『半分、青い。』も第8週を終えて、いよいよ鈴愛(永野芽郁)と律(佐藤健)の恋が動き出します。
鈴愛と律は生まれた途端に出会って当たり前のように一緒にいましたが、お互い恋人ができたらどうなってしまうのでしょうか?
鈴愛も律ももう大人なので、新しい出会いがあってもおかしくありません。
当記事では『半分、青い。』の小説から、鈴愛と律の恋の結末ネタバレ・前編をします。
ドラマのあらすじのネタバレになりますのでご注意ください。
「半分、青い。鈴愛と律の恋の結末を最終回までネタバレ・後編!律は鈴愛を守るために生まれてきた」の記事はこちら
→半分、青い。鈴愛と律の恋の結末を最終回までネタバレ・後編!律は鈴愛を守るために生まれてきた
もくじ
- 1 『半分、青い。』鈴愛と律の高校時代の恋をおさらい
- 2 『半分、青い。』鈴愛と律の恋のネタバレ・前編
- 2.1 律には鈴愛は荷が重い?
- 2.2 マサトが鈴愛の王子様?
- 2.3 鈴愛を心配する律
- 2.4 律がサヤと再会
- 2.5 鈴愛がマサトと初デート
- 2.6 スズメは、リツくんかと思っとった
- 2.7 鈴愛にヤキモチを焼くサヤ
- 2.8 鈴愛がマサトに告白、その結果は……?
- 2.9 マサトの本音は?
- 2.10 鈴愛とサヤが初対面
- 2.11 鈴愛とサヤの修羅場
- 2.12 律が鈴愛との別れを選ぶ
- 2.13 二週間で二回フラれた鈴愛
- 2.14 1995年、東京
- 2.15 律が鈴愛にプロポーズ
- 2.16 鈴愛の返事はまさかの「NO」
- 2.17 鈴愛の本音
- 2.18 律が結婚
- 2.19 鈴愛が涼次と結婚
- 2.20 子供が生まれる!
- 2.21 花野もムンプス難聴に?
- 2.22 涼次と離婚
- 2.23 律と再会
『半分、青い。』鈴愛と律の高校時代の恋をおさらい
『半分、青い。』鈴愛と律の高校時代の恋愛をおさらいしましょう。鈴愛の高校時代の恋
鈴愛と、こばやんがお茶した明治村帝国ホテル二階の喫茶室。
— 桃次郎 (@momojirou0525) 2018年5月1日
自分が行った時は閉店時間になってしまいました。#半分青い pic.twitter.com/d2PGQDGiyP
鈴愛の初恋の相手は、新聞部の“こばやん”こと小林(森優作)。
バス停で鈴愛が“こばやん”の落とし物を拾ったことをきっかけに出会い、交際スタート、
しかし鈴愛が人前で自作のつけ耳を付けたり、金沢監獄に夢中になる姿にドン引きした“こばやん”は、2度目のデートには誘ってくれませんでした^_^;
こうして鈴愛の初恋はあっけなく終了します。
律の高校時代の恋
「さんずいのきよいと書いてさや」
— ルルフ (@hervorruf) 2018年4月17日
紀宮清子内親王殿下(現在は黒田清子様)と同じねとか
さんずいのきよいなら浄も潔もあるよとか
関係ないことが頭を巡るけど美男美女カップルは目の保養 #半分青い pic.twitter.com/Oi6nNIffcn
律の初恋の相手は、弓道部の美少女・伊藤清 いとう・さや(古畑星夏)。
律は菜生(奈緒)の弓道の試合を見にいくのですが、その時いた他校の生徒がサヤだったというわけです。
律とサヤはお互いに名前を名乗り合いますが、そのまま別れてしまいます。
律はもう一度会えたら運命かな、と思うのでした。
『半分、青い。』鈴愛と律の恋のネタバレ・前編
それでは鈴愛と律が大人になってから(第9週~)の恋のネタバレをしていきます。律には鈴愛は荷が重い?
