる!

最後、右京とAIが見事なコンビネーションを見せたオチで終わったのも見事でしたね。

『相棒18』7話の公式あらすじ




特命係が婚活パーティーへ潜入捜査!!
アポ電強盗を繰り返す特殊詐欺グループ壊滅作戦の行方は!?


伊丹(川原和久)が婚活デートに臨もうとした矢先、アポ電強盗が発生し、捜査への合流を余儀なくされる。被害者は、医師の息子を持つ大井川君枝(山口美也子)で、傷害トラブルの示談金が必要という電話を受けた直後、3人組の男が押し入ってきて2000万円もの現金を奪われたという。

多発する特殊詐欺に対し、中園参事官(小野了)の指揮のもと捜査一課・組対5課など課の垣根を超えた大捜査網がひかれる。そんな中、右京(水谷豊)は君枝が息子の結婚相手を探すために参加していた“代理婚活パーティー”から大井川家の情報が特殊詐欺犯に流れたのではないかと推理。


被害者に事情を尋ねると、これまで連絡先を交換した相手は2人だけとのこと。調べると、問題の2人は阿久津貴子(松井紀美江)という女性と、津田保(河西健司)という男性で、右京と亘(反町隆史)は、どちらかが情報を流しているのではないかと疑う。その後、疑惑の2人が同時に参加する代理婚活パーティーがあることを摑んだ右京は、青木(浅利陽介)の“親代わり”として参加。スタッフとして会場に紛れ込んだ亘と共に、2人の動向を探るが…!?

婚活パーティーで情報漏洩の容疑者を探れ!
捜査のさなか、中園参事官にも悪の手が…!?
警視庁の面々が一丸となり現代の悪を追い詰める!

ゲスト:河西健司 山口美也子 松井紀美江
脚本・監督

引用元: 『相棒18』公式HP


特命係が婚活パーティーに潜入とは、次回も面白い予感しかしません!

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