律は、鈴愛が秋風(豊川悦治)の病気をペラペラとしゃべり、やれることは何でもするという姿に呆れていました。
何故なら、病気は秋風のプライバシーであって本人の意志もあることだから。
そんな律にマサト(中村倫也)は「(鈴愛を)見守ってあげたらいいんじゃない」とアドバイス。
しかし「(鈴愛を)見守り切れんのか、俺」と少し荷が重く感じる律。
マサトが鈴愛の王子様?
漫画家修行の道は険しく、ある日鈴愛は喫茶おもかげでテーブルに突っ伏していました。
するとマサトが“元気出してのプレゼント”だと言って、チョコパフェを作ってくれました。
マサトは少し前から、喫茶おもかげでバイトしているのです。
「マサトくん、あなたが私の王子様」
鈴愛は思わず、秋風にダメ出しされたセリフを口にしていました。
試しに言ってみただけなのに、口にしたら最後、ドキドキ……。
「間に合わないとは思ったけど、まさか完食しているとは」
マサトは鈴愛のパフェに花火を立ててあげようと思ってコンビニで買ってきたのですが、鈴愛は既にパフェを完食した後でした。
パフェをおかわりすると言う鈴愛をマサトは止めます(笑)。
しかしそもそもパフェに立てる花火は専用のものでないといけないとマスターから言われて、がっくりと肩を落とす鈴愛とマサト。
鈴愛が「良かったら、この花火、一緒にやりませんか?」と誘うと、「いいよ」とマサト。
鈴愛を心配する律
鈴愛が二度目の恋をしていると聞いて、律は思わず「ふぎょぎょ!」。
律が鈴愛に高校時代に“こばやん”に失恋した過去を思いださせてやると、「そうか、そういや、そんなこともあったな……」と遠い目の鈴愛。
「今度は、絶対、行ける!」と断言する鈴愛ですが、律は全く信じていません。
律がサヤと再会
また美しい弓道姿見られるのは嬉しいけどさ、、#半分青い pic.twitter.com/gp6JQ5PSk6
— そら@日々わくわく☺︎✧ (@taketosora) 2018年5月26日
一方、律は弓道の授業中に美少女・サヤと再会。
サヤは律の通う西北大学の弓道部に所属していたのです。
サヤは律のことをよく覚えていました。
律とサヤは喫茶おもかげで、色んな話をします。
律は高校時代に聞いたサヤの噂(インターハイ出場と、名古屋の栄でスカウトされた)について尋ねますが、インターハイは本当だけどスカウトはウソでした。
サヤは周りに騒がれて、本当の自分がわからなくなると律に言います。
律は梟町(ふくろうちょう)という小さな町で期待されて育ってきた自分とサヤは通じるところがあると感じて、体温がぐっと上がるような感覚を覚えます。
サヤがトイレを我慢していることを打ち明けると、律は自分の部屋のトイレを使ってくれと言います。
こうして、サヤは早々と律の部屋に足を踏み入れることに。
「私たち、なんか、はぐれた迷子がやっと会えたみたいね」と笑うサヤに、微笑む律。
いつも心のどこかにあった寂しさの理由が、彼女に会ったことでようやくわかったような気がしたのです。
鈴愛がマサトと初デート
律がサヤと再会したことを聞いた鈴愛は、「リツ、それ運命だ!運命の再会だ!」と喜びます。
そして「私もマサトくんに電話する!」と言って、電話を切ってしまいました。
突然鈴愛の口から出たマサトの名前に、驚いてしまう律。
鈴愛はマサトの番号を回します。
電話に出たマサトは久しぶりであることを感じさせない親し気な口調でしたが、中学三年生レベルの鈴愛には彼が嬉しいのか迷惑なのかわかりません。
なんとかぎくしゃく挨拶を交わし、当たり障りのない話をします。
とうとう「花火に行こうって言っていたのは社交辞令ですか?」とズバッと聞いてしまう鈴愛。
マサトは引くことなく「明日、しようか、花火?」と言ってくれました。
鈴愛はマサトとのデートに蛙のワンピースを着ていきました。
マサトが「鈴愛ちゃんとやる、初めての花火」と言うと「そういうことは言わない方がいい、二回目があると思うから」と鈴愛。
「二回目、ないの?」と屈託なく笑うマサトに「マサトくんは調子のいいところがある」と鈴愛。
それでもマサトから「(蛙のワンピース)似合ってる、可愛い」と言われると、心は勝手に喜んでしまいます。
鈴愛の顏にマサトが近付いてきて、唇に近い頬にキス。
そのまま2人はみつめあって、またゆっくりマサトの顏が近付いてきて……。
ところが気付けば、マサトが持ったろうそくの火が彼の上着を焦がしていたので大パニック!
「うわっ。死ぬ。俺死ぬ」と言うマサトに「大丈夫、死なない!平気」と鈴愛。
あの時、マサトの上着にろうそくの火がつかなければ、キスしていたんだろうなあと鈴愛は後々までよく考えます。
スズメは、リツくんかと思っとった
ハル(松雪泰子)が上京してきて、鈴愛は好きな人(=マサト)が出来たことを打ち明けます。
「スズメは、リツくんかと思っとった」というハルに「スズメがリツでも、リツは違う」と鈴愛。
鈴愛は自分と律では“月とスッポン”だと思っているのです。
鈴愛にヤキモチを焼くサヤ
律とサヤは、付き合い始めます。
トイレを借りた日から、もう何度もサヤは律の部屋に出入りしていました。
もう、律に代わって珈琲も入れられるほどです。
サヤの目は、律の机の上にあった梟町の4人(鈴愛、律、ブッチャー、菜生)の写真に釘付けに。
サヤは、律の隣にいる鈴愛を見て「可愛い子ね」と言います。
律は鈴愛が描いたサヤの絵を見せますが、サヤは一瞬険しい顏で睨みつけます(律は気が付いていません)。
律はヤキモチを焼いているサヤを楽しんで眺めています。
鈴愛がマサトに告白、その結果は……?
鈴愛は母のハルにも優しく接してくれたマサトに、告白。
「マサトくん……好きです」
マサトの目を真っ直ぐみつめて告白する鈴愛の真剣さに、マサトの目が泳ぎます。
「ごめん、鈴愛ちゃん。自分、そういうつもりじゃなかったんだ」
鈴愛は心底驚いて、動揺。
喜ぶ顏を見たいと言ってくれて、花火を一緒にしてくれて、右側をさりげなく歩いてくれるのに何故……?
鈴愛はマサトの腕に抱き付きますが、マサトは断固とした手つきで鈴愛を引きはがしました。
いつもと全然違って冷たくよそよそしいマサトの顏を見た鈴愛になにかのスイッチが入ります。
さらにマサトの腕にしがみついたので、マサトはぐっと力を籠めて引き離します。
突き飛ばされる格好になった鈴愛は、軽く尻もちをついてしまうことに。
気まずそうに背を向けながら差し出されたマサトの手を、鈴愛は取りませんでした。
こうして鈴愛の二度目の恋もあっけなく終わりました。
マサトの本音は?
ユーコ(清野菜名)から鈴愛がマサトに失恋したことを聞いた律は、マサトを問い詰めます。
マサトの答えは「律の好きな人とは付き合えないよ」。
律は自分にはサヤがいるからと否定しますが、「お互いに気付いてないだけだよ、自分の気持ちに」とマサト。
律は、失恋して過呼吸になるほど泣いた鈴愛を慰めに行きました。
鈴愛にとって律はいつでも一番の安定剤で、律の背中で泣きます。
帰ってきた律はマサトに「鈴愛に恋愛感情はない」と断言。
「君たち離れられないよ。僕はそう思う。予言だ」と言うマサトに「呪いをかけるな!サヤが好きだ」と律。
マサトはもう何も言いませんでしたが、何でも知ってる神様のような微笑みをたたえて、猫を抱きました。
鈴愛とサヤが初対面
一週間経って少し失恋のショックが和らいだ鈴愛は、喫茶おもかげでユーコとボクテ(志尊淳)と一緒に食事をしていました。
そこへ律とサヤが入ってきました。
初対面なのに、鈴愛の口についてるケチャップを無遠慮に指摘するサヤ。
鈴愛はサヤの微妙なニュアンスに気が付きませんでしたが、ユーコは気が付きます。
ユーコはわざと、最近律が鈴愛のために美味しいスープを作りに来た話をします。
ヤキモチを焼いたサヤは律に「私にも、今度作ってよ」と言います。
その後もサヤは律の部屋に飾られている鈴愛の写真に、すみれ色の爪でバッテンを描いたりして対抗心むき出しに。
鈴愛とサヤの修羅場
7月7日、秋風ハウスでは七夕のバーベキューパーティーの支度がされていました。
この日は、鈴愛と律の誕生日でもあります。
秋風は「律くんだけでも呼んでやったらどうだ?」と言ってくれて、鈴愛はユーコと一緒に律の部屋へ。
しかしそこにいたのは律ではなく、サヤでした。
律しかいないと思っていつも通り三回笛を吹いて「りーつー!」と呼んでしまった鈴愛は、「やってまった」と思います。
しかしサヤは「どうぞ、上がって!」と誘います。
早々に引き上げようとする鈴愛の腕を掴んで、「私、あなたと話したかったの」とサヤ。
部屋には緊迫した空気が流れていました。
なんでもサヤが「梟町(ふくろうちょう)の4人組の写真を外して」と言っていつの間にか喧嘩になって、律が出て行ったとのこと。
サヤは鈴愛に「私、律に私の知らない時間があるのが嫌なんだよね。それが過去でも」と言い放ちます。
鈴愛はこのままではいらないことを言ってしまいそうで、「帰ります」と言って立ち去ろうとします。
そんな鈴愛に、サヤはもう怒りを隠しませんでした。
あのさっ。マグマ大使だかなんだか知らないけど、人の恋人、三回笛吹いて呼ぶのやめてくれないかなっ
引用元:『半分、青い。』サヤのセリフより
鈴愛はサヤの邪魔をしようとはこれっぽっちも思っておらず、自分が大事にしてきたことをこれまで通り続けたかっただけでした。
その二つが相反するということが、鈴愛にはまだよくわかっていなかったのです。
サヤが梟会の写真に手をかけて破ろうとして、鈴愛が止めに入ってもみ合います。
「帰ってきた律が悲しがるから、そんなことするのやめてよ!」と言う鈴愛に「あなた、律の何なの?消えろよ!」とサヤ。
「消えらんないよ!」と気付けば鈴愛も怒鳴り返していました。
そして鈴愛はとうとう、言ってはいけないセリフをサヤに行ってしまいます。
リツを返せ!リツは私のものだ!!生まれた時から、リツは私といたんだー!リツを返せ!/p>
引用元:『半分、青い。』鈴愛のセリフより
そしてサヤが鈴愛を突き飛ばした拍子に、鈴愛は尻もちをついて写真を破ってしまいました。
「あはは、自分で破ってる。オウンゴールだ」と嘲笑するサヤ。
そこへ律が帰ってきました。
どちらが放り投げたかはわからないけれど、ケーキのスペアを買ってきたことに鈴愛は気が付きます。
鈴愛は律とすれ違い様に「律、お誕生日おめでとう」と言いますが、当然ながら返事はありません。
鈴愛とユーコが帰った後、律はサヤを優しく抱きしめました。
律が鈴愛との別れを選ぶ
鈴愛は律に呼び出されて、喫茶おもかげに行きました。
律は鈴愛に「サヤに、律は私のものだ。返せって言ったの?」と尋ねました。
「……言った」と認める鈴愛に「それ、アウトっしょ」と律。
律はさらに「この街を越そうと思う」と言います。
「鈴愛と距離を置くためだ」と続ける律に、「そうか」と鈴愛。
律はとにかくサヤを傷つけたくないのです。
鈴愛は「私は、ただ、今までと同じように律のそばにいたかった」と言いますが、「……そのつもりだったよ!ルール破ったの、そっちじゃん。」と律。
スズメが悪いんだ。
俺たちは一番近い友達だったんじゃないのか?親友だったんじゃないのか?
そういうのは、大切に扱わないと手に入らないもんなんだよ。
なんなら、恋人なんかよりも……。引用元:『半分、青い。』律のセリフより
「私には難しいことはわからない」と鈴愛が言うと、律は「難しいこと、わかれよ」と哀願。
「あの頃と何も変わってないのに、何が変わっちゃったんだろう」と鈴愛が言うと、「……もう子供じゃいられないんだよ」と律。
鈴愛はわからないなりに受け止めて、わかろうと思います。
「リツがいなくなると思うと、私は立ってる地面がなくなってまうみたいや」
「……遅いよ、スズメ。もう、遅い」
店が閉店を迎えて、鈴愛と律は歩き出します。
そして2人は“思い出ごっこ”をすることに。
それは思いつくままに思い出を挙げていくだけの遊びでしたが、昔の出来事が次々に蘇ります。
秋風ハウスに着いた時に、2人は改めて誕生日のことを思い出します。
「お誕生日おめでとう、スズメ、3分過ぎたけど」
鈴愛は「ありがとう。バイバイ、リツ」と言って秋風ハウスに向かって歩き出しました。
律は鈴愛の背中に向かって「最後は、見送らせてよ」と言いますが、鈴愛はもう律を見られませんでした。
前をむいたまま、静かに泣いていたから……。
律は鈴愛の姿が見えなくなるまで見送りました。
さあっと風が吹いて、七夕の短冊を揺らします。
律は、鈴愛の短冊(律がロボットを発明しますように)をちぎり取っていました。
二週間で二回フラれた鈴愛
律をなくして立ってるのも大変な鈴愛をユーコが慰めました。
ユーコ:「スズメ。言いたくはないが、スズメがマアくんにふられた日が、六月の終わり、そして、リツにふられた日がきのう七夕。二週間で二回ふられてる」
鈴愛:「ホントだ。ダブルだ。気が付かなかった。二週間に二回、一週間に一回、このままで行くと、私は、死ぬまで何回ふられることになる?」
鈴愛にはその後、狂ったような食欲が訪れました。
そして秋風はそんな傷心の鈴愛に「(律との悲しい出来事を)漫画に描け」と言うのでした。
1995年、東京
1995年、鈴愛は24歳。
プロの漫画家になって多忙な日々を送っています。
そんなある日、菜生から電話が。
キミカ(余貴美子)の還暦パーティーに来ないかという誘いでした。
「律くんも来るよ」の言葉に、胸の奥がぎゅっと痛む鈴愛。
律とは5年前の七夕の日に別れて以来、一度も会っていませんでした。
鈴愛は睡眠時間を限界まで削って仕事を仕上げて、なんとか帰省。
しかし鈴愛のいっちょうらのワンピースを草太(上村海成)が洗濯機で回してしまい、ぐしゃぐしゃの再起不能に。
キミカの還暦パーティーの日を迎えますが、鈴愛は着て行く服がなく家にいます。
それでも鈴愛は自分が生まれた瞬間から見守ってくれたキミカ先生を祝いたいと思って、イチキュッパのアッパッパの姿で会場へ。
しかし律はもう会場を後にしていました。
鈴愛はキミカから、律のいる京都大学の宇佐川研究室がロボットの研究で賞を取ったことを知らされます。
そして律が「スズメの夢やから叶えた」と言っていたことも聞きます。
鈴愛はたちまち、律と離れた七夕の日の自分の短冊(リツがロボットを発明しますように)を思い出します。
律がそれを見て自分の夢を実現することで、鈴愛の夢を叶えてくれたことを知って、思わず涙が出る鈴愛。
そして今からなら追いつけるかもしれないと思い、律を追いかけます。
律のいる夏虫駅についた鈴愛は、律の声を聞き分けます。
たとえ、どんな雑踏でも、鈴愛はいつだって律の声を探し当てていたのです。
鈴愛は「リツー!!」と叫んで、三回笛を吹きます。
しかし鏡で、自分の安っぽい服装に化粧っけのない顏を見て立ち尽くすことに……。
その時、階段をゆっくりと降りてくる律の姿が!
律はゆっくり鈴愛に近付いてきました。
笑ってない律は、鈴愛の知らない大人の顏をしていました。
律が鈴愛にプロポーズ
鈴愛と律は、5年ぶりの再会を果たしました。
律:「ああ、ごめん。鈴愛の声聞いとった、なつかしい声」
鈴愛:「そういうこと言うの、反則や」
しょっぱなから甘いセリフを吐く律くんに、「反則や」と鈴愛。
ブッチャーによると、律はサヤと別れていました。
たった3年しか持たなかったそうです。
「おまえはあいかわらず突拍子もないな……突拍子もない」と言って、律はうつむいて泣きます。
どうやら、鈴愛に会えて感動している様子。
律は鈴愛に就職の報告。
律が就職したのは誰もが知ってる大企業で、律の仕事はロボットを作ること。
律は鈴愛に5年前に短冊(リツがロボットを発明しますように!!)を盗んだことも告白。
律は鈴愛の願いをかなえると同時に、自分の夢を実現させたのです。
鈴愛は次の電車が来るまで、律とジャンケン遊び(グリコ)。
すると鈴愛の短冊が風に吹かれて、木に引っ掛かってしまい……。
取ろうと背伸びした鈴愛は後ろに倒れそうになって、律が支えました。
「まあ、いいよ、もう夢かなったし。鈴愛とも会えたし」
そして律は鈴愛の目を見て「鈴愛、結婚しないか」とプロポーズ。
鈴愛の返事はまさかの「NO」
鈴愛の返事は「ごめん、無理だ」というまさかのNO!
律は冗談で誤魔化して「ごめん、忘れてくれ」で締めくくってしまいました。
鈴愛の本音
それから4年経過。
「一瞬に咲け」で漫画家デビューした鈴愛ですが、現在ではまた秋風(豊川悦治)のアシスタントに逆戻りして、仕事のないすさんだ日々を送っていました。
どんなにがんばってもアイデアが浮かんできません。
そんな鈴愛は律のプロポーズを忘れてなかったし、そういうんじゃなかったのです。
本当は鈴愛は律が好きでした。
しかしちょうどその頃鈴愛は秋風に「私はここにいて頑張りますんで」と宣言したばかりで、京都に行ったら仕事が来なくなると思いました。
だから売れてから、律に逆プロポーズしてやろうと思っていたのです……。
律が結婚
ある日、律から秋風ハウスに「結婚しました」というハガキが届きます。
そしてほどなく、鈴愛もその事実を知ることに。
お相手はより子(石橋静河)という地味な女性で、鈴愛とは似てませんでした。
大きなショックを受けた鈴愛は、フラフラと律の新居まで歩いていってしまい……。
鈴愛はベランダにいるより子と目が合いますが、何も言わずに帰りました。
鈴愛が涼次と結婚
その後、漫画家をあきらめた鈴愛は、100円ショップ「大納言」でアルバイト生活。
そこで出会った涼次と恋に落ちます。
涼次は映画会社「クールフラット」の助監督で、早くに両親を亡くし、叔母である“三オバ”こと藤村三姉妹に溺愛されて育ちました。
「クールフラット」には涼次の他には、監督の元住吉祥平(斉藤工)がいました。
情熱的な涼次は、出会って1週間足らずで鈴愛にプロポーズ。
鈴愛はプロポーズを受けて、2人は結婚。
子供が生まれる!
涼次が映画監督デビューするまでは“黒子”に徹すると決めた鈴愛は、家計を切り詰めて涼次を支えます。
ついに2年がかりで涼次は、脚本を書き上げます。
完成した脚本に目を通した「クールフラット」の監督・祥平は絶賛。
涼次の脚本に目を通した原作者の弓子(若村麻由美)もすっかり気に入ることに。
しかし弓子が初めてそれを伝えてきたとき、たまたま2人きりだった祥平は、自分に監督をやらせてほしいと頼んでしまいます。
祥平の「追憶のかたつむり2」は大コケし、映画の仕事が全くなくなっていたのです。
結局、弓子が監督に祥平を指名した形で映画化が決定し、何も知らない涼次もそれを了承しました。
しかし祥平は罪悪感から自殺をも考えるように。
ついに鈴愛や涼次に真実を話します。
話を聞いた鈴愛は怒りを抑えきれず、逆に涼次からいさめられました。
監督を降りるという祥平に、涼次は祥平が自分書いた脚本を心から撮ってみたいのか確認したうえで、思いを口にしました。
「僕は、元住吉祥平に撮りたいと思わせるホンを書けたことが光栄です。どうぞ、撮ってください」
こうして映画製作の続行が決定しましたが、以降、涼次は毎日家でダラダラ過ごすように。
ある日、見かねた鈴愛が、助監督の仕事をして稼いできてほしいと言うと、涼次はふてくされて出ていきました。
その直後、鈴愛はお腹の激しい痛みに襲われ、病院へ。
鈴愛は妊娠していたのです。
鈴愛が病院から帰ると、すっかり反省した涼次が待っていました。
鈴愛が妊娠していることを明かすと、ガッツポーズで大喜び。
「俺、目が覚めました。金輪際っ、映画はやめる。スズメちゃんとお腹の子のために俺が働く!」
とは言え、仕事がみつからない涼次は、鈴愛と一緒に大納言を手伝うことに……。
そして鈴愛は出産のために、涼次と一緒に梟町に帰省。
無事、女の子を出産。
名前は花野(カノ)(山崎里莉那)、愛称はカンちゃん。
花野もムンプス難聴に?
平成15(2003)年12月23日。
花野は1歳の誕生日を迎えました。
ユーコとボクテが来てくれて、その晩、藤村家でも“三オバ”が誕生日祝いの準備をしていました。
5人で涼次の帰りを待っていると、花野が42度の高熱を出して、急いで病院へ。
花野はおたふく風邪でしたが、鈴愛は自分と同じムンプス難聴になりはしないかと取り乱します。
幸い、花野の高熱は2日でおさまり、3日目には元気に。
一方、最近の涼次の様子をいぶかしんでいた“三オバ”は、涼次を呼び出し、花野の誕生日にどこへ行っていたのか尋ねました。
涼次は、実は祥平と弓子に会っていました。
弓子から新作「恋花火」の映画の脚本と監督をたのまれたという。
しかし涼次は断るつもり、と言いきりました。
涼次と離婚
平成19(2007)年、初夏。
藤村家では、間もなく花野の5歳の誕生日会が行われようとしていました。
準備をしていた鈴愛に、仕事から帰った涼次が突然別れを切り出しました。
涼次はこの4年間、あいた時間に「恋花火」の脚本を書いていたのです。
驚く鈴愛に、涼次は、完成した脚本を弓子が気に入り、涼次の監督による映画化の話が進んでいることを明かします。
「これ一本で終わる気はないんだ。そのためには生活は不安定になる。僕は、定職に就かない。フリーターになる。家族は邪魔になる」
鈴愛は「このカノを捨てていくのか?!」と言いますが、何も答えられない涼次。
涼次は“三オバ”からも責められて、花野にキツネのヌイグルミを渡して出ていきました。
その後、鈴愛は涼次と話し合う決意をして、「クールフラット」を訪問。
祥平に立ち会ってもらい、涼次と話します。
鈴愛は「別れたくない」と言いますが、「ごめん、スズメちゃん。カンちゃんをよろしく」と涼次。
鈴愛は心を決め、涼次にほほえみ、祥平に頭を下げました。
「リョウジさんをよろしくお願いします……!」
こうして、鈴愛は涼次と離婚してシングルマザーに。
律と再会
鈴愛は花野を連れて、梟町に帰りました。
つくし食堂では、草太(上村海成)が若きシェフとして腕をふるっていました。
しとやかな妻・里子(咲坂実杏)を得て、ひとり息子・大地(田中レイ)も授かりました。
花野を連れた鈴愛は「ただいまー」と店に入ると、頭を下げます。
「帰ってきたくなったら、いつでも帰ってきていいよ、と、おじーちゃん、および、おとーちゃん、および、おかーちゃんも言いました。なので、このたび、楡野スズメ、帰ってまいりました」
晴と宇太郎がどういうことなのかと詰め寄ると、「パパはママに捨てられて、毎日泣いてかわいそうなの」と幼い花野。
客として来ていたブッチャー(矢本悠馬)が割って入りますが……。
そこへなんと律が入ってきました。
それが、鈴愛と律の、およそ13年ぶりの再会でした。
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